折り紙のおばけでハロウィンを盛り上げよう
ハロウィンのお祝いは、いまや秋の恒例行事となりました。本来、秋の収穫を祝い先祖の霊を迎える宗教的な意味がありますが、日本では子どもから大人まで、おばけや魔女などの仮装をして楽しむイベントになっています。ハロゥインのお祝いの日が近づくと、店頭にたくさんのかわいいグッズが並び、思わず購入される方も少なくはないはずです。
ハロウィンのおばけはぜひ折り紙で!
しかし、ハロウィンの飾りは家庭にある折り紙で楽しく手作りすることもできます。幼い子どもでも簡単にできる折り紙の折り方もたくさんありますし、作りながらハロウィンの話をしたり、指先の使い方を学んだり、実に有意義なひと時を過ごすことが可能です。今年のハロウィンは、ぜひ折り紙で作ったおばけで飾りましょう。
ハロウィンを異文化交流の場にするために
ハロウィンはもともと古代ケルト民族の祭りで、新年に当たる11月1日の前夜祭として収穫祭が行われていたのが起源だとされています。この日、先祖の霊が家族に会いに来ると考えられ、そのとき悪霊も一緒に来て災難をもたらすことから身を守るために仮装がはじまったようです。
ハロウィンの日を単なるイベントにするのではなく、異文化との出会いと交流の場にするためにも、折り紙を通して語り合ってみるのはいかがでしょうか。
簡単な折り紙のハロウィンのおばけ5選
簡単にたくさん作ることのできるハロウィンの折り紙のおばけの作り方がこちらです。小さな子どもや手先を動かしにくい大人向けとなっています。うまく折れなくても何とかなる作品ばかりで、おばけの顔や表情を書いて仕上げていくものばかりです。ハロウィンの日を盛り上げるためにさっそくはじめましょう。
①年長さんでも簡単に手作りできる折り紙のおばけ
このおばけの作り方はとても簡単です。まず、折り紙を三角形に折って、その真ん中の折り目に沿って折り、縦長のひし形状にします。あとは、おばけの顔としっぽの部分を軽く折り、顔と体を作ればできあがりです。顔やしっぽのサイズは好みで調整します。丸シールで目を作ったり、さまざまな表情を描いたりして楽しむことができます。
手先がまだ器用ではない子どもでも簡単に折れる折り方ですが、うまくいかない場合は、大きな人が折り紙でおばけを作り、顔を描いて楽しみましょう。
②手のついた簡単な折り紙のおばけ
こちらの折り紙のおばけは、かわいい手がついた簡単な折り方のおばけです。理解に難しい折り方はどこにもなく、基本的に折っていくだけなので、小さな子どもでも大人と一緒に折れば完成できます。
最後に、おばけの顔をペンで描けばできあがりです。たくさん折ってさまざまな表情を作ってみてはいかがでしょうか。メッセージを添えてお友だちや家族にあげるのも喜ばれそうです。
③ うらめしやポーズの折り紙のおばけ
折り紙のおばけの中でも、両手でうらめしやポーズをしているおばけの折り方がこちらです。折り紙を三角形に折り、真ん中の折り目に向かって折っていきます。内側の紙を引っ張り出して折り、おばけの手の部分を作りますが、そこが少し難しいかもしれません。
ただし、大人と一緒であれば幼稚園の年長児や小学生の低学年でも簡単に作れます。ぜひ挑戦してみましょう。顔の表情によってかわいらしくも恐ろしくも仕上げることができます。
④腕を大きく開いた折り紙のおばけ
この折り紙の折り方は、折り込んだり、開いて内側の紙を引っ張り出したりする部分以外は、難しい折り方をしないで完成させることができます。子どもだけではいささか難しいかもしれませんが、大人と一緒に動画を見ながら作れば、ストレスなく楽しく作ることができるはずです。
最後に両手を広げてうらめしやポーズに折れば完成となります。かわいい表情にも作れますが、ホラー映画のような恐ろしいおばけも作ることができますのでぜひ挑戦してみましょう。
⑤簡単に作れる折り紙のガイコツの顔のおばけ
こちらの折り方は、ガイコツの顔を作ってハロウィンの飾りにしたい方のための折り方です。色のついた紙を上にして置き、三角形に折り線をつけて折っていきます。折り方はシンプルなので、動画を見ながら折れば簡単に作ることが可能です。
色のついた部分で顔を作っていくため、顔にしたい色の折り紙を選んで作りましょう。顔の作り方をアレンジすれば、さまざまな表情のガイコツが作れるはずです。
かわいい折り紙のハロウィンのおばけ4選
折り紙で作るおばけの中でもかわいいおばけの作り方を集めてみました。簡単にできる折り紙のおばけよりも、作り方が少し難しいものもありますが、順を追って作っていけば完成するはずです。ぜひこちらでご紹介している折り方にも挑戦してみましょう。
①帽子をかぶった折り紙のおばけ
こちらは折り紙の色のついた部分が帽子になるかわいいおばけの折り方です。色のついた面を上に置き、いくつか折り目をつけていきます。小さく折り込んでいくところは、いささか難しいものの、動画を見ながら進めていけば迷うことはないはずです。
こちらの折り紙のおばけも、さまざまな色を使ったり表情を変えたりして、いくつものパターンを楽しむことができます。帽子の部分に名前を書いて名札にするなど、遊び方もいろいろです。
②かぼちゃを背にのせた折り紙のおばけ
こちらはかぼちゃを背にのせたおばけです。一枚の折り紙で作ることが可能ですが、かぼちゃの色の折り紙を使うことになりますので注意しましょう。折り紙を縦に半分に折りながら点線(折り目)をつけてからはじめます。途中、この点線を利用して折っていく箇所がでてきますので、しっかりと折り方を確認しながら作っていきましょう。
細かく折っていく箇所も出てきますが、順を追って作れば完成できるはず。最後にかぼちゃやおばけの顔を描けばできあがりとなります。
③かぼちゃの帽子と服を着た折り紙のおばけ
かぼちゃの帽子と服を着たオリジナリティあふれるおばけも折り紙で作ることが可能です。大きめの折り紙を使って作ってみましょう。オレンジ系の折り紙を使うと、かぼちゃの雰囲気が伝わりやすくなります。
まず、縦、横、斜めにたくさんの点線(折り目)をつけていきます。折り目をしっかりと作ることで、折りやすくなりますので、動画で確認しながら進めていきましょう。途中、少し折り目をずらして折るなど、難しい箇所がありますが、丁寧に説明されているので難なく完成できるはずです。
④かわいく作れる折り紙のガイコツの顔のおばけ
この折り紙の作り方は、顔本体と目鼻のパーツを別々に作る折り方です。大きな折り紙と小さな折り紙を用意しましょう。顔の本体は、三角形に折って点線(折り目)をつけてから折り込んでいき、順番通りに折っていきます。髪の毛や顔の傷はペンで描きましょう。
目鼻のパーツは、小さな子どもがひとりで作るのはいささか難しいところもありますが、手助けをしてあげれば作ることが可能です。最後に顔と目鼻をひとつに合体させれば完成となります。
少し難しい折り紙のハロウィンのおばけ6選
折り紙で作るおばけの作品は簡単なものから難しいものまでいろいろありますが、少し複雑な作品に挑戦してみるのも楽しいものです。こちらでご紹介する折り方は、微妙な折り方をしなければならない作品や折り方が複雑な作品などとなっています。ぜひ解説を見ながら折り紙時間を楽しんでください。
①折り紙で作るかわいい魔女のおばけ
おばけの中でも魔女を折り紙で作りたいという方におすすめなのがこちらです。この作品の折り方は、細かく折り込む箇所がいくつかあるので注意しましょう。とくに髪の毛の部分を折り込んでいくところは、少し丁寧に説明を見ながら仕上げていくとうまくいきます。最後に顔を描けばできあがりです。もちろん怖い顔を描くこともできます。
②折り紙で作る怖い顔の魔女のおばけ
こちらも魔女のおばけの折り紙作品です。折り方が細かく、また作業が長くなるため、折り紙に慣れていない方は大変かもしれません。しかし、折り紙が好きな方で、少し難しい作品も作ってみたいという方はぜひ挑戦してみましょう。折り紙を使って表情を作っていくため、ペンで顔を描くおばけとはいささか異なる雰囲気に仕上がります。
③折り紙で作るおばけのフランケンシュタイン
こちらは3枚の折り紙を使って作るフランケンシュタインの折り方です。顔、体は同じサイズの折り紙を使い、ジャケットは4分の1のサイズの折り紙を準備します。顔のパーツはさほど難しいものではありませんが、体のパーツは少し複雑で、丁寧に折っていきましょう。また、顔の表情も工夫して描く必要があります。いささか高度な作り方です。
④折り紙で作るおばけのミイラ男
ミイラ男は頭と体のパーツをひとつに合体させて完成させます。頭も体も、真ん中に向かってたくさんの点線(折り目)をつけるのがポイントです。また、包帯を巻いている雰囲気を出すために、折り筋をつける箇所もありますが、好みでこの部分を省略してもかまいません。最後に二つのパーツをつなげれば完成です。ほかのキャラクターと合わせてぜひ作ってみましょう。
⑤折り紙で作るおばけのドラキュラ
こちらのドラキュラも、頭と体のパーツをそれぞれ作ってひとつに合体させて作ります。それぞれさほど難しい折り方はありませんが、頭では耳の部分、体では襟の部分などは細かく折り込んでいくため、説明どおり丁寧に折っていきましょう。最後に表情を描けばできあがりです。
⑥折り紙のおばけキャンディー
こちらはハロウィンパーティーなどで使えるおばけキャンディーの作り方です。さほど難しいわけではありませんが、開いたり閉じたりする箇所もあって、しっかりと解説を見ていないとうまく折れなくなってしまいます。また、小さく折っていくと折りにくくなりますので、しっかりと丁寧に作っていきましょう。
なお、棒のパーツも折り紙で作れます。さまざまなバージョンの説明がありますので合わせて作ってみましょう。
立体で作るおりがみのおばけ3選
立体的に作る折り紙の作品は、かなり難しいものもあります。しかし、平面の作品よりもリアルに作ることができ、家の飾りとしても本格的なものになるため、ぜひ挑戦してみましょう。小さな子どもと一緒に作るのは難しい作品ですが、折り紙好きの小学生高学年の子どもでしたら、大人と一緒にチャレンジしてみるのも悪くありません。
①折り紙で作る立体的ななおばけ
折り紙で作る立体的なおばけの作り方がこちらです。まずは折り紙に点線(折り目)を細かく入れていきます。この点線を利用して仕上げていきますので、丁寧に点線を入れて行きましょう。山折りと谷折りを同時に折る場所もありますので、説明のとおりに丁寧に折っていきます。
途中、ちょっと折る箇所が見えにくいところもあるほか、膨らませて立体的に見せる部分もあるので、注意しながら折っていきましょう。
②顔を描ける立体的な折り紙のおばけ
立体的に作る折り紙のおばけは、少し厚手の紙を使った方が、仕上がったときに立たせることができます。紙が厚いと、その分、折るのがむずかしくなりますが、しっかりと折り込んでいきましょう。
この作品も、細かく点線(折り目)をつけていきます。点線が細かい分、折り込んでいくときにわかりにくくなりますが、説明が丁寧なので迷うことはないはずです。最後は、顔の部分を膨らませるようにして仕上げ、そこに顔を描きまょう。
③折り紙で作る幽霊おばけ
こちらの作品は、完成した幽霊の様子を見ると作るのが難しそうに思えますが、実際にはさほど難しいわけではありません。定番の鶴の折り方に似ていますので、折り紙の鶴を知っている方は迷わずに作ることが可能です。最後にハサミで軽く切って、頭のパーツを作ります。ハサミを準備しておきましょう。
今年のハロウィンは折り紙のおばけで!
毎年10月に入ると、店頭にハロウィンの飾りが並びます。手に取るとどれもとてもかわいらしく、つい購入してしまいますが、折り紙で飾りを手作りするのもすばらしいアイデアのひとつです。市販の飾りと合わせて、ぜひおうちで作ってみましょう。
今回ご紹介した折り方には、小さな子どもと一緒に作れる作品もたくさんあります。今年のハロウィンのお祝いの記念にぜひ折り紙のおばけを楽しみましょう。
ハロウィンの手作り飾りが気になる方はこちらもチェック!
折り紙で作るだけではなく、手作りでハロウィンの飾りを作りたいという方は、ぜひこちらの記事も参考になります。目を通してみてください。そして、楽しいハロウィンのひと時を過ごしましょう。
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