数々のメリットを持っているサウナ
健康や美肌のために役立つサウナ。古くから温泉や銭湯などの定番で、サウナを楽しみに出かけるという方も数多くいらっしゃいます。昨今ではロウリュなども人気で、各施設がサウナに力を入れているまさにサウナ戦争時代と言えるかもしれません。
いくらサウナが好きでも、毎回外に出かけるのは面倒に思う方もいらっしゃるでしょう。特に毎日でも入りたいという方にとっては尚更です。「自宅にサウナがあればいいのに」と考えたこともあるかもしれません。
実は自宅にサウナを設置できます
自宅にサウナと聞くと全く想像すらできないかもしれません。しかし、現実としてサウナを自宅に設置することは「可能」です。一体どのように設置するのでしょうか。今回の記事では「自宅にサウナを設置する」という観点で昌実疑問点などを解説いたします。
サウナの値段や工事や維持費などの費用、リフォームの必要性などさまざまな角度から調査しましょう。なお、本記事は2021年12月8日時点での情報をもとに執筆しています。
自宅室内にサウナを作る方法は主に2つ
自宅にサウナと聞くと、かなり大掛かりな工事が必要に思えるかもしれません。確かに、自宅の中に新しくサウナルームを作るとなると、リフォームとなり非常に大規模な工事が必要になります。しかし、実はもっと手軽に自宅へサウナを設置する方法があります。
もちろん、サウナルームをリフォームで作るのも選択肢ですが、最初に設置する手段を確認しておくことが大切です。選択肢を知っておけば、自宅の規模や予算に応じて柔軟にチョイスできるでしょう。
自宅室内にサウナを設置する方法1.リフォームする
自宅にサウナを設置する際に、新しくサウナルームを導入したり、お風呂にミストサウナを導入したりする場合は「リフォーム」が必要になってきます。部屋の間取りに合わせるサウナは「埋め込み」とも呼ばれており、基本的に埋め込みの場合リフォーム必須です。
また、自宅浴室にミストサウナを導入する際は、天井に埋め込む場合大規模リフォームが必要ですが、壁に掛けるタイプを導入する場合は比較的簡易なリフォームで設置できます。
自宅室内にサウナを設置する方法2.据え置きタイプ
自宅のリフォームはさすがに躊躇うという方におすすめなのが、据え置きタイプの家庭用サウナです。据え置きタイプはその名の通り、サウナの小部屋を設置するというものになります。スペースをあまり取らないことや、費用が安いのがポイントです。
また、工事も簡易的なもので済むのもメリットと言え、半日程度で終わり、工事費も抑えられます。基本的にコンセントさえあればOKなので、自宅内のスペースや予算との兼ね合い次第では最も現実的な選択肢かもしれません。
自宅屋外にサウナを作る方法は主に2つ
自宅にサウナを導入する際は、必ずしも室内に設置する必要はありません。庭や屋上など「屋外」にも設置する手段が存在しています。自宅のスペース的に室内は難しいけど、外なら大丈夫という方や、庭や屋上を持て余していてもっと自宅屋外のスペースを有効活用したいという方におすすめです。
自宅屋外にサウナを設置する方法1.テントサウナ
SNSなどでシェアされていることもあり、家庭用サウナとして見かける機会が何かと多いのが「テントサウナ」というサウナです。こちらはカテゴライズとしては据え置きタイプのサウナの一種といえます。
その名の通りテント型のサウナなので、見た目がかわいらしくおしゃれなのがポイント。屋外設置ができるため、自宅の庭や屋上などに導入すれば、一気におしゃれなサウナスポットに早変わりです。とはいえある程度のスペースは必要になるので注意しましょう。
自宅屋外にサウナを設置する方法2.サウナ小屋
費用はかさみますが、自宅の屋外に「サウナ小屋」、つまりサウナ専用の建物を新たに建築してしまうという方法もあります。ただし、かなりのスペースを必要とするので、大きな庭などがなければ難しく導入できる方は限られるでしょう。
家庭用サウナ小屋の場合はサイズなどによっては建築基準法や固定資産税といった面倒な要素が絡むこともあるのがポイント。導入を検討される際は、細心の注意を払いながら小屋を選ぶようにしてください。
自宅室内へサウナを作る費用の相場は?
サウナの種類は大きく分けると4つでした。では、それぞれの費用はどれほどになるのでしょうか。仮に据え置き型のサウナやテントサウナの本体を買ったとしても、自宅で工事をしなければ設置はできません。
そのため、基本的にサウナの設置費用は「サウナそのものの値段」と「工事費用」の2つを考慮する必要があるので注意しましょう。加えて使用に伴う電気代なども計算する必要があり、何かと費用がかかります。
埋め込み型導入でリフォームする場合の費用相場
自宅をリフォームしてサウナを埋め込む場合、価格は基本的に要相談となっています。明確な費用は明らかにされていません。ただし、おおよそサウナ自体は百万円〜数百万円となっているケースが見られるので頭に留めておくといいかもしれません。
なお、ミストサウナを浴室の天井に埋め込む場合は数十万円でできることもあります。できるだけ気軽にサウナを設置したいと考えられている方は、自宅浴室へのミストサウナ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
据え置きタイプのサウナは数十万円で購入可能!
NATURAL SPA遠赤外線リラクゼーションサウナ
据え置きタイプの家庭用サウナの場合は、意外にも楽天市場などで気軽に購入ができてしまいます。例えば神戸メディケアのNATURAL SPA遠赤外線リラクゼーションサウナであれば、税込み298,000円(送料別)という値段で購入可能。
上記商品は到着後、自分で組み立て・設置するタイプなので工事費などもかかりません。上記は一例であり、製品によっては据え置きタイプでも100万円以上するサウナもあるので注意しましょう。
自宅屋外へサウナを作る費用相場は?
室内の場合はどうしても費用がかさみがちです。しかし、テントサウナは自宅サウナ導入方法の中でも比較的安価で設置ができます。費用を少しでも抑えたいという方におすすめです。ただし、自宅の庭などに一定のスペースが必要なので注意しましょう。
また、サウナ小屋設置はリフォームなど埋め込みタイプのサウナよりは安いですが、かなり費用がかさんでしまいます。しかしサウナ専用の建物があるという満足感・特別感は何物にも代え難いかもしれません。
テントサウナは費用を抑えて設置可能
Mobiba モバイルサウナ MB10A
テントサウナは、自宅にサウナを設置する手段の中では最も費用を抑えられる導入方法だといえます。価格相場は15万円〜となっており、他のタイプのサウナと比較すると低価格で購入・設置が可能です。
また、室内据え置きタイプのサウナの場合1人用というケースも多いですが、テントサウナは複数人が同時に利用できる製品が多いのもメリットです。1人ではなく家族や友人と一緒にサウナの空間を楽しみたい、共有したいという方におすすめです。
サウナ小屋は規模によって価格が大きく異なる
自宅の庭など屋外にサウナ小屋を設置する場合、明確な金額はありません。規模によって大きく異なってくるので、都度業者などに確認するようにしましょう。意外にも楽天市場などでも購入できます。
一例として2〜4人規模のバレル型サウナ小屋の場合は140〜150万円ほどです。想定している規模や予算と照らし合わせば、選択肢の絞り込みになるでしょう。
気になる自宅サウナの大まかな電気代
家庭用のサウナを自宅に設置する際に必要なのは、導入時の費用だけではありません。電気代などのランニングコストも発生してしまう現実があります。大まかではありますが維持費を確認しておき、自宅サウナ使用時の参考にしてみてください。
なお、これから紹介するランニングコストにおける電気代は電力会社などによって異なりますが、おおよそ1時間15〜20円ほどとして計算をしました。あくまで参考価格としてご覧ください。
家庭用サウナを1ヶ月間毎日利用した場合の電気代
自宅に家庭用サウナを導入した場合、当然ですが維持費として電気代などが発生します。もちろん導入したサウナのタイプや製品によっても異なりますが、1ヶ月間毎日2時間ほど利用した場合、電気代はおよそ2,000円前後でしょう。
年間で考えると、2,000円×12ヶ月で約24,000円となります。サウナ設置に伴う本体の料金・工事費などに加えて、更に維持費として20,000円以上ものお金が毎年発生することになるので、導入を検討する際はご注意ください。
ミストサウナの場合は更に「水道代」も発生する
自宅の浴室などに家庭用ミストサウナを導入した場合は、電気代に加えて更に「水道代」も維持費として発生するので注意しましょう。そのため、据え置きタイプのサウナなどと比較すると維持費がかさみがちな傾向にあります。
また、ミストサウナには電気式とガス式が存在します。ガス式を導入する場合はガス代も関わってくるので注意が必要です。ミストサウナは、初期費用が比較的安価ですが、その分維持費が高いということを念頭に置いておきましょう。
お風呂がサウナに?誰でもできる簡易サウナ
ここまでは自宅への本格的なサウナの導入方法について紹介してきました。冷静に考えて、ランニングコストやサウナそのものの値段を考慮すると現実的ではないかもしれません。そういった方でも気軽に試せる、自宅のお風呂を簡単にミストサウナ化させる方法があります。
浴室をサウナ化する方法1.シャワーの温度を高くする
自宅のお風呂をサウナ化させる最も手軽な方法が、シャワーの温度を高めにしてみることです。温度を高めにし、浴室のドア・窓などをしっかりと閉め、換気扇を止めましょう。このとき、シャワーはいつもより高めの位置から降らせるのがポイントです。
そうすることで、バスルーム内の湿度・温度が高くなり、サウナさながらの空間を生み出せます。ただし、維持費という観点でいうとガス代や水道代がかさんでしまうので注意してください。
浴室をサウナ化する方法2.半身浴しながら傘をさす
お風呂のバスタブで半身浴をしながら傘をさすのも、手軽にミストサウナ化させられる手段の1つです。湯気が傘にたまるので、傘の範囲内の湿度が高くなります。傘の中という限られた一部の空間だけを、ミストサウナのようにできるのです。
この方法はビニール傘さえあれば簡単に実践できるというのがメリットです。初期費用も少なくて済むほか、水道代なども余分にかかりません。ただし、普段使用している傘は雨などで汚れています。もし実践する際は新品の傘を使いましょう。
浴室をサウナ化する方法3.シャワーヘッドを変える
シャワーヘッドによっては「細かい霧状のシャワーモード」が搭載されている製品もあります。霧状のシャワーを用いることでも自宅の浴室内をミストサウナ化できるでしょう。この時は先ほどお伝えした1の方法と同様、温度は高めに設定します。
シャワーの温度を高くし浴室内を閉め切る方法と組み合わせれば、相乗効果で更にミストサウナ効果をアップさせられるでしょう。ただし、水道代やガス代がかさむという点も浴室内を閉め切る方法と同様なのでご注意ください。
自宅のサウナで毎日心身を整えよう
今回は自宅にサウナを設置することに関して、導入手段や必要な費用などさまざまな疑問を紹介・解説してきました。初期費用のみならずランニングコストもかさんでしまう家庭用サウナですが、自宅でいつでもサウナを楽しめるのは大きなメリットです。
自分好みの温度のサウナにできるなどのメリットもあります。健康にもいいとされているサウナ。興味がある方、サウナが好きな方、健康を気遣いたい方は、ぜひ家庭用サウナの設置を検討してみてください。
自宅にサウナを導入する方法が気になる方はこちらもチェック
本記事では家庭用サウナを自宅に導入することについて、さまざまな角度から紹介してきましたが、本サイトには他にもサウナについてフォーカスを当てた記事が多数掲載されています。自宅用サウナだけでなく、おすすめのサウナ施設紹介記事も掲載中です。
また、サウナと関連性の高い「温泉」を紹介している記事も数多く掲載しています。心身のリフレッシュがしたい方は、ぜひ本サイトの他の記事もチェックしてみてください。健康促進のお手伝いができれば幸いです。
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