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釣り場の混雑を避けて貸しボート!遊び方手順とおすすめの釣りをまとめてご紹介!

意外に身近な貸しボート釣り!この記事では、貸しボート釣りの概要と準備、当日の流れについて紹介しています。手漕ぎであれば比較的リーズナブルで、釣り初心者が遊べる釣りも盛りだくさん。遊漁船にハードルの高さを感じる場合は、貸しボート釣りから挑戦してみましょう!
2021年11月12日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

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貸しボートの釣りを始めよう!

気軽に遊べるボート釣り!

混雑を避けて釣りを楽しむならオフショア!遊漁船の釣りはハードルが高い、という方におすすめの気軽な沖釣り「貸しボート」の入門情報まとめです。どんな釣りなのか、知っておきたいポイントから釣り当日の流れまで、基本的な情報をまとめてご紹介します。

バス釣り、レイクトラウト、ワカサギにフナなど淡水系も遊べる釣りですが、今回は遊べる場所が多い海釣りがメインです。空いている釣り場で遊びたい、沖の魚も釣ってみたいという方は、ぜひチェックしてみてください!釣りに慣れている方から釣り初心者の方まで、幅広いレベルのアングラーにおすすめできます!

貸しボート釣りとは

ボートを借りて沖に出よう!

貸しボート釣りは、全国各地にあるボート屋さんで小舟を借りて、岸から離れた場所で楽しめる沖釣りのひとつです。ボートと比べて大きい遊漁船ほどは沖に出られませんが、岸釣りの延長的に遊べるのがこの釣りの魅力。カヤックやゴムボートのように大きな初期投資を行う必要がなく、一回あたりの料金は遊漁船と比べてリーズナブルです。

ボート屋さんは港ほど数が多くないので、近場ですぐにとはいかないケースもありますが、遠征して遊ぶ価値は十分!乗船人数は1人~2人程度で、一人で遊ぶだけでなく、友人やグループでも楽しめる釣りです。

当日の釣りモノはアングラー次第!

狙う魚や釣り方の幅が非常に広いのが貸しボートの釣り。行動範囲こそ決まってはいるものの、砂地の釣りから岩礁の釣りまで、水深も10m以浅~60m以深程度まで楽しめます。ボート屋さんの位置、季節によってできる釣りとできない釣りはありますが、コマセ、泳がせ、エギングにジギングとなんでもOKです。

もちろん一日の釣行の中で切り替えるのもOK!何をどこでやるか、自分で探さなければいけない難しさと、好きなときに好きな釣りができるメリットデメリットがあります。釣り初心者の方はボート屋さんの情報発信やアドバイスを元に、釣りの知識がある場合は、自分の遊びたい釣りをメインに当日のプランを組み立てていきましょう!

貸しボート釣りの時間と料金

スタート時間~帰着時間内なら時間の使い方は自由!

貸しボート釣りは時間の使い方も自由!ボート屋さんごとに設定されたスタート時間、帰着時間内であれば、いつ出発していつ戻ってきても構いません。時間設定は地域や季節によって変化しますが、朝6時頃~夕方3時頃までとしているところが多いです。

朝マズメを釣ってお昼頃に戻ってもよし、ガッツリ一日遊んでもよし!一日の時間の使い方やご自身の体力を考慮に入れながら、自由に貸しボートの釣りを楽しみましょう。釣果重視なら朝イチは釣っておきたいところです!

料金は手漕ぎ一艘4000円程度から

料金プランはボート屋さんによって違いがあります。価格は手漕ぎで1日4,000円~5,000円程度というケースが多く、1人の場合は割引きアリというところもあります。一日乗っても、途中で戻っても、料金は同じというところが多いです。

上記の料金は手漕ぎの小舟の場合で、3人乗りだったり、船外機付きだったりすると、その分価格もアップします。船外機付きはガソリン付きで6000円~10,000円程度とイメージしておきましょう。船外機付きについては後程詳しくご紹介します!

貸しボート屋さんの探し方

貸しボート屋さんの情報を見つけよう!


貸しボートの釣りがどんな釣りなのか、イメージが簡単につかめたところで、次は貸しボート屋さんの探し方についてもご紹介させていただきます。ボートを借りる、つまりボート屋さんの利用が大前提の釣りなので、始める前に必ず利用先を見つけておく必要があります。

ネットで検索!

一番簡単なのはネット検索で、利用できる範囲の地域(県)+貸しボートと調べるのがおすすめ。明確に区別されているわけではありませんが、海釣りでは「貸しボート」が今回ご紹介している小舟のレンタルで、「レンタルボート」は免許が必要なサイズの船のレンタルというニュアンスを含んでいます。

インスタグラムやツイッターで情報発信を行っているボート屋さんもあるので、そちらもぜひチェックしてみてください!

釣具店で聞いてみよう!

ホームページが無く、電話での問い合わせのみ受け付けているという貸しボート屋さんもたくさんあります。ネット検索でうまく見つけられないときは、大手の釣具店に行って店員さんに手漕ぎボートで遊べるところはありませんか?と聞いてみましょう。海の近くの大型釣具店であれば、県内の情報を幅広く知っている方が居るケースが多いです。

ホームページで釣果情報確認&予約!

当日利用するボート屋さんに目途がたったら、ホームページで料金や釣果情報を確認!今どんな魚が釣れているのかを確認しておくことで、釣り方選びや道具の準備がスムーズになります。

予約を受け付けている場合は、開いている日を確認して予約するのが確実!現地受付のみの場合は、船が全て貸し出し中になると利用ができません。ボート屋さんは流れが穏やかな湾内、地形的に入り組んでいて、交通アクセスが悪い場所にあるというケースが少なくないので、位置情報や道案内についても要確認です!

貸しボートは手漕ぎor船外機!

まずは手漕ぎで遊んでみよう!

オール
Photo bydavidswidjaja

レンタルできるボートのタイプについてもご紹介しておきましょう。まずはどのボート屋さんでも必ず選べる、手漕ぎタイプです。こちらは文字通り手でオールを漕いで進む船で、料金がリーズナブル。手漕ぎに慣れないとその場で回ったりしてしまいますが、当日の朝ちょっと練習すればだれでも簡単に遊べます。

手漕ぎは移動距離が短くて済む釣りに適していて、流れが穏やかで流されにくい湾内、浅場狙いの釣りにマッチします。キス釣りやエギングには、このタイプの船がおすすめです。ボート屋さんによってはポイントまで船で引っ張ってくれたり、沖で係留してくれたりするので、このあたりの情報も合わせてチェックしてみてください!

船外機付きなら移動は楽々!

船外機
Photo byblende12

ガソリンを使ってスクリューが回る船外機付きなら、沖での移動が楽々!手漕ぎよりも料金が掛かりますが、深場の釣り、やや沖のポイントで遊びたいときはこのタイプを検討してみましょう。ボートの長さが3m未満で船外機が2馬力以下なら、船舶免許は必要ありません。ボート屋さんによって船のラインナップには違いがあって、船外機付きが無いところ、免許が必要なクラスまで用意があるところがあります。

操作は後ろのハンドルをひねる、左右に動かす、この程度なので、特別な経験が無くても十分楽しめます!

貸しボート釣りの釣り道具をレンタルしたい

釣り道具のレンタルも釣具店がおすすめ

続いては貸しボートの釣りで使うタックルについてです。岸釣り向けで流用できるタックルがあればひとまずそれを使えばOK、船釣り向けで万能な構成のタックルを自前で用意するのももちろん問題ありません。

チェックしておきたいのはレンタルをしたい場合で、ボート屋さんは遊漁船と違って貸し道具の用意が無いケースが多いです。とりあえず一回遊んでみるところから、どんな釣りにハマるか分からない、こんなときは、大手釣具店でのタックルレンタルをおすすめします。貸しボートや遊漁船の釣りが活発なエリアであれば、オフショア向けに対応しているところもバッチリ見つけられます!

ライフジャケットは自前も要検討

高階救命器具 自動膨張式ライフジャケット

出典:Amazon

ライフジャケットはほとんどの貸しボート屋さんでレンタルが可能ですが、借りられるのは大きな浮力材の入ったタイプ。綺麗なものを借りられることのほうが稀なので、こちらは自前から検討してみるのがおすすめです。

膨張式ならスリムで着心地がよく、遊漁船の釣りにも対応可能!釣り具メーカーや救命胴衣メーカーが展開している、国土交通省承認「桜マーク」が入ったものをゲットしましょう!

レンタルタックルはコマセorタイラバがおすすめ

レンタルするタックルは、コマセ釣り向けorタイラバ向けがおすすめ。80号程度まで扱えるコマセタックルがあれば、泳がせや胴付きにも対応可能、タイラバタックルはメタルジグを使ってもOKで、どちらも貸しボートの釣りに対応しやすいです。浅場を釣る場合は、船キスタックルもチェック、釣具店のスタッフにこのボート屋さんで釣りをする、と言えば適したものを紹介してもらえます。

料金は2日で2,000円程度~、予約が必要なケースがほとんどです。シマノ、ダイワといった大手メーカー製のしっかりしたものを借りられるケースが多いので、自前を用意するための参考としてもおすすめできます!

 

魚探のレンタルも要チェック!

釣具店、もしくはボート屋さんでレンタルできないか確認しておきたいのが、沖釣りの必需品魚群探知機です。とりあえず電源を入れておくだけでも役に立つので、釣り初心者の方にも準備をおすすめします。

ボート屋さんでポイントを聞くと、あの山とこの建物が重なるところ、あの灯台の前、というような山立てでポイントを説明をされるので、微調整が難しいです。魚探があればポイント周辺を少し漕いでみて、魚の反応や地形変化を確認可能!魚探が準備できない場合は、スマートフォンのマップアプリを見せて、ポイントはこの辺と教えてもらいましょう!

貸しボート釣りの持ち物!

当日の持ち物を3つに分けてご紹介!

当日の持ち物についてもご紹介!こちらは自分がどんな釣りをするのか、ボート屋さんの周りでどんなものが釣れているのか、釣りモノ次第な部分がありますが、基本的には船釣りをするときと同じようなものを持ち込めばOKです。

服装についても遊漁船の釣りとほとんど同じで、日焼け&防寒対策にクロックスor長靴でOK。船内に水が入ることはありませんが、出船時に足元が濡れる可能性があります。アウトドアに合う服装、持ち物を準備して釣りに出かけましょう!

①釣り道具関連

ボート釣りでは、仕掛け、エサなどの釣り道具関連を全て釣り人側で用意する必要があります。ここは遊漁船の釣りと少し違いがある部分です。どんな釣りをするのか決めてから、当日使う可能性がある釣り道具は全部用意していきましょう。初めての方は釣具店で相談しながら揃えると確実です。

オキアミブロックを使う場合や、魚を血抜きする場合は、船内が汚れないように大きめのバケツも用意しておきましょう。バケツロープ付きであれば、船が流されるときにブレーキを掛ける道具としても使えます。

②クーラーボックス

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出典:Amazon
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釣った魚を持ち帰るためのクーラーボックス!ボートは美味しい魚がいろいろ狙える釣りなので、こちらも自前で用意しておきたいところです。遊漁船と違って氷のサービスが無いので、板氷や凍らせたペットボトルも用意しておきましょう。

貸しボート用にクーラーボックスを用意するときに気を付けたいのがサイズで、釣れる魚が入るであろう大きさを用意しておく必要があります。浅場でキス釣りならどのサイズでも使えますが、青物、真鯛を釣るなら大きめサイズを準備!アジも30cmオーバーのチャンスがあります!

③酔い止め・飲み物と食べ物

遊漁船の釣りと共通して用意しておくべき持ち物が、酔い止め、飲み物と食べ物です。流れが穏やかなボートの釣りとは言え、海に浮かんでいれば多少は揺れたり流れたりします。気分が悪くなったら戻れる釣りではありますが、当日の釣りを気持ちよく楽しむためにも、酔い止めはしっかり準備しておきましょう。

飲み物、食べ物は長時間釣るなら必須!クーラーボックスで冷やしながら持っていけるので、好きなものを準備していきましょう!

貸しボート釣り:予約~一日の流れをまとめてチェック!

予約~当日の流れを3つに分けてご紹介!


最後は貸しボートの釣り一日の流れを3つに分けてご紹介!予約時のポイント、当日の受付から返却までをご紹介します。遊漁船と同じく、オフショアということでハードルの高さを感じてしまう釣りではありますが、誰でも初めての経験をする一回目があります。

ボート釣りにはボート釣り特有のコツがあるので、いきなり大漁とはなかなかいきませんが、臆せず気軽に楽しんでみてください!

①ボート屋さんを予約&当日受付!

まずは出かけられる範囲でボート屋さんを見つけて、ホームページや電話で問い合わせをするところから始めましょう。当日受付だけではなく予約を受け付けているところ見つけるのがおすすめ、釣果情報をチェックして、こんな釣りをするといいと紹介しているボート屋さんならバッチリです。当日は早朝到着というパターンになりやすいので、エサや釣り道具の準備は前日までに済ませておきましょう。

当日は駐車場に車を止めて、ボート屋さんの受付小屋まで歩いていきます。釣り道具は自分で運ぶ必要があり、距離がある場合は背負子やキャリアが必要になる場合も。このあたりも事前に確認しておきましょう。このボートを使って、と指示があるので、釣り道具を積み込んで出発です!

②沖釣りを楽しもう!

釣りをするポイントを教えてもらっていれば、そのポイントを目指してボートを漕ぎます。ポイントについたら、魚探があれば周辺の反応をチェック。無い場合はオモリが底を叩く感触や糸の放出量、浅ければ目で見て変化を探してもOKです。

船は自然に流れていくので、一か所を釣るのではなく、帯状に釣っていくイメージで遊んでみてください。釣れなくなったらボートを漕いで、ポイントを移動するのもおすすめです。釣りを進めていく中で竿受けが欲しい、このルアーを持ってくればよかったなど改善点が出てくるものなので、次回に向けてメモを取っておくのもおすすめ!まずは当日できる範囲でボートの釣りを楽しみましょう!

③ボート屋さんで返却&支払い

指定された帰着時間に遅れないように、戻る時間を考慮に入れながら釣りを終わりましょう。1時間前程度であれば、問題なくボート屋さんまで戻れます。岸に戻って釣り道具を下ろしたら、受付小屋で料金を支払って終了です。

手漕ぎの場合は追加料金が掛かることはほぼありませんが、船外機を借りた場合は燃料後精算という場合があります。使った分の燃料代を支払って、釣り道具の片付けや魚の処理にうつりましょう!

貸しボート釣りで休日を満喫!

手漕ぎボートを気軽に楽しもう!

リーズナブルな価格で遊べて、釣り場の混雑も避けられる貸しボート釣り。めちゃくちゃ人気!というタイプの釣りではありませんが、自由度が高く、気軽に楽しめる釣りです。2人で遊ぶときはかなりおすすめ。

釣りの経験やボート屋さんに通って積み上げた経験も確実に差になる釣りなので、ゲーム性の高い釣りや、やり込める釣りをお探しの方もぜひチェックしてみてください!

タックルが気になる方はこちらもチェック!

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