ハビチュード4
MSR エムエスアール フリーライト1
カーボンリフレックス
MSR アクセス
MSRとは
独自素材の軽量なテントが人気のブランド
MSRとはアメリカの人気アウトドアブランドです。主に登山用のテントやクックウェア、アウトドア用の浄水器、ハイドレーションなどを発売しているメーカーとなりどの製品も評価が高く、日本でも人気があります。
MSRのアウトドア用品は主に登山で使いやすい山岳向けのものを発売していますが、キャンプでも使いやすい構造になっているものも多く山岳テントでも通常のテントと同じように快適なキャンプができ非常に使いやすいです。
MSRの魅力
MSRの魅力は自社オリジナルポールなどを採用していて品質の高いところ、デザイン性が高いところが評価されています。もともと登山に向いているアウトドア用品を販売しているメーカーのため悪天候に強く、登山用のため携帯性が高いなど魅力が多いです。
かっこいいと人気のデザインは赤とグレーを基調にしたものが多めになりますが、近年はフライシートがオレンジだったり水色だったりと少しカラフルなものも増えてきました。
MSRのテントの取扱店
MSRやプラティパス、サーマレストなどのアウトドアブランドを取り扱うカスケードデザイン社の日本総代理店の株式会社モチヅキが取り扱っています。また、Amazonや楽天などの通販でも購入できるなど海外メーカーのアイテムですが日本でも入手しやすいです。
MSRのテントの選び方
種類で選ぶ
MSRのテントの選び方は簡単です。MSRのテントには主に3つのカテゴリーがあり3シーズン向きの山岳テント、冬期を含めた山岳テント、その他の山岳テントにわかれるため必要なテントの目安としてカテゴリーから選んでいくといいでしょう。
カテゴリーを選んだあとは他のテントと同じような選び方をしていくだけでいいため登山用のテントを初めて購入する方でも分かりやすくなります。通販で購入する場合は他の選び方を参考にしてください。
人数で選ぶ
登山用のテントですがMSRのテントは3人用のやや大きなテントもあります。そのため何人で使うかを考えてから選ぶようにしましょう。快適に使うには一人分大きなテントを選ぶようにします。例えば2人なら3人用にすることでインナーサイズにゆとりが生まれ過ごしやすくなり、荷物をインナーの中に入れても快適です。
登山で使う場合は快適さよりも携帯性を重視したほうがいいため、1人で使うなら1人用のテントを選びましょう。
体力に余裕がある方は大きいほうが便利
登山で使う場合でも体力に余裕があり道中を問題なく登れるという方は少し大きいほうが使いやすくなります。大きいとテント内での作業もしやすく便利ですが、テント場は狭い場所もあるため事前にテント場を確認して広さに問題がなかったり、他の方の迷惑ならない場合は少し大きいサイズもおすすめです。
MSRのキャンプにおすすめテント2選
1:ハビチュードシリーズ
ハビチュード4
MSR初のファミリーキャンプを想定したやや大きなテントです。MSRは本品を発売するまではキャンプ用のテントではなく登山で使うテントを発売しているブランドでしたが、本品はファミリーキャンプで使いやすく快適さを優先に作られているテントになります。
MSRとしては珍しい寒色系のフライシートを採用していて従来のテントとは大きく異なるモデルですが、背が高く日本のドームテント比べ大人が室内で立てる大きさがあり快適です。
風に強い独自構造
ファミリキャンプ向きのテントですが、山岳テントを発売するMSRらしさがきちんとありハビチェード4はポールの交差箇所が多めになっています。ドームテントは天井部分でポールが一点だけしか交差しませんが、ハビチェード4は天井以外にも両サイドが交差している構造です。
ポールの交差箇所が多いと風に押しつぶされにくく、高さがあっても強度が高くMSRテントらしい作りになっています。また、複雑な構造ですが設営は簡単です。
最大で6人用も
MSRのキャンプ向けテントのハビチュードには最大で6人まで使えるモデルもあります。6人用もフレームワークが独特ですがハブでつながっているため耐久性と設営のしやすさをあわせもつテントになっていて評価が高いです。
テントの仕様人数が増えたことで、前室も大きくなり大人数の荷物を前室に片付けられ悪天候のときでも使いやすくなっています。また、ハビチェードシリーズには小型のランタンも標準で付属して便利です。
MSRのテントの評判
MSRとしてはデザインが少し変わっていますが、構造がMSRらしくなっていて風に強そうと評価されています。交差箇所が多い独自性の高いフレームワークですが設営のしやすさもあり高く評価されていて人気です。
2:ハバツアーシリーズ
ハバツアー
ハバツアーもキャンプで快適に過ごせるMSRのテントです。最大の特徴は荷物置き場となる前室が非常に広く、小型の自転車程度がそのまま収納できるサイズ感になっています。テント自体の大きさは1~3人用まであり複数でも使えるようになっていますが、3人用でも178×223cmしかなく2人でちょうどいいサイズ感です。
紹介しているモデルはソロキャンプ向きの86×223cmになり総重量は2010gと軽量なテントになります。
快適な前室
本品はMSRのテントの中でも特に前室の広いテントになります。もともとMSRのテントは山岳向きのテントが多く広い前室を持つものは非常に珍しいです。1人用のモデルでも前室の奥行きは1.4m以上になり非常に広いです。
タープがなくても前室部分でこもったままキャンプが楽しめるようになっています。また、前室に荷物を入れすぎても反対側から出入りできるようになっていて快適に過ごせるようになっていておすすめです。
MSRのテントの評判
使いやすいシンプルなテントにMSRとしては、広めの前室が付いているため扱いやすいです。前室は奥行きも幅もあるため寝室としても使えるなど評価が高く扱いやすいテントになっています。
MSRの3シーズン向き山岳テント5選
1:エリクサーシリーズ
エリクサー1
MSRの代表的なテントの一つでキャンプでも登山でも使いやすく、軽量な3シーズン向きのテントです。ドームテントのような形状をしていますが、ポールの交差箇所が多く、登山でも使えるテントのため風でおしつぶされにくく設営のしやすさと耐久性を両立した構造になっています。
MSRのテント「エリクサー1」の大きさは84×218cmとなり総重量で2160gと軽量です。また、前室の奥行き70cm以上あり荷物もきちんと片付けられます。
細かな部分も作り込まれている
収納サイズは1人用で48×15cmしかないため非常にコンパクトです。登山でも自転車でのキャンプでも使えるモデルになります。また、インナーテントの天井には小物入れとなるギアポケットもあり小さいですが室内を有効的に活用できるようになっていて使いやすいです。
本品はグランドシートが標準で付属し、フライシートだけでも設営できサンシェードのような使い方もできます。
MSRのテントの評判
今日は友人の新幕購入にお付き合い!
— かとりせんこう (@aroundo30solo) June 26, 2021
帰り道に公園で試し張りしましたが、凄くいい感じでした!!
MSRのエリクサー1!軽量で設営も非常に楽!シルエットもカッコいい👍👍
初心者さんにもオススメのテントです!#キャンプ好きと繋がりたい #キャンプ#ソロキャンプ#MSR pic.twitter.com/M3UOKX1K9e
ドームテントより強度のある構造でデザインも評価されていて軽量なMSRの人気テントです。口コミでも高く評価されていて初めてのテントにもおすすめのモデルになります。エリクサーシリーズは最大で4人まで利用できる大型モデルもあり大人数にも対応できるテントです。
MSRのテントの中ではエリクサーはエントリーモデルのテントになり、MSRの他のテントよりも少し低価格で購入しやすくなっています。
2:ハバ シリーズ
ハバNX
軽いと生地が薄くなり、快適さが下がるテントが多いですが、MSRのハバシリーズは軽さも居住性を両立したモデルになります。また、MSRしか使えない独自素材のポールが使われているモデルです。
弾力性の高いポールで風で押しつぶされにくいテントになっています。構造自体は山岳テントのため設営しやすいA型フレームですが天井にサブポールを使うモデルのため天井が広く、台形のような形をしていて快適に過ごせる広さがあります。
通気性のバランスがいい
ハバシリーズのインナーは上部がメッシュになっているハーフメッシュインナーです。サブポールでテンションを掛けている部分はメッシュではなく普通の生地になっていて通気性が高いため過ごしやすくなっていてベストセラーモデルの人気テントになります。
通気性が高いため春~秋の暖かい時期に使いやすく、携帯性も高いおすすめテントです。大きさは最大で3人で使えるモデルがあり名称が微妙に異なってきます。
特殊加工を採用
MSRのテントの一部には新しい防水加工が施されていて通常のモデルと比べると耐久性が一段と高くなっていて経年劣化(加水分解)が起きにくいため、長く使えるテントです。通常の防水加工は空気中の水分などに反応しベタつきなどが発生してきますが、本品は経年劣化に強くなっています。
また、本品はシームテープを使わず縫い目を防水しているためテープが剥げてくるというトラブルも起きにくい長年使えるMSRの人気テントシリーズです。
MSRのテントの評判
俺のMSR ハバNX、中はこんな感じで使ってますw
— うさ (@higu9130) August 11, 2019
このテントの1番気に入ってる所は、総重量が1.29㎏と軽量な所です。
また、縦が2.16m、横が0.76mと1人用で最小限の寸法となっていますが、工夫次第で十分なスペースがとれます。
設営も5分以内で終わるのでツーリングに最適かと!
オススメですよ😆👍👍 pic.twitter.com/wlbxG9z3Bu
ハバシリーズはソロキャンプで使いやすいサイズ感、快適さに加え軽量をもつテントのためさまざまなスタイルのキャンプで使えると好評です。コンパクトに収納できるためバイクツーリングでも使え悪天候でもきちんと使える耐久性の高いモデルになっています。
3:フリーライトシリーズ
MSR エムエスアール フリーライト1
フリーライトシリーズはMSRの豊富なテントの中でも非常に軽いモデルとなり、自立式でフライシートとインナーが分かれているダブルウォールテントとしては最軽量になる軽さを重視した構造のテントです。
本品はハブでつながった設営しやすいA型フレームに加え、天井部分を広げるサブポールを追加した構造のため軽さと広さ(快適さ)を両立したテントになっていて、登山向けに軽いテントがほしいという方におすすめのテントです。
最軽量
フライシート、インナー共に薄手の素材が使われていて透けるほど薄手になっていますが、その分非常に軽いです。ソロモデルの重さは1130g、一番の大きい3人用でも1560gと群を抜いて軽くなっています。また、軽くてもMSRしか使用できない特殊なポールが使われていて風で潰されないようになっています。
自立式のため専用グランドシートとセットで使うとインナーを使わなくても自立し、シェルターとしても使える便利な仕様です。
MSRのテントの評判
山岳テントとして登山でも使えるように作られているフリーライトは非常に軽いです。また、キャンプでも使いやすい快適さもきちんとあり、ハバシリーズで紹介した新しい防水加工が施されていて、加水分解に強くシームテープがなくてもきちんと防水してくれるテントになっています。
軽くて扱いやすいテントですが、本品のインナーはフルメッシュです。そのため通気性が高く結露の発生を防ぎやすいですが、暖かい時期に向くテントになります。
4:ゾイックシリーズ
ゾイック1
MSRの中では一番オーソドックスでさまざまなアクティビティに使えるモデルのテントになります。ソロ用から4人用まであり、テントの形状も使い慣れている方が多いドームテントと同じで対角線上にポールをクロスする構造のため設営が簡単です。
居住性を高めるために天井部分にはサブポールを追加しているため、通常のドームテントと比べると内部は天井まできちんと広い作りになっていて過ごしやすいところが魅力になります。
設営が簡単
ゾイックはクロスポールに短いポールを追加した構造でドームテントと形状は変わりません。通常のドームテントだと2本のポールですが、MSRのゾイックのポールは、ハブでつながっているためスリーブなどに通す必要なくグロメットに差し込むだけで設営できるようになっていて短時間で設営できる構造です。
インナーは吊り下げ式のためフックで引っ掛けるだけとなり軽くてコンパクトでさまざまなアクティビティで使えるテントになっています。
MSRのテントの評判
MSRの人気テントゾイックは広めに作られていて、前室もきちんとある点が評価されているテントです。ソロサイズでも大きさは89×223cmもあり、前室の奥行きは76cmもあります。1人用でこれだけの奥行きがあるコンパクトなテントも珍しく自転車でのキャンプでも使われているMSRのテントになります。
また、加水分解が起きにくい最新式の防水加工が施されているモデルのため従来よりも長く使えるようになっていて経年劣化に強いです。
・サブポールのお陰で中は広い
・インナーはメッシュのため3シーズン用
・ハバNXより広い
・前室が広いため荷物が結構置ける
・設営は簡単
・内側にポケットがあるので小物入れに便利
5:カーボンリフレックスシリーズ
カーボンリフレックス
MSRの特殊なポールを採用したテントです。一般的にテントは繊維強化プラスチック(FRP)かアルミ製もしくはジュラルミンなどのアルミ合金製のポールを採用していますが、カーボンリフレックスシリーズは製品名の通りカーボン製の軽量なポールを採用しています。
カーボンとは炭素繊維のことで、自転車競技のロードレースで使われている自転車のフレームに採用されていることもあるぐらい軽量かつ金属のように高い耐久性がある素材です。
軽さを最優先したい方に
インナーはフルメッシュで高さを抑えたコンパクトなモデルとなり1人用で大きさは76×213×高さ86cmしかありません。インナーはフルメッシュで薄手の生地を採用し、カーボンフレームを使いフライシートはファスナーではなくトグルボタンにすることで限界まで軽量化したモデルです。
重量はソロ用で790gしかなく、3人用でも1190gと驚異的な軽さになっていて、ペグを打たないときれいに張れない半自立式になります。
MSRの4シーズン向き山岳テント2選
1:アクセスシリーズ
MSR アクセス
アクセスシリーズはMSRの4シーズン向きのテントです。メッシュインナーが多いMSRのテントですが、本品は4シーズンモデルのためインナーが通常の生地になっています。また、4シーズンようですが、軽くコンパクトに作られているところもポイントです。
1人用サイズで収納サイズが46×15cmしかなく、重量は1600gしかありません。降雪時でも使えるテントになっていて軽量な冬キャンプ向きのテントを探している方におすすめです。
扱いやすい
冬キャンプでも使えるモデルですが、MSRが想定する本品の使い方はバックカントリースキーをするために使うテントとなっていて携帯性の高いモデルになります。そのため3人用の大きなテントでも収納サイズが53×17cm、2300gしかありません。
登山だけではなくキャンプでも扱いやすいく、ポールはMSRだけのサイクロン社製のポールが使われていて軽いだけではなく、耐久性も高くハブで連結されているので設営も簡単です。
2:リモートシリーズ
リモート2
使いやすいMSRの4シーズン向きテントになって、他のテントと比べるとフライシート、インナー共にベンチレーションがありテント内の温度が調整しやすいモデルになります。
また、4シーズン向きのためメッシュインナーではなく通常の生地になっていて冬キャンプでも使いやすく2人用サイズからになり1人用サイズの展開がないところも他のテントとは異なる部分です。
過ごしやすい
リモートシリーズは居住性が高いモデルになっていて、前述したアクセスシリーズと比べるとインナーがドームテントのような形状になっていて居住性が高いです。また、2人用からの発売となっているためソロキャンプで使うとゆったり使える大きさになり前後に荷物置き場となるスペースがあります。
そのため登山用のテントと比べるとキャンプ用のテントに近い形状になっていて、MSRらしいデザインのところも人気です。
MSRのテントのまとめ
MSRのテントは使いやすい
MSRにはさまざまな種類のテントがありシリーズごとに魅力が異なります。大きく分けるとファミリーキャンプ向けのモデル、3シーズンの登山でも使えるモデル、冬に対応したモデルになりキャンプでも登山でも使いやすいです。
近年マイナーチェンジして防水加工が劣化しにくい新しい加工が施されていたり、シームテープを使わなくても縫い目からしみださなくなっていたりと同じテントでもより使いやすく進化していて使いやすくなっています。
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出典:https://www.amazon.co.jp