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床下断熱は自分でDIYできる?ホームセンターで買える材料やコツを徹底解説!

DIYで床下に断熱材を入れて冬もあたたかく過ごしましょう。今使っている部屋が足元から冷えるという場合、床下に断熱材が使われていないかまたは剥がれて落ちてしまっている可能性があります。断熱材のDIYは実は意外と簡単。床下暖か効果アップのDIY方法を解説します。
2021年10月30日
佐藤3
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目次

はじめに

冬に寒いフローリングの床下は断熱DIYで暖かく

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フローリングや浴室の床下から冷気があがってきて寒いという思いをしていらっしゃいますか?そんなときには断熱材を入れるDIYが効果ばつぐんで床下の冷えから開放してくれます。

床下を開けて作業すると考えると難しそうに感じるかも知れませんが、作業量は多くてもやることはとても簡単です。グラスウールやスタイロフォームといった断熱材を使ってDIYで床下を暖かくしていきましょう。

フローリングなど板間の床下を自分で断熱DIYする方法を解説!

大掛かりなDIY作業ははじめてという方でも、床下に断熱材を入れる簡単リフォームは特別な道具も必要なくホームセンターで買えるものばかりでできるDIYです。

そのわりには効果はかなり期待できるものなので、今回はそんなDIY作業を必要準備したい材料や道具類から手順に従った作業方法の説明まで詳しく解説していきましょう!

床下断熱DIYの準備と必要な材料・道具類

まずは床下断熱DIYに必要な材料や道具の準備から。断熱材はホームセンターでも購入できますし、運搬が大変という方は通販で購入して運んでもらってもよいでしょう。

床下断熱DIYに必要な材料と道具

床下断熱材のスタイロフォームやグラスウール

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床下断熱をDIYするにはまずは断熱材が必要。グラスウールというガラスを繊維状にしたものか、スタイロフォームという発泡スチロールのようなプロでも使う断熱材がホームセンターで手に入ります。

必要なのは根太と呼ばれる床の横に走る材木の間に敷き詰めるだけの量。すぐに買いにいかずにまずは今ある床下を剥がして根太を確認。全体の寸法から根太の寸法を引いた分だけ買うようにしましょう。

すきま風を防いで断熱効果を上げる気密防水テープ

断熱材をただ根太の間に並べただけでは、その隙間からまだ風が入ってきてしまいます。しっかりと床下からの寒さを防ぐには気密防水テープで木材と断熱材の隙間に目張りをしましょう。こちらもホームセンターか扱っていなかったら通販で買えます。

さらなる断熱効果アップに必要な気密シート

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気密テープで目張りをしたあとは床板を貼るのですがその下に気密シートというものを敷くことで、より断熱効果がアップします。こちらはロールになっていて長さ的に大きなものなので運ぶのは少し大変です。

はじめから通販を利用してしまうか、ホームセンターの配送サービスなどがあればそれを利用してもよいですね。

床下断熱の上に床を作るためのDIYの基本的な道具

床下断熱DIYは特別な道具というのは必要ありません。合板をカットできるのこぎり(ホームセンターのカットサービスを利用すればこれも必要ない場合も)と金槌と釘。基本的な大工道具だけで床下断熱DIYはできますよ!

床下断熱DIYにあるとよい補助的な材料と道具

DIYの足場とするベニヤ板

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これは床とするために敷く合板とはまた別で、スタイロフォームやグラスウールの上に乗ってしまわないため根太と根太の間に置きそこに足や手をおくための板です。

どんなものでも構いませんがあまりぺらぺらなベニヤ板では乗る場所によっては板ごとグラスウールなどが落ちるので、板の厚みには注意をします。

DIYに便利なエアー式ガンタッカー(釘打ち機)

部屋の床下すべてが作業範囲なので、簡単な作業ですが1本1本釘を打ち付けていくと時間がかかります。もしエアー式のガンタッカー(釘打機)をお持ちでしたらそちらの方が作業時間をずっと短縮することができますので是非使ってDIYしてください。

初心者でもわかる!床下断熱DIYのやり方

床下断熱DIYの手順1.

今ある床板をすべて取り外し根太と床下の確認をする

断熱材の正確なサイズを知るためと、床の様子を見るためにまずは部屋の中を空にして床板をすべて外す必要があります。畳敷きからフローリングに替える人も同様です。

もし今まで床に沈む部分があれば根太の状態を確認して、腐っていたり折れていたらその部分を新しいものと交換するとさらによいでしょう。断熱材をカットするために根太と根太の間の空間の幅を測ってください。

床下断熱DIYの手順2.

グラスウールなどを根太と根太の隙間サイズにカットしてはめ込む


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さきほど測った根太と根太の間の空間分に断熱材をカット、隙間にはめこみます。この時断熱材が落ちてしまうようであれば、WZピンをホームセンターで買ってきて根太とスタイロフォームなどに差して落ちないように固定します。

ピンですので簡単に手で刺せるので特別な道具は必要ありません。断熱材1枚あたり6箇所ピン留めをするのを目安としてください。

床下断熱DIYの手順3.

気密防水テープを根太とグラスウールの合わせ目にすべて貼る

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グラスウールなどの断熱材を床に敷く作業が終わったら、根太と断熱材の合わせ目をすべてテープで目張りしてください。

防水テープはガムテープの要領で手で簡単にカットできるので、足場にだけ注意して断熱材に乗らないようベニヤ板などで足や手をおくところを作りながら作業しましょう。

気密シートを敷いてさらにすきま風をシャットアウトする!

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根太と断熱材のすき間の養生ができたら、その上に今度は気密シートというシートを床に敷く作業もしてしまいましょう。シートとシートの重なりは片側20cm、端と端が合計40cm重なるようにするのが上手に風が入らないように仕上げるコツです。

床下断熱DIYの手順4.

フローリングを貼る板間として合板を打ち付けて床下断熱はOK!

シートが広げられたらあとは基礎の床板となる合板を並べ、根太に釘で打ち付けて固定すればそのあとはお好みのフローリング材やクッションフロアを並べるだけ。床板の厚みは元あった床板と同じ厚みにします。

床下断熱DIY後はフローリングを貼る!

床下断熱DIY後はフローリングを張替え気分一新

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クッションフロアを貼るのはカーペットの要領で床板の上に広げて接着剤で固定する程度ですが、フローリングを貼るとなるとやり方がわからないという方もいらっしゃることでしょう。

ここでは床下断熱をしたあとの床板に薄くて貼りやすいフローリング材を貼っていく作業を簡単に解説します。


簡単なフローリングの張替え作業の方法

フローリング材は一定の幅の長い板材を組み合わせながら並べていくだけです。フローリング材の特徴として片側がへこんでいて、片側が突き出していく形になっています。

このへこみと突き出した部分を組み合わせることでしっかりとすき間なく合うようになっているので、その部分を間違えないように作業をしましょう。

床下断熱をしたので薄いフローリング材でも暖か

フローリング材をはめこむときに硬い場合があります。そんな時は余っている端材をクッションにして入っていかない方のフローリング材に当ててから端材をトンカチなどで叩いて押し込みましょう。

フローリング材を直接叩いてしまうと傷がついたりへこみができてしまうので厳禁です。これで床下から冷たい風が入ってこない床下断熱DIYの完成となります。

まとめ

床下断熱DIYは広いので時間はかかるが作業は簡単!

Photo byPicsbyFran

自分で底冷えする部屋の床下に断熱材を入れるDIY方法は意外と簡単だとおんじた方も多かったのではありませんか?

作業範囲は広いものの作業方法はそれほど難易度の高いものではなく、その割には効果はてきめん!寒さを我慢していないで、ホームセンターなどで材料を集めて自分で断熱すれば寒い冬も暖かく過ごすことができます。

床下断熱DIYが気になる方はこちらもチェック

暮らしーのでは床下や浴室のDIYリフォーム方法や材料について詳しい解説記事を発信しています。効果的な断熱材をお探しの方・どの断熱材がよいか迷っている方はこちらも是非参考にしていただければ幸いです。