検索アイコン
Twitter
Facebook
LINE

祝!世界遺産登録!大湯環状列石・伊勢堂岱遺跡の見どころ一気にご紹介!!

【アキタファン】2021年7月27日。ついに世界遺産に登録され、今や全国・全世界から注目を集めている「北海道・北東北の縄文遺跡群」。全17の構成資産のうち、ここ秋田県には「大湯環状列石」、「伊勢堂岱遺跡」の2つの遺跡があります。今回は、今大注目のこちらの2つの遺跡について、見どころを一気にご紹介しますので、ぜひともご覧ください!
更新: 2022年3月17日
PR
【編集部】kurashi-no

祝!世界遺産登録!大湯環状列石・伊勢堂岱遺跡の見どころ一気にご紹介!!

さっそくご紹介するのは、秋田県鹿角市にある「特別史跡 大湯環状列石」。万座(まんざ)環状列石(最大径52メートル)と野中堂(のなかどう)環状列石(最大径44メートル)の2つの環状列石を主体とする、縄文時代後期(約4,000年前)の大規模な遺跡とされています。


約4,000年前の秋田県…。想像もできないですが、さっそくその全容に迫ります。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
大湯ストーンサークル館の外観。駐車場完備でアクセス良好です。

大湯環状列石を楽しむ旅は、ここ「大湯ストーンサークル館」から始まります。
遺跡と併設するこちらの施設では、縄文時代の生活様式や、出土品、遺跡に関する様々な内容を学ぶことができるほか、発見された多くの遺物を見ることができます。

また、ボランティアガイド(要予約)も行っているため、大湯環状列石を楽しむうえでは、欠かすことのできないガイダンス施設です。
それでは早速、館内の様子についてご紹介していきます…

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
館内の様子。知れば知るほど気になる縄文の歴史。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
ひと際目を引く「どばんくん」と呼ばれる土版(どばん)。そのかわいらしさが思わず目に留まります。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
大人気の土版!写真を撮りたくなること間違いなし!

大湯環状列石の出土品と言えば…やはりこちらの土版!粘土で作られた平らな土製品のことを「土版」と言うそうで、大湯ストーンサークル館の人気者です。

実はこちら、見た目がかわいらしいだけでなく、土版に設けられた穴の数が、口に1、目に2、右胸に3、左胸に4、体の真ん中に5、背中に6と、規則的に並べられていることから、縄文人が「数の概念」を持っていたことを示す貴重な出土品とされています。

※ついつい誰かに披露したくなる縄文豆知識ですね。
※「どばんくん」関連グッズも販売されています。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
その他様々な出土品が展示されています。こんな小さなものまで丁寧に保管されているんですね。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
これは…何に使われていたのでしょうか。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
人を模して造られたであろう土偶たち。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
大小さまざまなキノコの形の出土品。

今回ご紹介した以外にも、多種多様な出土品が展示されています。
一目で用途がイメージできるものもあれば、何回眺めても何に使っていたかわからないものも…。そんな当時の道具に思いを馳せるのも、楽しみ方の一つなのかもしれません。
※展示されている土器は、出土されたうちのほんの一部だそうで、その量と縄文時代の奥深さに驚くばかりです。

大湯ストーンサークル館でしっかりと知識を身につけた後は、いよいよ「特別史跡 大湯環状列石」へ。
環状列石とはその名のとおり、輪っかの形になるように、比較的大きな石を並べたり、組んだりして列をつくったもののことで、ストーンサークルとも言われています。そして、いざ実物を見ると、その規模の大きさにびっくりします。
当時の人は、何のために、こんなに多くの石を並べたのでしょうか。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
環状列石を取り囲むように、掘立柱建物が建てられています。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
道路を跨いで位置する2つの環状列石。

2つの環状列石に使われている川原石の6割は「石英閃緑ヒン岩」とよばれるもので、環状列石から約2~4km離れた大湯川から運ばれてきたものであることがわかっています。

また、これまでの発掘調査により、環状列石を構成する配石遺構は「配石墓」であり、その集合体である環状列石は「集団墓」である可能性が高いとされています。

そのほか、隣接する掘立柱建物や、周囲から出土した祭祀の遺物などから、葬送儀礼や自然に対する畏敬の念を表す儀式を行った「祭祀施設」であったと考えられています。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
夕焼けの遺跡もまたいい雰囲気です。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
2つの環状列石の中心の石と日時計状組石は、夏至の日没方向と一致するそうです。

 

ここで少し「大湯環状列石」を離れまして…
こちらの遺跡を語るうえでは、欠かすことのできないスポット「道の駅 おおゆ」をご紹介します!

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

「道の駅 おおゆ」は2018年4月にオープンした足湯も楽しめる新しい観光施設です。
隈研吾氏による「賑わいを生み出すまちの『えんがわ』」というコンセプトのとおり、縁側に座って庭を眺めるように、大湯の美しい景色を楽しんでもらいたいという想いが込められて設計されています

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

そしてこちらの道の駅では、なんと!「大湯環状列石」の世界遺産登録を受けて、様々な縄文グッズが販売されています!
※遺跡を見た後は、立ち寄り必須です!

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
大人気!どばんくんクッキー(精工な作りに土版愛が感じられます…)

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
どばんくんTシャツ

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
組石のプリントTシャツ

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
ドキドキソフト 縄文土器をイメージしたパンにソフトクリームが乗っています。

 

遺跡から車で約5分という好アクセスな「道の駅 おおゆ」
「大湯環状列石」を見学される際には、ぜひぜひ立ち寄ってみてください!

さて、まだまだご紹介しきれない、魅力にあふれた「大湯環状列石」ですが、そろそろもう一つの構成資産である「伊勢堂岱遺跡」に移ります…。
 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
伊勢堂岱縄文館の外観。駐車場完備のほか近くには縄文小ヶ田駅があり、アクセス抜群です。

 

次にご紹介するのは、秋田県北秋田市にある「史跡 伊勢堂岱遺跡」。伊勢堂岱遺跡は北秋田市脇神字伊勢堂岱に位置する、縄文時代後期前葉(約4000年前)の環状列石を主体とする遺跡です。

これまでに4つの環状列石を中心に、配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構などが検出されています

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
館内に入ると入り口付近には何やら大きなオブジェが…。

「ようこそ!」と言わんばかりに両手?を広げて待ち構えているのは、伊勢堂岱遺跡から出土した板状土偶を巨大にしたオブジェ。こちらのオブジェ、なんと来館した日付が表示されるディスプレイを搭載してくれています。来館した記念に、写真を撮るのに最適ですね!
※ちなみに縄文歴も表示されています。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
館内では伊勢堂岱遺跡の変遷をご紹介。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

数々の出土品がきれいに展示されています。


 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

ついついお気に入りの土偶探しを始めたくなります。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」

出土品を見ていくと、これまた特徴的な数々の土偶たちが…。
そこで一際目を引くのはそう!入り口のオブジェにもなっていた巨大板状土偶です!
※実物を見ると感動します。

その他にも、教科書でしか見たことがないような土偶の数々…。
人気投票などもやっていますので、自分だけのお気に入りを探すのも、一つの楽しみ方ですね!
※土偶たちのほとんどは、壊された状態で出土されているそうです。何かの願いを込めて、壊されていたのかもしれません。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
遮光器土偶。特徴的なお顔立ちです。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
復元作業は気の遠くなるような作業だったのではないでしょうか。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
自分だけのとっておきの土偶を見つけましょう!

たっぷりと土偶たちとたわむれた後は、いざ「伊勢堂岱遺跡」へ!

小高い丘に位置する遺跡ゆえに、なぜここに作ったのか。どこから石を運んできたのか。またもや知的好奇心に火が付きます…。

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
遺跡が大事に守られているのが分かります。

 

出典:「秋田県公式観光サイト [アキタファン]」
遺跡を見ながら自然散策。なんだかリフレッシュできるそんな場所です。

環状列石はいずれも直径30メートル以上、最大で直径45メートルもの大きさ。隣接して4つもの環状列石が確認されている例は他になく、貴重な遺跡とされいます。
また、環状列石の下部には死者を埋葬した土坑墓がみられることから、共同墓地であるとともに、祭祀・儀礼の空間でもあったと考えられています。

以上、ざっくりと見どころについてのご紹介をさせていただきました。


最後に、秋田県が誇る遺跡群の旅を、より楽しむための音声ガイドアプリをご紹介します。

Brand new Akita
秋田にはさまざまな魅力がいっぱいあります。なかでも、最近話題となっているコンテンツを記事スタイルでご紹介していく「Brand New AKITA」。秋田県民でも知らないかもしれない、新たな秋田の魅力をさまざまな切り口でご紹介していきます! なまはげやきりたんぽだけじゃない、新しい秋田の姿をレポートします。
◆トラベルオーディオガイドアプリ「ON THE TRIP」
テーマ:伊勢堂岱遺跡・大湯環状列石 秋田のストーンサークルに 隠された縄文の謎をめぐる

アンケートにご協力下さい!