レモンの食べ方はバリエーション豊か!
甘酸っぱい香りが特徴的なレモンは、活用方法次第でさまざまな食べ方ができる食材としても知られています。皮まで活用する食べ方なら、豊富に含まれる栄養も余すことなく摂取することが可能です。好みの食べ方を見つけて、レモンを味わってみませんか?
好みの食べ方でレモンをいただこう
本記事では、レモンをしっかりと味わいたい時におすすめの食べ方をご紹介します。料理初心者でも簡単に取り入れられる食べ方・使い方を集めたので、ぜひ役立ててみてください。
スイーツからおかずまで、レモンの活用方法はバリエーション豊かです。大量消費ができるレシピをチェックしておけば、たくさんレモンを手に入れた時も安心。甘酸っぱい味わいがやみつきになる人気のレシピをチェックして、日常的にレモンを楽しんでいきましょう。
レモンの食べ方3選:漬け込み編
スタンダードな食べ方としておすすめしたいのが、漬け込みレシピです。はちみつや塩など、調味料に漬け込んでおくことで、大量消費しやすくなります。好みのレシピを取り入れて、最後まで美味しく食べてみてください。
レモンの食べ方①:はちみつ漬け
いろいろな食べ方ができるレシピなら、はちみつで漬けるのがおすすめです。紅茶に入れたり、ヨーグルトにトッピングしたり、さまざまな使い方ができるのが魅力。はちみつの種類によっても味が変わるので、お気に入りのものを使いましょう。
レモン(なるべく国産の無農薬)適量
ハチミツ(なるべく国産)適量
密封できる瓶煮沸消毒済みのもの
おすすめレシピ
よく洗ったレモンは、薄切りにします。種がついている場合は、しっかりと取り除きましょう。瓶は熱湯をつかって煮沸消毒しておきます。薄切りにしたレモンを瓶の中で重ねていき、全体が漬かるくらいのはちみつを流し入れてください。
常温で一晩置いた後、冷蔵庫で3日〜1週間寝かせたら完成です。寝かせている間に、瓶をひっくり返してはちみつを全体に行き渡らせるのが作り方のポイント。簡単な工程で作れるので、料理初心者にもおすすめです。
レモンの食べ方②:シロップ
はちみつを使う以外の食べ方なら、氷砂糖を入れてシロップにするのがおすすめです。爽やかな香りと甘酸っぱい風味がやみつきになる美味しさ。炭酸で割ったり、調味料として使ったり、さまざまな食べ方ができる便利なレシピをご紹介します。
レモン(両端を切りおとし輪切りにした状態)6個(700g)
氷砂糖700g
おすすめレシピ
よく洗ったレモンを輪切りにして、種を取り除きます。保存用の瓶は煮沸消毒しておきましょう。瓶の中にレモンを入れた後、氷砂糖を加えます。瓶の蓋をして、氷砂糖が溶けるまで数日置いてください。
氷砂糖が溶けた後は、冷蔵庫で保存。レモンの成分が行き渡るように、時々瓶を揺らします。1週間ほど経過したらレモンを取り除き、完成です。なお、夏は砂糖がすぐに溶けますが、冬は溶けるまで時間がかかります。
レモンの食べ方③:塩レモン
たくさんあるレモンを最後までしっかりと消費したい時におすすめの食べ方です。塩で漬け込むことで酸味がまろやかになり、酸っぱいものが苦手な方でもいただきやすくなります。ドレッシングに使ったり、肉や魚を漬け込んだりして活用しましょう。
国産 無農薬レモン1コ
粗塩(約20~30%)大さじ1.5
砂糖(約5%)大さじ1/2
おすすめレシピ
流水で洗ったレモンの水気を拭き取り、適当な大きさにカットします。種がある場合は取り除いてください。煮沸消毒をした瓶の中にレモンを入れ、塩と砂糖を加えます。瓶の蓋をして全体を揺すり、塩と砂糖を行き渡らせましょう。
そのまま常温で2週間程度置いたら完成です。最初の2〜3日は毎日瓶を揺らすのが作り方のポイントになります。砂糖と塩が完全に溶けたら、揺らすのは3日に1回程度の頻度で問題ありません。
レモンの食べ方4選:スイーツ編
酸味を活かして、スイーツを作るのもおすすめの方法です。さっぱりとした爽やかな香りが漂い、甘いものが苦手な方でも食べやすい味わいに仕上がります。初心者でもチャレンジしやすい作り方を集めたので、参考にしてみてくださいね。
レモンの食べ方①:レアチーズケーキ
さっぱりとしていながらも濃厚な味わいを楽しめるチーズケーキは、大人から子供まで人気の高い食べ方です。オーブンを使わず、材料を混ぜるだけで完成するのも嬉しいポイント。初心者にも人気の簡単な食べ方をチェックしていきましょう。
クリームチーズ1箱 200g
生クリーム1箱 200ml
砂糖60g
レモン1こ
粉ゼラチン小さじ3
❍グラハムクラッカー(マリービスケットやダイソーでも買えるココナッツサブレでOK)130g
❍無塩バター60g
おすすめレシピ
ゼラチンは大さじ2の水でふやかし、600Wの電子レンジで10秒ほど加熱しておきます。グラハムクラッカーをポリ袋に入れ、麺棒などで細かく砕いてください。溶かしたバターを加えて、全体を揉み込んだら、型に敷き詰めておきます。
ボウルに常温に戻したクリームチーズ を入れて練り混ぜ、砂糖をプラス。全体に砂糖が馴染んだら、レモン果汁を加えます。生クリームを入れた後にゼラチンを加え、しっかりと混ぜ合わせましょう。型に生地を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
レモンの食べ方②:パウンドケーキ
しっとりとした食感を楽しめるパウンドケーキも、美味しい食べ方としておすすめです。焼きたての状態でシロップを塗るのが、しっとりとした食感に仕上げるコツ。お好みでレモンの輪切りをトッピングすれば、おしゃれな見た目になります。
☆薄力粉100g
☆コーンスターチ(片栗粉)大2(10g)
☆ベーキングパウダー小2(8g)
サラダ油120cc(100g)
砂糖100g
卵2個
レモン果汁1個分(約30cc)
■ レモン果汁のシロップ
水大2
砂糖30g
レモン果汁大1
おすすめレシピ
サラダ油と砂糖をボウルに入れて、混ぜ合わせます。溶き卵を2〜3回に分けて入れて、分離状態がなくなるまで混ぜましょう。全体が混ざったら、薄力粉・コーンスターチ・ベーキングパウダーをふるい入れ、ヘラを使ってさっくりと混ぜます。
レモン果汁を加えた後に型に流し入れ、180度のオーブンで35分ほど焼いてください。焼いている間に水・砂糖・レモンを鍋で煮詰め、シロップと作ります。焼きたてのケーキにシロップを塗り、冷ましたら完成です。
レモンの食べ方③:マドレーヌ
身近な材料で簡単に作れるマドレーヌは、料理初心者の方にもぴったりな食べ方です。複雑なテクニックは必要なく、思い立ったらすぐに作れるのが魅力。また、果汁ではなくレモンの皮を使うことで爽やかな風味を引き立たせます。
ホタテ型など、使用する型のデザインにもこだわれば、見た目にもおしゃれなお菓子になるでしょう。ちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
小麦粉(薄力粉)100g
BP(ベーキングパウダー)小さじ1/2
砂糖100g
バター100g
卵2個
レモンの皮1/2個分
おすすめレシピ
ポリ袋の中に薄力粉とベーキングパウダー、砂糖を入れた後、しっかりと口を締めて振ります。粉類が全体的に混ざったら、ボウルに移して溶き卵を加えましょう。
次に、すり下ろしたレモンの皮と溶かしたバターを加えて混ぜ、冷蔵庫で30分ほど寝かせます。型に流し入れ、2〜3回ほど低い位置まで持ち上げで落とし、空気を抜いてください。180度のオーブンで15分ほど焼いたら完成です。
レモンの食べ方④:クッキー
甘酸っぱい香りが広がるクッキーも、定番の食べ方として取り入れておきたいレシピです。ポリ袋を使って材料を混ぜ合わせるので、ボウルや泡立て器などの器具がなくても大丈夫。洗い物を最小限に抑え、手軽にクッキー作りを楽しめます。
今回は冷凍庫で冷やし固めてから包丁でカットする方法をご紹介しますが、お好みに合わせて型抜きにするのもおすすめです。好みの食べ方で、美味しいクッキーを味わいましょう。
小麦粉150g
バターorマーガリン70g
砂糖50g
レモン(またはレモン汁)1/2個(大さじ1)
おすすめレシピ
ポリ袋の中に、小麦粉と常温に戻したバター、砂糖、レモン果汁を入れます。全体が混ざるように、ポリ袋の上から揉み込みましょう。生地が混ざったら袋から取り出し、棒状に成形します。
ラップで包み、冷凍庫でしばらく寝かせてください。生地が硬くなった後に冷凍庫から取り出し、包丁で1cmの厚さに輪切りにします。180度のオーブンで20分ほど焼いたら完成です。
レモンの食べ方3選:おかず編
普段の食卓で取り入れられる、ご飯と相性ぴったりなレシピを集めました。余ってしまいがちなレモンも、積極的におかずに取り入れてみてはいかがでしょうか。爽やかな香りが食欲をそそる、人気の食べ方をご紹介します。
レモンの食べ方①:唐揚げ
あらかじめレモン果汁を揉み込む食べ方は、さっぱりと唐揚げをいただきたい時におすすめ。最初からレモンが鶏肉の中に染み込んでいるので、爽やかな風味を感じられます。
「揚げ物を食べたいけど、脂っこいものは苦手」と感じている方にもおすすめの食べ方。また、片栗粉をまぶしてサクサクとした食感に仕上げるのも食べ方のポイントです。冷めても美味しいので、お弁当に入れてもよいでしょう。
鶏もも肉600g
塩小さじ2
レモン汁大さじ1
黒胡椒小さじ1
レモン1個
片栗粉適量
おすすめレシピ
食べやすい大きさにカットした鶏肉をボウルに入れ、塩・レモン果汁・黒胡椒を揉み込みます。全体に調味料を揉み込んだ後、冷蔵庫で30分以上寝かせましょう。
寝かせた後に冷蔵庫から取り出し、片栗粉を全体にまぶします。揚げ油に入れて、こんがりとするまで揚げてください。油から取り出した後に湯切りをし、スライスしたレモンをトッピングしたら完成です。
レモンの食べ方②:ムニエル
魚を食べたい時にも、レモンは活用できます。甘酸っぱい香りが加わることで、臭みを抑えられるのが嬉しいポイントです。魚の臭みが苦手な方にもおすすめしたい食べ方。また、焼く時にオリーブオイルとバターを使うので、しっかりとしたボリューム感を感じられる食べ方なのも魅力です。
鮭2切れ
塩こしょう適宜
小麦粉大さじ2
バター大さじ1
オリーブオイル大さじ2
レモン汁(ポッカレモン)1/2個(大さじ1~1.5)
白ワイン(または酒)大さじ2
おすすめレシピ
鮭の両面に塩胡椒を振りかけて、15分ほど置いておきます。続いて、鮭の両面に小麦粉をまぶしましょう。フライパンにオリーブオイルとバターを入れて火にかけ、余計な小麦粉を落とした鮭を乗せます。両面に焼き色がつくまで鮭を焼いた後に、取り出してください。
同じフライパンに白ワインとレモン果汁を入れて、煮立たせます。アルコールを飛ばしてソース状にした後、お皿に盛り付けた鮭にかけたら完成です。
レモンの食べ方③:チキングリル
シンプルな味付けで鶏肉をいただくのも、おすすめの食べ方です。クレイジーソルトとレモンだけで簡単に味付けができるので、料理初心者にもぴったり。あらかじめ漬け込んで冷蔵庫に入れておけば、後は焼くだけでメインのおかずができあがります。
また、グリルで焼いて余分な脂を落とすのも意識しておきたいポイントです。皮がパリッとした状態に仕上がります。
鶏もも肉2枚(約500g)
クレージーソルト肉にまんべんなく振りかける量
レモン汁1個分位(約70cc)
おすすめレシピ
鶏肉に分厚い部分がある場合は包丁で切れ込みを入れて、均一な厚さにします。鶏肉の全体にクレイジーソルトを振りかけ、味付けをしましょう。ポロ袋に鶏肉を入れたらレモン果汁を加え、しっかりと揉み込みます。
冷蔵庫で30分以上寝かせた後、中火にかけたグリルの中に鶏肉を入れてください。両面がこんがりとするまで焼いたら、完成です。
レモンの食べ方3選:主食編
お腹いっぱい食べたい時は、主食に活用する食べ方がおすすめです。ご飯やパスタ、うどんなど、普段の食事にぴったりな食べ方はたくさんあります。お気に入りの食べ方を見つけて、余すことなくレモンを楽しんでいきましょう。
レモンの食べ方①:クリームパスタ
濃厚な味わいのクリームパスタも、レモンを加える食べ方ならさっぱりといただけます。自宅で簡単に作れるのに、まるでお店で食べるような味わいに仕上がるのが魅力。
あらかじめソースを作っておいてからパスタを茹でると、慌てずに済みます。完成までの工程も意識して、美味しい食べ方を楽しみましょう。
バター20g
生クリーム150g
牛乳50g
レモンの皮1個分
レモン汁1/2個分
塩ひとつまみパスタ2人分(180g)
ゆで汁大さじ1
オリーブオイル少々
ブラックペッパー少々
おすすめレシピ
飾り用の輪切りを残して、レモンの皮をすり下ろします。フライパンに生クリームと牛乳、バターを入れて加熱し、とろみが出た後にレモン果汁と皮、塩を入れて火を止めてください。
パスタが茹で上がる直前に、クリームソースを再び火にかけて、茹で汁とオリーブオイルを加え、温めます。火を止めた後にパスタを加え、全体を混ぜ合わせましょう。お皿に盛り付け、レモンをトッピングしたら完成です。
レモンの食べ方②:リゾット
本格的な風味を楽しめるリゾットも、レモンを活用すれば簡単に作れるようになります。最小限の材料でシンプルに作ることで、レモンの美味しさが引き立たせるのが食べ方のポイントです。おしゃれな一品をいただきたい時にいかがでしょうか。
レモン1個
米1カップ
玉ねぎ1/4個
にんにく1/2個
白ワイン50cc
ブイヨンの素1個
バター大さじ1
塩、こしょう少々
オリーブオイル大さじ3
パセリ少々
おすすめレシピ
玉ねぎとニンニクはみじん切りにします。オリーブオイルを入れた鍋に玉ねぎとニンニクを入れ、しんなりするまで炒めましょう。軽く洗ったお米を加えて炒め合わせた後、白ワインを加えます。
アルコールを飛ばした後、水4カップで溶かしたブイヨンの素を4回に分けて入れてください。蓋をせずに15分ほど加熱し、アルデンテの状態になったら、バターとレモン果汁、塩胡椒を加えて火を止めます。お皿に盛り付け、レモンのスライスとパセリを振りかけて完成です。
レモンの食べ方③:冷やしうどん
お腹が空いた時にすぐに作れる便利なレシピです。あらかじめスープを作っておけば、後はうどんを茹でるだけなので、料理に時間をかけられない時にもおすすめ。
仕上げにレモンの輪切りをトッピングすれば、爽やかな香りが広がります。味にアクセントをつけたい時は、いただく時にラー油をかける食べ方もよいでしょう。お好みの食べ方でいただいてみてください。
冷水320ml
レモン1/2玉
●鶏がらスープ(顆粒)大さじ1
●白だし小さじ1
●柚子胡椒(チューブ)5mm程度
●ごま油小さじ1/2
●塩小さじ1/2
●レモン汁小さじ1/2(お好み量で)
お湯大さじ3
うどん1人前
お好みの具材お好みで
おすすめレシピ
鶏がらスープの素・白だし・柚子胡椒・ごま油・塩・レモン果汁にお湯を加えて、溶かします。溶かした調味料を器に入れ、冷水を混ぜましょう。レモンは薄切りにします。うどんを表示時間通りに茹でた後に冷水で締め、器に入れてください。レモンの輪切りをトッピングしたら、完成です。
美味しい食べ方ができるレモンの選び方
美味しい食べ方を楽しむためには、選び方にこだわることも重要です。最後に、スーパーなどでレモンを選ぶ際に意識しておきたいポイントをチェックしましょう。皮ごと活用するために見ておくと便利なポイントをご紹介します。
選び方①:無農薬&ノンワックス
はちみつや塩を使って皮ごと漬け込む場合は、農薬やワックスを使用していないものを活用してください。農薬やワックスを使っているものだと、漬け込んだ時に体に悪影響を及ぼす成分が出てくる可能性があります。国産の有機栽培を選ぶと安心です。
選び方②:適度な弾力がある
触れた時に、適度な弾力があるものは新鮮な果肉がしっかり詰まっているサインです。収穫してから時間が経過しているものはブヨブヨとした感触になる場合があるので、注意が必要。ハリのあるものを選んで、皮まで活用していきましょう。
おすすめの食べ方でレモンをいただこう!
漬け込んだり、おかずに使ったり、レモンはいろいろな食べ方を楽しめるのが魅力です。たくさん手に入った場合は、はちみつや塩などに漬け込んで、調味料として使うのがおすすめ。漬け込んだ後は、紅茶や炭酸水に入れて飲む他に、料理のアクセントとして加えるのも人気の食べ方です。
今回ご紹介した食べ方は、どれも簡単なものばかりなので、ぜひ取り入れてみてください。お気に入りの食べ方を見つけて、レモンを丸ごといただきましょう。
レモンの食べ方が気になる方はこちらをチェック!
いろいろなレモンの食べ方を楽しみたい時は、栄養や保存方法についてもチェックしておきましょう。関連記事では栄養効果や保存方法など、役立つレモン情報をご紹介しているので、参考にしてください。

レモンの栄養価と効果情報まとめ!ビタミンC以外にも健康・美肌に◎な成分あり!
レモンは、果物の中でも特に栄養価が高いと言われています。本記事では、そんなレモンの栄養価と効果についてご紹介。ビタミンCやクエン酸、ミネラル...

レモンの保存方法!冷蔵・冷凍で日持ちさせるコツや保存食のレシピもご紹介!
レモンを長期間保存方法をお探しですか?庭のレモンの木から収穫したたくさんのレモン。ダメにしてしまってはもったいない。保存食加工や冷凍で長期間...