塩ゆずがあれば美味しい料理になる!
いただいたゆずを長く使える塩ゆずに
今週はお客さんから大きなゆずをいただいたので、ゆずみつを作ろうか・お酒に搾っても美味しいなと迷いましたが、長期間保存できる塩ゆずを作ってみました。塩ゆずがあればいつもの料理にスッキリとした風味を加えることができますので、おすすめします。
塩ゆずの作り方を紹介!
塩ゆずはとても簡単に作れます。塩ゆずの材料と作り方を紹介します。またゆずに含まれる栄養も解説しますので、チェックしてみてください。寒くて風邪をひきがちな冬にピッタリですので、毎日の食事に栄養と美味しい風味を加えてみましょう!
保存法や美味しい使い方も!
塩ゆずは一度にたくさん作る場合が多い調味料となりますが、気になるのは保存期間です。保存期間ごとに材料比率の目安や保存方法を解説します。また実際に作った塩ゆずの美味しい使い方や食味の感想もお伝えしますので、手軽で美味しい塩ゆずを作ってみてください!
ゆずとは?
ゆずは日本で1番多く生産・消費されている
ゆずはミカン属の常緑小高木です。ゆずの原産地は中国・揚子江と考えられており、奈良時代か飛鳥時代に伝来したと言われています。成長スピードが遅く、種から栽培する場合は結実させるまで十数年の年月が必要です。生産期間を短縮するために接ぎ木栽培することにより数年で収穫可能にしています。日本以外でも韓国などで生産されていますが、国内で生産されるゆずの80%は四国の高知・愛媛・徳島で栽培されており、調味料やジュースの原料として国内消費されています。
ゆずの旬
ゆずの旬は年に2回あります。青い状態の未成熟果は7月から8月頃に収穫され、今回紹介する塩ゆずの黄色い熟した状態は11月から12月に収穫されます。夏の旬では香りを活かしたゆず胡椒の材料となり冬の旬では果汁を多く含むため色々な食品に加工されて使われます。
高知名物もゆずが原料
四国・高知のお土産で知られる「ごっくん馬路村」の原料もゆずが使われています。ときどき高知へ遊びに行っていましたが、現地の道の駅で必ず購入していた一品です。今ではネットでも近くのスーパーでも販売されていますが、その当時は現地でしか販売されていなかったことを思い出します。
ゆずの選び方
ゆずの木にはトゲがたくさんついているため、果実と擦れやすく、傷ついた状態になりやすい植物です。できる限り傷が少ないもの・ゆずを持ったときに果実に張りがあるか・ヘタが変色していないか・香りが立っているかを確認しましょう。3点を満たしているゆずは美味しい状態と考えて大丈夫です。
美味しい塩ゆずの栄養と作り方
ゆずに含まれる栄養
ゆずに含まれる栄養は免疫力を高めるビタミンCや、疲労回復効果のあるクエン酸が豊富です。ゆずは果肉よりも皮に栄養の多くを含んでいますので、皮ごと調理することが重要なことになります。これらの栄養は美肌や身体を作るコラーゲン生成の原料になったり、代謝の効率を向上させたりする働きがありますので、寒い時期にピッタリの果物です。スッキリとした香りは食欲を向上させる効果も期待できます。
塩ゆずは簡単!
塩ゆずは切って塩を混ぜるだけで美味しい調味料が簡単にできます。塩分量が気になる人は少し塩分を控えめにしたり、使うときに量を加減するようにしたりして調整しましょう。材料や作り方のポイントを解説しますので、チェックしてみてください!
塩ゆずの材料
今回作った塩ゆずの材料はゆず3個(350グラム):塩ゆずの10%である(35グラム)を準備しました。また分量外にゆずを塩ずりをするための塩を別途用意しておきましょう。調理道具としてすりつぶして混ぜるためのブレンダーやミキサーが必要です。
作り方の手順とポイント
作る手順はとてもシンプルです。ゆずに分量外の塩をまぶしてからゆず同士をすり合わせて汚れを落とします。さっと水で洗い流したらヘタを落として小さく切りましょう。このときにできる限り種を取り除くようにしてください。また果汁がどんどん溢れてくるので、種を持ったらボールの上で一旦、果汁を落としたり、まな板の上も包丁で溜まった果汁をボールに落としたりするようにしてください。小さく切ったゆずをブレンダーやミキサーに塩を加えてペースト状になるまでよくすり潰せば塩ゆずの完成です。
塩ゆずの使い方・レシピを紹介!
作った塩ゆずの美味しい使い方!
塩ゆずは普段の食事にほんの少し加えるだけで爽やかな風味を味わえる調味料となります。美味しい使い方や食べた風味をお伝えしますので、チェックしてみてください。注意点としては塩分が高めの調味料となりますので、塩分量が気になる人は加減しながら使いましょう。
揚げ物をさっぱりと
塩ゆずができたのですぐに冷凍唐揚げを温めて、一緒に食べてみました。脂っこい唐揚げの味を塩ゆずのスッキリした風味が消してくれるのでいくらでも食べられそうです。揚げ物ならとんかつや魚フライなどにポン酢やしょうゆに混ぜて使うことをおすすめします。
うどんやラーメンに
温かいうどんやラーメンにも塩ゆずは相性がとてもよく、優しい出汁の味わいをスッキリとまとめてくれます。麺類ならなんでも合いそうです。他にも鍋の調味料としては味変としてピッタリかもしれません。少しずつ加えて好みの分量を見つけましょう。
ホットゆずはちみつ
塩ゆず小さじ1にはちみつ大さじ1とお湯を適量注げば、のどに優しいホットゆずはちみつを作れます。塩ゆずを入れ過ぎるとしょっぱさが際立つので少なめにしておくのがポイントです。眠る前やのどの調子が気になるときにおすすめのホットドリンクです。
卵焼き
材料
A卵3個
A柚子塩小1
A砂糖大2
いつもの卵焼きの材料に塩ゆずを加えてよく混ぜ合わせます。卵焼き器に油を引いていつも通り卵焼きをクルクルと巻いていけば完成です。フワッとした卵焼きの食感にゆずの香りが引き立つのでおかずやお酒のあてにピッタリな卵焼きになります!
詳しいレシピはクックパッドで!
今回は自分で卵焼きを作りませんでしたので、参考レシピを紹介しました。他にも肉料理・魚料理にほんの少し加えるだけでゆずの風味が香る料理にアレンジできますので、「この組み合わせはいけるんじゃない?」と感じたものに入れて自分だけのオリジナルレシピを見つけてみましょう!
塩ゆずの保存方法
塩ゆずの保存期限は?
塩ゆずは一度にたくさん作るので、どれくらい日持ちするのかは知っておきたいポイントです。塩を多くすればそれだけ保存できる期間は長くなりますが、塩分の摂取量が気になる人にとっては悩ましいことになります。ここでは作るレシピごとの保存期間の目安や賢い保存方法を解説しますので、作る分量や保存法の参考にしてみてください。
作るレシピで変わる
今回はゆずに対して10%の塩を使いましたが、8%にすることで塩分を減らしながら作れます。10%の分量で作った場合は冷蔵で3ヶ月程度、8%の分量で作った場合は1〜2ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
保存容器を消毒
保存容器は蓋付きのビンを熱湯やアルコール消毒して使うようにしましょう。消毒が不十分だとカビや傷む原因となります。調理に使うまな板や包丁もよく洗ってから消毒をして作り始めるようにしましょう。
塩ゆずの作り方を知ってレシピに役立てよう!
まとめ
今週はいただいたゆずを使って料理を美味しく引き立てる塩ゆずを作りました。ブレンダーがあれば短時間で調理可能で、材料も塩とゆずだけのシンプルさです。美味しい作り方や注意点を解説しましたのでゆずを手に入れた際は作ってみてはいかがでしょうか?使い方や食べた食味も紹介しましたので気になる方は試してみてください。気になる保存方法やレシピごとに異なる保存期間の目安もチェックしておきましょう。グッと冷え込むこれからの季節に免疫力を向上させてくれる栄養がありますので、上手に活用してみてください!
旬の食材調理が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは【連載】旦那めし。旬のゆずを使った「塩ゆず」の作り方!料理を美味しくしながら風邪予防に!以外にも旬の食材調理に関することを取り扱った記事をたくさん掲載しています。またダイエットに関する連載も担当していますのでぜひチェックしてみてください!
【連載】旦那めし。かっぱ寿司のフェア「冬のうまいものづくし」おすすめ商品の食レポ!
かっぱ寿司へ久しぶりに行き、店内飲食しました。期間限定メニュー「冬のうまいものづくし」フェアを開催していたので、おすすめメニューを白身魚・肉...
【連載】ストレスなくダイエット!おすすめ置き換え食品4選を紹介!
置き換えダイエットは食事制限のストレスを少なくしながら減量につなげていくダイエット方法です。置き換えにおすすめするスープやお菓子などを紹介し...