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幼虫の段階で完全退治!ヨトウムシ(夜盗虫)の駆除方法&効果的な対策もご紹介!

野菜の家庭菜園など園芸においてヨトウムシ(夜盗虫)の幼虫の食害被害は大きなダメージです。この害虫駆除と対策方法を解説します!ヨトウムシとはどんな害虫か?活動時期を知り効果的に退治・駆除したい方へおすすめの農薬の種類や予防法もご紹介します。
2021年10月28日
佐藤3
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目次

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はじめに

植物栽培に注意したいヨトウムシの幼虫

出典:https://photo-ac.com/

家庭菜園やガーデニングをはじめるとよく名前を聞く害虫というものが出てきます。そんな害虫のひとつにヨトウムシがあり、多くの方が退治したいやっかいな虫だというのが初心者の方にも感じられるでしょう。

たくさんの方が駆除したいと感じるヨトウムシ被害とはどのようなものなのか、植物が昆虫被害にあっているときにそれがヨトウムシのせいなのかほかの害虫かを判断できるとよいですね。

見つけにくいヨトウムシの駆除方法のコツを紹介

ヨトウムシの噂でよく耳にすることに、見つけにくい害虫であるというものがあります。これはヨトウムシの生態や習性によるものです。

見つけにくいゆえに駆除しづらいこの害虫の性質を理解し、予防法を実践するのが被害を少なくするコツ!すでに現れているヨトウムシの駆除方法といっしょに、被害に合う前の予防策も伝授します。

ヨトウムシとは?見た目の特徴や生態を解説!

家庭菜園や草花の栽培で驚異となるヨトウムシ。まだこの虫についてよく知らないという方のために、その姿の特徴や性質・生態の特徴をまずは御覧ください。駆除するのに役立ちます。

ヨトウムシとはどのような昆虫なのか

出典:https://photo-ac.com/

ヨトウムシにはいくつか種類があり、色や大きさもばらばらです。しかしどんなヨトウムシでも共通する見た目の特徴として、イモムシ型であることがあげられます。

イモムシとは昆虫の幼虫のことで、卵から孵化して蛹(成虫)になる途中の過程の姿です。目立つ長い足などはなく体をくねらせながら前進して、植物の葉や蕾などやわらかい部分を食べて大きくなるのがヨトウムシです。

ヨトウムシにはいくつか種類がある

ヨトウムシと呼ばれる害虫にはいくつか種類があって、ヨトウガの幼虫である一般的なヨトウムシのほかにも有名なものだけでもハスモンヨトウ・シロイチモジヨトウ・アワヨトウと複数あげられます。

見た目はいわゆるイモムシタイプの昆虫の幼虫を差しており、幼虫時期後期には昼間は土の中に潜るという行動を取るのがヨトウムシという名前の由来です。

駆除対象になるのもうなづけるヨトウムシの生態

成長した幼虫は夜に活動するというほかにも、気をつけたいのがこの害虫の発生しやすい時期ですね。春から秋10月くらいまでの温かい時期が活発に活動する期間で、特に春4-6月ころと秋の少し涼しくなった9-10月ころに動きが活発化するので注意します。


発生するととてもやっかいなヨトウムシ!あらゆる植物に被害が及ぶ

非常に食欲旺盛で大きなキャベツの葉まで一晩で食い尽くすほどの被害が報告されているのがこのヨトウムシの特徴です。また食害対象となる植物も多岐にわたっていてイネ科以外にはすべてヨトウムシ対策が必要といわれます。

ヨトウムシ駆除と予防法5選

ヨトウムシの基本的な特徴や発生時期を知ったところで、早速被害を最小限に抑えるための駆除・予防法をご紹介します。どんな害虫にもいえることですが見つけたら素早く対処して、早期駆除するのがよいです。誰にでも手軽にできる駆除方法からご覧いただきましょう。

ヨトウムシ駆除と予防法1.

見つけたらただちに捕まえて破棄する

ヨトウムシにせよ、どんな害虫にせよ駆除するには捕まえる必要があります。この捕まえるという行動も発生初期段階が非常に人にとって有利です。というのもこの虫ははじめはひとつの場所に固まっており、そのあと食料を求めてちりぢりに分散していくため。

簡単にすぐできて初期から後期まで有効なのは人の手による捕殺

またある程度成長したヨトウムシの幼虫は土の中に潜るためより見つけにくく捕まえにくくなってしまいます。普段から葉の裏などをチェックし卵があればそれを取り除き、ヨトウムシがいたら捕殺(手で持つのに抵抗がある人は割り箸などで捕まえて袋に入れて破棄)してください。

ヨトウムシ駆除と予防法2.

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ヨトウムシはある程度大きくなり、分散してちりぢりに葉や花を食害しはじめたらなかなか見つけにくい昆虫です。そんなときに有効な駆除の方法は農薬散布。

直接虫に吹き付けて効果があるものと、ヨトウムシのような食害をするものが殺虫剤のついた植物を食べることで死滅するタイプがあります。特に後者はヨトウムシのような昆虫に有効な手段といえるでしょう。

ヨトウムシ駆除と予防法3.

庭の植物につくヨトウムシ駆除には天敵を放つことも有効

Photo by Dakiny

ヨトウムシは昆虫なのでそれに対する天敵がいます。それらの生き物を花壇や畑に置くことで数を減らすこともできるでしょう。ヨトウムシの天敵は小鳥・蜘蛛・カエルなど。

これらは畑よりも家庭の庭など栽培作物の他に木や水場があるところの方が、長期的にヨトウムシ駆除をしてくれるので有効な手段となります。

ヨトウムシ駆除と予防法4.

植物栽培の前にできる簡単なヨトウムシ予防方法

これは畑でも花壇でもできる予防法です。まず植物栽培をはじめる前にしっかりと土をたがやして置くこと!すでにヨトウムシがいたり、蛹の状態で土の中に隠れている場合があります。

これらを植物栽培の前に見つけ出してしまうのが、被害を最小限に食い止め予防する手軽でおすすめの方法です。

ヨトウムシ駆除と予防法5.

防虫ネットで囲んで卵を産ませない予防方法

ヨトウムシは蛾の幼虫なので、自分の畑や花壇にすでにいたものを駆除しても近くから飛来して卵を生まれてしまうこともあります。

土を耕してすでにいたものを取り除いたら、次は卵を産み付けられないように害虫ネットを張りましょう。ヨトウガの産卵時期である春や初夏・秋に特にやっておきたいヨトウムシの予防方法です。

ヨトウムシ駆除や予防に効果的な農薬3選

発生してしまうと見つけにくく駆除しづらいヨトウムシ。的確にやっつけるには食害害虫に適した農薬散布が必要となる場合もあるでしょう。最後になりますがヨトウムシ駆除に効果のある人気の高い農薬3種類をご紹介します。

口に入る野菜やハーブなどの残留農薬が気になる方におすすめの、ヨトウムシ駆除や予防法にも効果のあるオーガニック農薬も是非チェックしてみてください。

ヨトウムシ駆除に効果的な食害害虫用農薬1.

植え付け直後から使える早期予防に:住友化学園芸/GFオルトラン粒剤

住友化学園芸 GFオルトラン粒剤

出典:楽天

土の中にいるヨトウムシのような害虫駆除には置くタイプの農薬が効きます。浸透性薬剤であり早めの散布で予防対策も抜群なのが住友化学園芸から出ているGFオルトランという農薬です。

使用方法も希釈したりせずそのまま株元に撒くだけなので、春になって害虫被害が心配される時期になったら、予防薬として散布しておくことをおすすめします。

ヨトウムシ駆除に効果的な食害害虫用農薬2.

土中の害虫に長時間の効果バツグン!:住友化学園芸/デナポン5%ベイト


デナポン5%ベイト 住友化学園芸

出典:楽天

害虫は葉を食べるもののほかにも土中で根を切るヨトウムシのような昆虫もいます。住友化学園芸のデナポンは土中の中の害虫駆除に散布してから長時間効果を発揮する種類の農薬です。

ヨトウムシのほかにも発生頻度か高くお悩みの方も多いダンゴムシ・ネキリムシにも効果がある薬剤となっています。

ヨトウムシ駆除に効果的な食害害虫用農薬3.

あらゆる野菜に使えるオーガニック農薬:住友化学園芸/STゼンターリ顆粒

STゼンターリ顆粒水和剤 住友化学園芸

出典:楽天

ヨトウムシ駆除に農薬を使いたいけれど野菜やハーブなどは作物の中の残留農薬は気になりますね。そんな方におすすめなのがオーガニック農薬といわれる天然素材でできた農薬です。

住友化学園芸のSTゼンターリ顆粒水和剤は水で希釈して散布する種類の農薬で、あらゆる野菜やハーブなど口に入る作物のヨトウムシ駆除に効果がある安心して使える農薬となっています。

まとめ

ヨトウムシ対策には予防と駆除が大切

出典:https://photo-ac.com/

花壇や畑に出没する害虫退治。今回は見つけにくくうっかりしていると被害が大きくなってしまうヨトウムシ駆除の方法を解説してきました。どんな害虫でも早期発見と予防法が重要です。

ヨトウムシは地上・土の中・地上と見つけられる場所が移動していく昆虫です。そのため場所特定が難しく、なかなか駆除できないと感じたら農薬に頼ってみるのもひとつの対策方法となります。

害虫駆除が気になる方はこちらもチェック

暮らしーのではヨトウムシ駆除の解説のほかにも農薬の使い方や種類の違う害虫駆除の方法など多岐に渡り害虫対策方法を詳しくレクチャーしています。植物の害虫被害を少なくしたいという方は、こちらも是非合わせて御覧くださいね!