ダイワ 21月下美人 MX 78ML-T・N
がまかつ 宵姫 アーミーシャッド 1.8インチ
釣りライターが遊んでる春の釣りをご紹介!
季節の釣りシリーズ第4弾!
連載第81回!今回も季節の釣り紹介シリーズ、最後は3月、4月、5月の春の釣り編です。自分はこの時期の釣りが非常に苦手で、アテがあるのはメバルぐらい、地元で釣るのが難しいときは遠征も視野にいれます。
3月~5月というと人が感じる季節感としては春なんですが、海水温はまだまだ低く、釣りは冬に近い内容!自分の住んでいる地域の海は2月~3月が一番冷たいです。各地で延長された緊急事態宣言が不安なところですが、寒い日に何でもいいから釣りたい!という方はぜひ参考にしてみてください!
春の釣りは不安定!
水温が低く回遊魚の姿もナシ
自分が一番好きな釣り、サワラキャスティングが2月の中頃で終わると、地元の海では回遊魚シーズンも終了。暖かくなってイワシ、シラスの気配が出てくるまでは、釣果が不安定になります。
魚が集まるエリア、釣りやすいエリアは海水温と風次第で、コロコロ変わるので予想も非常に難しい状況。外してしまったときのことを考えつつ、いろいろな場所で釣りをするようにしています!
3月の釣りはコレ!
尺メバルチャンス!
メバルの型を狙う釣りは、サワラキャスティングと同じぐらい好きな釣り!小型と違って回遊性が強く、どちらかというと回遊待ち的な釣りになることが多いんですが、自分はいいと思った場所で魚が回ってくるまで待つというスタイルは嫌いではありません。
一昨年は遠征で釣りやすく安定感も抜群という最高のポイントを発見、今年は釣り場が潰れてしまって、地元でメバルを探していろいろな場所を試しました。絞り込んだパターンは2月後半~3月いっぱい限定のアミパターン、大型メバル特有のモジョモジョっとした違和感的なアタリをバシっと掛ける釣り味は最高です!
試してほしいフロートリグ!
遠征できていたころはジグ単で釣っていたメバルですが、地元のポイントは見るからにジグ単では無理、というシチュエーションだったため、必要に迫られてフロートリグで狙うことになりました。
このフロートの釣りが思っていたよりも面白く、どちらに流すのか、どのレンジを攻めるのかなど、考えてステップアップに繋がるポイントも盛りだくさんです。スローな釣りだけに的外れなところを釣っていると大外しする釣りですが、フロートでしか攻略できないメバルがいます。今まで釣っていなかった沖側にイイサイズのメバルがいるかも!ジグ単でライトゲームに慣れてきた方には、ぜひチャレンジしてみて欲しい釣り方です!
ワームは「アーミーシャッド」がおすすめ!
がまかつ 宵姫 アーミーシャッド 1.8インチ
昨年実績の高かったワームは、がまかつの「アーミーシャッド」。分割無し、1.8インチの状態で使っています。フロートリグ&アミパターンの釣りは、ストレートワームやピンテールワームよりも、ちょっと抵抗が掛かるようなワームがおすすめ。超軽量ジグヘッド&シャッドの抵抗でスローなフォールを演出できます。
メバリングは巻いて食うならピンテールワーム、巻いて食わないときはシャッドが自分のローテーション。アジングではあまり出番がないワームですが、アミパターンのメバリング用としてチェックしてみてください。ジグヘッドは0.5g未満がおすすめです!
4月の釣りはコレ!
4月はアテ無し!
3月のアミパターンが終わると、メバルはどこかへ消えてしまいます。4月に入るとこの釣り!というアテが無く、港に行ったりサーフに行ったり、なんとか釣れる魚を探しているという状態になっていることが多いです。もう少し地元でメバルが長く釣れるといいんですが、なかなか楽ができません。
そんなとき頼りになるのはやっぱりライトワインド!根魚を狙って岸壁の際をチョンチョンやるのが定番になっています。狙い目は朝夕マズメで、夜中は際でデッドスローにワームを上げ下げする釣り方がおすすめ。潮が引いたら水が無くなるような浅瀬の際、港の奥の奥など、ここをやるの?というような場所までやるのがポイントです!
サーフにはハグレ青物
この時期のサーフはヒラメ、マゴチともときどきという感じで、自分のエリアでは安定した釣果は見込めません。しかし低水温期らしい一発は健在で、季節はずれの大型青物やいいサイズのマル、ヒラスズキが登場することがあります。
アタリそのものが少なく通い続けるモチベーション維持が難しい、という釣りですが、人が少ないサーフをランガンできるのはこの時期だけ!水温上昇に伴ってマゴチのアタリが増えてくるので、釣りモノに迷う場合は検討してみるのもアリだと思います!
5月の釣りはコレ!
アオリイカ狙いに人気が集中
5月に入ると、アオリイカの釣果が上がってきます。春イカはキロアップ、味がいいこともあってどこに行っても大人気の釣りモノです。自分のエリアでは他に釣りモノがないこともあって人気が集中、場所取りに困るタイプの釣りなのであまりやらないんですが、何かやるとなったらアオリイカ狙いかなぁという感じです。
今年はエギングではなくヤエンが絶好調だったので、次シーズンできれば挑戦したいところ。ヤエンはエサの準備が面倒ですが、釣り味がよく、なによりよく釣れるのがいいところです。地元はとにかく混んで仕掛けが流せないので、来シーズンは遠征か日中の釣りとして検討してみようと思います。いい時間にやる場合は、省スペースなエギングになりそうです!
カヤックでのエギングは不発
5月は風が吹いてカヤックはまだちょっと難しい時期。今年はアオリイカを探していろいろやってみましたが、なんだかうまくいきませんでした。海藻ジャングルは茂りすぎていて釣りにくく、ある時期を過ぎるとジャングル自体が消滅…難しいです。
今年はそもそも出船のチャンスが少なく探り切れていなかったような気がするので、来年は大きくエリアを変えて、もう少し釣果を伸ばしたい釣りです!自分がカヤックで釣っているエリアはサーフ系、アオリイカ自体の数が少なめなんですが、磯質な場所で出船している場合は狙い目と言えるターゲットです!
春はライトゲームタックルがおすすめ!
小型根魚狙いはライトゲームルアー&タックルでOK!
ダイワ 21月下美人 MX 78ML-T・N
春の釣りにおすすめのタックルは、小型根魚狙いで活躍するライトゲームタックル。ジグ単専用のものよりも、ライトワインドに適性のあるバーサタイルなロッドがおすすめです。1タックル用意しておけば、他の釣りで外したときのフォローもバッチリ。
アジやカマスのチャンスもあるので、ライトゲームタックル&ライトゲームルアーはいつでも出せるように準備しておきましょう!
フロートメバリングタックルを流用中!
自分はフロートリグ用のメバリングタックルをライトワインドに流用中で、ライトゲーム系のルアーや少し重めのジグ単もこのタックルのまま遊んでいます。メバリングではサイズを狙うので、タックルセッティングはちょっと強めが好みです。
春はメバリング~ライトロック、マイクロワインドまで、ちょっと強めのライトゲームタックルがワンセットあれば多くのシチュエーションに対応可能!ジグ単タックルよりも他の魚種に強いので、2タックル目としてぜひ検討してみてください!
春は釣れる魚で楽しもう!
気軽にいろいろやるのがおすすめ!
浅瀬に魚が少なく、魚の活性自体もイマイチな低水温期。この時期は寒くても元気な根魚をメインに、少しでも調子のいいエリアを探すイメージでいろいろ釣りに出かけてみるスタイルがおすすめです。
ルアーならエリアトラウト、船でエサ釣りも視野に入れながら、厳しい季節を乗り切りましょう!
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出典:ライター撮影