コールマン スモークチップ オリジナル
コールマン コンパクトスモーカー
コールマンの燻製器を紹介
家庭で燻製するなら小さい燻製器が便利
燻製はキャンプやバーベキューで作られるアウトドア料理の一つですが、燻製器を使うと家庭でも作れます。家庭で作るときは、大きなものよりもコンパクトな小型の燻製器のほうが使いやすいです。ガスコンロやIH、電気などさまざまな種類のコンロがありますが、熱源によっては燻製器が使えないものもあります。
購入前にIHに対応しているか確認するか、キャンプやバーベキューと同じようにガスコンロでの調理がおすすめです。
コールマンのコンパクトスモーカーとは
コールマン コンパクトスモーカー
人気アウトドアブランドのコールマンが発売しているステンレスボールのような丸い小型の燻製器です。小さいためガスコンロで使いやすく、ステンレス製のため手入れがしやすく初心者や少しだけ燻製が作りたい方に向いています。
大きさは直径23.5×高さ20、重量は約835gです。付属品は網が2枚と収納ケースとなります。旧モデルでは、チップなどの材料も付属しましたが現行モデルは自分で必要な材料を用意する必要がります。
チップについて
コールマンのコンパクトスモーカーのようにガスコンロや電気コンロのように熱源を使う燻製器はスモークチップが必要です。スモークチップは、アウトドア用品店やホームセンターのバーベキュー用品売り場などで取り扱われていて、樹種により香りが異なります。
近年はダイソー、セリアなどの大手100円均一ショップでも小袋のチップが発売されていて入手しやすいです。
コールマンの燻製器の魅力
1:家庭でも扱いやすい設計
コールマンのコンパクトスモーカーは家庭でも扱いやすい設計です。燻製器としてはサイズが小さいため、レンジフードに干渉することがなく、シンクで洗いやすいサイズ感になっています。
また、収納するときは本体に蓋を逆さまにして、網を載せて収納でき直径23.5×13cmに収まるため場所を取りにくいです。陶器製の燻製器と比べコールマンの燻製器は、ステンレス製のため万が一落下しても割れないところも魅力になります。
2:煙をブロック
燻製は食材を煙でいぶす料理のため、大量の煙が発生します。そのため家の中では作りにくいですが、コールマンの燻製器は本体上部に溝があり水を入れることで煙を閉じ込められるようになっていて煙が外に漏れにくいです。水ですき間を埋める機能があるのは非常に珍しく、他社の同じような形状の小さい燻製器にはありません。
コンパクトスモーカーは手入れと収納がしやすく、煙が発生しにくいためアウトドア以外でも使いやすいです。
3:交換用網もある
コールマンから交換用の網が発売されている点もポイントです。燻製器の網は、食材を置く部分となるため汚れが目立ったり錆びてきたりすると交換する必要があります。純正の網がない場合は、燻製器のサイズ似合う網を探すか、燻製器に合うように加工する必要がりますが、純正品があるので探したり加工したりする手間がかかりません。
コンパクトスモーカーの使い方(準備)
1:燻製に必要なもの
バーベキューで燻製する場合でも、キッチンで燻製する場合でも必要なものや使い方はあまり変わりません。コールマンの燻製器には網が付属するので必要になるものは、燻製する食材、スモークチップ、アルミホイルとなります。
水気の多い食材を燻製した場合は脱水シートがあると簡単に脱水でき便利ですが、燻製する前にネットにいれて乾かしておくと脱水シートを用意しなくても大丈夫です。魚介類、肉類は水分が多めのため注意しましょう。
2:アルミホイルで器を作る
燻製機の準備としてまずスモークチップを燻製器の中に入れます。直接燻製器にチップを入れるのではなく、アルミホイルでチップを入れる皿を作ってから入れましょう。直接チップを入れても問題はありませんが、アルミホイルで皿を作ることで燻製機が汚れにくく、手入れしやすくなります。
チップの量はひとつかみほどを入れましょう。何度か燻製をすると適量がわかってきます。また、チップの上にザラメを入れると食材の色づきがよくなります。
蓋の作り方
チップに脂がかかると発煙しないようになるため、脂が落ちるものはアルミホイルで蓋を作りましょう。蓋の作り方は、チップを入れたアルミホイルの皿よりも少し小さいサイズになるようにアルミホイルを切りかぶせるだけです。決まった作り方はなくアルミホイルの皿よりおおきいものでも問題ありません。
3:網に食材をセット
コールマンの人気燻製器のコンパクトスモーカーは、二段式の燻製器のため食材がたくさん入ります。下段に網をセットしたら好みの食材を載せていきましょう。下段は熱源が近いため熱くなりやすく、溶けやすいチーズやスモークサーモンのようにできるだけ生で食べたいものは下段を避けてください。
コールマンの燻製器には温度計を差す穴がなく、温度管理が難しいため少しでも熱源から遠ざけることで熱の入り具合を抑えられます。
温度計は使えない
燻製は温度管理も大切です。しかしコールマンの燻製器には温度計を差す穴がなく、煙を中に封じ込めやすいデザインになっています。温度計を使いたい上級者では使いにくいデザインですが、初心者でもおいしい燻製は作れますよ。
コンパクトスモーカーの使い方(調理)
1:10分程度いぶす
食材によっていぶす時間は変わりますが、熱源を使う燻製器は短時間でも十分に燻製の香りが食材につきます。コールマンの燻製器では、10分いぶして、10分蒸らすというのが基本です。また、強火で10分ではなく弱火~弱火よりの中火程度にしておきましょう。
火加減はコールマンの燻製器だけではなく、他社の燻製器でも同じです。チーズなどは上段に、熱を加えても変質しにくいナッツ類、調理されたベーコン、練り物は下段でも問題ありません。
2:煙が気になる場合は
燻製器は煙を内側に閉じ込めるようなデザインになっています。特にコールマンの人気燻製器のコンパクトスモーカーは温度計を差し込む穴もない気密性の高めの燻製器ですが、蓋と本体のすき間から煙が漏れるため換気扇はきちんと回しておきましょう。
また、前述したようにコールマンの燻製器は水を差すことで蓋と本体の間のすき間を埋めることができます。水ですき間を埋める場合は、蓋をした状態で15ml(大さじ1杯)の水を縁に入れましょう。
煙抜きについて
弱火で10分いぶして、10分蒸らせば簡単に燻製料理のできますが、燻製器の使い方が悪かったり準備ができていなかったりすると味が悪くなります。原因は長時間いぶしすぎたり、水分量が多いまま燻製したことによる味の変化です。このような場合はすぐに食べるのではなく煙臭さを抜きましょう。
ラップをせず冷蔵庫で2日ほど置くことで、食材から煙の香りが抜け味が落ち着きます。水分量が多い場合でも水分が抜け風味がよくなりやすいです。
スモークチーズにはプロセスチーズを
燻製の人気料理スモークチーズは、キッチンで使える小さい燻製器では温度管理が少し大変です。燻製器内がの温度が高いと溶けるためチーズは直接網に置かず、アルミホイルを敷いてその上にチーズを置きましょう。
また、チーズの種類によって溶けやすいもの、溶けにくいものがあります。コールマンの燻製器では必ず上段にプロセスチーズを置きましょう。プロセスチーズは比較的溶けにくいチーズとなり、弱火で10分程度なら形が残りやすいです。
コンパクトスモーカーの使い方(手入れ)
ステンレスで手入れが簡単
コールマンの燻製器はステンレストレーと同じように、スポンジに洗剤をつけて丸洗いできます。金属のたわしでこすると小さな傷ができるため普通のスポンジを使うといいでしょう。洗った後は水気を拭き、乾かせばどこでも保管できます。また、コールマンの燻製器はスタッフバッグが付属するため保管しやすいです。
スタッフバッグに入れなくても錆びることはありませんが、他の金属と一緒に保管しないように注意しましょう。錆が移ることがあります。
網も同じように洗う
網も同じように洗いましょう。一度燻製すると飴色の汚れが大量に付着します。少し落としにくいですが洗剤をスポンジにつけて洗うといいでしょう。網もしっかり水気をきりよく乾かしてから保管します。
コンパクトスモーカーの評価
コールマンの燻製器は使いやすい
コールマンのコンパクトスモーカーが届きました〜😙
— Shiho Takada (@ShihoT) June 27, 2021
ちょっと前から何故か無性に燻製気分が高まり、思わず昨夜ポチったばかり💻
さくらチップを敷き、鉄板食材(チーズ、卵など)を2段の網に並べ、ベランダで初スモーク🔥
ザラメなしなので色付きは良くないですが激ウマです👍これはまたハマりそう…🥰 pic.twitter.com/ecziGjT7Zp
コールマンのコンパクトスモーカーは簡単に燻製ができると評価されている人気アイテムです。コールマンの燻製器は温度計が使えないため温度を管理したい方には向きませんが上下二段で一度にたくさん燻製でき、初めての方でも弱火で蓋をして10分という調理工程でわかりやすくなっています。
初心者が失敗しにくい燻製器となっていてキッチンでもアウトドアでも使いやすいです。
コールマンの燻製器は室内でも使いやすい
使ったのはコールマンのコンパクトスモーカー!においは出るけど煙はほぼ出ないから室内でもできるよ! pic.twitter.com/ElFmQ1gDwM
— うめこ(ありのままのすがた) (@umeko_ume_umeko) May 14, 2020
コールマンの燻製器は室内でも煙が外に漏れにくい作りになっているため、レンジフードの下で簡単に燻製料理が楽しめます。口コミでも煙が発生しにくい部分がきちんと評価されていて、家庭で燻製したい方におすすめです。
スモークチップについて
燻製器の使い方と同じように大切
最後になりましたが、コールマンの燻製器で使うチップについても紹介しますね。チップには桜、りんご、くるみ、ブナなどの樹種によってさまざまな種類があります。それぞれ香りや香りの強さ、食材の色付き方が変わるため燻製の重要な要素です。
また、合う食材と合わない食材があるため注意しましょう。チップに合わない食材でも食べられないというわけではありませんが、相性のいい食材を使うことでおいしくできます。
コールマンからもチップが発売されている
コールマン スモークチップ オリジナル
純正のチップを使う必要はありませんが、コールマンからもさまざまな樹種のチップが発売されています。コールマンブランドで統一したい方におすすめです。同じ樹種ならコールマンでも他社でも差はありませんが、メーカーが独自にさまざまな樹種を混ぜた独自のミックスしたチップは差が生まれやすくなります。
コールマンからもオリジナルブレンドチップが発売されているので気になる方はチェックしてみるといいでしょう。
チップの特徴
人気のチップの特徴を簡単に紹介しますね。基本的に香りが強い樹種は、癖のある食材と合いやすいです。
桜 | 香りが強く肉類に合う 短時間の燻製なら意外と万能に使える |
くるみ | 癖がなく万能に使える・色付きもちょどいい |
りんご | 甘い香り・鶏肉や魚など癖のないものに合う |
ヒッコリー | 米国の定番素材・万能で使いやすい |
ブナ | 色付きがいい・ハムやベーコンなどにおすすめ |
コールマンの燻製器のまとめ
コールマンの燻製器は初心者におすすめ
コールマンのコンパクトスモーカーは家の中でも使いやすいデザインになっていて、収納しやすく食器棚などに置きやすいサイズ感になります。また、コールマンから純正の交換用網が発売されているため、網の交換もしやすいです。
燻製は煙でいぶす調理方法のため煙が部屋に漏れてしまうと煙臭くなります。しかし、コールマンの燻製器は煙が漏れにくいデザインになっているため、家の中でも燻製が作りやすいくおすすめです。
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出典:amazon.co.jp