今週は釣果情報の活かし方を紹介!
久しぶりの堤防で情報収集!
連載第85回!今週も釣りに行ったんですがお魚の機嫌がイマイチ、うねりや風があったこともあって、フグばかり釣る一週間になってしまいました。釣りの方はあんまりでしたが、一か月半ほどいつもの釣り場に行っていなかったので、久しぶりに会う顔見知りと話をして情報交換や世間話を楽しんでいます。
今回はこの情報収集、釣果情報の種類や集め方、自分の釣りに合う情報の選び方をご紹介!釣りに慣れている方は普段から楽しみの1つとして行っていることですが、初心者の方はどこをどう見たものかと悩んでしまう方も多いと思います。情報の見方にちょっとしたコツがあるので、ぜひ参考にしてみてください!
今週も釣果がイマイチ!
うねりがあってもフグは元気です
まずは今週の釣りを簡単に振り返り!先週は夜のタチウオ狙いを外してしまって、カンパチ狙いに流れながら釣れたのはフグのみという内容でした。今週は狙いをタチウオからアオリイカへ、カンパチよりもイナダというタイプの釣り場にも行ってみたんですが、結局釣れたのはフグのみ!うねりがあって荒れた海でも、群れで表層を泳ぐ姿が確認できます。
ひたすら投げ続けるというのがあまり得意ではないので、堤防で顔を知っている人と話したり、久しぶりに会う友人と情報交換することに時間を使いました。集めた情報によると、タチウオは日によって変化が凄い、青物はかなり少ない、泳がせのエサにしている豆アジは簡単に釣れるという内容。大きい魚を釣りたいところですが、次回はひとまずアジングを遊んでみようと思います!
釣果情報の種類について!
情報の種類を3つに分けてチェック!
ここからは本題の釣果情報について、まずは情報の種類からご紹介します。ひとつに複数の情報が混じっている場合も多いですが、まずは何が知りたいのか、大きな分類を知っておくことで、情報探しがスムーズになります!
①人気の魚が釣れた情報
そのものズバリ、いい魚が釣れたという情報です。釣果情報という場合はコレを指していることがほとんどで、情報探しも一番簡単。SNSなど釣り人が自分で投稿したもの、釣具店や遊漁船が集客の一環として独自に行っているもの、タイプはさまざまです。
釣果情報、特に陸っぱりでの釣果をチェックするときのポイントは、情報がぼんやりしているケースもあることを知っておくこと。ストレートすぎる内容を避けて、少し時間が経ってからアップされていたり、なんとか釣れた一匹で沢山は釣れていないというケースがあります。それでも大きなヒントになる情報ですから、複数確認できた場合は期待して釣りに出かけましょう!
②ベイト関連の情報
サビキでイワシやコノシロが釣れている、浜に小魚が打ち上げられていた、大型魚を狙うときは、こんな情報も非常に役に立ちます。ルアーで狙える魚、つまり小魚を食べているターゲットの行動目的はほとんどがベイト関連で、エサが居るところならチャンスアリ、エサがいないところは期待薄というのがセオリーです。
①でご紹介した魚そのものの釣果情報と組み合わせて使うのが、ベイト絡みの情報を上手に使うポイント!ベイトの種類が分かれば、ルアーのサイズやレンジ選びの参考になりますし、多くの場合、複数の大型魚が同一のベイトを追いかけているので、青物がいればヒラメやスズキも狙える可能性が高まります。どの魚種をメインにするかはアングラー次第ですが、複数のターゲットをフォローできるように準備しておくのがおすすめです!
③場所に関する情報
どの場所で釣れた、という情報も、合わせてチェックしておきたいポイントです。近年は釣り場の混雑問題から、エリアのみなど具体的な場所については公開しないケースが増えていますが、通っていれば今の時期にこのエリアならあのあたり、と想像ができるようになります。
場所情報を上手に使うコツは、経験を積んで魚種とポイントのリンクや、エリア内の関係性を想像できるようになっておくこと。同じ港内であっても、釣れるところと釣れないところがあります。積極的にいろいろなポイントで釣りをして、自分で釣ったり釣れているところを見たり、この魚種ならこの場所!と想像できるようにしておきましょう!
釣果情報の探し方!
ネット検索は上手に使おう
釣り初心者の方向けに、情報の探し方についても簡単にご紹介しておきます。今回ご紹介する「情報」は釣果に関する部分、釣りの種類や釣り方は他の記事と合わせて沢山ご紹介していますが、今近くで何が釣れているか、というのは、情報の鮮度が高く地域密着型であることが重要です。情報探しは必ずお住まいの地域、釣りに出かけるエリアを含めて探してみてください!
釣具店ブログがおすすめ!
もっともおすすめできるWEB釣果情報の探し方は、釣具店の釣果情報案内。釣りに出かける場所が決まっていれば、その場所から近い釣具屋さんのホームページやSNSをチェックするのが一番おすすめです。釣りの行き帰りに寄って、詳しい話を聞けるとバッチリ。
大手の釣具店はもちろん、小規模なショップでも釣果情報を紹介しているケースがあるので、細かくチェックしてみてください!
堤防コミュニケーションが一番のおすすめ
自分がよく使う情報の探し方は、顔見知りの方と釣り場で話をする堤防コミュニケーション。通って挨拶をしていると、釣りの話も自然とするようになります。ほとんどルアーしかしませんが、エサ釣りの方ともよく話をしていて、あっちはダメだ、こんな魚が釣れたという話をすることが多いです。
子供のころから通っていて今70歳、みたいな方もいて、自分の知らないことも沢山教えてもらいました。混んでるときに場所をズラして入れてあげたり、帰り際にも挨拶をしたり、釣り場が混む今だからこそ、コミュニケーションは積極的にというのがおすすめです!
自分に合う情報の条件を整理しておこう!
いろいろな情報を結び付けよう!
最後は自分にとっていい情報、情報の整理の仕方についてです。ベイト情報の項目でも触れましたが、中大型魚とベイトの結びつきは非常に強く、ベイトが寄ったエリアに複数の魚種が集まる、どの釣りも調子がいい、ということがよくあります。
イナダが表層でよく釣れた、という情報は、分解してシーバスやフラットフィッシュがフォローできる釣り方も試しておく、ハゼ釣りが盛り上がってきたら夜にシーバスをやってみる、こんな感じで、いろいろな情報を組み合わせて、自分がやりたい釣りの情報としてまとめ上げていくとチャンスが広がります!
あなたの釣りはどのタイプ?
このエリアは今調子が悪い、という結論に至った場合は、他のポイントにいくのがおすすめ。自分も港がダメなら、サーフに行ったり隣の港で別魚種を狙ったりします。ひとつの魚種にこだわって釣れる場所を探すというタイプではなく、いつものエリアで釣れる魚を探すというスタイルです。回遊待ちも平気だし、いつものエリアで経験を積み上げたいという気持ちもあるし、出不精なスタイルと言えるかもしれません。
大きくエリアを変えて遠征したりカヤックしたりもしたいんですが、今週は天候がイマイチ!もし時間的に余裕があれば、足を延ばしてエリアも魚種も思いっきり変えてみるというのもおすすめの方法です!
釣果情報を上手に活用しよう!
上手に使って釣果アップ!
いい情報が沢山入ってくると、アレもやりたいコレもやりたいで結果うまくいかないということも起きます。自分の釣りのスタイルは変わらないように、自分にとって楽しい時間が過ごせるように、釣果情報を上手に使って釣果アップを目指しましょう!
連載が気になる方はこちらもチェック!
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去年の10月連載から、釣行レポートを2本ご紹介します。去年は秋のカヤックが絶好調、陸っぱりでもイナダとフラットフィッシュの平行でかなり安定度が高かった記憶があります。今年は季節の進行がゆっくりなのかも?フグに懲りずに来週も挑戦です!
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出典:ライター撮影