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都心を望む絶景スポット、高尾山の2022年初日の出情報。混雑を避けた出発時刻は?

都心から電車でわずか1時間で行ける高尾山は、山頂から東京都心や富士山を望むことができる大人気の初日の出スポットです。今回は高尾山の初日の出穴場スポットや、混雑を避けて登るための注意点などを徹底解説します。2022年は高尾山へ初日の出を拝みに行きましょう!
2021年12月1日
苔玉
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2022年の初日の出は高尾山で拝もう

高尾山の登山客は世界一!

いよいよ今年のカレンダーも残り1枚となり、初詣はどこに行こうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。新年の始まりをどのように過ごすか、考えるだけでもわくわくしますね。

高尾山は初心者でも気軽に登れる山として人気が高く、年間の登山客数が300万人と世界一を誇ります。標高は低く599mですが、登山客数では富士山やエベレストを上回る、日本有数の観光スポットなのです。

山から拝む初日の出はちょっと特別

初日の出といえば「縁起がいいもの」という漠然としたイメージが強いかもしれませんが、昔から元旦には年神様が日の出とともに降りてくると言われ、その縁起のよい初日の出を拝むことで一年を幸せに過ごせるよう願うという意味があるのです。

また古来より日本には山岳信仰の精神が根付いており、山での修行や信仰登山の文化があります。山からご来光を見ると思わず手を合わせてしまうのも、日本人にとってはごく自然なことなのですね。

高尾山を登る3つの方法

ケーブルカーを利用する

最も手軽に高尾山に登るには、ケーブルカーで清滝駅から中腹にある高尾山駅まで行き、そこから山頂を目指すのがおすすめです。乗車時間はわずか6分で、標高200mを一気に登ります。

ケーブルカー高尾山駅から山頂までの時間はおよそ45分ほどですが、登山道は整備されていて、トイレも綺麗なので女性や家族連れでも安心です。ケーブルカー駅周辺には飲食店や土産店などの施設があり、多くの観光客で賑わっています。大晦日は終日運行です

リフトを利用する

ケーブルカーよりも大自然の空間を楽しみながらゆっくり登りたい人にはリフトがおすすめです。リフトは二人乗りで、山麓駅から12分ほどかけて山上駅に到着します。

リフトの山頂駅はケーブルカーの高尾山駅より標高が10mほど低いため、リフトを降りてからやや急な階段を登らなければなりません。大晦日の運行は16時までで、元日は朝5時からになります。リフトは風を直接受けることになるので、防寒対策を忘れないようにしましょう。

1号路コースを歩いて登る

1号路

出典:photo-ac.com

高尾山山頂までの登山コースは1号路から6号路までと稲荷山コースの7種類ありますが、大晦日から元日にかけては1号路しか通れません。通常のコースタイムは上り100分、下り90分です。しかし大晦日は登山道も混雑するので、時間に余裕をもっていくことをおすすめします。

大晦日の夜は登山道に電灯が設置されるので、ヘッドライトがなくても問題ありません。登山道の途中には眺望の開ける場所があるので、夜景を楽しみながら登ることができます。


高尾山は都心からのアクセスが抜群

高尾山へは新宿から電車で1時間弱でアクセスできます。京王線高尾山駅からケーブルカー清滝駅までは徒歩で5分です。自然がこれほど豊かなのに都心からわずか1時間で来られるのも多くの観光客が訪れる魅力の一つでしょう。

車やバスでもアクセスできますが道路が大渋滞することもあるため、断然電車がおすすめです。大晦日は電車が終日運行しているので帰りに困ることはありません。車で行く場合は駐車場が満車の場合もあるのでご注意下さい。

高尾山の初日の出絶景スポット5選!

①高尾山山頂

山頂

出典:photo-ac.com

高尾山の初日の出スポット人気NO.1は、なんといっても山頂です。山頂は眺望がよく、都心のビル群から初日の出が昇ってくるのを一望できます。逆方面には富士山がそびえ立ち、朝日に照らされ赤く染まった姿も絶景です。

また初日の出に合わせて迎光祭が行われ、薬王院の僧侶により無病息災が祈願されます。読経が響き渡り、厳かな雰囲気に包まれる様子は大変神秘的です。

午前3時頃には入場制限も

高尾山山頂では安全性の理由から、ある一定以上の人数に達すると制限が設けられています。例年午前3時頃には入山できなくなるのでご注意下さい。

初日の出を待つ人は山頂に行ったあとはご来光が昇るまで下山しないので、一度入場制限がかかってしまうと、まず山頂には入れません。どうしても山頂で初日の出を拝みたい場合は、入場制限される前に山頂に到着している必要があります。

②薬王院の参道

高尾山の初詣スポット薬王院への参道も初日の出を見るのにおすすめです。薬王院は登山道1号路の中腹にあり、土産屋や飲食店が並んでいます。樹木で見えづらい場所もありますが、暖かい飲み物などで体を温めながら初日の出を眺められるのはありがたいです。

ただし参道を歩きながら眺めることになるため、ゆっくり立ち止まって見たい方や写真を撮りたい方には不向きでしょう。薬王院境内も初詣客で混雑しているため、立ち止まって初日の出を拝むことは難しいです。

③霞台展望台

夏はビアマウントというビアガーデンになる霞台展望台も初日の出を望める抜群のビュースポットです。登山コース一号路の途中の標高485mほどの場所にあり、スカイツリーや高層ビル群が望めます。

登山客や初詣客の通り道であるため非常に混雑しますが、ケーブルカーとリフトの駅が近くにあるので、あまり移動せずに初日の出が見られる絶景スポットでしょう。展望台から見て正面に太陽が昇るので、初日の出の写真を撮りたい方にもおすすめです。

④十一丁目茶屋前

薬王院への参道を少し登ったところにある、十一丁目茶屋前のスペースも絶景初日の出スポットです。展望台からほど近くにあり、横浜や江の島などが一望できます。

初詣客とダブルで混雑する薬王院と人気スポットの霞台展望台の中ほどに位置するため、そこまでは混雑しません。ケーブルカーの高尾山駅から徒歩2分ほどなので、アクセスも非常に便利です


十一丁目茶屋

  • 住所
    東京都八王子市高尾町2179
  • 電話番号
    042-661-3025
  • 営業時間
    10:30~16:00
  • 定休日
    不定休

⑤高尾山スミカ前の高尾山駅展望台

ケーブルカー高尾山駅に隣接する「高尾山スミカ」の前にある高尾山駅展望台も、綺麗な初日の出を眺められるおすすめスポットです。ケーブルカーを降りてすぐのところにあるので、寒い中を歩かずに初日の出を見られます。

高尾山スミカは以前は香住という名前の売店でしたが、2018年春リニューアルオープンし、高尾山名物の天狗焼を食べられる店やおしゃれなカフェレストランの入っている商業施設に生まれ変わりました。

高尾山の初日の出穴場スポット3選!

①リフト山上駅

初日の出を眺められる穴場スポットの一つ目は、リフト山上駅です。リフトは元日は例年朝5時からの運行になるため、その前にケーブルカーで高尾山駅まで登っておきます。そして、少し下ったところにあるリフト山上駅周囲で場所を確保しておけば、ゆっくり座って初日の出を拝めるでしょう。

ケーブルカーで山頂や薬王院を目指す人が多いので、リフト山上駅は混雑を避けて初日の出を見たい人におすすめです。

②金毘羅台

初日の出を眺められる穴場スポットの二つ目は、金毘羅台園地です。リフト山上駅から登山道1号路を10分ほど下り、分岐を少しそれたところに金毘羅神社があり、その前にある金毘羅台園地という展望台は眺望が非常に素晴らしいです。

スペース的には広くはそれほど広くはありませんが、山頂や薬王院の混雑に比べれば人は少なめで、場所を確保できれば都心に昇る美しい初日の出を眺められます。

③高尾山さる園裏通り展望台

初日の出を眺められる穴場スポットの三つ目は、高尾山さる園裏通り展望台です。十一丁目茶屋の分岐を高尾山さる園とは逆の右に曲がり、その先を左折するとさる園通りと並行する裏通りに出ます。

この裏通りにある展望台からも初日の出を拝むことができ、比較的人が少ない穴場スポットになります。売店などはありませんが、人ごみを避けて初日の出を見たい方には大変おすすめです。

高尾山さる園・野草園

  • 住所
    東京都八王子市高尾町2179
  • 公式サイトURL
    https://www.takao-monkey-park.jp/
  • 電話番号
    042-661-2381
  • アクセス
    ケーブルカー高尾山駅徒歩3分
  • 営業時間
    9:30~16:00(1~2・12月 )
    10:00~16:30(3~4月)
    9:30~16:30(5~11月 )

高尾山の初日の出時刻や混雑する時間は?

初日の出は午前6時48分頃から昇り始める


初日の出時刻

出典:photo-ac.com

高尾山の初日の出が昇る時刻は午前6時48分頃です。山頂で初日の出を見る場合は、入場規制が実施される前に山頂に到着していなければなりません。特に薬王院付近は初詣客と初日の出を見る人とで大変混雑し、元日未明には混雑がピークに達します。

2020年の大みそかは新型コロナウイルス感染拡大防止のため山頂が閉鎖されましたが、今年は現時点ではそのような情報はなく、例年通りならかなりの混雑が予想されます。(2021年12月1日現時点の情報です)

初日の出を見るには午前1時には登り始めよう

高尾山山頂で初日の出を見るには午前1時には登り始めるようにしましょう。ケーブルカーは終日運行ですが、初日の出前は例年長蛇の列で、かえって歩いて登る方が早いこともあります。

山頂で入場制限が行われることを考えると、ケーブルカー利用もしくは歩いて登る場合でも、遅くとも午前1時の出発を目指しましょう。ちなみにリフトは元日5時からの運行なので、山頂まで行く場合は初日の出に間に合いませんのでご注意下さい。

初日の出を待つには防寒対策が必須!

防寒

出典:pixabay.com

高尾山は標高599mと低山ではありますが、日の出の時間帯は氷点下まで下がります。電灯があるとはいえ、暗い中を歩き、場所を確保して初日の出を待つには防寒対策をしっかりとしていく必要があります。

保温性の高いダウンジャケットや発熱性のあるベースレイヤーなどで重ね着をして身体が冷えないようにして下さい。また寒い中でじっとしていると指先や耳がじんじんと冷えてくるので、厚手のグローブやニット帽などで冷えを防止しましょう。

ミシュラン三ツ星の高尾山で絶景初日の出を!

高尾山はミシュランガイドで三ツ星にも選ばれ、日本人にも外国人観光客にも人気のスポットです。どの季節にもそれぞれ良さがありますが、特に冬の空は空気が澄んでいて、高尾山から見る初日の出は言葉にできないほどの美しさで、まさに絶景です。

山頂からは眼下に関東平野が広がり、晴れていれば富士山も眺めることができます。寒さが厳しく混雑は必至ですが、ぜひ高尾山の初日の出を拝んで、素晴らしい一年の始まりを迎えましょう!

他の初日の出スポットも気になる方はこちらをチェック!

関東で素晴らしい初日の出を見られる場所はたくさんあります。せっかく新年を迎えるなら、美しい初日の出を拝んで特別な時間を過ごしたいですよね。

初日の出をどこで見るか悩んでいる方必見の絶景初日の出スポットの記事をご紹介しますので、ぜひチェックしてみて下さい。2022年が素晴らしい一年になるように、縁起のいい初日の出を見に行きましょう!