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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~紅葉・グルメ・温泉と秋の福島を堪能~

福島県で素敵な秋をみつけてみませんか?紅葉の景色を楽しんだり、美味しいグルメに舌鼓を打ったりと魅力いっぱいの観光スポットが満載です。今週は福島県をドライブで巡るおすすめの観光コースをご紹介します。立ち寄るのは全部で7ヶ所の観光スポットです。どうぞご覧ください。
2021年10月30日
iiyudana
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ドライブで旅する秋の福島

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は秋の福島県をドライブで観光します。旅の舞台となるのは福島県いわき市で、海に近い浜通り地方の南部に位置していて温暖な気候が特徴です。山と海両方の自然に恵まれているため観光スポットには事欠きません。

ドライブ旅のスタートとなるのは常磐自動車道「いわき中央IC」で、近くには磐越自動車道が交わるJCTもあるため各地域からのアクセスもしやすくなっています。今回は山沿いから海沿いへと旅をしながら福島県浜通りの秋の魅力を探してみましょう。

ドライブ旅の行程をご紹介

出典:ライター撮影

それではここで今週のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず最初にいわき市の紅葉名所にアクセスして綺麗な紅葉と渓谷美を堪能します。次に山間につくられたダム湖に移動して山々の紅葉と散策を楽しみます。午前の部の最後はジャンボなグルメで空いたお腹を満たします。

午後の部は海沿いのエリアに移動して広い公園で綺麗な海の景色を眺めます。続いて小名浜の港から遊覧船に乗り換えて海上から景色を楽しみ、下船した後は遊覧船乗り場の海を挟んで反対側に立つ水族館で生き物たちと触れ合います。そして最後は浜通りの名湯でドライブ旅の疲れを癒します。

秋といえばやっぱり紅葉

出典:ライター撮影

夏井川渓谷

まず最初に観光するのはいわき中央ICから30分ほどドライブした場所にある「夏井川渓谷」です。いわき市の紅葉スポットとしては最も有名で、夏井川の流れが花崗岩を侵食してできた美しい渓谷が約16キロメートルにわたって続いています。険しい断崖絶壁や奇岩や怪石がいっぱいです。

紅葉は10月下旬から11月下旬まで比較的長い期間にわたって楽しむことができます。渓谷の周辺には広葉樹がたくさん生えていて、見頃の時期には燃えるような美しい紅葉の絶景を写真に収めることができます。ただ道路が狭いため運転には注意が必要ですね。

滝と紅葉のコラボレーションが見どころ

夏井川渓谷の大きな見どころをご紹介しましょう。それは「籠場の滝」です。落差5メートルほどの滝ですが白い奇岩の間を流れ落ちるその姿はとても魅力的ですね。その昔平藩主がこの場所を通った際に、この滝の美しさに魅かれてお籠を止めさせて滝に見入ってしまったという言い伝えが残されています。

秋に出かければ赤や黄色の鮮やかな紅葉の中に落ちる滝の絶景を堪能することができるに違いありません。ただ路肩に駐車スペースが2台分ほどしかないため、その先にある駐車スペースに車をとめて歩いてアクセスするのがおすすめです。

観光スポットは福島のココ!

夏井川渓谷

  • 住所
    福島県いわき市小川町
  • 電話番号
    0246-23-0122
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき中央IC」より30分

山間の湖は紅葉も景色も最高

出典:ライター撮影

小玉ダム

秋の紅葉と渓谷美を堪能した後は山間につくられた湖にアクセスしてみましょう。夏井川渓谷からはドライブで20分ほどです。「小玉ダム」は夏井川の支流である小玉川に整備されたダム湖で、夏井川の合流点からは約4キロメートルほどの距離に位置しています。

洪水対策や発電、川の保全や都市用水の確保などの役割を果たしていますが、標高300メートルほどの場所にあるため眺めがよく観光スポットとしても人気です。秋になると湖の周りの山肌が赤や黄色に色付くため、紅葉狩りを楽しむ観光客も多くやってきます。駐車場の台数もたっぷりですね。

赤鬼にびっくり!

車の通行はできませんが歩いて湖の堰堤を散策することができます。人里離れた場所にあるため湖周辺はとても静かで、ゆっくりと綺麗な景色を撮影することができます。初めて小玉ダムを訪れた人はすぐに湖の向こう側の山肌に描かれた赤い鬼の壁画に気が付くに違いありません。

棍棒を手にもって湖を見つめている赤鬼はなかなかの迫力ですね。この赤鬼の由来について書かれた看板が堰堤の入り口付近に立っているのでぜひ一読してみることをおすすめします。湖をほぼ一周できる道路も整備されているのでドライブしてみるのも楽しいでしょう。

観光スポットは福島のココ!

小玉ダム

  • 住所
    福島県いわき市小川町高萩字釜ノ前1-25
  • 電話番号
    0246-83-2861
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき中央IC」より25分

大盛りグルメに大満足

B級グルメ食堂 大将

山間の湖で秋の景色を満喫したならお楽しみのランチタイムとまいりましょう。ランチグルメを食すのは小玉ダムから25分ほどドライブした場所にある「B級グルメ食堂 大将」です。大将のあるいわき市好間町はジャンボメニューで町おこしをしていて、町内には大盛りやジャンボなグルメを提供するお店がいくつもあります。

大将もそんなお店のひとつで、老舗でありながらも町おこしのために一役買っています。大将で食べることのできるグルメの多くは、ハーフサイズからジャンボサイズまで好みのサイズをチョイスすることが可能です。

おすすめグルメはコレ!

どのメニューも美味しくておすすめですが、ラーメンとご飯がセットとなった「大将セット」はいかがでしょうか。ラーメンは唐揚げや半熟卵、刻みネギなどがトッピングされた味噌風味で、何と麺の量は通常サイズの3倍となっています。ピリ辛味の味噌ラーメンは味も絶品で、ただの大盛りグルメとは一線を画す味わいですね。

一緒に付いてくるご飯は「大人のねこまんま」と名付けられていて、白いご飯の上にはシラス干しと鰹節がたっぷりとトッピングされています。和風のさっぱりとした味わいのご飯は味噌ラーメンとの相性もばっちりです。

観光スポットは福島のココ!

B級グルメ食堂 大将

  • 住所
    福島県いわき市好間町中好間字中川原52
  • 電話番号
    0246-36-2943
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき中央IC」より7分

海の景色を眺めるならココ!

出典:ライター撮影

三崎公園

ジャンボグルメで満腹になったなら今度は海の景色を眺めに行きましょう。グルメスポットから30分ほどドライブした場所にある「三崎公園」に移動します。三崎公園はいわき市の国際港「小名浜港」の近くにある公園で、海を見下ろす高台にあるため公園内の随所から海の景色を眺めることができます。

芝生広場や公園遊具、迷路広場や野外炉などが整備されているため、家族やカップルで遊ぶにはまさにぴったりなスポットです。駐車場も公園内の各所に整備されていて誰でも無料で利用することができます。食後の後の休憩にも最適ですね。

マリンタワーから海の景色を眺めよう!

三崎公園の最も高い場所にある「いわきマリンタワー」に上ってみてはいかがでしょうか。約60メートルの高さのタワーで、上部には展望室と屋外のデッキが設けられています。展望室は海抜106メートルの場所に位置しているためそこからは小名浜の海が一望できます。

それよりもさらにエキサイティングなのが屋上のスカイデッキで、吹きすさぶ潮風を受けながら眺める360度のパノラマはまさに絶景です。入場料も大人330円とリーズナブルなのでぜひ上って景色を楽しんでみましょう。駐車場もすぐ近くにたくさん整備されています。

観光スポットは福島のココ!

三崎公園

  • 住所
    福島県いわき市小名浜下神白字大作93
  • 電話番号
    0246-53-2448
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき湯本IC」より20分

海上から景色を楽しもう!

小名浜海上観光遊覧船

海の公園を散策した後は今度は海上から小名浜の景色を眺めてみましょう。小名浜港を遊覧する船の乗り場までは三崎公園からドライブで5分ほどです。遊覧船乗り場は小名浜の人気観光施設「いわき・ら・ら・ミュウ」の前にあり、観光施設の中に遊覧船のチケット売り場があります。

遊覧船は1階と2階に客室が設けられていて、料金を支払うと好みの椅子に腰かけてガラス越しに海の景色を眺めることができます。特に人気なのが2階に設けられたオープンデッキ席ですね。涼しい海風を感じながら爽快なクルージングを満喫できて最高です。

あっという間の50分間

遊覧船は不定期の就航スケジュールで運航されていて、おおよそ一日3便ほどが運航されています。遊覧船のコースは小名浜港を中心にクルージングする50分ほどのコースとなっていて、国際港である小名浜港の景色をいろいろな角度から楽しむことができます。

国内の船舶だけでなく外国船も多く停泊する小名浜港の風景はなかなか見ごたえがありますね。海鳥たちの鳴き声を聞きながらのクルージングは福島観光のいい思い出になるに違いありません。水曜日以外は毎日運航されているのでスケジュールをチェックして楽しんでみてください。

観光スポットは福島のココ!

小名浜海上観光遊覧船

  • 住所
    福島県いわき市小名浜字辰巳町43-1 いわき・ら・ら・ミュウ1F
  • 電話番号
    0246-38-4197
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき湯本IC」より25分

いわきを代表する大人気スポット

出典:ライター撮影

アクアマリンふくしま

遊覧船に揺られながら景色を眺めた後は福島県で大人気の水族館を観光しましょう。遊覧船乗り場から徒歩3分ほどの場所にある「アクアマリンふくしま」です。水族館の隣には専用の広い駐車場がありますが、近場のためマイカーはそのままいわき・ら・ら・ミュウの駐車場にとめて海を見ながら歩いてみてはいかがでしょうか。

アクアマリンふくしまは地上4階建ての卵型の建物で、全面ガラス張りという大変贅沢な造りになっています。本館の隣には同じくガラス張りの展望台があり、34メートルの高さから港の景色を眺めることが可能です。

常磐沖の海を再現

館内では福島県の海や川に住む生き物や観賞用の金魚、トドやアザラシなど大型の海獣など多種多様な生き物たちを飼育していて、実際に生き物にタッチしたり、魚を釣り上げたりするコーナーもあり、幼時から高齢者まで年齢を問わずに楽しめます。

中でも人気なのが「潮目の海」の大水槽ですね。常磐沖の海は黒潮と親潮が交じり合う大変豊かな漁場となっていて、2つの水槽を使ってその豊かな海を再現しています。三角形のトンネルの中を歩きながら上下左右に広がる水槽の中をのぞいていると、海の中を散歩しているような気分を味わえて最高です。

観光スポットは福島のココ!

アクアマリンふくしま

  • 住所
    福島県いわき市小名浜字辰巳町50
  • 電話番号
    0246-73-2525
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき湯本IC」より25分

温泉でドライブ旅の疲れを癒そう!

美風の宿

一日たっぷりと観光を楽しんだ後は温泉でドライブ旅の疲れを癒しましょう。温泉を満喫するのはアクアマリンふくしまから25分ほどドライブした場所にある「美風の宿」です。美風の宿は浜通り地方を代表する有名温泉地「いわき湯本温泉」にある旅館で、閉館した老舗の温泉旅館をリノベーションして営業しています。

いわき湯本温泉の開湯は奈良時代とされており、硫黄分とナトリウム分を多く含んだ塩化物泉は体がよく温まると評判です。美風の宿は温泉街から少々離れた場所にあるため、温泉宿としては穴場的な存在となっています。

露天風呂で名湯を堪能

美風の宿は日帰り温泉にも積極的で、大人600円というリーズナブルな入浴料で温泉を堪能できます。お風呂は建物の1階と2階につくられていて、それぞれに内風呂と露天風呂という構成です。どのお風呂も源泉掛け流しの湯使いとなっていて、ほのかに香る硫化水素臭が温泉気分を盛り上げてくれます。

2階の浴場の隣には休憩所を兼ねた食堂があるので、温泉で火照った体はぜひそちらで寝ころびながら冷ましてみてください。旅館の客室は素泊まりの一部屋貸しで一泊6,600円からと格安です。時間が許せばそのまま泊まって帰るのもいいでしょう。

観光スポットは福島のココ!

美風の宿

  • 住所
    福島県いわき市常磐下湯長谷町シザ22
  • 電話番号
    050-3612-8026
  • アクセス
    常磐自動車道「いわき湯本IC」より10分

秋の福島をドライブで巡ろう!

出典:ライター撮影

今週は秋の福島県をドライブで巡る旅をお届けしましたがいかがでしたか?福島県は山沿いにも海沿いにも素敵な観光スポットがあります。ご紹介した観光コースであれば日帰りでも十分に秋の季節を満喫することが可能です。次のお休みはぜひマイカーを走らせて福島県に出かけてみてはいかがでしょうか。