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香りで健康をサポート、ゆずの栄養成分&効果効能をご紹介!料理に活用する方法も解説

さまざまな柑橘類の中でも、ゆずは特に栄養成分が豊富なことで知られています。本記事では、ゆずの栄養成分と効果効能をご紹介。ゆずの栄養を料理に活用する方法についても解説します。心地よい香りを漂わせるゆずの栄養を活用して、美味しい料理を作りましょう。
2021年10月13日
kon_w
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目次

ゆずは栄養豊富な果物!

「健康的な食生活を送りたい」という場合は、ゆずを活用するのがおすすめです。さまざまな栄養を含み、心地よい香りを楽しめるゆずは、日本人にも馴染みの深い果物。上手に活用することで、健康や美容によい働きを期待できます。

ゆずの栄養効果を役立てよう

本記事では、ゆずに含まれるとされている栄養成分について、詳しく紹介します。どのような栄養を含有し、どういった効果効能を期待できるのかチェックしていきましょう。

また、ゆずを料理に取り入れるための活用方法についても解説します。しっかりと栄養を摂取できるように、料理の方法にもこだわってみてください。ゆずを有効活用して、栄養豊富な料理を作ってはいかがでしょうか。

ゆずに含まれる栄養成分

スーパーマーケットなどでもよく見かけられるゆずですが、「具体的にどのような栄養が含まれているのか知らない」と感じている方も多いのではないでしょうか。主な栄養成分についてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ゆずの栄養①:ビタミンC

健康的な生活を送る上で欠かせない栄養素の1つと言われています。体内で合成できない栄養分でもあるので、食品からきちんと摂取することが重要。継続的に摂取しておくことで、良好な体調をキープできると考えられています。

他の柑橘類にもビタミンCは含まれていますが、ゆずは特に含有量が多いとされているのが特徴です。効率的にビタミンCを摂取したい時に適しています。また、果肉の部分よりも果皮の方に多く含まれているのもポイントです。

ゆずの栄養②:ビタミンE

酸化した脂質の増加を防いだり、血管を強化したり、さまざまな働きがあると言われている栄養成分です。老いの原因となる活性酸素の発生を抑制し、若々しい状態を維持するためにも役立ちます。いつまでも元気でいたい時に摂取したい栄養ですね。

果物や野菜を食べる機会が少ないとビタミン類も不足しがちなので、健康的な生活を送りたい時にはゆずを取り入れてみてください。ビタミンCと同じように、果肉と比べて果皮の方がビタミンEの含有量が高いと言われています。

ゆずの栄養③:クエン酸

果汁を口にした時に「酸っぱい」と感じることはありませんか?これは、果汁の中にクエン酸が含まれているのが要因です。一般的に酸味の元となる成分として知られており、柑橘類に多く含まれています

また、果汁には豊富に含まれている一方で、果皮にはあまり含まれていません。そのため、果皮の部分を食べても、ほとんど酸味は感じられないでしょう。同じ果物でも部位によって感じる味覚は異なるのがユニークなポイントです。

ゆずの栄養④:ポリフェノール

活性酸素の発生を抑制し、老化の原因を取り除くとされている栄養素です。血管を強化する働きもあり、健康的な体調を維持したい場合に役立ちます。発見当初はビタミンの一種と間違えられるほど、ビタミンと同じような作用があると言われているのも特徴です。

他の柑橘類にも含まれていますが、ゆずは特に含有量が多いとされています。しっかり栄養を取りたい時に役立つ果物と考えられるでしょう。果汁よりも、果皮の下にある白い部分に多く含まれています。

ゆずの栄養⑤:カリウム

体の調子を整えるために必要となる、ミネラルの一種です。ミネラルにはさまざまな種類がありますが、この栄養は健康維持に欠かせないものとして注目を集めています。果物や野菜を食べる機会が少ないと不足しがちなので、注意が必要です。

きちんとバランスのよい食事を続けていれば不足することはほとんどありませんが、外食が続いている時は不足している可能性も。ゆずのように栄養豊富な食材を活用して、バランスを取るようにしてください。

ゆずの栄養⑥:リモネン


柑橘系特有の心地よい香りを醸し出す成分として知られています。ゆずをカットすると、ふんわりとさっぱりとした香りを感じられるのではないでしょうか。果汁に含まれているのはもちろんのこと、果皮にも含まれています。

この香りを生かして、ゆず湯を楽しむ地域が多くあるのも注目しておきたい点です。特に冬場は、ゆず湯に浸かってリラックスタイムを過ごすことも増えるはず。お風呂文化を楽しむ日本人にとって、欠かせない香り成分だと言えるでしょう。

ゆずの栄養⑦:食物繊維

その名前の通り、野菜や果物などに含まれている繊維の一種です。胃の中で消化されず、そのまま腸に届くのが特徴。腸内で体によい作用を発揮し、健康維持に役立つと言われています。

水に溶けてネバネバとした質感になる水溶性と、水を含んで膨らむ水溶性の2種類があるのもポイントです。ゆずには、水に溶けるタイプが含まれています。不足すると老廃物が固まって排出されにくくなり、便秘が起きやすくなるため注意が必要です。

ゆずの栄養に期待できる効果効能

たくさんの栄養が含まれているゆずには、多くの作用が期待できると言われています。続いては、主な作用についてチェックしていきましょう。栄養の働きを理解して、日々の食卓に役立てるようにしてみてはいかがでしょうか。

ゆずの栄養効果①:美肌をキープ

髪をかきあげる女性
Photo byPexels

年齢を重ねると、肌のハリが失われたり、シミが気になったりすることがあります。ゆずには、美肌に嬉しい栄養素が豊富に含まれており、コラーゲンの生成を促して肌にハリを与える作用を期待できるのが嬉しいポイント。

肌にハリがなくなると、たるんで老けて見えてしまうので、栄養をしっかりと摂取して若々しい肌をキープするようにしてはいかがでしょうか。また、シミの原因となる物質が増えるのを防ぐ効能もあるとされています。

肌荒れを防ぐのにも役立つ

体内の栄養が不足すると、吹き出物や肌荒れが出やすくなると言われています。外側からケアすることも大切ですが、体内から調子を整えることも重要視しておきたい点です。ビタミン類を豊富に含んでいるゆずは、肌荒れを防ぐのにも役立つと考えられています。

ゆずの栄養効果②:疲れを改善

笑顔で電話をする女性
Photo bynastya_gepp

勉強や仕事などやることが多くなると、どんどん疲れが蓄積していきます。疲労が溜まると思うようなパフォーマンスを発揮できず、失敗してしまうこともあるでしょう。疲れた状態から回復したい時には、クエン酸がおすすめです。

さっぱりとした酸味が気力を回復させ、疲れが軽減すると言われています。脳によい刺激を与え、働きが活発化する働きも期待できるのが嬉しいポイントです。

休憩時に取り入れてみよう

「ちょっと疲れたな」と感じた場合は、ゆずを使ったスイーツや、ゆず茶などをいただいてみてはいかがでしょうか。クエン酸だけでなく甘味も取り入れることで、効率的にエネルギーチャージができるようになります。

ゆずの栄養効果③:高血圧を予防

近年は、高血圧による疾患が問題になることが増えています。食生活の変化により、いつの間にか血圧が高くなってしまう人は少なくありません。血圧が高くなる原因の1つとして挙げられるのが、塩分です。体内に余計な塩分が増えると、血圧が高くなるので気をつけてください。

ゆずには、体内の塩分のバランスを整える成分が含まれています。きちんと余計な塩分を体外に出すことで、生活習慣病の予防に繋がるでしょう。

外食が多くなりがちな時に

自炊をしていれば塩分量を自分で調整できますが、外食が多いと調整は難しくなります。「最近、外食が多くて血圧が高めになった」と感じている場合には、ゆずを取り入れてみましょう。また、なるべく外食を減らして塩分を控える工夫も必要です。


ゆずの栄養効果④:むくみを解消

車から出た脚
Photo byGreyerbaby

塩分の過剰摂取は、むくみの原因にもなります。体内の水分のバランスが崩れて、脚や顔がパンパンにむくんでしまうこともあるでしょう。むくんだ状態が続くと体重が増えていなくても太って見えるようになるので、注意が必要です。

余計な塩分を排出する効能を期待できるゆずなら、むくみ対策にもつながります。「むくむことが多くなった」と感じたら、ぜひ取り入れてみてください。また、同時にマッサージで血流をよくすると、効率的にむくみを改善できると言われています。

ゆずの栄養効果⑤:気持ちを落ち着かせる

ベッドで寝る女性
Photo byClaudio_Scott

ゆずから漂う香りには、気持ちを落ち着かせる効能があると言われています。イライラとしてしまう時や、不安を感じている時などは、心地よい香りを生かしてみてはいかがでしょうか。料理で使うだけでなく、ゆず湯にしてゆっくり香りを楽しむのもおすすめです。

ゆずの栄養を生かした料理の活用方法

たくさんの栄養を含んでいるからこそ、「料理に活用したい」と思いますよね。しかし、活用方法を間違えると、せっかくの栄養が無駄になる可能性があります。きちんと栄養を取り込むために、活用方法にこだわっていきましょう。

活用方法①:皮ごと使う

基本的に、果汁よりも果皮の方が多くの栄養が含まれていると言われています。使用する際に捨ててしまいがちな皮ですが、きちんと活用するようにしましょう。

使用前にしっかりと水で洗い、汚れを落としておくのがポイントです。皮ごと刻んでジャムにしたり、手作りドレッシングに入れたり、さまざまな料理で役立てられます。

活用方法②:白い部分は取り除かない

料理に使う際には、ついつい白い部分を取り除いてしまうことがあるのではないでしょうか。しかし、白い部分にも豊富に栄養が含まれています。なるべく取り除かないようにしてください。白い部分を料理に入れても味に大きな影響はないので、活用していきましょう。

活用方法③:絞る時は皮を下に

時には、果汁のみを料理に使いたい場合がありますよね。果汁を絞る時は、皮を下にした状態するのがポイントです。皮を下にすることで、果汁に皮の成分が付着し、栄養を無駄にするのを最小限に抑えられます。工夫をしながら、ゆずを活用していきましょう。

栄養豊富!おすすめのゆず料理レシピ2選

いろいろな料理に使えるのは、ゆずのよいところです。ゆず茶など、お気に入りのレシピが決まっていれば、気軽に取り入れられるのではないでしょうか。おすすめしたいレシピをご紹介するので、参考にしてみてください。

おすすめレシピ①:ゆず茶用ジャム

気軽に楽しみたい時におすすめしたいのが、ゆず茶用のジャムのレシピです。皮ごと使うので、しっかり栄養を取れるのが嬉しいポイント。紅茶の中にゆず茶用のジャムを入れることで、あっという間にゆず茶ができあがります。

心地よい香りが周囲に広がり、リラックスタイムを楽しめるのがゆず茶の魅力です。一度にたくさん作ってストックしておくのもおすすめなので、日常的にゆず茶を楽しんでいきましょう。

ゆず種とヘタを取って500g
砂糖500g


おすすめレシピ

半分にゆずをカットして、果汁を搾ります。果汁を絞った後、ヘタの部分を除いて皮を細かく切りましょう。ゆずと同じ分量の砂糖を加えて、混ぜ合わせます。中火にかけて煮込み、白い部分が透明になったら完成です。煮沸消毒をした瓶で保存してください。

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おすすめレシピ:豆腐サラダ

ドレッシングにゆずを使い、香り豊かなサラダを作るのもおすすめです。豆腐を使うことで、野菜だけでなくタンパク質もしっかり取れるのが嬉しいポイント。ドレッシングは他の料理にも活用できるので、多めに作ってストックしておくのもおすすめです。

豆腐1/2丁(約170g)
水菜1〜2株
しらす(ちりめんでも可)15gほど
■ ゆずドレッシング
白だし大さじ1/2
酢大さじ1
砂糖小さじ1/2
柚子の皮(みじん切り)適量

おすすめレシピ

水菜は3cm幅に切り、豆腐は食べやすい大きさに切っておきます。ゆずの皮はみじん切りにしましょう。お皿に水菜と豆腐を盛り付けて、しらすを散らします。ゆずの皮とドレッシング用の調味料を混ぜ合わせ、食べる直前にサラダにかけたら完成です。

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栄養豊富なゆずを活用してみよう!

さまざまな栄養を含むゆずは、普段の食卓に取り入れたおきたい食材の1つです。美肌や健康など、嬉しい作用を期待できることで注目を集めています。また、爽やかな香りで、気持ちを落ち着かせる働きがあると言われているのも魅力です。

料理で使う時は、皮や白い部分を取り除かないようにしましょう。丸ごと使うことで、栄養成分をしっかり摂取できるようになります。ドレッシングやお茶など、いろいろな方法で活用できるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

ゆずの栄養が気になる方はこちらもチェック!

工夫次第で、さまざまな活用方法を取り入れられるのがゆずのよいところです。関連記事ではゆずの保存方法やおすすめレシピを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。