リンゴのおいしい食べ方が集合!
昔から健康によいフルーツとして親しまれてきた、リンゴ。旬の時期が訪れると、たくさんリンゴをもらったり、購入したりといったことが増えますよね。そんな時にいろいろなおいしい食べ方を知っていれば、最後までリンゴを楽しめます。
好みの食べ方でリンゴを楽しもう
本記事では、リンゴを手に入れた時におすすめしたい食べ方をご紹介します。基本的な食べ方の他に、スイーツ・おかず・サラダとカテゴリを分けて人気の食べ方・レシピを集めました。
簡単な食べ方を把握しておけば、大量のリンゴをもらった時でも安心です。また、古い状態でもおいしくいただくための食べ方についても要チェック。栄養を豊富に含んだリンゴをいただいて、健康的な食生活を送っていきましょう。
おいしいリンゴの食べ方3選:基本編
まずは、リンゴを手に入れた時に実践しておきたい基本の食べ方をご紹介します。基本的な方法をチェックしておけば、簡単においしくいただけるようになるので、ぜひ好みの方法でいただいてみてください。
リンゴの食べ方①:皮ごとそのままいただく
おいしいだけでなく、豊富な栄養もしっかりと摂取するのであれば、皮がついた生のリンゴを食べるのがおすすめです。果肉よりも、皮の部分の方が栄養を豊富に含んでいるのがポイント。皮を剥くと、せっかくの栄養を無駄にしてしまうことがあります。
理想的なのは、そのまま丸かじりです。しっかりとよく洗ってから思い切ってかじることで、栄養を取り入れられるだけでなく、歯を丈夫にする効果も期待できると考えられています。新鮮なリンゴを手に入れたら、生のまま食べてみましょう。
皮には体に嬉しい栄養を摂取がたくさん
皮の部分に含まれている豊富な栄養は、美容や健康によい影響を与えると言われています。例えば、老化の原因となる活性酸素を軽減する働きを期待できるポリフェノールを豊富に含んでいるのが特徴です。
また、肌のハリや透明感をキープするために必要とされるビタミンCも含有しています。豊富な栄養の働きにより、生活習慣病や老化の予防など、いろいろな作用もあると考えられているので、そのままいただく食べ方を意識してみてください。
リンゴの食べ方②:切る場合は塩水に浸す
「丸ごと食べるのは大変」「みんなとシェアをするから、切り分けたい」という場合は、カットする食べ方でもかまいません。4〜8等分にしたら芯の部分を取り除きましょう。この時も、皮は剥かずにそのままいただく食べ方がおすすめです。
また、果肉は空気に触れると徐々に変色していきます。食べる頃に果肉が茶色くなると見栄えが悪いですよね。きれいな色をキープするためには、塩水に浸しましょう。1分ほど浸しておけば、変色を防げます。
蜂蜜やレモンを入れた水でもOK
「塩水は、しょっぱくなるのが気になる」と感じている場合は、蜂蜜入りの水でも問題はありません。水の中に蜂蜜を入れて混ぜた後に、リンゴを入れましょう。また、レモン果汁を入れた水でも色が変わるのを防げると言われています。
食べる時にどのような風味を楽しみたいかによって、食べ方を変えてみてください。甘しょっぱい味が好きなら塩水、しっかり甘みを楽しむなら蜂蜜、爽やかな風味を楽しむならレモンといったように、選んでみてはいかがでしょうか。
リンゴの食べ方③:スカスカなら加熱
時間が経過して古くなると水分が失われ、スカスカとした食感になることがあります。食感が損なわれると生で食べるのは大変。しかし、せっかくのリンゴを捨てるのはもったいないでしょう。
そんな時は、加熱をする食べ方がおすすめです。加熱をすることで甘味が濃縮され、スカスカな食感も気にならなくなります。加熱する際も、皮をついた状態で調理する方法がおすすめです。
好みの調味料や食材を組み合わせよう
砂糖と一緒に煮込んでコンポートやジャムに仕立てたり、スライスしてからフライパンで焼いてシナモンとメープロシロップをかけたり、好みの調味料を組み合わせるのがおすすめです。
また、レーズンやサツマイモと一緒に蜂蜜で煮込むと、ボリューム感のある一品になります。いろいろな加熱方法を試して、お気に入りの食べ方を見つけましょう。
おいしいリンゴの食べ方3選:スイーツ編
おいしい食べ方の代表格と言えば、スイーツは欠かせません。甘みと酸味のバランスが整ったリンゴは、お菓子に入れることでおいしさが引き立つのが魅力です。自宅で楽しむのはもちろんのこと、ちょっとしたプレゼントにもおすすめのレシピをご紹介します。
リンゴの食べ方①:しっとりケーキ
しっとりとした食感を楽しめるケーキは、ぜひ作っておきたい人気のレシピです。材料を混ぜ合わせるだけで簡単に作れるので、スイーツ作り初心者の方にもおすすめの食べ方になります。
焼き立ては崩れやすいので、冷ましてからカットするのがポイント。ラップで包み、一晩冷蔵庫に置いておくとしっとり感が増します。
りんご大1個~(中なら1.5個~2個)
●小麦粉100g
●ベーキングパウダー(なくても可)小さじ1/2
☆サラダ油1/4カップ
☆たまご1個
☆砂糖30gレーズンお好みで
おすすめレシピ
サラダ油・卵・砂糖をボウルに入れて、しっかりとよく混ぜ合わせます。全体を混ぜ合わせて滑らかになったら、薄くスライスしたリンゴとレーズンを加えてください。
混ぜた後に、ふるった小麦粉とベーキングパウダーを加えて混ぜます。方に流し入れ、180度のオーブンで50分焼きましょう。オーブンから出して、冷ましたら完成です。
リンゴの食べ方②:米粉のタルトタタン
見た目も華やかなスイーツを作りたい時におすすめの人気レシピです。難しそうに見えますが、実はとても簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。米粉やオートミールを使う方法で、ヘルシーに仕上げているのが魅力です。
■ リンゴフィリング
リンゴ(あれば紅玉)1個
てんさい糖(またはきび砂糖)5g(約小さじ2)
バターまたは無香ココナッツオイル10g(約大さじ1)
シナモンパウダー少々
■ タルト生地
★米粉55g
★オートミール(クイックオーツ)30g
★アーモンドプードル15g
★粉寒天2g
バターまたは好みの植物油30g
メープルシロップ25g
おすすめレシピ
耐熱容器にバターを入れ、薄くスライスしたリンゴを並べます。600Wの電子レンジで5分加熱した後に上下を返し、さらに5分加熱してください。熱々の状態でシナモンを絡めておきます。
ポリ袋に米粉・オートミール・アーモンドプードル・粉寒天を入れて混ぜ、バターを加えましょう。ポロポロの状態になったら、リンゴの上に敷き詰め、全体をならします。170度のオーブンで20分焼き、冷ましたら完成です。
リンゴの食べ方③:チーズケーキ
滑らかな食感を楽しめるチーズケーキは、大人から子供まで大好きな味わい。リンゴを加えることで、食感のアクセントになります。「普通のチーズケーキに飽きた」と感じた時に作ってみてはいかがでしょうか。
◆クリームチーズ(室温に戻す)250g
◆砂糖80g
◆卵2個
◆生クリーム150cc
◆薄力粉大さじ3
りんご中1個
砂糖大さじ2
ラム酒大さじ1
クラッカーまたはビスケット100g
バター50g
おすすめレシピ
ポリ袋にクラッカーと溶かしバターを入れて砕き、型に敷き詰めておきます。薄くスライスしたリンゴに砂糖を振りかけ、電子レンジで2分加熱し、ラム酒を混ぜましょう。
クリームチーズ・砂糖・卵・生クリーム・ふるった薄力粉の順番で混ぜ、最後に加熱したリンゴを加えます。型に生地を流し入れたら、170度のオーブンで45分ほど加熱してください。冷蔵庫で冷やして完成です。
おいしいリンゴの食べ方3選:サラダ編
ヘルシーにリンゴを楽しむのであれば、サラダにする食べ方がぴったりです。いろいろな野菜を組み合わせることで、栄養豊富な一品にできます。「最近、栄養バランスが乱れている」と感じている場合にもぴったりなレシピをご紹介するので、参考にしてください。
リンゴの食べ方①:マカロニサラダ
食べ応えのあるサラダに仕上げたい場合は、マカロニをプラスするのがおすすめです。マカロニが入ることで、一品だけでも十分に満足感を得られるようになります。
リンゴはそのまま入れて、食感を楽しむのが調理方法のポイントです。人気のレシピをチェックして、おいしい食べ方を楽しみましょう。
マカロニ120g
塩適宜
オリーブオイル又はサラダ油大さじ1
キュウリ1本
ハム4枚
リンゴ中1/3個
マヨネーズ大さじ2〜3
塩コショウ適宜
おすすめレシピ
お湯を沸かし、表示時間通りにマカロニを茹でます。茹で上がったら水気を切り、オリーブオイルを絡めておきましょう。キュウリとリンゴ、ハムは食べやすい大きさにカットします。きゅうりは塩を振り、水分を絞ってください。
ボウルにキュウリ・リンゴ・ハム・マカロニを入れ、マヨネーズを混ぜ合わせます。塩胡椒で味を整えたら、完成です。
リンゴの食べ方②:セロリとナッツのサラダ
健康的なサラダにしたい時にぴったりな、人気レシピです。キャベツやセロリなど、栄養豊富な食材を組み合わせます。また、ナッツを入れるのもポイントです。ナッツの香ばしい風味が加わり、いくらでも食べられそうなおいしさに仕上がります。
キャベツ(白菜・水菜)1~2枚
レタス(無しでも良い)1~2枚
りんご1/6~1/4個
セロリ(お好みで!きゅうりでもOK)20cm
※砕いたナッツ(くるみ・アーモンド等)大1~2位
お好みのドレッシングor手製ドレ↓↓↓適量
■ *手製ドレッシング*
粒マスタード小2位
オリーブオイル大2
酢大2
麺つゆ(2倍濃縮)小2
塩コショウ少々
おすすめレシピ
キャベツとセロリ、リンゴは千切りにします。変色しないように、リンゴは塩水に浸しておきましょう。レタスは、食べやすい大きさにちぎります。
粒マスタード・オリーブオイル・酢・麺つゆ・塩胡椒を混ぜ合わせ、ドレッシングを作ってください。ボウルに野菜類を入れたら、ナッツとドレッシングを加えます。全体をしっかり混ぜ合わせて完成です。
リンゴの食べ方③:かぼちゃサラダ
まったりとした甘みを感じられるカボチャは、リンゴとの相性ぴったり。クリームチーズを入れることで、コクのある味わいに仕上げられます。そのまま食べるのはもちろんのこと、パンに挟んでサンドイッチにする方法も人気です。
かぼちゃ150g(正味)
りんご1/4個(50g)
クリームチーズ20g
マヨネーズ大1~2
レモン汁小1
塩こしょう少々
黒こしょうお好みで
おすすめレシピ
カボチャは角切りにしてから耐熱ボウルに入れ、600Wの電子レンジで3分ほど加熱します。カボチャが柔らかくなったら潰し、塩胡椒で下味をつけてください。
リンゴはいちょう切りにしてレモン果汁を振りかけ、クリームチーズは角切りにします。ボウルに全ての材料を入れて混ぜ合わせ、塩胡椒で味を整えたら完成です。
おいしいリンゴの食べ方3選:おかず編
ご飯と相性ぴったりなおかずレシピでも、リンゴは大活躍。いろいろな食べ方を取り入れれば、たくさんリンゴが手に入った時でもきちんと消費できるでしょう。日々のおかず作りに役立つ食べ方をご紹介するので、活用してみてください。
リンゴの食べ方①:生姜焼き
お店で食べるようなワンランク上の生姜焼きを作りたい時に人気のレシピです。リンゴの甘味が加わることで、ご飯が進む味わいに仕上がります。豚肉だけでなく鶏肉との相性もよいので、好みの方法でアレンジしてみましょう。
豚ロース肉しょうが焼き用3枚(180g)
ニンニクひとかけショウガ1cm
厚リンゴ1/4個
★醤油大さじ2
★みりん大さじ2
★白ワイン(酒)大さじ2
小麦粉(薄力粉)適量
オリーブ油小さじ1
小分けバター1個(8g)
冷凍野菜ミックスお好みで
粗挽きブラックペッパー少々
おすすめレシピ
生姜・ニンニク・リンゴをすり下ろし、醤油・みりん・ワインを混ぜ合わせて漬け汁を作ります。豚肉を20分ほど漬け汁に浸しましょう。
豚肉に薄く小麦粉をまぶしたら、バターを入れたフライパンで焼きます。全体に焼き色がついたら漬け汁を加えてください。漬け汁の水分を飛ばしたら、完成です。
リンゴの食べ方②:チキンマスタードソテー
簡単なのに、ボリューム満点な味わいを楽しめる食べ方です。リンゴと鶏肉は、相性ぴったりな組み合わせ。マスタードをアクセントとして加えることで、洋風の味わいに仕上げます。短時間で作れるレシピを探している時に、いかがでしょうか。
りんご1/2個
鶏もも肉1/3枚
■ 調味料
はちみつ小さじ1
マスタード小さじ1/2
塩、こしょう各少々
おすすめレシピ
リンゴと鶏肉は、食べやすい大きさにカットします。フライパンに油を敷き、塩胡椒をした鶏肉を焼きましょう。鶏肉に焼き色がついた後に、リンゴと蜂蜜加えて蓋をし、蒸し焼きにします。仕上げにマスタードを加えて全体を煮詰めたら、完成です。
リンゴの食べ方③:豚肉のバターソテー
豚肉でリンゴとチェダーチーズを巻き、食べ応えのある一品に仕上げる食べ方もおすすめです。チェダーチーズの塩気とリンゴの甘味が絶妙にマッチして、リピートしたくなるおいしさに。お弁当のおかずにも最適です。
りんご1つ
豚ロース薄切り8枚
片栗粉適量
塩胡椒適宜
チェダーチーズ2枚
バター10g
醤油大さじ2
オリーブオイル適量
おすすめレシピ
チェダーチーズとリンゴは8等分にします。豚肉は塩胡椒で下味をつけ、片栗粉をまぶしておきましょう。豚肉の上にチェダーチーズとリンゴを乗せ、くるくると巻きます。
オリーブオイルを敷いたフライパンに入れ、焼き色をつけてください。バターと醤油を加えた後に蓋を閉め、蒸し焼きにします。リンゴが柔らかくなったら完成です。
食べ方を工夫してリンゴをいただこう
工夫次第で、バリエーション豊かな食べ方ができるのがリンゴの魅力です。そのまま食べるのがベストな方法。ただし、古い状態になった場合は加熱していただくのがおすすめです。加熱することでスカスカ感がなくなり、最後までおいしく食べられるようになります。
また、スイーツ系だけでなく、サラダやおかずにも活用することが可能です。今回ご紹介した食べ方はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ役立ててみてください。栄養豊富なリンゴを丸ごと堪能しましょう。
リンゴの食べ方が気になる方はこちらをチェック!
さまざまな食べ方ができるリンゴは、栄養豊富なことでも知られています。関連記事ではリンゴの栄養やおすすめの食べ方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
健康・美容への期待大、リンゴの栄養成分&効果効能をご紹介!効率的な食べ方も!
栄養豊富な食材を取り入れたい時は、リンゴがおすすめです。本記事では、リンゴの栄養成分や効果効能についてご紹介します。ビタミンやポリフェノール...
丸ごと!焼きリンゴの簡単レシピ!人気の作り方・アレンジレシピを紹介!
今回は焼きりんごの簡単レシピを「フライパン」「オーブン」「グリル」と調理器具に分けてレシピをご紹介していきます。焼きりんごをアレンジしたレシ...