検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

浴槽の断熱におすすめのDIY術を解説!保温効果アップでお湯も冷めにくく◎

冷気対策のない浴室では保温もままならず浴槽に浸かっていてもだんだんと湯温が下がり寒いですね。浴室の断熱はユニットバスでも自分でリフォームDIYが可能です。DIYで浴槽の断熱をする施工作業方法とスタイロフォームや発泡ウレタンなど材料の選び方や効果も解説します。
更新: 2024年8月11日
佐藤3
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

はじめに

寒い浴槽にさよなら!DIYでおこなう断熱方法

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

冬の浴室で浴槽に浸かったのはよいけれど入浴しているうちにだんだんとお湯の温度が下って出られなくなったという経験はありませんか?

浴室内でも浴槽は意外と断熱されておらず冷気がきつい場所。寒い時期にはせっかくのお湯も保温効果がないためすぐ冷めてしまって不経済です。何とかしたいとお考えならば、ホームセンターなどで買える断熱材を使って浴槽内をあたたかくDIYをしてみませんか?

お湯の温度を下げない!DIYで浴槽を断熱する施工方法

ユニットバスは保温効果が高いといわれていますが、建物の立地であったりその年の気候により対策が必要な場合があります。家にある工具とホームセンターで買える材料で簡単に断熱できると嬉しいですね。

中にはDIYが難しい浴槽もあるため注意が必要

今回は自分でおこなう浴槽の断熱材入れのDIY方法を解説します。ただし浴槽にもいろいろなタイプがあり埋め込んでいるものなどは取り外しができず、全面断熱は無理な場合がありますので、そのようなタイプの浴槽の場合は出来る範囲のDIYとなることをご了承ください。

浴槽断熱はDIYがおすすめな理由

浴槽は湿気があるため通常断熱対策されない

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

ユニットバスは古くからの埋込み式の湯船に比べて温度変化が少なく断熱効果があるといわれています。近年の建売り住宅や賃貸の集合住宅ではコストも安いこれらの浴槽が施工されているものも多く見られるでしょう。

しかしこのユニットバスでも保温効果が高めであるというだけで断熱されているわけではありません。一般的な浴槽はそのほとんどが防水が必要なため断熱されていない状態と考えられます。

断熱対策浴槽は非常に高価なもの

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

断熱をされていないというのが一般的な浴槽の現実だというのがおわかりいただけましたね。それでは広告などでも見かける断熱浴槽に交換したらよいのではないか?という考えも出てきます。

確かにいろいろなメーカーで断熱浴槽というものが存在していますが、これは一般的な浴槽に比べてかなりコストが高いもの。まだまだ普段遣いには贅沢品です。

浴槽断熱は簡単な方法でDIYが可能!


Photo byErikaWittlieb

浴槽断熱をすればお湯の温度が下がらず快適にゆったりとお風呂に入ることができます。通常一般的な保温性が高いといわれるユニットバスなどでも、どうしても温度ロスは避けられません。

簡単なDIYでもっと保温時間を長くして寒い季節の入浴タイムをじっくり楽しみましょう。

しかしガス湯沸かしなど一部は浴槽取り外しをプロに依頼すること

水道やガスなど浴槽付近には注意しなければいけない配管がたくさんあります。浴槽を取り外す場合はこれらの配管に十分注意をし、浴槽によって取り付け取り外し作業が難しい場合はその部分だけでもプロに依頼してください。

コスパよくセルフリフォームしようと思って逆に修理費がかかってしまったのでは元も子もありません。自分のスキルでは無理な作業は諦めできる範囲で断熱していく方法がおすすめです!

DIYで浴槽に断熱材を入れるための準備

それでは早速自分でできる浴槽の断熱材入れDIYに必要なものからご説明します。材料は至って簡単に手に入るものばかりです。DIYしようか迷っている方や、施工コストによってやってもよいという方も、何がどのくらいの量必要なのか参考にしてください。

DIYで浴槽の断熱をするために使う材料

スタイロフォーム

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

スタイロフォームは通常青く着色された発泡スチロール状の断熱材です。ホームセンターなどで簡単に手に入り1枚あたり約畳1畳分程度の大きさのものが主流です。

主に床下や壁面などの断熱材として使われますが、浴槽を断熱材入れにするDIYにおいても平面部分の作業効率アップ素材として使える建築材!浴槽の形に合わせてある程度用意しておきます。

発泡ウレタン

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

フォーム状のスプレー式断熱材で泡状の断熱材を吹き付ける形で施工します。断熱したい表面が平面ではない場所や防水・隙間を埋めるというケースでよく使われます。

浴槽のようなRがあるものの断熱にはこの発泡ウレタンフォームが使われることが多いでしょう。今回もメインの断熱材として使用していきます。

DIYで浴槽の断熱をするために必要な工具類

レンチ

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

浴槽は手で取り外せるパーツも多いですが、配管まで一時的に取り外して置く場合はレンチが必要となります。こちらも1本ではなく2本あると使いやすく、しっかりと外したり取り付けたりできるのでご用意ください。

場合によってはへらがあると便利

へらは発泡ウレタンフォームが定着しづらい浴槽の場合に使います。一度発泡ウレタンフォームを吹き付けヘラで伸ばし、定着剤の代用品として使うケースに必要となります。またはみ出した発泡ウレタンフォームを取り除くのにも重宝するでしょう。

DIYで浴槽の断熱をする場合の施工手順

材料や工具は意外と簡単で手に入りやすいもので驚かれたのではないでしょうか。自分にでもできそうと感じたらまずは浴槽のエプロンを外すことから初めてみてください。

DIY目的だけでなく浴槽エプロン内部は汚れていることが多いので、この機会にお掃除をしてしまうのもおすすめですよ!それでは浴槽の外側に断熱をしていくDIY手順を解説していきます。

DIYで浴槽の断熱する作業手順1.

浴槽のエプロンを取り外す

浴槽と呼ばれている部分は実は外側からは見えておらずエプロンというカバーが取り付けられています。このエプロンと浴槽の間に空間があるので、断熱を施していくDIYとしてはこれを埋めるのを目標としていきます。

特別な工具は必要なく手で取り外すことができます。動画を参考に作業を進めていただきますが、ロックを外し下から持ち上げて角度を変えて押し下げたりひっぱるイメージです。

DIYで浴槽の断熱する作業手順2.

断熱のDIY作業は浴槽を取り外した方が完璧だが

Photo bynolinebrain

浴槽が取り外しが難しいものに埋込み式などの施工方法があります。この場合は大掛かりな解体作業からの浴槽交換になるため諦めて手が届く表側だけでも断熱フォームを吹き付けるのが得策です。

完璧とはいえませんがDIYでできることは限度がありますので、無理に取り外そうとして破壊しないようにしてください。

自分では取り外せない場合は妥協するかプロに依頼の2択

埋込み式ではなく接続パーツが取り外せないだけであれば、浴槽の取り外しだけはプロに依頼する手もあります。発泡ウレタンの吹付け作業だけでも7-8万円が相場ですのでそれが浮くと考えれば、取り外し工賃程度では赤字になることはありません。

DIYで浴槽の断熱する作業手順3.


浴槽外壁面に発泡ウレタンを吹付ける

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

浴槽を断熱材で覆うDIYのやり方は浴槽外側に発泡ウレタンフォーム(スプレー式)を吹き付けるだけです。カーブがない平面であればスタイロフォームを使って作業を短縮するやり方もあります。

発泡ウレタンフォームは吹き付けた時から泡状ですが次第にもこもこと膨らんで大きくなります。吹き付けすぎには注意が必要!1時間程度と早く乾燥して固まりますのでそれまで放置してください。

DIYで浴槽の断熱する作業手順4.

発泡ウレタンが固まったら浴槽やエプロンを元の状態に戻す

発泡ウレタンフォームが固まったら浴槽を元の状態に戻します。ここまでした作業の逆をすればよいだけです。浴槽が戻せたら最後にエプロン部分も取り付けて浴槽の断熱材で覆う施工は完成です!DIY作業おつかれさまでした。

まとめ

DIYで浴槽の断熱して暖かな入浴タイムを!

出典:https://photo-ac.com/

いかがでしたでしょうか?ユニットバスでないので保温性は諦めているという方も、試してみると意外と簡単に断熱材入れがDIYでできる場合があります。

古いタイプのタイルやひのきづくり・ゴエモン風呂などの浴槽では無理ですが、それ以外の浴槽であればエプロンを取り外してチェックするところからはじめてみましょう。

DIYや断熱材の種類が気になる方はこちらもチェック

今回、浴槽の外側に断熱材を施すDIY作業で資材として使用した、スタイロフォーム・発泡ウレタンフォームについて詳しく解説した記事も発信しています。

断熱材についてもっと知りたいという方は、こちらも合わせてお読みいただくことでより知識を深め、よい品をコスパよく購入できたり作業もスムーズに進みますよ!