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Bravebird レモン絞り
はじめに
レモンの保存食!長期間日持ちさせるレシピは
レモンは収穫したてのものは水分が多くてそのままではあまり日持ちしません。長期間保存するなら、まずは乾燥させること。でもそれだけではスーパーなどで売られている物とあまり保存期間は変わりません。もうひと手間かけて、収穫したてのおいしさをそのままに保存食にしましょう。
レモンの一般的な日持ち期間
レモンは何日日持ちする?
収穫したてのレモンの消費期限はだいたい2週間から1ヶ月くらい。市販のレモンであればどこで収穫したか、その後どのような加工がされたかによって違いがでます。自宅の庭で収穫した自家製レモンであれば、10日~15日程度は鮮度は落ちるものの問題なし。乾燥を防ぐためにラップなどでくるんで冷蔵庫の野菜室へ入れておきましょう。
国内産か輸入かの違い
日本で収穫されたレモンは防腐処理がされていないので皮ごと食べるのにも安全ですが、長期間の保存には向いていません。収穫後しっかり皮を乾燥させたものでも、野菜室に保存して2週間が限度。一方海外で収穫されて防腐処理されたものであれば、もう少し長持ちして涼しい場所に常温保存または冷蔵庫で1ヶ月ほど食べられます。
もっと長期間長持ちさせるには
安全な日本国内で収穫されたレモンを皮ごともっと長期間保存するためには、いくつかの保存食に加工するレシピがあります。切り方やアプローチ方法も豊富なので、自分の使い方にあっ方法が選べます。みんながやっている、レモンの長期保存方法を見ていきましょう。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】①
砂糖でレモンを長持ちさせる
材料 レモン3個 氷砂糖 500g
昔から食品を保存食にするためには、液体内の濃度をあげた砂糖か塩で漬け込むという方法が取られています。こちらのレシピはその中の砂糖漬けのやり方です。保存期間は濃度によって変化しますが、だいたい1ヶ月くらいを目安に保存が可能。
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皮付きのままスライスにしても、苦味が苦手な人は皮をむいてからシロップ漬けにするやり方でも構いません。保存に大切なのは砂糖の濃度です。甘く味付けされたレモンスライスは、疲れたときにそのままかじったり、シロップを適量のお湯で溶いてホットレモネード風にして飲んだりといろいろ使えます。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】②
保存食の定番!乾燥レモン
材料 レモンや柑橘系あるだけ
物が腐るのは菌の餌になるものがあるから。その大きな要因はいろいろありますが、食物に含まれる水分もそのひとつ。水分を乾燥させることで菌の餌がなくなり、フレッシュの状態よりも長期保存が可能になります。それがドライフルーツ。昔からある生活の知恵、乾燥保存法でレモンを日持ちさせましょう。
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スライスしたレモンを天日で干します。天気が悪くなり乾燥しない場合は冷蔵庫にそのまま入れて乾燥させます。旨味がぎゅっと濃縮されたおいしい乾燥レモンです。お菓子作りのトッピングやそのままかじっても。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】③
冷蔵庫に入れるときに一工夫で長持ち
材料 レモン1つ ビニール(小)no.9又はラップ1枚
買ったレモンが一度に使い切れなくて食べかけを保存したい。そんなときに簡単にできる一工夫レシピです。とても簡単な方法ですが、こうしておくだけで驚くほど長持ちします。
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やり方はヘタの部分を捨てずにスライスした残りの使いかけらかぶせて一緒にラップ。そのまま冷蔵庫で保存するだけです。切り口がいたんできたら、その部分のみをまたスライスして新しい切り口を出して同じようにすればまだまだ食べられます。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】④
国内産レモンをまるごと長期保存
材料 レモンお好みの個数 食品ラップ適量
皮付きの新しいレモン。国内産であれば洗わずそのままラップして野菜室に入れるだけ。洗わないというところがポイントです。レシピ考案者さんはこのやり方で10ヶ月の冷蔵保存に成功。つくれぽではもっと長持ちしたという人もいます。
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皮に傷があったりするといたみが早くなりますが、それでも3~4ヶ月は長期間もちます。たくさんのレモンをいただいたり収穫したら、この方法で保存しておきたいですね。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】⑤
皮と果汁を別保存
材料 (家にある材料で) レモン使い切りたい分 グラニュー糖 たっぷり
果汁だけを保存する人もいますが、それでは皮がもったいない。皮は砂糖漬けで冷蔵保存。ジュースは製氷皿で冷凍保存と別々に保存すると、利用の幅が広がります。
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砂糖漬けを作って数日たつと水分があがってくるので、グラニュー糖を足します。こうすることで、より長く使えます。
レモンの保存方法【冷蔵レシピ】⑥
長期保存には塩レモンも
材料 (1瓶分) レモン4〜5個 塩30〜40g
一時期話題になった塩レモン。塩漬けも野菜の長期保存に適した方法です。作り方も簡単で、レモンだけでなく塩も利用できるので無駄がありません。
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こちらのレシピでは、15%の塩で漬け込んでいます。皮をむいていますがお好みで皮付きでも。スライスしたレモンと塩をミルフィーユのように層にして清潔なガラス容器で保存します。レモンの酸味が効いた塩は、肉にも魚も美味しく仕上げてくれる便利調味料です。
レモンの保存方法【冷凍レシピ】①
レモン果汁の冷凍保存の基本レシピ
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材料 レモン3個で製氷皿一つ分
レモンは果汁のみを使うという人は、新鮮なうちにジュースをアイスキューブにして冷凍保存するのがおすすめです。レモン絞り器があれば簡単に汁を絞ることができるのでおすすめです。
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製氷皿でアイスキューブになったら、取り出してジップロックなどに移せば製氷皿を占領せずに便利です。使いたいと思ったら必要な分を解凍して使えるので、小分けは基本になります。
レモンの保存方法【冷凍レシピ】②
余った果実はカットして冷凍に
材料 レモン好きなだけ
レモンの使い方は人それぞれ、皮だけを使って果肉が余るという人もいるでしょう。そんな人は余った果肉をカットしてから冷凍すると氷の変わりにちょっと使えて便利です。おしゃれカフェなどで出てくる夏にピッタリのさわやかなレモン水が、冷凍レモンを飲水に入れるだけで作れます。
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サングリアに入れたり、コーラなどの炭酸飲料水を飲むときに使うとレモンのアクセントが効いたドリンクに早変わり。冷凍するときは、まずステンレスのバットに並べて冷凍すると凍るのが早くてより新鮮な状態で保存できます。凍った後に密封容器に入れて冷凍で1ヶ月ほど利用可能です。
レモンの保存方法【冷凍レシピ】③
切り分けて冷凍保存するコツ
材料 (1人前) レモン1個
残ったレモンを小分けして冷凍する場合、スライスではなく半月切りにすることで使いやすくなります。そのとき、切り口どうしが接しているとくっついて使いにくい冷凍レモンに。ひとつひとつがバラバラで使いやすい冷凍方法のコツレシピです。ひとつだけ取り出せるので無駄なく全部使い切れます。
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ヘタ部分を切り落とし、縦に半分にカットしたら中の白いワタの部分を取り除きます。そのままさらに半分でも三等分でもお好みの半月切りにカット。凍らせるときに切り口同士か付かないように工夫します。これだけの手間で全てがバラバラの使いやすい冷凍カットレモンを作ることができるでしょう。
レモンの栄養と冷凍
レモンの栄養は冷凍しても壊れない?
長期間利用できるのは良いのですが、冷凍したら栄養は壊れないのか心配という方もいるでしょう。この果物に多く含まれる栄養素はビタミンC!この成分は熱や水には弱いですが、冷凍には強い!凍っても壊れません。冷凍でもしっかり栄養補給ができます!
冷凍すると絞りやすくなるって本当?
一説では冷凍すると果汁が絞りやすくなるという噂があります。そんな話をご存知な人もいるでしょう。SNSでも話題になりましたね。この噂は本当です!凍らせることで細胞が壊れます。冷凍すると食感が変わるのはほとんどこの細胞が壊れるのが理由なのですが、レモンの場合はこれが利点に。
果汁目的ならまず冷凍もアリ
ジュースを絞ると生の状態よりもずっとたくさんの汁が出てきます。果汁をしぼるのなら、保存目的でなくても一度冷凍しておくと良いでしょう。
【おまけ】レモンの洗い方
レモンの皮のベタベタは食べても平気?
フルーツを皮のまま食べるのに心配なのがワックス。海外産のものだと防カビ剤などの防腐処理が心配ですね。よく洗ったつもりでも皮がベタベタしていると、とても気になる人もいるでしょう。この表面の粘着質な物は食べても平気なのでしょうか。
洗って落ちるもの落ちないもの
ベタベタの原因は皮から出た汁の水分が蒸発している場合もあるのですが、フルーツのワックス、農薬、防腐剤が原因であることも。この中で洗って落ちるのはワックスと農薬です。日本産であれば、防腐剤や防カビ剤は使っていないので、洗った後ベタベタしていてもそれは皮の汁。食べても大丈夫です。
皮を食べるなら国産レモンを
洗っても落ちないのは防腐剤。多くの人が一番問題にする薬品ですね。これは口にしたくないもの、してはいけないもの。もし皮まで食べる目的なら、少しお値段は張りますが国産品を買いましょう。
まとめ
レモンを皮や果汁・スライスとお好み長期間保存
レモンを長くおいしく食べるレシピはとてもたくさんあります。利用頻度や使い方、余る部分に応じて保存食作りのやり方を変えるともっと使いやすく長持ちします。
濃度の高い塩や砂糖液に漬け込む・乾燥させる・冷凍もやりやすい方法で試しましょう。切り口をくっつけておくだけなど、すぐ使える便利技もあります。せっかくのおいしい果物、食べる前にダメにしてしまわぬようしっかり保存して最後まで食べきってくださいね。
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