ダイワ ダーティンZ 140S
がまかつ ラグゼ コヨーテS
ダイワ モアザン リアルスティール TG
釣りライターが遊んでる冬の釣りをご紹介!
12月からはサイズ狙い!
連載第80回!今週も釣りライターの好きな季節の釣りシリーズ、今回は12月~2月に楽しんでいる釣りをご紹介します。12月はまだ秋の延長、というケースが多く、1月から一気に気温、水温とも下がる冬の海。ベイトの出入りと季節の進行具合を感じながら、大物のチャンスを伺いたいシーズンです。
今一番好きな釣り、陸っぱりのサワラゲームはコツについても紹介!関東を中心に接岸する個体が増えていて、今年も釣果に期待ができそうなターゲットです。冬は寒いから釣りはお休み…というのはもったいない!寒い時期は釣りをしない方もぜひチェックしてみてください!
12月の釣りはコレ!
イナダ&フラットフィッシュの堤防ゲーム!
12月は季節的には冬、なんですが、近年は暖かく、季節の進行が遅い海の中はまだまだ秋の気配が残っているシーズンです。秋のライトショアジギング的な遊び方も十分に楽しめる時期で、自分はイナダをメインに堤防から青物ゲームを楽しんでいます。
12月の釣りを満喫するポイントは、ベイトが入っている釣り場、いい日のマズメ後もチェックしておくこと!朝マズメで青物が目立つ日はベイトも多く、ヒラメやマゴチが同じエリアで釣れるということがよくあります。フラットフィッシュは底べったり、マズメ後でもチャンスがある魚なので、朝は表層でイナダワラサ、ピーク後にあらためてボトムを狙うようなイメージで遊んでみてください!
おすすめルアーはメタルバイブレーション!
ダイワ モアザン リアルスティール TG
12月のおすすめルアーは、大好きなメタルバイブレーション!朝は表層早巻きで青物、マズメ後は底を叩くリフト&フォールでフラットフィッシュが狙えます。イナダ系は表層に高反応、フラッシングがイマイチという薄暗い時間帯も、持ち前の強波動が大きな武器になるルアーです。
堤防からの釣りであれば、ウェイトは30gがあればOK!タングステンモデルもありますが、ダメージを受ける機会が多いルアーなので、価格重視の鉛製も検討してみてください。この時期に増えるヒイラギの稚魚はメタルバイブのシルエットがジャスト、ボトムにこだわってスローに釣ると、シーバスも反応します!
1月の釣りはコレ!
行ける日は全部行きたい!
自分の住んでいる地域では、12月の終わりごろになると接岸するサワラが増えてきます。堤防沿いを泳ぐカタクチイワシの群れが見えるようになったら、サワラシーズン開幕です。
この魚にハマっているポイントは、青物的な面白さとシーバスゲーム的な面白さ両方を持っているから!食べて美味しい、サイズが出て釣ったときの満足度が高いというのも大きな理由です。当然人気ターゲット、釣果情報が出回ると釣り場が混雑するタイプの魚なので、早起きして堤防に向かいます!
青物も混ざる釣り
ベイトを追いかけて接岸している魚なので、青物はよく混ざります。イナダサイズ~ブリサイズまで、混ざる魚のサイズはさまざまです。
混雑した釣り場でブリに引きずり回されることが無いようにタックルは強めとしつつ、飛距離が出て口切れしない程度の強度でバランスをとる、というのが、自分が感じている陸っぱりサワラゲームのポイント!おすすめルアーやタックルについては、記事後半で詳しくご紹介します!
2月の釣りはコレ!
2月後半はメバル狙い!
毎年サワラは2月中頃でパタリといなくなって、3月に近づくとメバルが狙えるようになります。遠征ですごくいいポイントがあったんですが、昨今の状況で釣り場自体が閉鎖になってしまって、今年は地元でポイント探しに奔走しました。
自分が釣っているポイントは明らかなアミパターン、尺混じりでイイサイズが狙えるというシチュエーションで、シンキングペンシルなんかでも反応があります。期間は約一か月、4月になるとパタっとどこかへ行ってしまう、自分にとってはこの時期限定の面白パターンです!
フロートリグで遠投!
ジグ単で釣れるならジグ単がベスト、という意識はあるんですが、とにかく遠くて届かないというのが現状。仕掛けを重くしながら表層を狙いたいので、仕掛けはフロートリグがメインになります。掛かるサイズを考慮してちょっと強めのPE0.6号タックルを使用中。
とりあえず買ったフロートリグロッド、オリムピック「20フィネッツァ UX:832ML-T」がかなりイイ感じで、気持ちよくフルキャストできるし、モジョっとした違和感を察知する感度もバッチリ。角度に気を付ければ、尺メバル抜き上げOKです。かなりコスパが高い1本なので、フロートリグデビューを検討中の方はぜひ探してみてください!
サワラ狙いのポイント!
サワラゲームのポイントを3つご紹介!
冬の釣りで一番気に入っている、サワラゲームを詳しく紹介!来年からデビューする方向けに、ルアーとタックルについてもご紹介します。
表層~中層が好き(跳ねます)、歯が鋭く口切れする、メータークラスでもブリのほどのパワーはない、こんなところがこの魚の特徴!魚体相応のランディングツールが必要になりますが、堤防からであればキャッチの難易度はそれほど高くありません。味が抜群の魚なので、釣った魚を持ち帰って美味しく食べたい派の方には特におすすめです!
①日の出直後から釣りをしよう!
青物よりも気まぐれなんでしょうか、お昼に釣れたり夕方釣れたり、明るい時間ならいつでもチャンスがある魚ですが、一番釣れるのは日の出直後の薄暗い時間だと感じています。ガッツリやるなら暗い時間にエントリー、薄暗くなったら釣り開始という釣行計画がおすすめです。
7時前に帰る方が多いんですが、9時頃までは粘る価値アリ!まずは朝マズメ前後のイメージで狙ってみてください!
②ジャークベイトは超おすすめ
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今年の1月~2月で、一番サワラを釣ったルアーはジャークベイト。ソルトの陸っぱりではあまりポピュラーなルアーではありませんが、オフショアでサワラといったら、ジャークベイトかジギングというケースがほとんどです。
このタイプのルアーには弱点もあって、飛距離が出ず風に弱いです。この時期は爆風の日がほとんどなので、風向きも見つつ、メタルバイブやよく飛ぶミノーでフォローしながら狙ってみてください。粘って欲しい7時~9時の時間帯は、ジャークベイトがかなり強いです!
③タックルはPE1.5号クラスでOK!
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サワラだけ掛かるという状況であれば、タックルは強めのシーバスタックルでOK。ドラグを締めすぎると口切れするので、道糸はPE1.5号程度でバランスを取るのがおすすめです。リーダーは歯対策で30lb~40lbを使いましょう。
ロッドはメタルジグで狙うならライトショアジギングロッドでもOKなんですが、ミノーやジャークベイトの効果が高いターゲットなので、専用で用意するならティップが柔らかい青物プラグ系ロッドがおすすめ。シーバスロッドよりも強めなので、ブリが掛かっても勝負できます!
冬は大物狙いのチャンス!
寒い時期はビッグゲーム!
堤防から大物を狙うなら冬!関東を中心にブリ、サワラとも90cmオーバーのチャンスがあって、寒さを我慢する価値があるシーズンです。
風が吹く中、暗い時間から堤防で朝を待つための防寒グッズも必須!いい防寒を用意するのも、何度も足を運ぶために必要になるポイントと言えます。通っていれば初心者の方にもチャンスがあるので、年末年始からぜひチャレンジしてみてください!
サワラが気になる方はこちらもチェック!
サワラが気になる方は、下記のリンクをチェック!
今年の1月~2月、連載記事でお届けしたサワラゲームの釣行レポートをご紹介します。メタルバイブは中層リフト&フォールと表層早巻き、セットアッパーはジャーキングがメイン!ロッドは青物プラグ系で、今回ご紹介したジャークベイトも登場します。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!
【連載】シーズン終盤のサワラ釣行!ベイトに合わせたルアーサイズが明暗を分ける!
連載第51回!今週も堤防サワラゲーム、ミノーやバイブレーションで組み立てた釣行レポートです。ベイトパターンの移り変わりや、ベイトに合わせるル...
【連載】今週のサワラはダーティンZで!マズメ過ぎの粘りにはジャーキング!
連載第48回!今週も冬の堤防サワラゲーム、今回はダイワ「ダーティンZ」でサワラをゲットした釣行レポートです。届けば陸っぱりでもジャーキングが...
出典:ライター撮影