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冬こそ着物を楽しもう、おすすめ防寒コーディネート3選!おしゃれアイテムもご紹介!

着物の防寒対策は3つのポイントを温めるのがポイントです。また、着物は着脱に時間がかかるので、着付け前に着込むアイテムと着付け後に羽織るアイテムの両方で対策すると、調整しやすくなります。おしゃれで便利な防寒アイテムのおすすめをご紹介します。
2021年11月26日
Nishi
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この記事で紹介しているアイテム

洗える 羽織 ◆ 秋 冬 暖か おしゃれ

きもの京香 フェザーショール 大判 幅広 ファー

【 ヒロミチ・ナカノ / ウール混マント】 和洋兼用

カシミアショール 大判 着物 (和装) カシミヤ 100%

くるり ロンググローブ

足袋 初雪 防寒二重ネル裏 冬用 二重ネル裏

着物の防寒対策ポイントは3箇所

出典:unsplash.com

秋から冬にかけては、あでやかな着物の柄が一層映える季節です。また、七五三や初詣、成人式など着物を着る機会が増えます。冬の着物で不安なのが、着物の防寒対策。普段着物を着なれない方は、何をどのくらい着込めばいいのか分からなくて困ってしまいます。

ここでは、和服用の防寒着から、洋服の時にも使える便利な防寒アイテムまで、着物を暖かく着こなす着こなしをご紹介します。

暖かさも見た目も安心の防寒

着物の防寒で心配なのが、着込み過ぎと着崩れです。着物は一度着付けを完成させてしまうと帯を解かなければ着脱ができないので、後から調整がしにくいという特徴があります。着込み過ぎると、室内に入った時や気温が上がってきたときに暑すぎて困ることになりかねません。ポイントを押さえた防寒を心がけましょう。

着物は3箇所をカバーすれば安心

出典:pixabay.com

着物が寒いと感じる原因は、袖口や裾、衿元から冷気が入り込みやすい構造をしているからです。ですから、着物の防寒対策はこの3箇所をしっかりとカバーすれば安心。着物用の防寒グッズだけでなく、洋服にも使える便利なアイテムもたくさんありますから、上手に使ってしっかり防寒してください。

着物の上に羽織る防寒対策

羽織/長羽織のリバイバルで人気再燃

洗える 羽織 ◆ 秋 冬 暖か おしゃれ

出典:楽天
出典:楽天
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羽織は、洋服でいうところのカーディガンにあたる上着です。外出時も室内でも着用できるので重宝します。前を開いて着用するので着物の柄をあまり覆わず、コーディネートを楽しみやすいことで人気です。

羽織の丈の長さや素材、柄を変えることで、印象を大きく変えることができます。少し肌寒い季節にさらりと羽織るアイテムとして、寒い季節には他の防寒アイテムと組み合わせて着るといいでしょう。
 

和装コート/防寒性抜群で和洋兼用タイプもあり

和装用のコートは、外出時に着る防寒着です。羽織とは違い、前をしっかり閉じているので帯が見えなくなってしまう反面、防寒着としての性能は上がります。おばあちゃんが着るものというイメージを持たれがちですが、最近はかなりおしゃれな色柄も販売されています。チリ除けとして夏でも着用されるので一枚用意しておくと安心の一枚です。

着物用コート

真冬の防寒着として頼れるのは着物用コートです。襟はへちま襟など着物の衿を崩さないように工夫されているので、着崩れません。素材は、ウールやベロアなどで防寒性に優れています。おすすめは、和服の時だけでなく洋服でも着用できるデザイン。ドルマンスリーブ風のコートを選べば、オールマイティーに着こなすことができて便利です。

道中着/道行コート

東レ 仕立て上がり 道中着

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天

道中着と道行コートは羽織と違い、前をしっかり閉じて着用します。道中着と道行コートの違いは襟の形です。道中着は着物の襟の形に添わせているのに対して、道行コートは襟繰りが四角くなっています。また、道中着はフォーマルシーンでは着用できません。

道中着も道行コートも、基本的には着物地で仕立てられるのであまり厚地にはしません。防寒性性能としては薄手のコートやジャンパーをイメージするといいでしょう。
 

ショール/ファー素材は振袖に合わせる定番アイテム


きもの京香 フェザーショール 大判 幅広 ファー

出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
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出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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成人式の振袖に合わせる防寒アイテムとして人気のファーのショールですが、もちろん成人式でなくても使えます。ただし、かなり華やかな印象になりますので、振袖や振袖でなくとも大柄で派手な着物でないと、バランスがとりづらいでしょう。

ポンチョ・ケープ/華やかにもカジュアルにも着こなせる人気アイテム

【 ヒロミチ・ナカノ / ウール混マント】 和洋兼用

出典:楽天
出典:楽天
出典:楽天

ポンチョやケープは洋服と兼用できる便利なアイテムです。着物は髪をセットすることが多いので、被り式でない方がいいでしょう。選ぶポイントは襟の開き方です。抜いた襟の形を崩さない程度に襟ぐりが開いていると、着用した時のきれいです。襟もとから入る冷気を防ぎたい時は、柔らかい素材を選んで着崩れを防ぎます。

首元と手元の防寒対策

ストール・マフラー/着こなしのアクセントにもなる万能アイテム

カシミアショール 大判 着物 (和装) カシミヤ 100%

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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着物は何枚も重ねて着るので、冷気の侵入を防げば寒い季節でも意外と快適に過ごすことができます。ですから、首元から入る冷気を防ぐストールやマフラーは冬の必須アイテム。和装用としてベルベットや毛皮のものが販売されています。もちろん、手持ちのものを使っても構いません。洋服用の色柄でも意外とうまく馴染みます。

手袋/ロンググローブなら肘まであたたか

くるり ロンググローブ

出典:楽天
出典:楽天
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手袋は冬の必須アイテムですが、着物の時には袖口からの寒さを防ぐためにも重要な防寒アイテムになります。特に女性の着物はみやつ口が開いていて腕全体が冷えやすいのでロングタイプがおすすめです。

腕全体を覆うタイプは暖かですが、着脱が難しいのでひじ下までの長さが使いやすいでしょう。ファー付きやベルベットなどの素材が着物にはよく合います。

足元の防寒対策

冬用足袋/柄物はおしゃれアイテムとしても人気

足袋 初雪 防寒二重ネル裏 冬用 二重ネル裏

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
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足袋にも、防寒に優れた冬用があります。綿入りの足袋や、発熱素材のタビックス、足袋カバーなど、豊富に販売されているので、ぜひ活用してください。ベルベット素材やファー付きの旅は、おしゃれアイテムとしても注目されています。ただ、フォーマル着物の場合は、足袋は白が基本とされているので華美にならないように気を付けましょう。

履物/歩きやすさと暖かさを確保

防寒草履

草履にも冬用の防寒草履があり、普通の草履や下駄にに比べると随分暖かです。雨の日に足元が濡れるのを防ぐ雨草履でも代用できます。普通の草履しかない時に使えるのが、草履カバー。本来は急な雨の時に草履や足袋が濡れてしまうのを防ぐ簡易カバーですが、十分に冷気を防いでくれます。

ブーツ


思い切ってブーツを履くのもおすすめの防寒対策です。ブーツはフォーマルな着物コーディネートには不釣り合いなので、思い切って大正ロマン風のコーディネートを目指しましょう。

ブーツの時は、裾がもたつきがちなので裾を短めに着付けます。足元のボリュームに負けないように上半身に帽子やマフラーなど、ポイントとなるアイテムをプラスするとバランスが取りやすいです。

着付け前に仕込む防寒対策

シャツ/袖口から覗かない七分袖

出典:unsplash.com

肌襦袢や長襦袢にも冬用はありますが、やはりウールや発熱素材などの冬用肌着を着る方が暖かいです。和装用の冬用肌着も販売されていますので、冷えが気になる時には着付け前に着用しておきましょう。

和装用のインナーが用意できない時には、洋服用の肌着でも代用できます。襟や袖口から肌着が見えないように、襟繰りが大きく開いた、七分丈を選ぶといいでしょう。
 

レギンス/浅履きがおすすめ

着物の下着としては和装用スパッツやステテコがおすすめですが、手持ちのレギンスで代用してもいいでしょう。大股で歩かなければ見えないので丈はお好みで構いません。ただ、素材と股上丈には注意しましょう。滑りが悪い素材や静電気を起こしやすい素材だと、足に襦袢や裾除けがまとわりついて歩きにくくなります。

また、股上が深いと着付け後に着脱しにくく、トイレで大変苦労することになりますので注意してください。

身八つ口/一工夫で暖かに

女性用の着物は身八つ口が開いています。着付けの為に開いている穴ですが、ここから冷気が入るととても寒いです。そこで、襦袢の身八つ口だけ縫い止留めてしまいます。防寒対策としては少し大胆な方法ですが、効果は抜群です。

カジュアル着物ならではの防寒対策

タートルネック/おしゃれと実用を兼ね揃えた人気アイテム

着物を現代的に着こなすアイテムとして人気のタートルネック。着物の下に着こめば、首元と手元をカバーしてくれるので防寒アイテムとしても優秀です。衿を抜かない男性は、パーカーやシャツを合わせることもあります。

ファーの半襟/手作りも簡単

カジュアルに着物を着こなす場合に使えるのが、フェイクファーを使った半襟や伊達えりです。ファーのボリューム次第で、寒さ対策としてもコーディネートのアクセントとしても使えます。ファー半襟が手に入らない時には、端切れで自作も可能です。

帽子・イヤーマフ/意外と大きい防寒効果

頭をカバーするだけで、かなり暖かさが違います。カジュアル着物に帽子を合わせるのも人気のコーディネートなので、防寒対策にぜひ取り入れてみましょう。髪をきっちりセットしたいときには帽子が被りにくいので、イヤーマフもおすすめです。

お手本にしたい防寒コーディネート3選

防寒草履とバッグをリンクさせたコーディネート


防寒草履と友布のがま口バッグ、着物の色を合わせたコーディネートです。帯とロンググローブもトーンの合わせて、すっきりとした印象に纏まっています。防寒アイテムが悪目立ちせず、おしゃれ上級者のコーディネートです。

POINT防寒アイテム

  • ロンググローブ
  • 防寒草履
  • コート

ベロアの足袋をポイントにしたコーディネート

千鳥格子柄の着物にダルメシアン柄の防寒草履を合わせたコーディネートです。洋服では柄×柄のコーディネートはうるさくなりがちですが、着物の場合は柄をたくさん使っても色合いが落ち着いていると地味な印象。そこに、ベロアの足袋を差し色にして、細かいところにまで気を抜かないおしゃれな足元を作っています。

POINT防寒アイテム

  • ベロアの足袋
  • 防寒草履

長羽織にブーツを合わせたコーディネート

帯まわりをポイントに置いたコーディネート。ダークカラーの着物に、ブーツとバッグも黒で全体的に落ち着いた色合いです。差し色に、帯の白と大きく見せた帯揚げの朱がポイントカラーとなって目をひきます。せっかくのポイントが隠れないように、コートではなく長羽織を合わせて計算されたコーディネートです。

POINT防寒アイテム

  • 長羽織
  • ブーツ

便利なアイテムを使って冬の着物を楽しもう

出典:photoAC.com

工夫次第で着物の防寒対策は簡単にできます。首元、手元、足先の3つのポイントを押さえて暖かく過ごしてください。おしゃれな防寒アイテムもたくさん出回っています。和服、洋服を問わずに使える便利なアイテムを使えば、着回しも自由自在です。記事でご紹介したおすすめコーディネートも参考にして、ぜひ冬の着物を楽しんでください。

冬に着物でお出かけできる人気スポットが気になる方はこちらをチェック!

ポイントを押さえた防寒で冬の着物をおしゃれにコーディネートできたら、どこかへでかけたくなるものです。当サイトでは、着物で訪れたいスポットもたくさんご紹介しています。ぜひ、着物を着ておでかけしてみてください。