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【連載】ヒラメシーズン開幕!?強風を使ったドリフトでシーズン一匹目をゲット!

連載第38回!今回は堤防からのヒラメゲーム、海の状況やヒットルアー等をまとめて紹介しています。風があったり流れがあれば、ドリフト的な流し方が有効!冬のヒラメ釣りでは出番の多いテクニックなので、初心者の方もぜひチェックしてみてください!
2020年11月8日
sim0223
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ヒラメシーズン一発目の釣行レポート!

今週は陸っぱり!

ルアー

今週は風が強くカヤックを出すのは難しい状況。先週のメッキ釣りで感じたベイトの気配を頼りに、シーズン開幕直後のヒラメゲームに出かけてきました。イナダサイズの青物が混じればいいなという道具立てで臨みましたが、今年は青物不調?小型が少し見える程度でまだ大きな群れは入っていないようです。本命のヒラメはゲットできたので、今回は釣ったルアーやアクションのパターンを紹介したいと思います。一発目としては上々のサイズです!

強風でサーフから堤防へ

朝イチのサーフが爆風!

堤防

朝イチは調子が上がっていると情報を得ていたサーフへ。朝5時頃到着して話に聞いていたよりも車が少ないな、と思ったら風が強烈に吹いて海が荒れ模様。引き返す車が目立ちます。これは釣りをやっても何をやっているのかわからないような状態、飛距離も出ないし、風向きが変わるエリアをチェックして堤防へ向かうことにしました。道具はいろいろ積んでいます!

堤防はエサ釣りが人気

移動してきた堤防は小規模ながらエサ釣りのアングラーが足しげく通うポイント。コマセを撒いてメッキを釣ったり、メジナやクロダイを狙っているようです。話を聞くと時折水面に気配がある、小型ながら青物が混じっているとのことで期待感は十分!風は横から強く吹いていますが正面よりはマシ、青物とヒラメ両方、タフコンディションで飛距離も欲しいということで、メタルルアー中心のローテーションを準備します!

ベイトの寄りは十分!


見える範囲でチェイスも!

リール

ベイトの気配は十分で、足元を5cm程度の小魚が回遊、セイゴに追いかけられているシーンを目撃したり、沖でメッキ?がバチャバチャやったりで、朝イチらしいシチュエーションにテンションアップ!サビキにサッパ、コノシロが食っていれば文句ナシなんですが、とにかく釣り場の状況はよさそうです。この時はまだ頭が堤防ライトショアジギング、表層から中層に青物イメージを持った状態で釣りを始めます。

ベイトは複数混じっている状態

追われていた小魚が何なのかはよく分かりませんでしたが、この時期はサッパ、小ヒイラギ、豆アジにキスとベイトの種類が豊富。サーフでは小さなキスが近い距離で釣れているようで、ベイトのレンジは当日いろいろやって探っていく必要がありそうです。冬の熱いベイトパターン、大型のコノシロ接岸はもう少し先になりそう?ルアーはジグ、プラグともまだ普通のサイズでOKです!

小型青物はジグを無視

エサ釣りでワカシ

ジグ

海から感じる気配に反してバイトが遠く、エサ釣りのコマセでときどきワカシがあがる程度。夏に比べればサイズはマシになっていますが、サーフタックル、ライトショアジギングタックルで釣るにはちょっとパワー不足です。イナダに期待してジグを投げ続けますが、反応は全くナシ。表層巻き、中層からボトムをリフト&フォールと繰り返しながら、時間だけが過ぎていきます。ジグサビキを出すかバイブレーションを試すか、と考えていたところでこの日最大のヒント、ボトムで魚からのバイトです!

食ったのは青物なのかフラットフィッシュなのか

ジグのリフト&フォールで着底直後にアタリ!フッキングには至りませんでしたが、この日一発目の反応はジグをボトムに入れたタイミングになりました。青物が沈んでいるのかフラットフィッシュなのか、どちらにしても底をやった方がいいだろうということで、早巻き系のジグから、浮き上がりが強くボトムをスローに巻けるサーフ系のジグに変更。まずはヒラメとイメージして次のバイトを引き出します!


シーズン一匹目のヒラメをゲット!

ボトムを徹底してヒラメをキャッチ!

ヒラメ

サーフよりも足場が高い堤防、風で引っ張られるラインとルアーが浮き上がる要素が揃っていたので、とにかくボトムコンタクトを徹底。リフトの高さを我慢して、スロージギングのようなロッドワークで底付近を探ります。表層中層で青物をやりたい気持ちは我慢。水深があると広く探りたくなりますが、今はヒラメに集中です。何度かリフト&フォールのような動きを入れてガツっとバイト!アワセもしっかり効いて、久しぶりに重量感のあるヒラメの引きです。足元にテトラが入っているので、手前は一気に巻いて浮かせを意識。60ないぐらい、というサイズだったので抜き上げと判断して、今年一発目のヒラメをゲット!ヒットルアーはバディワークスの「オフベイト30g」、水平姿勢&浮き上がりが魅力のタダ巻き系メタルジグです!

アタリがあったら探るべし!

同じヒラメがバイトしている、とはイメージしていませんが、ヒラメにとって居心地のいい場所というのは結構混雑しているようで、いい日は何度かチャンスがもらえるというのがこれまでの経験から感じているヒラメ釣りの特徴。ヒラメなのかマゴチなのかはわからないまでも、ベイトが入っていい地形、合ったルアーにいい流し方と揃うとミスバイトを含め何かしら反応があると感じています。もちろん潮が効いている時間帯というのが前提ではありますが、何もない時は歩いて探す派。何かヒントがあれば粘るというスタイルが気に入っています。どうしようか迷ったらヒント探し!明確なアタリだけでなく、巻きが重いというのも大きなヒントになります!

ドリフトで扇状に探ろう!

横風を使ってスローなアクション!

ルアー

当日は強い風が横方向、潮も同じ方向に強く流れているという条件で、足場が高い堤防からのキャスティング。風がルアーを引っ張ってしまうような状況でしたが、横方向にルアーを流すことができる状態でもありました。やや左側に投げて、右側からルアーが戻ってくるというような状態です。ルアーを引きずらないように、棒にならないようにゆっくり巻けば、河口シーバスで定番のドリフト状態。サーフで流れを見つけるのが難しくても、ここまで揃うとほぼオートマチックにナチュラルなアクションが演出できます。ヒラメもこの動きが大好き!これからの時期、堤防でヒラメやシーバスを狙う時は近いシチュエーションに出くわすことがあると思うので、ぜひ試してみてください!

ルアーが重ければ操作は簡単!

リップレスミノーやシンペンのスローなドリフトはノー感じ、流れが弱かったりルアーが軽かったりすると難易度が高いスタイルですが、ルアーが重い+ボトム狙いなら、分かりやすくリフト&フォールやストップ&ゴーだけでドリフトに近い動きが出ます。横に流れる距離が足りないと思えばルアーを軽く、流されすぎる場合は重くすればOK。巻いている時よりも浮き上がりが大きくなりやすいので、着底させる頻度を上げて調整するとバッチリです。冬の強風対策に、コースが斜めになったら重くして直線的に、とするのではなく扇状をイメージするのがおすすめです!


ヒラメ釣りに出かけよう!

寒くなってヒラメの季節!

ヒラメ

楽しみにしていたイナダのミノーゲームはお預けとなりましたが、いいサイズからスタートを切れた今期のヒラメゲーム。サイズも期待できる冬の釣り、ベイトの寄りがいい内にサーフにも出かけておきたいところです。人気の釣りモノということで釣り場は混雑傾向、朝マズメは歩きながら探るのが難しくなりましたが、ルアーやアクションの工夫でまだまだ楽しく遊べます。青物回遊、そして大型ヒラメに備えてタックルは強めで!シーズンインを迎えた初冬のサーフに出かけましょう!ロングミノーはまだなくても大丈夫そうですが、こちらも準備しておきたいところです!

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連載記事が気になる方は下記のリンクをチェック!秋のカヤックジギングサビキゲームと、早めに揃えておくべきアイテムをまとめたカヤック入門記事をご紹介します。冬は風が強く海が荒れ気味、カヤックのスタートには不向きな時期ですが、ルーフキャリアの取り付けや振動子のための加工など、準備にちょっと時間がかかるのもカヤックフィッシングの特徴。来年の春に向けて、冬の間に準備を進めておきたい方はぜひ参考にしてみてください!