東芝 (120L)2ドア冷凍冷蔵庫 YR-12T-WH
ハイセンス 冷蔵庫 282L HR-D2801W
シャープ プラズマクラスター 冷蔵庫 502L
冷蔵庫のドアの形状や重さは大事!
今や日本人の日常生活で最大の必須家電といえる冷蔵庫。ですが多くの人々が生まれたときから家庭にありながら、冷蔵庫について気にしたことがあまりないのではないのでしょうか。
そこで、冷蔵庫の重さやサイズの平均についてどのくらいなのか、少しだけでも知っておくと買い替える時に役に立ちます。
冷蔵庫のドアタイプや重さなどで失敗しない選び方
冷蔵庫はお店の家電売り場で見極めて購入する方が大部分だと思います。ところが、実際に自分の家に置いてみると、 「こんなに大きかった?」「意外と入らない」「ドアが開けにくい」など、思いがけない行き違いに悩むこともあるようです。
今回は冷蔵庫選びの参考となるドアの形状や開く方向に、使用人数による平均的な冷蔵庫の内容量やサイズや重さまで取り上げ、最適なタイプを選ぶのに役立つ情報を紹介します。
一人当たりの冷蔵庫の容量目安の測り方
冷蔵庫には容量目安計算式という、一般的に認められている以下の数式があります。この式はあくまで目安なので、実際に必要な容量は各家庭の生活環境や個別事情により変化しますが、冷蔵庫を買う時の判断材料として役に立つでしょう。
『70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備品分(70L)』
4人家族は容量450Lが基準サイズ
上記の式を基に4人家族のケースを計算すると、人数分は70L×4人=280L。その280L+常備品分100L+予備品分70Lで、合計すると450Lになるので、4人家族は450Lが平均的な冷蔵庫の容量といえます。
2~3ドアタイプ冷蔵庫の平均サイズと重さ
まず、3ドアタイプまでの冷蔵庫について容量やサイズや重さを紹介します。今回の数字はあくまで平均的な値です。メーカーや各商品により微妙にサイズや容量や重さが異なることもあり、あくまで参考値としての利用をおすすめします。
2ドアタイプの冷蔵庫のサイズと重さ
2ドアタイプの冷蔵庫は容量が100~200L、サイズは幅500×高さ1350×奥行600mm前後、重さが40~50kgほどになります。一人暮らし用から2人用のタイプになり、2ドアタイプは冷蔵室と冷凍庫タイプがメインです。
さらに小さい1ドアサイズの冷蔵庫もありますが、冷蔵庫というよりも缶ビールやジュースなどを冷やすスペースくらいの利用となるので、食材を保管するのには向かないでしょう。
人気の2ドアタイプ冷蔵庫
東芝 (120L)2ドア冷凍冷蔵庫 YR-12T-WH
メーカー | 東芝 |
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容量 | 120l |
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2ドアタイプの人気機種は、東芝(TOSHIBA)冷蔵庫YR-12T-WHです。白い色の標準的な形の冷蔵庫で、寸法は長さ58.3x幅47.7x高さ111.4cm。容量は120Lあり、本体の重さは33kgになります。
3ドアタイプの冷蔵庫のサイズと重さ
3ドアタイプ冷蔵庫の目安サイズは、容量が200~450L、幅540~600×高さ1350~1820×奥行600~700mmで、重さは50~70kgほどです。
冷蔵室、冷凍室、野菜室の3ドアタイプが多く、容量は300Lクラスになり、2人暮らしに十分に対応できるサイズといえます。300Lクラスの冷蔵庫は重さが60kgほどあり、男性2人であれば無理なく運搬できる重さです。
人気の3ドアタイプ冷蔵庫
ハイセンス 冷蔵庫 282L HR-D2801W
メーカー | ハイセンス |
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容量 | 282l |
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3ドアタイプの人気冷蔵庫は、ハイセンスの冷蔵庫HR-D2801W。ハイセンスはお手頃価格で良質な家電製品を提供する中国のメーカーです。
カラーがホワイトで右開き、 真ん中に野菜室があり、自動霜取り機能付き。スリムタイプながら冷蔵庫の重さは66.5kgあります。
4ドアタイプ以上の冷蔵庫の平均サイズと重さ
4~5ドアタイプの冷蔵庫のサイズと重さ
4~5ドアの冷蔵庫は容量が400~500Lあり、サイズは幅60~65×高さ182×奥行60~70cmです。重さは80~100kgほどになり、5ドアの場合は冷凍室、小冷凍室、冷蔵室、野菜室、製氷室が付いてる冷蔵庫が主流になっています。
4ドアタイプ以上は約90kgの重さがある
容量が400Lクラスの冷蔵庫になると、3人家族は余裕を持って使えるサイズです。450L以上なら4人家族でも十分快適に使えます。400Lクラスの冷蔵庫の重さは平均で90kg。移動や運搬は専門の業者さんに任せましょう。
人気の4ドアタイプ冷蔵庫
シャープ プラズマクラスター 冷蔵庫 502L
メーカー | シャープ |
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容量 | 502l |
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4ドアタイプ以上の人気冷蔵庫は、シャープ(SHARP)のプラズマクラスター冷蔵庫X504H-T。両方に開けるフレンチドアを採用し、冷蔵庫の外形寸法は、奥行き69.9×幅68.5×高さ183.3cmです。冷蔵庫の重さは92kgになります。
6ドア以上の冷蔵庫は大きくなる
一般的に6ドア以上の冷蔵庫は容量が550~600L以上。サイズは幅68.5~80×高さ182×奥行70~75cm、重さが100kg以上になります。6ドアの場合は冷蔵室が1つ、冷凍室と野菜室がそれぞれ2つ、さらに製氷室が備わったタイプが主流です。
5人以上の家族となると冷蔵庫はこの程度のサイズがおすすめ。重さは100kg以上になり、運搬作業は専門の業者さんにお願いしましょう。
ドアタイプや開き方は冷蔵庫選びで重要
冷蔵庫を選ぶときに重要になるのがドアの開き方です。通常、冷蔵庫はキッチンに置くことがほとんど。料理する場所から庫内のものが取りやすいように、左開き、右開きを決めましょう。
また、大型の冷蔵庫になるとフレンチドア(観音開き)タイプもあり、その場合は左右両開きが可能です。野菜室や冷凍室は引き出しタイプになっている製品が大部分。そんな、冷蔵庫のドアについて紹介します。
右側に壁があれば右開きタイプ
冷蔵庫を設置する場所で、右側に壁が来る場合は右開きのタイプがおすすめになります。左側に壁がある場合は、左開きのタイプが便利に使えます。
引っ越しが多い方には、左右どちらでも開けられるように調整できるタイプの冷蔵庫もありおすすめできます。
フレンチドアタイプは左右にスペースが必要
大型になるとフレンチドア(観音開き)の冷蔵庫が多くなります。観音開きタイプは左右に余裕がない場合は開きにくくなり、庫中のものが出しにくくなりがちです。
フレンチドアタイプは庫内がよく見えて取り出しやすいように、左右の扉ともに130度ほどオープンできるスペースが確保できることを確認しておきましょう。
冷蔵庫の運搬方法
冷蔵庫は2~3ドアタイプ以上になると重さは50kg以上になることがほとんどです。その為、一人で運ぶには危険が伴う可能性もあります。
また、冷蔵庫は移動する際に運搬方法を誤ると故障の原因になることもあり、慎重に運ぶことが求められ、冷蔵庫だけの運搬を引き受ける専門業者があるほどです。
運搬業者に依頼するメリット
冷蔵庫の運搬業者は移動中の正しい持ち方も熟知し、内部の棚やドアが飛び出さないように対応してくれます。また、専門業者は運搬用の養生ツールを使用して、ぶつかっても傷がつかないように冷蔵庫を包み安全に運んでくれるのです。
さらに、運搬中に事故があった場合でも、大部分のケースは保証されることから、冷蔵庫の運搬は安心して専門業者に任せられます。
小型サイズは自分たちで運ぶことも可能
サイズが小型で重さも軽量な冷蔵庫については、移動するときの対策を十分に講じて自分たちで運ぶことは可能です。
この章では冷蔵庫の移動にあたり、運搬業者に依頼する場合でも、自分たちで運ぶ場合でも気をつけなければならない注意事項について紹介します。
冷蔵庫内部を空っぽにして運ぶ
引っ越しで冷蔵庫を運ぶときは、運搬作業の前に電源を切り冷凍室に残る氷や霜を取り、蒸発皿に水が溜まっていたら水を捨て、庫内にある食品などを全部出して空っぽにします。
また、運搬する前に庫内の引き出しやドアをテープでしっかり固定し、電源コードも冷蔵庫本体に貼り付けておきましょう。
運搬時は冷蔵庫を毛布や養生用の運搬用梱包材でくるみ、運搬中に動いたり倒れたりしないようにロープで冷蔵庫を立てた状態で車に固定します。
冷蔵庫は横にしない
もう一点、運搬中に気をつける重要な注意ポイントが冷蔵庫を横にしないことです。横にするとコンプレッサー内にある冷却オイルが漏れるおそれがあります。
冷却オイルが漏れると故障の原因になるのです。なお、冷蔵庫は立てた状態で運搬することが重要で、2人以上で運搬することをおすすめします。
冷蔵庫のドア数と重さの一覧表と注意点
下記は標準的な使用人数別による冷蔵庫の容量、サイズ、ドア数、重さを比較できる一覧表です。使用した数字はあくまで平均的な値で、各家庭の生活環境により最適サイズは代わることがあります。実際に購入するときは売り場で現物を確認しましょう。
使用人数による冷蔵庫のドア数と重さの平均
使用人数 | ドア数 | 容量 | サイズ | 重さ |
1人向け | 1~2 | 150~200L | 幅500×高さ1350×奥行600mm前後 | 40~50kg |
2人向け | 2~3 | 200~450L | 幅540~600×高さ1350~1820×奥行600~700mm | 50~70kg |
3~4人向け | 4~5 | 400~500L | 幅600~650×高さ1820×奥行600~700mm | 80~100kg |
5人以上 | 6以上 | 550~600L | 幅685~800×高さ1820×奥行700~750mm | 100kg以上 |
超大型 | 6以上 | 650L以上 | 幅800mm × 高さ1830mm前後 × 奥行740mm前後 | 120kg以上 |
重さがある冷蔵庫は転倒防止対策が必要
重さががあり、背が高い冷蔵庫だけに転倒防止は重要です。本体だけでも重さがあり、庫内に食材などがいっぱい入っていると100kg以上の重さになることもあり、災害時に大きな被害を発生するおそれがあります。
特に、背が高く重さがある大型の冷蔵庫には、転倒防止グッズを使用して転倒対策を講じておきましょう。
冷蔵庫を賢く使って快適な暮らしを送ろう
冷蔵庫は日常生活で大変便利な家電です。生活に無くてはならない家電といえます。比較的故障も少なく、平均すると12年ほど使い続けるのです。そんな冷蔵庫について、サイズや重さや運搬方法まで紹介しました。
冷蔵庫がある生活が当たり前だけに、もっとドアタイプや重さなどを知って冷蔵庫の機能をフルに使い、お気に入りの食べ物を保存し、同時に省エネをすすめコスパのよい生活を送りましょう!
冷蔵庫のサイズや重さが気になる方はこちらをチェック!
日々生活の必需家電、冷蔵庫についてサイズや重さやドアなどの機能から、運搬方法まで取り上げました。大手の家電メーカーや海外メーカーも優れた製品を開発しています。
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