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コロコロした葉が可愛い!グリーンネックレス基本情報まとめ【植物図鑑】

垂れ下がる多肉植物といえば、グリーンネックレスです! コロコロした葉が可愛い、グリーンネックレスの基本情報をご紹介します! 天井から吊り下げたり、壁の棚から垂れ下げたり、小さな鉢に入れてテーブルグリーンとして楽しんだり……。インテリア性も抜群ですよ!
2020年8月27日
三ツ矢ナオ
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グリーンネックレスとは

科名

グリーンネックレスはキク科セネシオ(キオン)属の植物です。

学名

senecio rowleyanus

花名由来

グリーンネックレスといえば、 多肉質のコロコロした丸い葉。 連なっているこの葉が、まるでネックレスのように見えることから、 「グリーンネックレス」と名付けられました。 ちなみにこれは英名。 和名では「ミドリノスズ(緑の鈴)」といいます。 こちらの由来は、察しが付くかもしれませんが、緑の玉が鈴を連想させることによります。 最近は断然、「グリーンネックレス」のオシャレな英名で広まっています。

グリーンネックレス/品種・原種

原産地

南アフリカのミナビアが原産地です。 自生地では、日当たりのよい場所を好みます。 地面に這っているものから、木にぶらさがっているものまで、さまざまです。

グリーンネックレス/花言葉・開花時期

花言葉

「健やかな生長」や「青春の思い出」、「豊富」など。

由来

「健やかな成長」は、グリーンネックレスが茎を長く伸ばして育つところに由来します。

開花時期

グリーンネックレスは花を咲かせます。 開花時期は冬から春。 花は白く、いくつもの小さい花が、指先くらいのかたまりになって咲いているような見た目です。

グリーンネックレス/特徴

グリーンネックレスは多肉植物

グリーンネックレスは、 最近インテリア性の高さと育てやすさから人気を伸ばしている、「多肉植物」のひとつです。 いくつかの多肉植物を寄せ植えしたい時、 垂れ下がるグリーンネックレスを添えるのもまたオシャレです。

コロコロした葉が可愛い

グリーンネックレスの1番の特徴は、 なんといってもコロコロした葉っぱ。 直径1センチくらいの玉が、つる状に垂れ下がります。 壁や天井から吊り下げて飾るとおしゃれ!

グリーンネックレスって、どこまでが「グリーンネックレッス」?

グリーンネックレスというと、その名の通り「ぶら下がる多肉植物……」というイメージで、 よく似た植物たちとの区別が難しくありませんか? どこまでがグリーンネックレスで、どこまでが違うのか…… そう思ったことはないでしょうか。


斑入りと、斑入りでない種類がある

一般に、いわゆる「ふつうのグリーンネックレス」は2種類あるといわれています。 ・普通のグリーンネックレス ・白っぽい斑が入ったグリーンネックレス ちなみに、斑入りは「バリエガタ(バリエガータ)」ともいいます。 園芸店で「グリーンネックレス バリエガタ」と書かれている商品を見かけたら、 斑入りの品種なのだなと思って間違いありません。

グリーンネックレスとまぎらわしい、同じセネシオ属の植物

グリーンネックレスも含まれる「セネシオ属」には、 2000種類もの植物が存在します。 その中には、グリーンネックレスとまぎらわしい多肉植物がたくさんあるのです。 さらに、これらの植物のことも含めて、「グリーンネックレス」と総称することもあるので、さらにややこしく感じられます。 総括されることはあるものの、あくまで便宜上まとめて呼ばれるだけであり、 純粋な「グリーンネックレス」は和名が「ミドリノスズ」の植物のことだけなのです。 グリーンネックレスと属を同じくする仲間である、という程度の認識でいたほうが、混同せずに済みます。

セネシオ属の仲間たちをご紹介

たとえば、「セネシオ・ラディカンス(三日月ネックレス)」。 名前の通り、三日月形の葉っぱをしています。 「ピーチネックレス」も、グリーンネックレスの仲間として数えられることがあります。 ぷくぷくした葉は、先端が尖っていて、まさにモモのような形。 いずれも下に垂れます。 葉の形で見分けましょう。

「ルビーネックレス」は、まったく別物

グリーンネックレスと同じように、プニプニした葉が垂れ下がる、 赤色のルビーネックレス(紫月)。 この植物は、グリーンネックレスとはまったく別物。 グリーンネックレスは「セネシオ属」ですが、ルビーネックレスは「オトンナ属」です。

グリーンネックレス/育て方・栽培方法

難易度

グリーンネックレスは決して栽培難易度の高い植物ではありません。 簡単な部類に入るでしょう。

時期

多肉植物なので、 すでにポットや鉢に植えられている苗を購入してきます。 別の場所に植え替えて育てたいなら、春~秋の購入が適切です。 グリーンネックレスがよく育つのは温かいシーズンなので、この季節なら栽培しやすく、植え替えをした根も定着しやすいからです。 逆に、冬に購入したのなら、 植え替えは温かくなるまで待った方はがいいでしょう。

苗の選び方

葉がコロコロと丸く、色つやの良いものを選びます。 葉がまわりに落ちてしまっているものは、根詰まりを起こしている可能性があるので避けましょう。 また、葉の形がいびつなものもNG。管理状態が良くない証拠です。 ちなみに、園芸店では「厳密に言うと、これはピーチネックレスなんだけど……」というものもまとめて「グリーンンネックレス」として販売している場合があります。 コロコロした正統なグリーンネックレスが欲しいときは、 葉っぱの形が平たくなっておらず、木の実のように丸いかどうかをチェックしましょう。

グリーンネックレスの土

水はけの良さが重要です。 グリーンネックレスがうまく育たなくなる原因の多くは、湿気。 水やりの頻度にも気を配るべきですが、もともと水はけのよい土を使うことも大事なのです。 「多肉植物の土」と書かれている商品が小容量から販売されているので、 まずはこの土を使って植え付け・植え替えを行うと簡単です。 ただし、多肉植物の土はそのまま使えて安価な反面、 やや高額な傾向があります。小容量のものは、とくに割高です。 まずは少しだけ土が必要……という方は、小容量の「多肉植物の土」を買い、 たくさん多肉植物を増やしたい! という方は、大容量のものか、赤玉土や川砂を購入して自分で土作りをするとコストパフォーマンスが良いですよ。

グリーンネックレスの土作り

自分で土を配合するなら、 赤玉土をメインにするのがおすすめ。 川砂もプラスして、水はけを良くします。 ただし、このままでは栄養が不足しているので、 腐葉土も混ぜ込みます。 赤玉土6:川砂2:腐葉土2くらいの割合が良いでしょう。 もちろん、用土の組み合わせは無限大です。 慣れてきたら、ぜひオリジナルの組み合わせや配合に挑戦してみてください! ひとつ気をつけたいのは、粘土質にならないようにすること。 しつこいようですが、水はけの良さが第一なのです。

場所

風通しと、日当たりのよい場所で育てます。 たっぷり太陽の光を浴びれば、 茎がよく伸びて分岐していきますよ。 茎の節から根を出す性質があるので、 土があればそこに定着して広がっていきます。 ただし、室内で長く育てていると、真夏の直射日光に弱くなっていきます。 ずっと室内に置いていた株を外に出したいなら、半日陰が良いでしょう。 室内で場所を移動させたいときも、いきなり日光がガンガンに照りつける窓辺に置くのではなく、淡い太陽光が届く程度の場所が良いでしょう。

日当たりが悪いと……

日当たりが悪いと、 株が弱々しくなっていきます。 その状態で水を与えすぎると、株元が蒸れやすくなるので注意しましょう。 葉が落ち、枯れたようになってしまうことも。


水やり

他の多肉植物と同じように、 湿気の多い環境が嫌いです。 乾かし気味の管理が基本ですが、 グリーンネックレスが成長する春~秋は、土の表面が乾いたら水やりをします。 12月~3月のまだ寒い時期は、特に乾燥させて管理しましょう。 秋~春と同じ感覚で水やりをしていると、根腐れの原因になります。 コツは、秋から水やりを徐々に控えてゆき、 冬は土の表面が充分に乾いてから与えることです。

水不足のサイン

グリーンネックレスは本来、 丸くてコロコロした葉をしています。 でも、これがやせていびつになっていたり、平たくてシワシワした風になってしまっていると、それは水不足のサイン。水を与えましょう。 「水やりをしているのに、葉の形が悪い」という場合、根詰まりが考えられます。 鉢の中で根がいっぱいになってしまっているので、効率よく水分や栄養を吸収できていないのです。 もしくは、根が黒ずんで腐ってしまう「根腐れ」も考えられます。 根詰まり・根腐れの可能性が高い! と思ったら、 1度掘り起こして確認しましょう。

根腐れとは

根腐れとは、根が呼吸困難に陥って腐ることをいいます。 植物は根からも呼吸を行っているのです。 ですが、水や肥料を与えすぎたり、土の通気性が悪かったりすると、 新しい空気を取り込むことができなくなり、腐ってしまいます。

植え替え

「鉢底から根が飛び出ている」 「なんだか窮屈そう……」 「元気がない」 そんなときは、1度鉢からグリーンネックレスを掘り返してみましょう。 根が黒ずんでいるのであれば「根腐れ」。 悪くなってしまった部分を切り取り、新しい土に植え替えます。 鉢の中で根がギチギチになっていたのであれば、 「もっと大きい鉢に植え替えて欲しい!」というサイン。 大きな鉢を買ってきて、もっと大きく成長するように促してあげましょう。 グリーンネックレスをあまり大きくしたくないのであれば、 植え替えのときに株分けをすると良いでしょう。 株分けについては、下記の項目で説明しています。 ちなみに、植え替えの適期は春~晩夏。 寒い時期に植え替えを行うと、根の生育が活発でないので、うまく根付かない可能性があります。

肥料

肥料を与えるタイミングは、グリーンネックレスの成長がこれから盛んになってくる春が適切です。 緩効性肥料(ゆっくり効いていく肥料)を少しだけ与えてください。 多肉植物用の液体肥料を使っても良いでしょう。 肥料を与えすぎると、根腐れします。 規定の量より必ず少なめにしてください。

病害虫

風通しと日当たりの良さが充分でないと、虫がつきやすくなります。 また、室内で育てていても虫が発生しないわけではないということを覚えておきましょう。 グリーンネックレスにつくおもな害虫は、アブラムシやカイガラムシです。 まずは日当たり・風通しに気をつけるのが、害虫予防の第一歩。 置き場所には充分注意しましょう。 頻繁に虫が湧いていないかチェックするのも大事。

アブラムシの退治

薄めた台所用洗剤をスプレーして退治します。 アブラムシは薬剤に弱いので、比較的簡単に退治できますよ。 虫自体は直接手で取り除きましょう。 触るのに抵抗があるなら、園芸用手袋や軍手をしてください。 もしくは、セロハンテープを手に巻きつけて、ペタペタ取ることも可能。

カイガラムシの退治

カイガラムシもアブラムシと同様に、植物につきやすい困った虫です。 殺虫剤を散布して退治しましょう。 放っておくと、スス病という病気を併発させるものもいます。 カイガラムシとひと口に言っても、 さまざまな種類が存在します。 多くは成虫になると、名前の通り貝殻に似た殻をかぶるのですが、 中には殻をかぶらない種類も。 成虫になってしまうと退治しづらいので、 幼虫のうちに駆除するのが重要です。

剪定

グリーンネックレスは放っておくと茎がだらしなく垂れ下がり、不格好になっていきます。 悪くなってしまった部分や、不要な部分、長さが不揃いで見栄えが悪いと感じる箇所は剪定で切り取ってしまいましょう。

増やし方

挿し芽(水挿し)、もしくは株分けで増やします。 大きさをコンパクトにまとめたいなら、株分けがおすすめ。 根ごと植物を分割して、別々の鉢に分ける方法です。 植物の元気がないときや、根腐れを起こしたときは、挿し芽で新しい株に更新しましょう。 こちらはグリーンネックレスの一部を切り取り、切り口から発根させて新しい株に育てていく方法です。 単純にグリーンネックレスをもっと増やしたい! というときも、挿し芽がいちばんお手軽ですよ!

挿し芽

グリーンネックレスの挿し芽にチャレンジしてみましょう。 適期は4~9月です。 まずは、挿し木に使う茎選びです。 ポイントは、充実した茎であること。 間延びした部分よりも、 健康的に葉がたくさんついている箇所を使います。 さらに気根(きこん)といって、つるの部分から空気中に伸びている(もしくは、すでに土に根を下ろしている)根があるところであれば、なお良しです。挿し芽後の根の生長が早くなりますよ。 茎を選んだら、10センチから20センチほどの長さに切ります。 切り取ったこの部分を「挿し穂」と呼びます。 挿し穂はあらかじめ水やりをしておいた湿った土に寝かせます。 気根が出ている挿し穂の場合は、気根を地中に埋めてください。 出ていない挿し穂を使うのであれば、土の上に並べたあと、U字形のピンでつるを固定します。 あとは茎が少し隠れる程度に土をかけ、たっぷりと水を与えれば完成です。 明るめの日陰に置き、 乾燥させすぎないように管理します。 ただし、多肉植物ですので、過度の水やりはNGです。

水挿し

グリーンネックレスの挿し穂は、 ジャムやペットボトルの空き瓶に浸けて吸水させる方法でも発根します。 方法はとても簡単。 通常の挿し芽のときと同じように、挿し穂を用意し、切り口を水に浸けておくだけです。 切り花のように、頻繁に水替えをしなければいけないのがちょっと手間ではありますが、 ぐんぐん伸びてくる根を見るのは楽しいですよ! 充分に発根したら、土に植え替えます。 あとは新しい株として育てていくだけ!


株分け

育ちすぎたグリーンネックレスは、 株分けで別々の株に分けてしまいましょう。 根ごと切り取って、別々の鉢に植え付けます。 株分けの適期は4~9月です。

耐寒温度

グリーンネックレスは南アフリカの植物ですが、 5℃程度まで耐えることができます。 冬の間は屋内で管理し、 朝・夜の冷え込みを避けましょう。 日照不足にならないよう、明るい場所に置きます。 ただし真冬の窓辺は、室内でも厳しく冷え込むので、夜間は窓から離しておくといいでしょう。朝日が入りこむ程度の距離に置きます。

寄せ植え

グリーンネックレスは寄せ植えにおすすめ! 垂れ下がる多肉植物が欲しいとき重宝します。 葉挿しでたくさん増やしておけば、 多肉植物同士のかわいい寄せ植えがたくさん作れますよ。

グリーンネックレス/インテリアに大活躍!

吊り下げて飾るのが定番

グリーンネックレスの垂れ下がる性質を活かすなら、 吊り下げて飾るのがおすすめ! おしゃれ感抜群です。

フェンスに取り付ける

天井からぶら下げるのが難しいなら、 フェンスに鉢やプランターを取り付けて飾るのも良いですね。 賃貸物件にお住まいの方も、ベランダにフェンスを設置すれば飾れちゃいます。

小さな鉢に寄せ植えする

小さな鉢に飾っても可愛いグリーンネックレス。 手軽に楽しむなら、こんな風に鉢のおしゃれさにこだわって植えてみましょう。 中央に主役となる多肉植物を配置し、 グリーンネックレスは一番縁から垂れ下がるようにします。

まとめ

インテリア性の高いグリーンネックレス

いかがでしたか? グリーンネックレスはインテリア性の高い多肉植物です。 特に、吊り下げたり、小さい鉢に入れたりして楽しむのがおすすめ。 たくさん伸びてきたら、挿し芽や株分けをして、長くきれいに育てましょう。 日当たりと風通しの良い場所を選び、 コロコロした葉をおしゃれに飾っちゃいましょう!