シマノ春の新作ベイトリールをチェックしよう！
2021年の新製品を一気にご紹介！
シマノの新作ベイトリールまとめ！2021年春にリリースされるベイトキャスティング、両軸リール7アイテムをまとめてご紹介します。今年は「カルカッタコンクエスト」と「アンタレスDC」がモデルチェンジ！オフショア向けに手頃な価格のアイテムも用意されているので、ボート派の方はそちらもぜひチェックしてみてください！
シマノ春の新作ベイトリールを7アイテムご紹介！
2021年の新作をまとめてチェックしよう！
2021年春にリリースされる、シマノの新作ベイトリールを7機種ご紹介！ハイエンドの「アンタレスDC」に「カルカッタコンクエスト」、ミドルクラスの価格帯にも「スコーピオン」が複数投入されて、今年は乗り換え先を見つけたい方におすすめできる新作が並んでいます。
オフショア向けは手頃な価格の「エンゲツ・グラップラー」がモデルチェンジ！人気のタイラバ、ライトジギングの入門機には、この2機種を検討してみましょう！
1.シマノ「21 SLX BFS」
お手頃価格のベイトフィネスリール！
「SLX MGL」、「SLX DC」に続く第3弾！今年のSLXは、お手頃価格でベイトフィネスが楽しめる「21 SLX BFS」です。価格帯は実売価格で2万円を若干切る程度、「SLX」らしい価格帯で、ベイトフィネスデビューをサポートしてくれます。
価格、そしてカラーリングやタイトルは「SLX」ですが、ベースは「17スコーピオンBFS」。FTB、シマノがベイトフィネス機用に開発したマグネットブレーキであるフィネスチューンブレーキシステムを搭載しつつ、価格を抑えたというのがこのアイテム最大の魅力です。
スプール自体の性能がどの程度まで上位機種に迫れるか、というのが気になるところですが、スプールに付随するブレーキシステム自体の性能にはかなり期待できます。エキサイティングドラグサウンド付き、ソルト対応でコスパ抜群！バスだけでなく、トラウトやライトロックフィッシュゲームでも活躍してくれそうです！
「21 SLX BFS」のスペックをチェック！
スプールサイズはベイトフィネス機定番の32mmで、軽量ルアー全般に対応。ハイエンド機のように1gまで、というわけにはいかないものの、FTBのサポートがあれば、3g程度からは気持ちよくキャストができそうです。エントリーユーザー向けの価格帯ということでブレーキはマイルドに、ストライクゾーンを広くしてあるとコメントされているので、リグの重さにはやや余裕を見て、投げやすさ重視で選ぶリールとイメージしておきましょう。
ラインナップはノーマルギアとエクストラハイギアの2機種で、自重は「17スコーピオンBFS」より5gだけ重い170g。ベアリングは2つ減って5つとなっていますが、自重もベアリングも、価格を考えると十分なものを備えていると言えそうです。ラインキャパシティは8lb45mが標準のセッティングとして紹介されています。
「21 SLX BFS」まとめ
- 4月発売で実売価格はアンダー2万円クラス！
- 「17スコーピオンBFS」から受け継いだブレーキシステムが魅力！
バス、トラウト、ソルトのライトロックやライトゲームに
2.シマノ「21 スコーピオンMD」
モンスタードライブ仕様のスコーピオンが登場！
ダイワだけでなく、今年はシマノからも超大型番手のキャスティング向けベイトリールがリリースされます。スコーピオンシリーズ新製品、「21 スコーピオンMD」は、ビッグルアーや大型魚とのファイトを強く意識したモンスタードライブ仕様のアイテムです。「18 アンタレスDC MD」よりもさらにビッグなラインキャパシティが、ジャイアントベイトの釣り釣りにマッチします。
注目のポイントは8ピンに拡張されたSVSブレーキと、43mmの巨大なS3Dスプール。空気抵抗が大きなヘビー級のルアーを強く意識した構成です。ギア比はXGのみですが、ハンドルが異なる45mmと51mmを選択できる点もユーザーとしては非常にうれしいポイントと言えます。MAX8kgのドラグ、高剛性なボディ、ギアとその他ももちろんストロング仕様、重いルアーでデカイ魚を釣る釣りにおすすめです！
「21 スコーピオンMD」のスペックをチェック！
ラインナップは7.9:1の300XGのみですが、LH（ロングハンドル）モデルを加えた全4モデルの構成です。ラインキャパシティは20lb160mで、25lbでも135mを確保可能。PEラインは5号140mと磯での青物にも使える大型のスプールを搭載しています。ドラグ力8kgというスペックはこのタイプのリールの中でトップの数値なので、ビッグゲームが好きな方はジャンルを問わず要チェックです！
発売日はRIGHTハンドルが5月、LEFTハンドルが6月予定。予約段階の実売価格は現在27,000円程度で推移中です！
「21 スコーピオンMD」まとめ
- 発売日は5月、6月で実売価格は27,000円程度！
- モンスタードライブ仕様のラインキャパシティと強さが魅力！
- スイムベイトからジャイアントベイトまで、バス、シーバス、青物に！
3.シマノ「21 スコーピオンDC」
スコーピオンDCがモデルチェンジ！
DCブレーキの入門機として活躍してきた「スコーピオンDC」がモデルチェンジ！今は入門機に「SLX DC」があり、「スコーピオンDC」の立ち位置はミドルクラスとなりましたが、新「スコーピオンDC」はスペック面もミドルクラスにふさわしい内容まで引き上げられています。
ブレーキはI-DC5と据え置きですが、マイクロモジュールギアとマグナムライトスプールの搭載で構成が一気に近代化。巻き、キャスト両面から強化が行われました。XGモデルの追加も見どころで、近年注目を集めるソルトでのベイトキャスティングゲームに幅広く対応できる構成です！
「21 スコーピオンDC」のスペックをチェック！
ラインナップは150/151、150HG/151HG、150XG/151XGの全6モデル構成。ラインキャパシティは16lb100mです。バス向けのルアーに幅広く対応できるスペックで、ミドルクラスからヘビークラスまでのルアーにピッタリ！塗装までソルト仕様になったことで、シーバスやロックフィッシュゲームでも活躍してくれそうです。I-DC5にはPEモードもあるので、ソルトアングラーの方もぜひ検討してみてください。
発売日はRIGHTモデルが4月、LEFTモデルは5月を予定、予約段階での価格は29,000円前後です！
「21 スコーピオンDC」まとめ
- 発売日は4月、5月で実売価格は29,000円程度！
- マイクロモジュールギアとマグナムライトスプールで基本性能が大幅に向上！
ミドルクラスからヘビークラスのルアー、バス、シーバス、ロックフィッシュにおすすめ！
4.シマノ「21 カルカッタコンクエスト」
カルカッタコンクエストも7年ぶりにリニューアル！
丸型リールの最高峰、「カルカッタコンクエスト」が7年ぶりのリニューアル！ロープロ化、そしてインフィニティドライブとマグナムライトスプールⅢを搭載して新製品として登場します。巻きの王道的モデル、巻モノファンにとっては待ちに待った1台です。
新機能は新しい「アンタレス」そして「メタニウム」と搭載されてきたマグナムライトスプールⅢが一番の見どころで、より低弾道に、スムーズにキャストが決まるスプールを手に入れました。「インフィニティドライブ」はピニオンギアを強力に支える新型の構造で、両軸で搭載されている機種は「オシアジガー」シリーズのみ、キャスティング向けのベイトリールでは「21 カルカッタコンクエスト」が初搭載となります。
巻き味だけでなく巻く力も強力になった新カルカッタコンクエスト、引き抵抗の大きい巻モノも安心して任せられそうです！
「21 カルカッタコンクエスト」のスペックをチェック！
モデル展開は33mmスプールの100/101、100HG/101HG、38mmスプールの200/201、200HG/201HGの8機種構成からスタート。やや軽めからやや重めまで、使用頻度の高いところを満遍なく使えるラインナップです。
コアアングラー、特に巻きにこだわる方向けのアイテムなので、完成度の高さは間違いナシ！発売日はやや変則的で3月に100/100HG、4月に200/200HG、101/101HGは5月、201/201HGは6月と展開されます。実売価格は5万円を切る程度、高価なアイテムですがシリーズを通して人気が高いアイテムなので、確実に手に入れたい方は予約がおすすめです！
「21 カルカッタコンクエスト」まとめ
- 発売日は3月から6月で実売価格は5万円程度！
- 「インフィニティドライブ」&「マグナムライトスプールⅢ」で巻きがさらにスムーズかつ力強くパワーアップ！
- バス、シーバスの巻物におすすめ！
5.シマノ「21 アンタレスDC」
驚異の飛距離が魅力！
「アンタレスDC」も新機能を投入、充実した内容でモデルチェンジが行われます！大きな変更点は「マグナムライトスプールⅢ」の搭載と改良が行われた4×8DCブレーキで、ブレーキはスプールの変更に合わせた調整が行われているようです。スプールの性能と合わせ、驚異的な飛距離をさらに伸ばしてのリリースとなりました。
塗装の変更で鏡面仕上げを維持しつつ海水対応となった点も大きなポイントで、XGの追加と合わせ、ソルトでの活躍も見逃せません。「マグナムライトスプールⅢ」搭載ということでリップレスミノーからジグ、ビッグベイトまでなんでもOK！オフショアでも出番を作れそうなスペックに仕上がっています！
「21 アンタレスDC」のスペックをチェック！
基本スペックは「16アンタレスDC」と同じくラインキャパシティ16lb100m、自重220g、最大ドラグ5kgとほぼ同一。XGがラインナップに追加され海水OKに、ハンドル受軸部分のベアリングが1つ追加されたというのがスペック面での変更点になります。
新しいスプールとDCブレーキの組み合わせで飛距離抜群！飛距離に優れるルアーであれば100m以上飛ばすこともできるような性能で、バス、ソルトを問わず幅広く活躍してくれそうです。発売日はRIGHTモデルが2021年3月、LEFTモデルは5月、出荷量がそれほど多くなく人気抜群、実売価格68,000円とハイエンドな価格ですが、発売直後は入手が難しくなりそうです。予約して確実に手に入れましょう！
「21 アンタレスDC」まとめ
- 発売日は3月、5月で実売価格は68,000円程度！
- 塗装変更で海水OK!
- 「マグナムライトスプールⅢ」と新「4×8DCブレーキ」で脅威の飛距離！
6.シマノ「21 エンゲツ」
快適フォールでタイラバ！
オフショア向けは人気のタイラバ向け両軸リール「エンゲツ」、同ベースの「グラップラー」がモデルチェンジします。価格を抑えたカウンター無しタイプではありますが、「フォールレバー」と「レベルワインダー連動」の導入でシマノがプッシュするフォールでの誘いをお手頃な価格で楽しめるアイテムです。
ボディA側サイドプレートのメタル化、SVSブレーキの撤廃、この2点が前作からの大きな変更点となるので、買い替えを検討中の方は要チェック。メタル化は剛性をアップさせる非常に魅力的な変更ですが、ブレーキが無くなったことでキャスティングには向かない構成となっています。
「21 エンゲツ」のスペックをチェック！
ラインナップは100PG/101PG、100HG/101HG、150HG/151HGの3モデルで、スタイルに合わせた選択が可能です。春から秋までのスタンダードなタイラバには100PG、ディープタイラバには150HGがおすすめです。100番クラスは51mmダブルハンドル、150番クラスは60mmのシングルハンドルとこの部分の違いもチェックしておきましょう！
発売日は全モデル3月予定、実売価格は23,000円程度とお手頃です！
「21 エンゲツ」まとめ
- 発売日は3月実売価格は手頃な23,000円程度！
- 「フォールレバー」と「レベルワインダー連動」でフォールも誘える！
- オフショアゲーム全般、タイラバ入門に！
7.シマノ「21 グラップラー」
快適フォールでライトジギング！
オフショア入門にはこの機種もチェック！先ほどご紹介した「21 エンゲツ」と同ベースのライトジギングモデルです。こちらは150HG/151HGのみのラインナップで、エンゲツとの主な違いはボディカラーとハンドルセッティングになります。
「フォールレバー」と「レベルワインド連動」はライトジギング全般でも活躍間違いナシ！スローフォールが効くターゲットを狙う時は特におすすめです！
「21 グラップラー」のスペックをチェック！
150HG/151HGのスペックは自重205gでMAXドラグ4kg。最大巻き上げ長は一巻き78cmで、PE0.8号400mからPE1.5号200mまでに対応できます。メタル化による剛性感アップは、高負荷な状況が多いライトジギングにピッタリ！カラードラインを巻いて、オフショアのジギングゲームを始めましょう！
発売日は5月予定、価格は未定となっていますが、「21 エンゲツ」とほぼ同一と予想されます！
「21 グラップラー」まとめ
- 発売日は5月予定！
- 「フォールレバー」と「レベルワインダー連動」でフォールも誘える！
- オフショアゲーム全般、ライトジギング入門に！
シマノ新作ベイトリールで釣りに出かけよう！
2021年新製品で楽しもう！
ミドルクラス、ハイエンドと魅力的なアイテムが揃ったシマノの2021年新製品。「21 アンタレスDC」はかなり競争率が高くなりそうです。釣り具の品薄傾向はまだまだ続きそうなので、どのアイテムも早めの予約がおすすめ！春の新製品をゲットして、シーズンインの準備を進めましょう！
2021年新製品が気になる方はこちらもチェック!
2021年の新製品が気になる方は、下記のリンクをチェック！ヤマガブランクス、オリムピックのロッド新作まとめをご紹介します。ヤマガブランクスはベイトキャスティングモデル、オリムピックは価格が手ごろなUXシリーズに注目！ショア向けからオフショア向けまで、お手頃価格のロッドが揃っています！
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