KDR-M11C
マルチバー/Kaedear
77435/デイトナ
77437/デイトナ
PCXのスマホホルダー:はじめに
質実剛健でスタイリッシュなPCX
ホンダのPCXは、汎用性の高い125ccスクーターです。毎日の通勤や通学から長距離ツーリングまで、幅広く活躍してくれます。流麗でスポーティなフォルムもPCXの特徴です。
その反面、PCXに取り付けるスマホホルダーに悩んでいるユーザーは多いことでしょう。PCXの使い方に合致していないスマホホルダーは、使いづらさを感じます。スマホホルダーがPCXのスタイリッシュな外観を損ねてしまうのも避けたいですね。
初めて訪れる街でもスイスイのルート案内
ここでは、PCXにスマホホルダーを取り付ける方法を解説しながら、おすすめ商品を紹介します。走行中の落下を防げる機能が充実したものから、自転車にも使える使用感がライトなものまでピックアップしました。
PCXで気になるカフェまで行く場合でも、スマホホルダーがあれば、地図アプリがルート案内をしてくれますので便利です。なお、この記事は2023年2月10日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。
PCXにスマホホルダーを取り付ける方法
PCXはスマホホルダーを取り付けやすい
PCXは、ハンドルバーがカバーで覆われていませんので、スマホホルダーの取り付け方法は見つけやすいですね。バーハンドルタイプのバイクに取り付けられるスマホホルダーが適合します。
PCXのスマホホルダーは、使い方や好みに合わせて、取り付け位置を選びましょう。また、常に地図アプリを起動させるか?必要な時以外はスマホホルダーを取り付けないか?なども考慮するのがおすすめです。
ハンドルに取り付けるスマホホルダー
PCXのハンドルに取り付けるスマホホルダーには、微妙な角度調整ができるものがおすすめです。スマホの画面を見やすい角度まで調節できれば、少しの視線移動でルートをチラッと確認できます。
走行中にスマホの画面を注視すると、交通の流れを把握できなくなって危険ですし、道路交通法違反にもなります。またスマホホルダーは、ハンドルの右グリップ側に取り付けるのがおすすめです。走行中のスマホ操作を防止できます。
ハンドルブレースを追加する
PCXのハンドルバーにハンドルブレースを追加し、正面にスマホホルダーを取り付ける方法もあります。少しの視線移動でルート確認ができ、転倒時にスマホが破損するのを防げるのがメリットです。
しかし正面にスマホホルダーがあると、PCXのメーター類が隠れてしまいます。必要な情報を得られなくなりますので、少し正面からずらし、メーター類を確認できるようにしましょう。地図アプリに速度計を表示させる方法もありです。
ステーを追加する
PCXのハンドル周りにマウントステーを追加して、スマホホルダーを取り付ける方法もあります。PCXにマウントステーを追加する方法は、スマホホルダーを取り付けやすく、スマホホルダーを取り外しても、目立ちにくいのがメリットです。
ハンドルブレースはハンドルの剛性を高める効果があるものの、マウントステーは走行上の効果がありません。ハンドル操作が重くならないように、軽量なマウントステーを選びましょう。
【余談】PCXからの電源供給
PCX(JK05)は、フロントインナーボックス内に、3アンペアのUSB-TypeCソケットを装備しています。細いコードなら、フロントインナーボックスのふたを閉じられますので、走行中にスマホの充電が可能です。
旧モデルのPCX(JF81)は、1アンペアのアクセサリーソケットですので、充電時間が長くなる可能性があります。その一方、旧モデルのPCX(JF28、JF56)は、スマホへの電源供給装備がありません。
ハンドルに取り付けるスマホホルダー3選
KDR-M11C/Kaedear
KDR-M11C
カエディアのKDR-M11Cは、PCXに取り付ける位置を幅広く選べるスマホホルダーです。スマホホルダーの角度をボールジョイントで微調整できます。
バーマウントはアルミ製ですので、落下防止の安心感があります。PCXのハンドルクランプ間に取り付けるなら、マウントバーが長いロングマウントタイプもおすすめです。4から7インチサイズのスマホに対応しています。
KDR-M11Cのレビュー
PCXのスマホホルダーに、KDR-M11Cを選んだユーザーのレビューを紹介します。
ネジ類のさび防止に木工ボンドでコーキング(目止め)したり、PCXのハンドルの台座にゴム板を敷き、スマホホルダーを着地させたりなど、工夫をすれば、より安定するとのこと。付属の落下防止のゴムは、PCX150/160で高速道路を走行する際にも安心できます。
全体的に作りは良いと思いますが、少し手を加えた方がキッチリと付くと思います。なお、付属品のおまけに落下防止のゴムが入っているのですが、これが素晴らしいです。
KDR-M14C/Kaedear
KDR-M14C
カエディアのKDR-M14Cは、形状が特殊なスマホにも対応するスマホホルダーです。最大15mm厚のスマホにも対応しています。中央の赤いボタンにスマホを当てれば、アームが閉じますので、街乗りメインのPCXで便利に使えます。
カエディアは、安心感のあるスマホホルダーメーカーです。先述したKDR-M11Cと同様に、ボールジョイントはアルミ製です。落下防止のバンドも付属しています。
KDR-M14Cのレビュー
新型PCX(JK05)に、KDR-M14Cを取り付けているユーザーのレビューを紹介します。PCXのハンドルバーは、Φ22.2mmの標準的なサイズですが、ファットバー用の25.4mmの径変換アタッチメントを取り付け、付属のラバーテープ(2mm厚)で調整しているとのこと。落下しないように取り付けるには、様子を見ながら調整するのがおすすめです。
PCX(JK05)のハンドル中央に付ける場合はラバーマウントの25.4を使います(22だと少し小さい)。ただし25.4もそのままだとスカスカなのでラバーマウントの内側にラバーテープを張るとちょうどいいです。
IH-1000D/デイトナ
IH-1000D
デイトナのIH-1000Dは、3か所でホールドするスマホホルダーです。スマホのサイドボタンに干渉しにくく、大きなスマホにも対応しているので人気があります(最大縦170mm~横85mm)。
ハンドルにビスで固定するリジットタイプに人気がありますが、PCXには着脱がしやすいクイックタイプがおすすめです。スマホホルダーの必要性を感じるのはツーリング。通勤や通学ではスマホホルダーを外し、紫外線劣化を防ぎたいですね。
IH-1000Dのレビュー
IH-1000DをPCXに取り付けているユーザーのレビューを紹介します。振動でずれることはないので安心とのこと。メーカーに対する安心感も魅力です。
PCXは、静粛性の高い125ccスクーターですので、エンジンの振動には神経を使う必要はありません。しかしPCXの足回りは硬めですので、荒れた路面を走行した後は、スマホホルダーの点検が必要です。
PCX160 のハンドルに直接付けて使ってます。しっかり固定されて振動でズレてきたりとかしません。さすが名の知れたメーカーというところです。
ハンドルブレースに取り付けるアイテム3選
AHB0101/SSK
AHB0101
PCXにハンドルブレースを追加するには、取付穴の間隔が240mm前後のものが、ジャストサイズだといわれています。また、スマホホルダーを取り付けるには、ハンドルブレースの太さがΦ22.2mmのものが必要です。
SSKのアジャスタブルハンドルブレース(AHB0101)は、サイズを調節できるのでおすすめ。6色から選べますし、クランプが黒いAHB0102もあります。
AHB0101のレビュー
PCXに、AHB0101を取り付けているユーザーのレビューを紹介します。ハンドルブレースにスマホホルダーを取り付けると、スマホを手持ちで操作する距離になるとのこと。ハンドルの剛性感も上がりますので、一石二鳥ですね。
PCXに取り付けられるハンドルブレースは、多くリリースされています。走行性能を求めるわけではないので、メーカーよりも見た目や使い勝手を重視してOKです。
PCX JF56に装置しました。(中略)街中でのコーナリングや路面状況の悪い場面だけで違いがわかります。スマホホルダーを付け替えたところ、ちょうど手持ちの位置と同じになるんですね。近くなって見やすくなりました。
KDR-M6S-1/Kaedear
KDR-M6S
カエディアのKDR-M6S-1は、シンプルなスマホホルダーです。アルミボディで可動部にも金属が用いられています。ハンドルバーにつけっぱなしでも、紫外線劣化を必要以上に気にしなくていいですね。
スマホのサイズは幅60から100mmまで、厚さ11mmまで対応しています。スマホの側面をネジで挟むスマホホルダーですので、付属されている落下防止ベルトの併用が必要です。
KDR-M6S-1のレビュー
KDR-M6S-1にシリコンカバー付きのスマホを取り付けているユーザーのレビューを紹介します。爪は、少し内向きに角度がつけられていて、スマホが簡単に落下しない仕組みになっているとのことです。
PCXはプラスチックカバーで覆われた125ccスクーターですので、金属製のスマホホルダーでバイク感を高めるのもおすすめです。
商品写真だと爪が直立のように見えてホールドがどうかなーと思ってましたが、絶妙な角度が付いててスマホが手前には抜けない仕組みで良し。
BikeTie2/Bone
BikeTie2
BoneのBikeTie2は、必要な時以外はスマホホルダーを取り付けたくないPCXユーザーにおすすめです。本来は自転車用のスマホホルダーですが、ハンドルブレースに取り付けるなら検討の価値があります。
「自転車用のスマホホルダーはPCXに取り付けられない」という情報もありますが、「ロントサスペンションのない自転車よりもPCXは振動が少ないのでOK」という情報もあります。
BikeTie2のレビュー
自転車でBikeTie2をスマホホルダーに使っているユーザーのレビューを紹介します。しっかり取り付けないと振動でズレる代わりに、揺れることでスマホへの負担を軽減しているとのこと。
ハンドルにゴムベルトを巻いて、ズレ止めにしている自転車乗りもいます。自転車で落下したというレビューは少ないものの、PCXでは、コードやスマホリングで落下防止対策をしたいですね。
キツキツに縛ってあげないと徐々にズレてくるので注意が必要です。路面からの振動でスマホがブルブルするので少し見づらい感じはありますが、スマホへの負担はちゃんと逃してくれてそう。
ステーに取り付けるアイテム3選
マルチバー/Kaedear
マルチバー/Kaedear
カエディアのマルチバーは、PCXのハンドルバーに取り付けるステーです。スマホホルダーの取り付けで高さを稼ぎたいときや、メーター類の視認性を高めるために、位置を手前に引きたいときにおすすめです。
ミラーと共締めするステーは多いものの、ハンドルバーに取り付けるステーは少ないといえます。4色から選べるのもおすすめポイントです。
マルチバーのレビュー
マルチバーをPCXに取り付けているユーザーのレビューを紹介します。角度調整に工夫が必要なものの、コンパクトで目立ちにくく、ぐらつきもなく、振動を気にする必要がないので安心とのことです。
PCX以外のバイクに取り付けたユーザーのレビューには、ズレたりゆるんだりするというコメントも見かけました。落下の心配はなくても、走行前の点検は必要です。
コンパクトで余り目立たないので良い感じです。(中略)ハンドルを挟み込む形で取り付ける為、角度調整に少し工夫が必要かな。多少ハードな振動でも問題有りません。
77437/デイトナ
77437/デイトナ
デイトナの77437は、PCXのハンドルクランプに取り付けるステーです。純正のハンドルポストカバーを外して装着しなければならないものの、PCXの洗練された雰囲気は損ないにくいといえます。
ステーの幅が広いのもメリット。PCXに荷物を満載するとラゲッジスペースが使えなくなりますので、ヘルメットホルダーを追加するのにもおすすめです。
77437のレビュー
77437をPCXに取り付けているユーザーのレビューを紹介します。剛性感が高く、簡単に取り付けられたとのことです。
ハンドルよりもフレームに近いところへ取り付けますので、スマホホルダーが振動するのを防止できます。落下防止対策にもなりますので安心です。
また、トートバッグをぶら下げたりヘルメットを仮置きしたりなど、PCXではスマホホルダーの取り付け以外にも便利というコメントを見かけます。
スマホホルダーをPCXにつけるため購入しました。剛性感もバッチリで取り付けも簡単でした!大満足です。
77435/デイトナ
77435/デイトナ
デイトナの77435は、PCXのマスターシリンダークランプに共締めするタイプのステーです。ミラーの近くにスマホホルダーを取り付けられますので、視線移動も最小限にできます。
新型PCX(JK05)は、前後ディスクブレーキでハンドルの左右にマスターシリンダーがあります。旧型PCXは、リアブレーキがドラム式で、ハンドルの左側にマスターシリンダーはありません。しかし、ブレーキレバーのクランプに取り付けできます。
77435のレビュー
77435のレビューを確認すると、セパレートハンドルに取り付けているユーザーが多いですね。77435は、スマホホルダーの取り付け場所が少ないバイク向けだといえます。
走行中にズレる心配がなく、もしズレても、ブレーキレバーを上げ下げして戻せるのがメリットです。
CB1100ユーザーのレビューでは、パイプ長が長いタイプは、グリップと平行に並んでかぶるとのこと。PCXには、パイプ長100mmがふさわしいかもです。
【パイプ長155mm】左右に長いため片側がグリップにかぶります。運転に支障はないですが、バーの下を手をくぐらせるように手を伸ばすようにしましょう。
PCXのスマホホルダー:まとめ
新しいツーリングスタイルを模索しよう!
スマホホルダーは、ツーリングで必要不可欠なものとなりました。PCXは、街乗りで有利な125ccスクーターですので、スマホホルダーを取り付けると無敵化します。
街中のグルメスポットや125ccのバイクを駐車できる駅前駐輪場など、地図アプリには多くの情報が詰まっています。PCXにスマホホルダーを取り付けて、新しいツーリングスタイルを模索するのもおすすめです。
ツーリングが気になる人はこちらをチェック!
125ccバイク向けの地図アプリは、ごくわずかしかありません。バイク乗りにおすすめのアプリを紹介した記事もチェックしましょう。
また、ナビアプリの音声案内を聞けるインカムも必要だといえます。走行中は、音声案内のほうがルートを確認しやすいですね。PCXでのソロツーリングなら、安いインカムでも問題ありません。FMラジオで、ローカル情報を聞きながらツーリングするのもおすすめです。
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