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炊飯器がなくても大丈夫!電子レンジを使ったお米の炊き方をご紹介!分量別に解説

炊飯器を使わずに炊き立てのお米を食べたい場合におすすめなのが、電子レンジです。電子レンジを上手に使って調理することで、炊飯器がなくても簡単に美味しいお米を食べられるようになります。本記事ではレンジを使ったお米の炊飯方法をご紹介するので、参考にしてみてください。
2021年11月4日
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目次

電子レンジでも米が炊ける!

「美味しいお米を食べたいけれど、炊飯器がない」「炊飯器が故障してしまった」といった場合におすすめしたいのが、レンジを使った調理方法です。レンジを上手に活用すれば、初心者でも簡単に美味しいお米を炊けるようになります。

レンジで炊きたてご飯を楽しもう

土鍋などを使った炊飯方法は火の調整が難しく、初心者にはハードルが高いと感じることがあるのではないでしょうか。レンジを使えば火の調整を行う必要はないので、調理に慣れていない方でもすぐにお米を炊けるようになります。

本記事では、レンジを使った基本の炊き方をご紹介。分量別に美味しいお米に仕上げるためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。自宅にあるものを活用して、炊き立ての味を堪能しましょう。

炊飯を行う前の準備

理想のお米に仕上げるためには、事前の準備が重要なポイントです。きちんと準備しておけば、後はレンジを使うだけで簡単に炊けるようになります。基本の準備方法をご紹介するので、役立てていきましょう。

調理に必要な物

まずは、調理に必要なものを揃えていきます。加熱することを考えて、耐熱容器を使用するのがおすすめです。耐熱性でないものを使用すると、お米を加熱している間に容器が変形したり、溶けたりといったトラブルが発生する可能性があります。

耐熱容器は他の調理でも使えるので、何種類か揃えておくとよいでしょう。他には、ラップや水、お米を準備しておきます。

底が深い耐熱容器を選ぼう

容器を選ぶ際には、なるべく底が深いタイプを取り入れるのがおすすめです。浅いタイプだと、お米を加熱している最中に吹きこぼれてしまう可能性があります。レンジの中が汚れる原因になるため、余裕を持ってお米を入れられるものを選ぶことが大切です。

米を水に浸す

波紋を浮かべる水面
Photo byronymichaud

必要なものが揃ったら、お米を水に浸します。一合に対して、200mlを目安に入れるのが基本です。水を入れたら、15〜20分ほど置いておきましょう。きちんとお米に水分を行き渡らせることで、ふっくらとした仕上がりになります。

すぐにレンジで加熱しようとすると、パサパサとした口当たりになる可能性があるので注意が必要です。そのため、お米を炊く際には、時間に余裕を持って作業を行うことが大切になります。

ぬるま湯がベスト


スムーズに炊飯を行い時には、ぬるま湯を使うのがおすすめです。お米の中に水分が行き渡りやすくなり、ふっくらとした仕上がりになります。また、レンジで加熱する際に沸騰するまでの時間を短縮できるのも、重要なポイントです。

ふんわりとラップをかける

準備が整ったら、上からラップをふんわりとかけます。きっちりとラップをかけると蒸気の逃げ道がなくなり、吹きこぼれの原因になるため気をつけましょう。適度に隙間を作るようにして、ラップをかけるようにするのがコツです。

レンジを活用した半合分の炊き方

料理に慣れていない方も、レンジを使えばあっという間に美味しいご飯を食べられるようになります。事前の準備が整ったら、レンジを活用した炊飯にチャレンジしてみましょう。まずは半合分の方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

半号の炊き方

ちょっとご飯を食べたい時は、半合を炊くのがおすすめです。お米を入れた容器をレンジに入れたら、200wに設定します。レンジの扉を閉め、加熱時間を15分に設定してください。

もし、200wに設定できないレンジである場合は、解凍モードを利用するのがおすすめです。200wと同等の温度で加熱できるようになります。

新しいラップをかけて蒸らす

加熱が終わったらレンジから取り出し、ラップを取り外しましょう。新しいラップを準備して、隙間を作らないように容器全体を覆います。隙間をなくすことによって、お米をきちんと蒸らすのが重要なポイントです。蒸らしが足りないと、芯が残った状態になる可能性があります。

ラップをかけた後は、10分程度置いてください。蒸らしている間に、他の料理の準備をするのがおすすめ。10分経過したら、炊飯の完了です。

とても簡単!一合〜二合の炊き方

複数人で食べる場合は、一合〜二合くらいを炊飯するのがおすすめです。半合の時と比べて加熱時間やワット数が変わるので、間違えないように気をつけて設定を行ってください。基本の方法をご紹介します。

一合の炊き方

半合の時と同様に、お米の準備をしましょう。レンジは、500wに設定してください。分量が多くなるため、ワット数を高くしないと十分に加熱できない可能性があります。芯が残らないように、しっかりと加熱するのが美味しく仕上げるポイントです。

加熱時間を5分に設定したら、レンジをスタートさせます。加熱が終わったら一旦取り出して全体を混ぜ合わせ、再びレンジに戻しましょう。

200wで再び加熱して蒸らす


次は200wに設定して、4〜5分ほど加熱します。レンジから取り出した後はラップをかけ直し、10分ほど蒸らしたら完成です。

2段階で加熱をすることで、全体に熱を行き渡らせるのがポイントになります。一気に加熱しようとすると突沸が起きて吹きこぼれたり、加熱ムラができたりする場合があるので、注意してください。
 

二合の炊き方

続いて、二合分の方法をチェックしましょう。基本の準備が整ったら、レンジの中に入れ、500wに設定します。ここで気をつけておきたいのが、加熱時間を10分にするということです。5分だとか熱が足りず、芯が残ってしまうので一合の時と混同しないようにしてください。

ただし、レンジによっては加熱中に突沸が起きる場合があります。定期的に様子を見て、吹きこぼれそうなら10分よりも前にレンジを止めることが大切です。

200wで5〜7分加熱した後に蒸らす

再びレンジの中に戻したら、200wに設定し直して5〜7分加熱します。加熱が終わったら容器を取り出してラップを付け替え、蒸らしましょう。10分ほど蒸らしたら、炊き立てご飯のできあがりです。

基本の方法を覚えておけば、料理初心者でも意外と簡単に炊飯ができるようになります。ワット数と加熱時間に注意して、美味しいご飯を作ってみましょう。

美味しい米に仕上げるコツ

せっかく調理をするのであれば、できるだけ美味しいご飯に仕上げたいですよね。レンジでも美味しいご飯を食べるために、おすすめしたいコツをご紹介します。ちょっとした工夫でお米のグレードが上がるので、試してみてください。

米の種類に合わせて水の量を変える

古米か新米かによって、加える水の量は変わります。基本は一合に対して200mlですが、米の状態によって柔軟に変えるようにしてください。

古米の場合は乾燥している場合が多いので、基本の分量よりも少し多めに入れるのがおすすめ。新米は水分が多いため、基本の分量より少なめにするのがコツです。何回か試してみると適切な水分量が分かるようになるでしょう。

昆布を入れる

風味豊かな仕上がりにしたい時は、昆布を入れるのがおすすめです。乾燥昆布を少量入れるだけで、出汁の風味が全体に行き渡るようになります。昆布を入れるだけの簡単なアレンジなので、料理初心者でも気軽に試せるのが嬉しいポイントです。

乾燥昆布がない時は、粉末出汁や昆布茶、塩昆布などを入れとよいでしょう。古いお米でも、風味豊かな味わいを楽しめるようになります。

はちみつをプラス

スプーンから溢れるはちみつ
Photo bystevepb

意外なようですが、美味しいご飯に仕上げるためにはちみつを使う方法もあります。レンジで加熱する前に、一合に対して小さじ1〜1/2程度のはちみつを混ぜ入れましょう。

はちみつによってまろやかな甘みが加わり、しっかりとした旨味を感じられる炊き上がりになります。古米は風味が落ちていることが多いので、はちみつを活用して旨味を加えてみてはいかがでしょうか。


オイルを入れる方法も

パサパサ感が気になる場合は、レンジに入れる前に一合に対して小さじ1のオイルを混ぜてみましょう。オイルが粒をコーティングして、ふっくらとした炊き上がりになると言われています。

使用するオイルは、サラダオイルやオリーブオイルなど、なるべくクセがないものがおすすめです。ごま油のように香りが強いものを使うと、ご飯の風味を邪魔することがあるので注意してください。

万が一失敗したら?

加熱時間などを間違えると、思った通りの炊き上がりにならないことがあります。万が一失敗してしまった時の対処法をチェックしておけば、トラブルが起きたとしても安心です。失敗のリカバリー方法をご紹介するので、参考にしてみてください。

リゾットにリメイクしよう

木の器に入ったリゾット
Photo bycongerdesign

芯が残っていたり、べちゃべちゃの状態になったりしてしまった時は、リゾットにリメイクするのがおすすめ。少量の水とコンソメ顆粒を加え、500wの電子レンジで3〜4分加熱しましょう。

とろけるチーズをトッピングすれば、簡単なリーズリゾットの完成です。お好みで具材を加えれば、食べ応えのあるメイン料理になります。失敗したとしても捨てずに、美味しく食べられるようにしてみてください。

レンジで米を炊いてみよう!

炊飯器や鍋がないとお米が炊けないイメージがありますが、実はレンジを使えば簡単に炊飯できるようになります。美味しいお米に仕上げるためには、分量に合わせてレンジの設定を変えるのがポイントです。

また、十分な蒸らし時間を取ることで、芯まで火が通った美味しいお米に仕上がります。風味を足したい場合は昆布を加えるなど、工夫をしてみるのもおすすめです。今回ご紹介した方法を参考にして、炊き立てのお米を楽しんでみましょう。

レンジを使った米の炊き方が気になる方はこちらもチェック!

レンジはもちろんのこと、もいろいろな方法で炊けるのが米のよいところです。関連記事では土鍋や飯盒で美味しいお米に仕上げる方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。