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自分でできる!スノーボード板のワックスがけガイド。塗り方や頻度についても解説!

スノーボードの板を扱う上で大切なメンテナンス・ワックスがけ。業者などに任せることもできますが、自分でも十分できる工程です。今回の記事で、スノーボードへのワックスがけに関するさまざまな知識をチェックしていきましょう。頻度や塗り方も紹介いたします。
2021年12月23日
奏咲
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スノーボードと「ワックス」

スノーボードのメンテナンスとして代表的なのが「ワックスがけ」です。お手入れをする上で非常に大切な工程であり、気持ちよく滑るためにももちろんですが、スノーボード板を長く扱うためにも重要な作業と言えます。

スノーボードへのワックスがけは業者に頼むこともできますが、自分で行うことも可能です。初めての方は不安に感じるかもしれませんが、工程を1つずつチェックしながら行えば大丈夫。ゲレンデでの相棒を、自分でメンテナンスしてみませんか?

ワックスがけに関するさまざまな情報を紹介

そこで、今回の記事ではスノーボードへのワックスがけに関するさまざまな情報を紹介いたします。理由はもちろんのこと、自分で行う方法や塗り方・工程の紹介、塗る頻度についても注目。スノーボードの代表的なメンテナンス方法である「ワックスがけ」で、更に板を仕上げていきましょう。

スノーボードをワックスがけする理由

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スノーボード板にワックスがけをしてお手入れするというのは広く浸透しており知名度の高い方法です。では、そもそも一体なぜワックスがけをするのでしょうか。その理由を理解しておかなければ、わざわざ自分で丁寧にワックスをかけようとは思えないかもしれません。主に、下記の2つの理由があります。

ワックスがけの理由1.滑りをよくするため

ワックスをかける最大の目的と言えるのが「滑りがよくなるから」です。スノーボード板に塗っておくことで、見違えるほど滑りがよくなります。もし、スノーボード中に「滑りが悪いな」と感じたらワックスがけを試してみてください。滑走面の滑りがよくなり、スピード感も格段に上昇します。

ワックスがけの理由2.板の保護になるから

ワックスを塗るのは「板の保護」という意味もあります。滑りをよくするというメリットだけではないのです。ワックスで保護して、滑走面を守ればより長く板を使えるかもしれません。また、汚れも付きにくくなるので美しい状態をキープできるのもポイントです。


スノーボードにワックスがけする頻度は?

さて、ワックスをかけてお手入れをするとはいっても、実際にどれくらいの頻度で行えばいいのでしょうか。プロなどの方は毎日かけるなどと聞きますが、一般スノーボーダーにとってそこまでの余裕はないでしょう。かえって板を傷めてしまう原因にもなりかねません。

板へのワックスは「滑る前」に毎回塗ろう

滑る前に毎回ワックスをかければ、言うなればスノーボード板のベストなコンディションでの滑走が実現します。そのため、滑る前にワックスをかけるということはスノーボードをより楽しく、より爽快にするためにも重要なタイミングだと言えるでしょう。

新品の板を「買った直後」も大切

Photo byspinheike

基本的に、新品のスノーボード板にワックスは塗られていません。そのため、新品の板を買った際にワックスをかけるのも大切です。そのまま滑りに行ってしまったりすると、滑りが悪いだけでなくせっかくの新品の板を汚し、傷つけてしまうことになります。

「シーズン終了」のタイミングでも塗ってあげよう

シーズンが終了するタイミングにワックスを塗るのも大切です。保管している間に汚れが付きにくくできるので、美しい状態を保ちやすくなります。自分の板を長く使うためにも、1シーズン滑り切ったスノーボードをしっかりとメンテナンスし、大切に保管してあげましょう。

スノーボードへかけるワックスの種類

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スノーボードのワックスには、スプレーワックスやホットワックスといった種類があります。ざっくりとしたイメージとしては「スプレーワックスは手軽で初めてでも安心」、「ホットワックスは手間がかかり、プロやヘビーなスノーボーダーが使う」と捉えてください。


スプレーワックスの特徴

スプレーワックスはその名の通り「スプレー状」のものです。スプレーの先がスポンジで、滑走面へ押し当てて塗っていけるので初めて塗る方などでも簡単にワックスがけができるので安心できます。

また、短時間で行えるというのも手軽なポイントでしょう。ただし、効果があまり長持ちしないというデメリットもあるので注意。滑っているうちに剥がれてしまいます。短時間で手軽にワックスをかけられる反面、持続性は微妙です。

ホットワックスの特徴

対して、ホットワックスは専用の器具なども必要で塗るのに大変手間がかかります。スプレーの場合行う必要のない工程なども発生し、その分時間もかかりますし、後片付けも大変です。

その代わり、ホットワックスの効果は絶大。何よりも「長持ちする」というのがポイントです。スプレーとホットはそれぞれ一長一短ですが、よほどのスノーボード好きやプロの方でもない限りは、スプレータイプで問題ないでしょう。

スノーボードへのワックスの塗り方

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ワックスが必要な理由や頻度について知ると、板を大切にするために必要な工程であることが分かります。では、実際に塗っていく方法について簡単にではありますがチェックしていきましょう。今回は比較的手軽にかけられる「スプレーワックス」のかけ方について紹介します。

ワックスがけ手順1.板のクリーニング

実際に塗っていく前に、まずは板をクリーニングします。滑走面についている汚れなどをしっかりと落としましょう。目に見えない汚れもありますから、念入りに磨くのが大切です。リムーバーなどを活用するのも選択肢です。

ワックスがけ手順2.固形ワックスを塗る

表面を綺麗にできたら、まずは固形ワックスをソールへ直に塗る、いわゆる「生塗り」を行います。この工程はスキップしても構いません。しかし、少しでも長く板を使いたい方、大切に扱いたい方は面倒かもしれませんがしっかりと塗ってあげましょう。

ワックスがけ手順3.スプレーワックスをかける


固形ワックスの生塗りが終了したら、スプレーワックスをかけます。滑走面へ、均等になるように伸ばしながらかけていきましょう。とにかく「均一」に塗るのが大切。しっかりと伸ばしながら全体へ均等に塗ってください。

ワックスがけ手順4.コルクでワックスをなじませる

スプレーワックスをかけたら、乾くまで待ちます。おおよそ30分くらいを目安にするといいでしょう。しっかりと乾いたら、コルクでワックスを全体へなじませてください。こちらもやはりむらがないよう、全体へ均一に伸ばしていきましょう。

ワックスでスノーボードをお手入れしよう

ワックスでスノーボードをメンテナンスすれば、板を大切に使えるだけでなくスピード感や爽快感に溢れる気持ちのいい滑走ができます。自分のスノーボード板をお持ちの方は、ワックスがけを習慣的に行いましょう!

今回はスプレーワックスの塗り方を紹介いたしましたが、スノーボードを最大限楽しみたいという方はホットワックスも検討してみてください。いずれにせよ、ワックスを活用して自分の板を大切にし、今まで以上に楽しいスノーボードライフを満喫してください。

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