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冬の水やりは月1回?ミドリノスズの育て方講座。剪定や挿し木の方法もわかりやすく!

ミドリノスズは、グリーンネックレスという名でも販売されている多肉植物です。垂れ下がる緑の玉のような葉が特徴的で人気があります。育て方も簡単で、挿し木も行うことができます。今回は、そんなミドリノスズの育て方を詳しく紹介して行きます。
2021年10月7日
bambi
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目次

ミドリノスズとは?

ミドリノスズとは、緑の小さな玉がいくつも連なっている種類の多肉植物です。グリーンネックレスとして販売されていることもあり、グリーンネックレスと聞くとわかる人もいるでしょう。

一見、観葉植物のように見えるミドリノスズですが、実際はセネキオ属の多肉植物です。丸い緑の玉は多肉の葉になります。この緑の玉は葉なので、秋から冬になると花を咲かせることもあるのです。甘い香りがするミドリノスズの花は可愛らしく、それを楽しみに育ててみるのもいいでしょう。

ミドリノスズと同じ種類の植物

グリーンネックレスとも呼ばれるミドリノスズと同じ種類の多肉植物には、ピーチネックレスや三日月ネックレスなどの種類があります。グリーンネックレス系の多肉植物はセネキオ属に属しているのも特徴です。

種類の違いは、葉の形です。グリーンネックレスとも呼ばれるミドリノスズは丸い葉なのに対して、三日月などの形をしているの種類になります。どのグリーンネックレスの種類も育て方のポイントは一緒なので、いろいろな種類のグリーンネックレスの育て方を楽しみましょう。

 

ミドリノスズが好む環境

ミドリノスズは、ホームセンターや園芸店でもよく見かけますが、生育期は春と秋です。ミドリノスズの原産地はアフリカの砂漠地帯なので、基本的に乾燥を好みます。ミドリノスズが好む環境は、日当たりがよく風通しがよい場所です。

しかしその一方で強すぎる日差しは苦手なので、日差しがきつい時期はカーテン越しに日差しを当てるのがいいでしょう。ミドリノスズは垂れ下がる多肉植物の葉は特徴的なので、高さがある場所に置く育て方や、ハンギングにする育て方もおすすめです。

ミドリノスズの特徴

多肉植物であるミドリノスズは、丸い玉のような葉の部分に水分を蓄えています。水分を溜めている分、乾燥に強く枯れにくいのも多肉植物の育て方の特徴です。そのため、初心者でも育て方が簡単だと言われています。

さらに多肉植物であるミドリノスズは春と秋に生育期を迎えるので、生育期意外の時期は基本的に水やりはあまり必要ない育て方をするのです。

ミドリノスズは風水的にもよい


ミドリノスズは、風水的にもよい気を運んでくれると言われています。それは、緑色の玉が風水で縁起がよいとされているからです。さらにミドリノスズの垂れ下がる姿もいいと言われています。つまり、風水的にもよいインテリアと言えるでしょう。

もともと多肉植物などのグリーンを室内に飾るといいと言われていますが、特にミドリノスズは風水的にいい意味を持ち合わせているので、ぜひ育て方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ミドリノスズの育て方

ミドリノスズを上手な育て方として抑えておきたいのが、適した環境や水やり、肥料や用土です。基本的な育て方のポイントをチェックしておけば、初心者でも育て方が簡単なのもミドリノスズの特徴になります。

また、ミドリノスズを購入する際は、葉がみずみずしく、ぷっくりしているかチェックしましょう。葉が黄色かったり、しぼんでいるものは避けて選ぶのが大切です。お気に入りのミドリノスズを手に入れたら、育て方をチェックしてみましょう。

ミドリノスズの置き場所

ミドリノスズは、風通しと日当たりのいい環境での育て方をします。室内での育て方をする場合は、窓から1mほど奥まったところや明るい場所に置くようにしましょう。屋外の育て方には半日陰の場所でも育てられます。

ただ、屋外の育て方は気温の変化や梅雨などの雨の時期に注意が必要です。さらにミドリノスズは垂れ下がるのが特徴なので、屋外の場合は高い場所での育て方をしてみて下さい。地面に置いてしまうと風通しが悪く、蒸れてしまう原因になるので、注意しましょう。

適温を知ろう

ミドリノスズの育て方を知る際に覚えておきたいのが、適温です。ミドリノスズは、10℃を下回ると成長を止めてしまったり、枯れる原因になります。特に屋外の環境での育て方は、温度をチェックして移動させてあげるのがおすすめです。

高環境とされている温度は、20℃から25℃になります。原産地は南アフリカですが、日本の環境でも育てられるので、ぜひ温度をチェックしながら育ててみて下さい。

 

ミドリノスズに適した用土

ミドリノスズは、鉢植えで育てるのがおすすめです。鉢穴に鉢底ネットと底石を入れて使います。使う土は、ホームセンターなどで販売されている多肉植物用の土を用意するといいでしょう。または、観賞植物用の土でも大丈夫です。

肥料は春と秋の生育期に月に3回ほど液体肥料を与えるのがいいでしょう。温かい室内で管理する場合は、冬でも月1かい肥料を与えるとよく育ちます。肥料は多すぎても肥料焼けを起こすので、回数を守って与えてみて下さい。

注意したい病気や害虫

ミドリノスズの育て方で注意したいのが、病気や害虫です。特にアブラムシがつきやすく、生育期である春から夏に注意が必要になります。ミドリノスズは、茎が曲がって育つので、アブラムシを見つけてもなかなか手で取るのが難しいです。そのような時は、スプレーをしてアブラムシを取る方法を行うのもいでしょう。

さらにミドリノスズは、乾燥地帯である砂漠の植物ですが、直射日光により葉焼けを起こすことがあるので、注意しましょう。

根腐れに注意


ミドリノスズの育て方で枯れる原因としてよく挙げられるのが、根腐れです。病虫害で枯れることよりも根腐れにより枯れてしまうことが多いのが特徴になります。根腐れの原因は主に水のやりすぎがあるので、乾燥を好むミドリノスズは根腐れしない水やりの頻度に注意が必要です。

ミドリノスズは、多肉植物で水を貯える性質があるので、過度な水やりは根腐れを起こしてしまうので、土や葉の状態をチェックして水やりを行うと、根腐れを防ぐことができます。

季節により変わる育て方

ミドリノスズの育て方は、季節によって水やりや肥料などの育て方が変わってきます。季節に合わせた育て方をすると、上手に育てることができるので、季節による水やり方法などを詳しくチェックしてみましょう。

水やりのポイントを抑えておくことで、根腐れを防げ丈夫なミドリノスズの育て方ができます。

真夏の水やり

多肉植物であるミドリノスズは、葉に水を蓄えているので、基本的に水やりが遅くなって乾燥してしまってもあまり問題はありません。しかし真夏は乾燥しやすいので、たっぷりと水やりをしてみて下さい。

ミドリノスズの水が足りなくなって乾燥すると、葉の部分にシワができてきます。このシワが見えてから水やりを行っても大丈夫です。あまり過度に水やりをしてしまうと根腐れの原因にもなってしまうので、基本的には乾燥気味で管理する方法がいいでしょう。

冬の水やり

ミドリノスズは、冬の水やりは月に1度ほどので大丈夫です。基本的な育て方としいてミドリノスズは、耐寒性が強い多肉性植物ですが、寒すぎると水が凍ってしまうので、枯れてしまいます。

ミドリノスズは乾燥のきつい真夏などは水やりが必要ですが、冬は月に1度程度にしておいて下さい。冬は、水やりの必要も特にないので、環境を整えて冬越しをしてみましょう。

ミドリノスズの増やす育て方とは

ミドリノスズは、増やしながら育てるのも簡単に行えるのが特徴です。増やし方は挿し木や水差しが一般的になります。挿し木による増やし方の方法は、殺菌したハサミでミドリノスズのつるを切り、鉢植えに切ったミドリノスズを乗せましょう。後は、固定できるように土を上から少しかぶせておけば挿し木の完成です。

その状態で明るく風通しのよい場所に置いておくと、芽が出てきます。土が乾いたらスプレーで水やりを行うといいでしょう。挿し木だとだいたい半年で大きく成長します。

水差しによる育て方

水差しは、切ったミドリノスズを水を入れた容器に入れるだけの増やし方です。挿し木よりも簡単な方法で、水につけたミドリノスズを見ながら楽しむこともできます。

水は毎日交換し、1週間から2週間で根が出てくるので、根が出てから鉢に植えてあげるのです。簡単に試せる増やし方の方法なので、ぜひ試してみて下さい。


ミドリノスズの植え替えと剪定

ミドリノスズが大きくなってきたら、植え替えや剪定を行うのもいいでしょう植え替えを行うタイミングは、3月から6月や9月から11月の真夏や真冬を避けた時期にしましょう。

植え替えを行う才は、土を乾かしてから行います。また、植え替えを行った後もすぐに水やりをせず3日ほどたってから水やりを行うようにして下さい。また、植え替えのタイミングで、傷んでいる根や葉をカットしてあげるといいでしょう。

剪定方法は

ミドリノスズの剪定は、大きくなりすぎて風通しが悪くなった場合などに行うのがおすすめです。夏になる前に行うのがいいとされており、根本から15㎝ほどを残して切ります。

葉の色が悪くなったりしている場合は、この剪定を行うと元気に復活することがあるので、思い切って剪定を行ってみるのもいいでしょう。また、切ったミドリノスズを水差しなどの増やし方にチャレンジしてみるのもおすすめです。

まとめ

ミドリノスズの育て方のポイントは、水やりにあります。多肉植物なので、基本的に乾燥している環境でも丈夫に育つのです。また、ミドリノスズは増やす育て方も楽しめます。簡単に挿し木や水差しなどで増やすこともできるので、自宅でたくさんのミドリノスズの育て方を楽しむこともできるでしょう。

ミドリノスズは適した環境と水やりや肥料に注意すれば、初心者でも育て方にチャレンジしやすい多肉植物です。ぜひ育て方のコツを抑えて栽培してみて下さい。

ミドリノスズの育て方が気になる方はこちらもチェック!

ミドリノスズはグリーンネックレスとも呼ばれています。グリーンネックレスの育て方のポイントをより詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。