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【連載】シーズン終盤のサワラ釣行!ベイトに合わせたルアーサイズが明暗を分ける!

連載第51回!今週も堤防サワラゲーム、ミノーやバイブレーションで組み立てた釣行レポートです。ベイトパターンの移り変わりや、ベイトに合わせるルアーサイズのイメージについても紹介しています。まだまだ狙えるサワラ、お出かけになる方はぜひ参考にしてみてください!
2021年2月11日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ SLSZ セットアッパー 125S-DR

終盤間近のサワラゲームをレポート!

まだまだ遊べる堤防サワラ!

サワラ

昨年の末から続けている堤防のサワラゲームもそろそろ終盤。2月も2週目に入って、寒い日が来たり暖かくなったり、三寒四温を感じる時期になりました。寒い日が間に入れば回遊が期待できますが、自分のエリアでは暖かい日が増えて、春の気配が出てくると青物もサワラも回遊が極端に減ります。

沖側を通っているのか、もちろん堤防全体で全くダメな日はあるんですが、シーズン自体がそろそろという感じです。今回はシーズン終盤の傾向なのか、小型化してきたサワラと豊富なベイトの種類、今週の釣行レポートをお届けします。まだあと半月ほどチャンスがあるので、最後にちょっと試してみたいという方はぜひ参考にしてみてください!

終盤に向かってサイズダウン傾向

今週は80前後がアベレージ

サワラ

違う群れが入ったのか、現在はアベレージサイズがちょっと短くなって80cm前後という印象があります。強烈に引くのはほとんどがワラサで、メーターに迫るサイズはあまり目にしなくなりました。

これが全国的な傾向とは言えませんが、釣れる数が増えたわけでもなく、今年は終盤に向けて尻すぼみといった状態です。掛ければもちろん面白く、食べて美味しいのは間違いありませんが、ルアーサイズはちょっと控えめに、今週は「セットアッパー 125S-DR」ばかり投げています!

ルアーセレクトのヒントに!


他の魚種も含め、回遊系の魚はシーズン中にいろいろなサイズの群れが入ってきます。切り替わりのタイミングは別として、小型が多い、大型が混ざりやすいとイメージできれば、この情報はルアーセレクトのヒントとして使えます。

ベイトサイズを意識するのはもちろんですが、大型であれば大きなルアーでも食ってくる可能性は高く、小型は大きなルアーを見て諦めるケースが出てきます。自分のエリアではワラサなら145でもOK、サワラは125が好き、という傾向アリ。朝イチのいい時間は大型を狙って大きいルアーを投げよう、帰り際は小さいルアーを入れておこうなど、当日の組み立てに使える情報なので、同じポイントに通って情報交換をしている方はぜひヒントにしてみてください。大きいルアー、小さいルアー、両方持っていくと後悔がありません!

ベイトは数・種類ともに豊富!

サッパとヒイラギも登場

ベイト

シーズン序盤はカタクチイワシにマイワシ、中盤に入ってコノシロ混じりと少しずつベイトが大きくなった今シーズン。小型のイワシは現在までずっと目視できるほどの数を保っていますが、マイワシは釣れたという話を聞かなくなりました。コノシロも見える日がときどきありますが、サイズが小さいです。

シーズン終盤に入ってなぜか小型のヒイラギ、そしてサッパ?も混じり始めて、ベイトは種類が非常に多い状況。海はベイトだらけ、大型魚は回遊が無ければ全く釣れないという状態です。いろいろ小魚がいる中で、青物とサワラが何を好んで食べているのか、釣ればベイトを吐きますし、持って帰れば分かります!

メインベイトはイワシとサッパ

現在自分のエリアでサワラのメインベイトとなっている小魚は、明らかに小型のイワシとサッパです。ウルメイワシでしょうか、釣ると10cmに満たない程度のイワシとサッパを必ず吐き出します。コノシロやヒイラギに付いている気配は無く、この2魚種にこだわって追いかけているイメージです。

どのベイトも浮いているタイミングがある気がしますが、イワシとサッパはレンジがあっているのか、小さいし数が多いしで食べやすいのか、とにかくルアーはこの2魚種を意識して、サイズを選択。小さいルアーが活躍中です!

今週の実釣レポート!

ボイル撃ちでヒット!

サワラ

期待感抜群の朝前、まわりが気になる朝イチと経過して、帰り支度を始めた8時頃。突如発生した目の前のボイルにメタルバイブを投げ込んでゲットした1匹です。よく飛ぶ「モアザン リアルスティール」で表層高速巻き、ボイルに入ればかなり高確率で食ってきます。

鳥がいたり沖で跳ねていたりもあるんですが、どこでどんな風に魚が沸くかは予測不可能。跳ねない魚に食わせるなら動きがいいミノーですが、釣りの終わり際はよく飛ぶもの、重くてスピードが出せるルアーを結んで、備えておくのがおすすめです。沈めてフラットフィッシュ、青物狙いにも使えます!

朝前のミノータダ巻きでヒット!

ダイワ SLSZ セットアッパー 125S-DR

出典:Amazon

朝前のまだ少し暗い時間、ミノーのタダ巻きでもサワラを釣りました。こちらは堤防サワラゲームの王道といった釣れ方で、ナブラやボイルが無い中、ハイアピールなミノーを巻いてググっと持っていかれる展開。ジャークしたりリトリーブ中にロッドアクションを加えたり、いろいろなパターンを試していますが、セットアッパーに関してはタダ巻きでの人が多いように感じます。

潮の流れや風に合わせて、ブルブルするかしないかのところでタダ巻きするのがセットアッパーのコツ!目で見えるところで動きを見て、ウォブリングが出ている程度ならOK、側面のフラッシングが上から見えるような体制の崩し方をしている場合は巻きが早いとイメージして、巻きスピードを探してみるのがおすすめです。テールを振りながら泳ぐ中に、ボディが捻じれるような食わせが入るのが理想的!サワラにもこの使い方がよく効いています!

ルアーサイズのセレクトが釣果のポイント!

コノシロパターンに固執しすぎない!

ベイト

本州中部の冬と言えばコノシロ、大きなベイトに大きな魚がつくというのが理想の展開ですが、イワシなど小さいベイトについているところに大きなルアーを投げても、反応はイマイチというケースが多いです。コノシロパターン向けのトップ、特に大きなものはうまくいっていないように感じます。

もちろんコノシロについているエリア、大きなルアーが効いた時期もあったんですが、やはり時期に合ったパターンを探すのが最も重要です。いろいろなパターンに対応できるように、大きいプラグと小さいプラグ、両方を持っていくのがおすすめ。堤防から釣るならPE1.5号程度のパワーに抑えて、両方を投げられるようなバランスでタックルをまとめるのがおすすめです!

どの程度のサイズまで食うのか

セットアッパー

ベイトサイズにルアーのサイズを近づけたい時、どの程度までなら食うのかというイメージについてもお話したいと思います。あくまで自分の感覚ですが、今狙っている青物サワラに関しては、ルアーサイズは大体1.5倍ぐらいまでなら問題ナシ。ベイトが8cm~10cmぐらいなら、140mmは全然問題ありません。

ただしルアーの太さが非常に重要で、細いものは弱く、太いものは強く存在感が出るように思います。先ほどのケースで言うと細い160mmなら大丈夫そうだけど、太い160mmは避けたいというバランス感。今遊んでいるサワラゲームで言えば、ちょっと太いセットアッパーの125Sは丁度よくて、145Sは大分太いから入れにくいというような感覚です。ダーティンZは細いから140でもOK。

サッパやヒイラギなど平べったいベイトの時はシルエットが似ているバイブレーションが強く、長さも高さもあるコノシロがいればルアーはかなり巨大なものまで使えるとイメージしています。人間の目から見てシルエットが近いルアーはやっぱり有効!ルアー選びの参考にしてみてください!

終盤に向けてラストスパート!

このサイズでもまだまだ楽しい!

サワラ

自分のエリアでは徐々にサイズが下がってきているサワラですが、70cmから80cmというアベレージであればまだまだ掛けても面白く、釣った時の満足感も抜群です。やはりマズメが釣りやすいと感じますが、日中や夕方前の時間にもチャンスがあるようなので、混雑が苦手な方には空いた時間を見計らってポイントに入る方法もおすすめできます。シーズンも残りあとわずか、美味しいサワラを狙いに行きましょう!

連載が気になる方はこちらもチェック!

連載が気になる方は、下記のリンクをチェック!今回と同じく堤防サワラゲーム、セットアッパー145S-DRとダーティンZが活躍した時の釣行レポートをご紹介します。シーズン終盤ですが、まだまだ狙う価値アリ!確立自体は低いものの、難しいことはしなくても釣れる釣りなので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてください!