焚き火ウェアについて
焚き火ウェアとは焚き火をするときに使う専用のアウターのことです。防寒着の表地はポリエステルなどの化繊になっているものが多く軽くて扱いやすいですが、キャンプの醍醐味の焚き火との相性は悪く、小さな火の粉が一瞬触れただけでも目立つ穴が開いてしまうことも。
そのため、専用のウェアがない場合は使い古されたウェアなどをアウターとして着込むことがあり、焚き火をする際は気を使う必要があります。
焚き火をするときの必需品
火の粉は必ずでる
ポリエステルなどの化繊は溶けるように穴があくため、火の粉を出さないように焚き火をする必要がります。しかし、薪に水分がある場合や風が吹いている場合は簡単に火の粉が舞い上がり火の粉を出さないように焚き火をするのは難しいです。必ず火の粉は発生すると考えて対策をしましょう。
特に冬のアウドドアでは、保温性の高い高価なダウンジャケットを着ていることもあり穴をあけて使えなくなる自体は避けたいですよね。
焚き火ウェアは穴があかない
焚き火ウェアは熱に強く化繊のように溶けることがない素材で作られた服のことをいいます。アウトドアでも使いやすい綿素材が多く直接火で燃やさない限りは燃えることもなく焚き火ウェアとして人気です。
綿という通常の服にも使われている素材となり焚き火ウェアと言う名前ですが、特殊な繊維ではなく一般的な素材で作られているため着心地も悪くなく使いやすいものばかりになっています。厚手の綿なら防風効果も期待でき冬でも使いやすいです。
ワークマンの焚き火ウェアとは
ワークマンの綿素材の防寒具
作業用のウェアやカジュアルウェアで人気のワークマンから発売されている焚き火ウェアは、綿を使った作業用ウェアから始まったアイテムです。もともと作業用として作られていましたが、口コミがSNSなどで広がり2021年現在は焚き火ウェアとして定着したパーカーなどになります。
綿を使っているため多少重たいですが、ポリエステルやナイロンのように溶けることがなく洗濯も綿のシャツのように簡単にできるため非常に使いやすいです。
アウトドア・キャンプ系ブロガーとの共同開発
2021年現在発売されているワークマンの焚き火ウェアとして使える綿ジャケットは、ワークマンの防寒着が焚き火ウェアとして使えるとSNSで発信したインフルエンサーとの共同開発をしたモデルになっていて、アウトドアやキャンプで使いやすい工夫されたアイテムばかりです。
旧来のモデルはフルジップパーカーではなくアノラックのため着脱が少し大変でしたが、現在発売されているモデルはフルジップとなり着脱しやすい進化版もあります。
ワークマンの魅力
ワークマンの焚き火ウェアはアウトドアを楽しんでいる方との共同開発のためキャンプで非常に使いやすくなったウェアです。手袋をしていても着脱しやすかったり、ブランドロゴが目立たないようになっているなど使いやすくなっています。
また、ワークマンらしい部分としては低価格帯でコスパも高いところ、デザイン性が高いところが支持されていて今回紹介する焚き火ウェアはワークマンのオリジナルブランドのフィールドコアのアイテムが多いです。
フィールドコアとは
フィールドコアはワークマンのオリジナルブランドでアウトドア向けのアイテムを展開し、デザイン性の高いアイテムが多いところも特徴です。タウンユースでも使えるマウンテンパーカーのような防寒着や今回紹介する焚き火ウェア、コンパクトチェアなどはフィールドコアから発売されています。
フリースなどの防寒着も多彩に発売されていて、キャンプを始めとするアウトドアが好きな方におすすめのワークマンオリジナルブランドです。
ワークマンの最新焚き火ウェア2選
1:コットンキャンパー
ワークマンオリジナルのフィールドコアから発売されているキャンパー仕様の綿製のウェアです。大きい目の難燃性のボタンが付いていて手袋をしていても着脱しやすく、風もきちんと防ぎたい場合はファスナーで閉じられます。
厚手の生地で耐久性も高くフード付きのゆったりタイプのシルエットのため立つ、座るなどの動作が多いキャンプでも突っ張ることなく使いやすくカラーバリエーション、サイズバリエーションも多めになります。
ワークマンのキャンパー仕様ウェア
ワークマンのさまざまな綿製品の中でも本品はキャンプで使いやすいようになっている大容量モデルです。焚き火ウェアとして使われることを前提に作られていて大型のポッケやペグハンマー用のループ、多目的ループなどがある収納性の高いウェアになっています。
胸ポケットはマジックテープの蓋がきちんとできスマホなどの貴重品を安心して収納できる仕様です。サイズはSから3Lまでありメンズ、レディース分かれていません。
2021年新作にはキッズモデルも
ワークマンの21年の新作には待望のコットンキャンパージュニアモデルもあります。通常モデルと同じように天然の難燃性の素材と言われている綿を使い大きめのボタン、専用ループなどが付いたキャンパー向け仕様ですが子どもにちょうどいいサイズ感です。
サイズは140cm、150cmサイズとなっていて通常モデルとサイズが異るためポッケの大きさは小さくなっていますが、それでも大容量収納になっていてペグなどが持ち運べます。
コットンキャンパープラスは防寒にも
ワークマンが発売するコットンキャンパーには姉妹品のコットンキャンパープラスもあります。基本的な作りは変わりませんがプラスは着脱式のライナーが標準で付属し保温性を高められ冬キャンプしやすいです。
ライナーは2021年モデルからファスナーでの着脱に変わりマイナーチェンジしています。また、ライナーもファスナーできちんと閉じられるため保温性が高いですが、ポリエステルのため本体のような耐火性はありません。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
ワークマンに立寄ったらコットンキャンパーがあったので買っちゃった
— チャーリー (@pansa_555) February 21, 2020
火の粉に強いだけじゃなくポケットもテント設営時に使い勝手良さそう これで2900円なんだからびっくり pic.twitter.com/rsppHAHWJV
ワークマンの人気焚き火ウェアということで店舗でもネットでも見つけるのが難しいアイテムとなっています。その分コスパが高く、焚き火と一緒に使いやすいワークマンのおすすめウェアです。
2:フュージョンダウン モンスターパーカー
ワークマンから2021年新作として発売されるモンスターパーカーは耐火性があり焚き火ウェアとしても使いやすい新しいパーカーです。中綿にはワークマンが開発した自宅で簡単に洗えるダウン「ウォッシャブルダウン」が使われていて保温性もあります。
前述したコットンキャンパーと比べると保温性、断熱性の高い焚き火ウェアとなりダウンだけではなくワークマン特有の黒いアルミプリントにより蓄熱するかのように体を温めてくれる構造です。
特殊なポリエステル素材
モンスターパーカーとはマウンテンパーカーの中でも特にモコモコして大きなシルエットになるタイプのパーカーのことです。ワークマンの防寒着としては初となるタイプとなります。また、本品は耐火性に優れる綿ではなくポリエステル100%素材です。
化繊は穴があきやすいですが本品は特殊な加工が施され溶ける時間を遅らせることで焚き火で使いやすくしたモデルになります。大きいマウンテンパーカーですが、綿100%ではないため軽いです。
防寒着としても使いやすい
ワークマンのモンスターパーカーは、軽量で保温性もきちんとあるため防寒着としても使いやすく保温性を高める工夫も多いです。例えば風の吹込みの軽減をする二重の袖や耐火仕様ではありませんがインフード付きです。フードがあると防寒着として非常に使いやすくなります。
さらに、撥水加工も施されているため雨が降ってきても水を弾き中に染み込まないようになっていて急な雨でも使えるようになっているワークマンの新作ウェアです。
高スペックな焚き火に対応したウェア
綿のような確実な防火性はありませんが、ワークマンが開発した特殊なダウンを使用し保温と発熱性に加え撥水性があり化繊のため軽量なウェアです。モンスターパーカーのため大きめのシルエットになっていてアウドドアでもタウンユースでも使いやすいところも評判になっています。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
ワークマン のFLAME TECH(フレイムテック)洗えるフュージョンダウン モンスターパーカーを何店舗か回って探してたけど、やっと買えた!
— ウンババ (@wodbelll) September 22, 2021
色もシルエットも好みではないけど、焚火でも使えてぬくぬくさせてくれるならいいでしょう!!
ダウンパンツも安買ったからついつい購入 pic.twitter.com/CWJS9gCHNt
ワークマンの新作として発売されたモンスターパーカーも非常に人気があります。複数の店舗を見ても手に入らないという場合もあります。焚き火でも安心して使える焚き火ウェアです。
ワークマンの焚き火ウェア4選
1:裏ボア綿カブリヤッケ
もともと職人が溶接作業時に使っていた綿製のヤッケに防寒性能を追加したワークマンの元祖焚き火ウェアのようなアイテムです。ワークマンの綿カブリヤッケが焚き火にいいとSNSで話題になったことでモンスターパーカーやコットンキャンパーのようなキャンプ向きの焚き火ウェアにつながりました。
本品は通常の綿カブリヤッケにはない裏ボアを追加したモデルのため冬のキャンプでも使いやすくなったワークマンのおすすめモデルです。
シンプルでも機能的に
同じワークマンのコットンキャンパーやモンスターパーカーと比べるとシンプルなデザインですが職人の溶接作業ウェアということで細かな部分はしっかり作られています。例えば袖口が二重になっていたり、ファスナーに火の粉が当たらないようにフラップが付いていたりして細かな部分もきちんと作られていて焚き火で使いやすいです。
また、フードもきちんとついていて大型のフロントポケットもあり仕事現場や焚き火で活躍します。
ワークマンには通常モデルも
裏ボアになっていない分、少し低価格な通常モデルもあります。夏などの暖かい時期はボアがない通常モデルのほうが使いやすいでしょう。通常のモデルを冬の焚き火で使うときは、少し大きめのサイズを選んで中にフリースなどの保温性の高いウェアを着るようにすると過ごしやすいです。
ワークマンからはフリースなどの暖かいウェアも低価格帯でたくさん発売されていて、保温性のない綿のウェアでも使いやすくなります。
2:綿アノラックパーカー
前述したキャンプ向きの新作ウェアが出る前まではワークマンの焚き火ウェアは本品という方も多いのではないでしょうか?それくらいアノラックパーカーはワークマンの人気アイテムの一つになります。
機能性は前述したヤッケからアノラックパーカーに変わったことで着脱しやすいです。ファスナーがみぞおち辺りまであり重ね着をしていても着脱しやすくなっていて、季節問わず使えるワークマンの代表的な焚き火ウェアとなります。
低価格で使いやすい
撥水などの便利機能はありませんが、その分洗濯しやすくより気軽に使い倒しやすくなっています。また、特殊な加工が施されていないため価格も安く、キャンプ用として割り切って購入できるところもおすすめです。ワークマンの人気商品のため時期によっては店舗でも公式ECサイトでも購入できない場合があります。
また、ワークマンの焚き火ウェアは基本的にメンズ、レディース分かれていないため男女問わず使いやすいです。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
ワークマンの綿アノラックパーカー、綿100%で大きいポケット付でかわいくて安くて、こんな焚き火用ウェア待ってた〜〜!!!って感じ。
— 高木はるか (@harukatakagi_) August 15, 2019
ダボダボしてるから中にダウン着てもいけそう。
モデルのスタイルが悪いのはそっとしておいてね。 pic.twitter.com/7GigSflp7x
メンズ、レディース分かれていないゆったり目のシルエットで着込みやすく冬キャンプでも使えるワークマンの焚き火ウェアです。コスパに優れているモデルとなりますが、防汚加工や大容量のポケットは健在で使いやすいおすすめウェアになります。
3:高撥水アノラックパーカー
アノラックパーカーは綿カブリヤッケの派生形のようなワークマンの焚き火ウェアです。従来ワークマンには綿カブリヤッケのアノラックモデルとしてありましたが、少しリニューアルされアウトドアで使いやすくなったおすすめウェアになっています。
簡単に紹介すると前述したヤッケは溶接作業時の火の粉から服や身を守るウェアですが、本品はパーカーになっていてやりキャンプやタウンユースで使いやすくしたワークマンのおすすめ焚き火です。
ワークマンの人気アイテム
パーカーになったことでタウンユースとして使え、撥水加工により天候が不安定なときでも非常に使いやすいです。大きなポケットがありマジックテープで袖をしぼることもでき防風性の高いウェアになっています。綿100%のため洗濯も可能です。
前述した通常モデルの綿アノラックパーカーよりも価格が少し高くなっていますがその分。防水性が付加されたモデルとなりよりアウトドアでの使い勝手がよくなったモデルとなり人気があります。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
「ワークマン女子」て歳でもないが ワークマンプラスで気付いたらこんなに買ってた… 機能的な上に何せ安い… キャンプの予定など勿論ないのにうっかり色ち買いしてもうた高撥水綿アノラックパーカーがこちら pic.twitter.com/eOfAh8XAKy
— 🌕猫心🌕🎑🌾🌰🍃 (@boom2satellites) December 15, 2019
ワークマンから発売されているということで低価格かつコスパの高いアイテムです。火の粉で穴があきにくいだけではなく撥水加工もされていて非常につ使いやすいウェアになります。パーカーのためフードもきちんと付いていて突然の雨でも安心です。
4:フルジップコットンパーカー
ワークマンの綿100%のウェアでなおかつフルジップで防寒着のように簡単に着れるウェアです。フルジップになったことでタウンユースでも使いやすくなっていてデザイン性の高いワークマンの焚き火ウェアになっています。
ロゴが目立たないようにコンパクトになっているところも魅力、前述した綿アノラックパーカーのフルジップモデルのため保温性は高くありませんが、火の粉で溶けない使いやすいウェアになります。
便利な部分は変わらず
前述したワークマンが発売するアノラックパーカーと少し形状が変わっているためフロントポケットがなくなっていますが、両サイドにファスナーできちんと閉じられる大容量のポケットが付いています。
また、裾やフードの部分もきちんとしぼれるようになっているままで、非常に使いやすいです。フルジップモデルのため気軽に着たり脱いだり、はおったりできるため使い勝手のいいワークマンのおすすめ焚き火ウェアになります。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
焚き火やるなら火の粉に強い服が欲しいよね!
— でぃあず (@dears_ippan) December 20, 2019
って事で話題のワークマンに行ってきましたよ😆
購入したのはフルジップコットンパーカーです✌️
綿アノラックパーカーの方が安いですが、フルジップの方が脱ぎやすくて便利かな~と pic.twitter.com/I4zWVDJmD6
基本的にはワークマンのアノラックパーカーもフルジップコットンパーカーも材質が同じためどちらのウェアでも安心して焚き火で使え、汚れても家庭で簡単に洗濯できる使いやすいウェアですが、アノラックパーカーはファスナーがみぞおちのあたりまでしかありません。
そのためフルジップのほうが使いやすそう、タウンユースで街の中でも違和感なく使えるという声もあります。
ワークマンの焚き火ウェア(小物)1選
1:防炎キャンパーモック
ワークマン新作の防炎仕様のシューズです。靴も化繊でできているものは穴があきやすいため、焚き火をするときは専用の靴もあるとより焚き火が楽しめます。
本品はモンスターパーカーと同じように融解するまでの時間を遅くする加工がアッパーとソールにされているため、無加工のシューズと比べると穴があきにくい構造です。また、爪先部分は断熱性のある特殊な素材で作られていて燃えにくく安心して焚き火が楽しめます。
靴としても高機能
ワークマンは靴でも人気があるブランドです。そのため防炎性だけではなく靴としても高機能になっていて、アウトドアでも使いやすいように撥水加工にもなっています。水を弾くため中まで染みこみにくいです。
抗菌防臭効果のあるソールも使われていて臭いと菌の繁殖も抑えてくれるシューズになっていて、長時間履きやすくなっています。サイズは24.5~28.0cmまでありメンズ、レディース分かれていない男女兼用です。
ワークマンの焚き火ウェアのレビュー
防炎キャンパーモック買ってきてもらった!
— のざる (@camp_bata) August 25, 2021
軽くて履きやすい、アウトソールもそこそこ柔らかくて、履き口まわりクッション性も高くて、普段履きでも全然オッケー👌
土踏まずのサポートがあると、もっと歩きやすい。
今はまだ暑いけど😵#ワークマンプラス pic.twitter.com/dkDmex7uQQ
キャンプ用の靴ですが、普段履きでき普通に歩きやすいと好評です。ソールもきちんとしていて靴としての完成度が高く評価されて、キャンプでもタウンユースでも使いやすい靴としておすすめです。サイズ感は24.5cmからとなり最大は28cmとなり、メンズでもレディース使えますがカラーバリエーションはブラックとブラウンの2種類だけになります。
ワークマンの焚き火ウェアのまとめ
焚き火で使いやすいアイテムが豊富
ワークマンの焚き火ウェアはもともとは溶接作業用のヤッケから始まった製品です。綿100%のため焚き火で使えるとSNSで広がり、さまざまなタイプの焚き火ウェアや小物があります。最新には耐火性のあるモンスターパーカーもラインナップされていてデザイン性も高いです。
メンズ、レディース問わず使いやすいデザイン性でとなり、アウトドアだけではなくタウンユースで使いやすいところもおすすめです。
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