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おしゃれなサボテンの寄せ植えのやり方や簡単なコツを紹介!レイアウト一つで変わる!

サボテンを何種類か合わせて植木鉢に植え付け、かわいい寄せ植えを作りましょう。寄せ植えの方法は簡単ですがサボテン植え替えや育て方は注意をする必要があります。枯れることなくサボテンを栽培する方法と参考になる寄せ植えレイアウトも解説します。
2021年10月18日
佐藤3
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はじめに:サボテン寄せ植え方法を解説

寄せ植え向きなサボテン栽培はコツをつかめば簡単!

出典:https://photo-ac.com/

小さなかわいいサボテンをたくさん植木鉢に並べて寄せ植えを作ってみませんか?サボテンは育て方も簡単といわれる植物なので初心者の方でも育てやすいといわれています。

美しい花が咲いたり、花が咲かない時期でも棘のある個性的な姿が人気のサボテンの寄せ植え。少し個性的なグリーンインテリアが欲しいという方には特におすすめしたい植物です。

おしゃれなサボテン寄せ植えの育て方とレイアウトを解説

サボテンは簡単で育てやすい植物ですが、それでもコツを知っているのと知らないのとではその成長にも差がでてきます。植木鉢にきれいに並べて植え替えるおしゃれなレイアウトのヒントと、そんなサボテンの寄せ植えをできるだけ長くきれいな状態に保つための栽培のコツを解説します。

寄せ植えも可愛い!サボテンなど多肉植物について

サボテンを育てて寄せ植えにするには、まずその植物の性質や特徴を知りましょう。また作った寄せ植えをプレゼントするには花言葉も知っておくと便利ですよ。

サボテンは多肉植物の別名として使われることも

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サボテンというとどのような植物を思い出すでしょうか。土から幹(太めの茎)が伸びてそこから枝分かれして葉を茂らせる。

そんな一般的な植物とは違い丸い玉のような形や細長い肉厚の葉のようなものが土から直接生えてきている面白い姿を見かけるのが普通でしょうか。形が似ていることから多肉植物のことを総称してサボテンと呼ぶ方もいますね。

正確にはサボテンと多肉植物は一緒ではない

よくサボテンと多肉植物を一緒にして呼んでいるものも見かけます。サボテンは多肉植物の一種ではありますが、サボテン=多肉植物ではありません。たくさん種類のある多肉植物の中の1種類にサボテンという植物が入っている思うとわかりやすいでしょう。

性質が似ているため多肉植物どうし寄せ植えにしてもOK!

サボテンだけやそれ以外の多肉植物だけの寄せ植えも多いですが、多肉植物とサボテンは元は同じ仲間ですから育て方も同じコツであるところが多いです。

同じ植木鉢に植えても水やりなどは同様にできますので、寄せ植えする素材としてサボテンと多肉植物は相性がよいものといえますね。

サボテンの特徴

サボテンの特徴の棘の正体は葉っぱって本当か?

Photo by nyanchew

それでは多肉植物とサボテンの違いは?というととてもわかりやすいです。葉のように見える茎が変形した多肉部分に葉から変形した棘が付いているものがサボテンとなります。

サボテンや多肉植物はどこが茎でどこが葉か見ただけではわかりにくいでしょうが、多肉部分は茎・棘は葉から変わったものであるというのは本当です。

代表的ないろいろなサボテンの形

出典:https://photo-ac.com/

サボテンにはいろいろな形があるので寄せ植えにするのも楽しいです。組み合わせるサボテンの参考までによく見かけるサボテンの形をご紹介しましょう。まずは画像のウチワサボテン。名前のとおり団扇のような平たく丸い多肉部分が特徴です。

多肉部分が下から上へとすらりと長く伸びるのが柱サボテン。多くがこのウチワサボテンと柱サボテンに分類でき、このほかに丸くぷっくりとした姿がかわいい玉サボテンなどがあります。

サボテンの花言葉は「枯れない愛」

Photo byJINSIL0814

サボテンの寄せ植えを作ったら大切な方にプレゼントするのもよいですね。そんなときはサボテンの花言葉を知っていると役に立ちます。サボテンは種類ごとの花言葉もありますが、全体の花言葉は枯れない愛や燃える心です。

これはサボテンが砂漠のような乾燥した場所でも枯れずに生きていることが由来となっています。

サボテン寄せ植えの準備!株や土・植木鉢の選び方


サボテンの特徴などもわかったところで寄せ植えの準備に取り掛かりましょう。ここでは寄せ植えを作るのにあたって必要なサボテンの苗や植木鉢・植え付ける土はどのようなものがよいのか解説していきます。

寄せ植えにするサボテン苗は

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寄せ植えをする植木鉢のサイズにもよりますが、室内に置くことが多い多肉植物の寄せ植えは小さな株を複数植え付けて寄せ植えを作られる方が多いです。

サボテンは種類は多いですが水やりなどのお世話は共通しているので種類は見た目や使いやすい大きさで選んでかまいません。そのほかどんな植物にも通じることですが病気や害虫がついていない、健康な株を選ぶことが大切です。

サボテン栽培の用土選び

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サボテンのような多肉植物は自分の茎の中に水分を蓄えることができるため、いつでも土の中の水分が必要というわけではありません。必要なときに水やりをしてその水分を吸い上げたら、そのあとは余分な水分は残らない排水性のよい土が適しています。

さらに寄せ植え用の土であることも意識して土を選ぶのがコツ

また寄せ植えにするにはたくさんの株をひとつの植木鉢に植えることになるため、植え替えた株がぐらぐらしがちです。それを防ぐためには寄せ植えには土の粒が揃っていてしっかりと根をキープしてくれるものが向いています。

寄せ植えは植木鉢選びも重要

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水はけがよく粒が均等な土を選んだら、次はその土を使って寄せ植えを作る鉢について考えます。サボテンの寄せ植え用の植木鉢はある程度の大きさが必要です。

全部をまとめてみてその周りに土も見えるくらいの余裕がある大きさがおすすめ。さらに植え替えたあとの育てやすさを考えると土の温度と排水性も考慮するのが大切です。

土の温度を下げず排水はよいが保水性もあるプラスチック鉢がよい

市販のサボテンの寄せ植えは素焼きの鉢であったり透明なガラスのようなものにカラフルな土に植えられているものもありますが、このどちらも栽培難易度が高くなってしまうのでおすすめできません。

サボテンの寄せ植え用の植木鉢はずばり!黒のプラスチック製鉢です。プラスチックは鉢そのものが温まりやすいため中の土を保温してくれます。

行きすぎない排水性を保つのにプラスチック製の植木鉢を使う

それだけでなくさらに太陽光を蓄積しやすい黒であれば、十分なサボテン育成温度をクリアできるからです。さらに素焼き鉢のように排水性がよすぎずある程度の湿度を保ち、ガラス性のように排水性が低すぎないのもプラスチック鉢のよさといえます。

そのほかサボテンの育て方に必要なもの

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サボテンを寄せ植えにしたりその前に自分で増やして苗を作るのにも、ガーデニング用のツールが必要となります。植え替え用移植ごてや雑草を取り除く熊手、サボテンの種類を覚えておくためのネームタグなどあると便利です。

小さなサボテン鉢に合ったサイズ感のガーデニングツールを揃えておくことをおすすめします!

寄せ植えに重要なサボテンの育て方

寄せ植えに使う土や鉢、道具の準備ができたら早速サボテンを育てていきましょう。育て方のコツを押さえてやれば、やり方はとても簡単です。サボテンだけでなくほかの多くの多肉植物にも通じるところが多いので、ぜひ覚えていってください。

サボテンの育て方1.日当たり

出典:https://photo-ac.com/

サボテンなど観葉植物(多肉植物)は太陽光を必要とはしますが強い日差しを苦手とするものが多いです。明るい室内で育てるくらいでも十分ですが、それだと花が咲く種類でも開花しない場合も多いです。

植物にも暑い・寒いという季節の移り変わりを感じさせてあげることで花芽を出し開花するからといわれます。花は必要ない方は室内のみで栽培してもよいですが、花を咲かせたいという方は冬場でも一定時間は寒さに当てることも必要です。

サボテンの寄せ植え栽培には遮光が大切となってくる

サボテンの寄せ植えに花を咲かせるには日光のあたる屋外に置く必要がありますが、直射日光にあてるとサボテンには悪い影響もあります。サボテンが茶色く変色したりそれだけでなく硬くゴツゴツとしているのを見たことがないですか?

それは直射日光にあたって葉焼けという現象を起こしたものです。サボテンは100%の日光に当てずに遮光しないとこのような見た目の悪いものになり、それは後から直すことは不可能となります。


サボテン栽培の注意点

日当たりもできれば季節によって変えてあげる必要があります。真夏はどうしても太陽光が強くなりますので、屋外にサボテンの寄せ植えを置く場合は一般的には50%の遮光をするのが定石です。

日差しが弱くなったと感じても直射日光には当てません。白っぽい遮光ネットに変更して20%ほど遮光してあげます。防虫ネットでこの程度の遮光度がありますので、虫よけ防止ネットを遮光としてかぶせるのがよいでしょう。

サボテンの育て方2.水やり

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サボテンや多肉植物は枯れることが少なく、少しくらい水やりを忘れても平気な植物。とはいえあまりにも水をやらなくても水をあげすぎても過ぎたお世話では枯れるのは避けられませんね。

水やりはしっかりと土が乾いてからあげるくらいがサボテンや多肉植物にはちょうどいい水やりタイミングなので、このコツを意識しておこなうようにします。

サボテン栽培の注意点

一方水のやり方で気をつけないといけないのが、あげすぎによる根腐れ病です。これは初心者の方に特に気をつけて欲しい水やりの方法で、大切にしようと思うあまりに毎日水をあげて土がいつも湿っている状態でなりやすいもの。

対策はさきほどご紹介した乾いたら水をあげるというやり方にシフトしていただくことで簡単にできます。サボテンなど自ら保水している植物は常時水を必要としないことを意識してください。

サボテンの育て方3.肥料

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サボテンも大きくなったり花を咲かせるには肥料を必要とします。しかしあまり根が丈夫な植物ではないので、与える量やタイミングには注意が必要です。肥料を与えすぎると根を痛めたり最悪の場合は根が腐ってしまう場合もあるので注意します。

サボテン栽培の注意点

サボテンの肥料は固形・液体など種類は選びません。ホームセンターや園芸店で普通に売られている一般的な肥料なら何でもよいですが、パッケージを見てあげすぎ(肥料分が濃すぎる)ことには気をつけます。

タイミングはその植物が大きくなる季節(サボテンの場合多くが春と秋)です。はじめて与える時は量を少なくして様子を見て適量を判断するのもよい方法といわれます。

サボテンの育て方4.植え替え

出典:https://photo-ac.com/

寄せ植えとはサボテンの植え替え技術が必要になります。移植すると枯れるのではないかと心配される方もいるかも知れませんが、実は根がつまった状態で放置するよりもずっと根腐れが防げるよい方法です。

サボテン栽培の注意点

植え替えには適した時期があります。これも植物が活性化して成長する春か秋が適期です。植え替える前は土をしっかり乾かす(例:1週間くらい水やりをしない)のが重要で、そのほか古い土は使わない・多すぎる古い根は清潔な剪定ばさみでカットして整理してから新しい植木鉢に植え替えてあげます。

参考にしたい!おしゃれなサボテンの寄せ植えレイアウト

寄せ植えに必要な植え替えのやり方やその後の水やりの仕方など理解したら、具体的におしゃれ寄せ植えにするにはどうしたらいいのか参考になるレイアウトを見て自分のイメージを形にしましょう。はじめはまったく同じにするのもひとつの方法です。

サボテン寄せ植えレイアウト1.

サボテンに限らず寄せ植えは植木鉢の中で奥行きをうまく出すのがおしゃれなレイアウトのコツです。奥になる部分に背の高いものを植え付け手前を低くすることで簡単に真似することができるので、ぜひ試してみてくださいね。

サボテン寄せ植えレイアウト2.

寄せ植えもひとつの植木鉢だけでなく大きな植木鉢の上にもうひとつ小さな植木鉢を重ねるというテクニックもあります。もちろん見た目が楽しい作品になるだけでなく、一度寄せ植えを作ったら何年もそれを楽しむという人には特によい方法です。

それだけでなく、丈夫で増えやすい植物とすぐなくなってしまうものを混在させるときに影響を受けにくくするという働きもあります。こちらも上で奥になる部分に大きな玉サボテンを植えるのがコツ。

サボテン寄せ植えレイアウト3.


寄せ植えは人工的な美しさだけでなく自然っぽさをいかに出すかという作り方もあります。特にサボテンは砂漠や荒れた土地に生えている植物というイメージが強いものですので、わざとゴツゴツとした岩を配置したり、流木と組み合わせたレイアウトもより映えさせるポイントです。

寄せ植えにもおすすめな人気のサボテン3選

最後に寄せ植えにも使える人気のかわいいサボテンの種類を3つご紹介しましょう。どれも個性的で適当に植え付けていくだけでもおしゃれな寄せ植え鉢ができるものばかりです。

寄せ植えに人気のサボテン1.

バニーカクタスはウチワサボテンと呼ばれる種類のひとつです。うさぎの耳のように子株が増えていくのが特徴で、背が高くなっていくので寄せ植えの後ろの方に配置すると育てていくうちに自然と全体の形が整っていきます。

寄せ植えに人気のサボテン2.

サボテン(柱サボテン:1本立ち)

出典:Amazon

柱サボテンも寄せ植えの後方に置くのによいサボテンの種類です。背が高くなりすぎると思ったら小さな子株に植え替えたり思い切って剪定して側枝を出させるのもひとつのアレンジ方法。サボテンらしいストレートな姿が人気となっています。

寄せ植えに人気のサボテン3.

玉サボテンは寄せ植えの前の方に並べるのによく使われる種類です。同じ玉サボテンでもたくさん品種がありますが、その中でもテロカクタスは棘の色が白や赤・ピンクなど色が入るのでそれだけでも見た目がかわいく人気の種類となっています。棘がまるで花のように開くのも美しいですね。

まとめ:おしゃれなサボテンの寄せ植えづくり

サボテンは寄せ植えに向く植物

出典:https://photo-ac.com/

今回は人気の多肉植物の中からユニークな姿が評判の高いサボテンの育て方や寄せ植え鉢のレイアウトの参考になる素敵な画像・人気の種類などを解説とご紹介してきました。

寄せ植えのやり方はひとつではなくみっちりとたくさんの小さな苗を並べるのもよいですし、よりナチュラルさを求めるのであれば石などと組み合わせて空間も楽しめるような寄せ植えを作ることも可能です。あなたのセンスでおしゃれな寄せ植えを作ってくださいね。

サボテン寄せ植えが気になる方はこちらもチェック

今回は寄せ植えにするにあたって植木鉢や土の選び方・レイアウトを解説しました。暮らしーのではこのほかにもサボテンの上手な栽培のやり方や花の咲く寄せ植えを作る方のヒントとなるサボテンの種類紹介などの記事もご用意しています。こちらも合わせてご覧ください!