アライテント ビバークツェルト ソロ
キャプテンスタッグ ソロツェルト
ヘリテイジ クロスオーバードーム 2G
モンベル ライトツェルト
ファイントラック ピコシェルター
アライテント|スーパーライト・ツェルト 1
アライテント スーパーライト・ツェルト2ロング
オクトス UL透湿防水タフツェルト
モンベル U.Lツェルト (1人用)
ライト&イージーシェルター デラックス
アウトドアや登山におすすめのツエルトとは
ツエルトとは、もともとビバークテントやシェルターと呼ばれていた登山アイテムで、主な用途は緊急時の野営です。突然の天候悪化や、日が暮れてしまった時などの緊急時やちょっとした休憩にも使われます。
一般的に登山やアウトドアで使われるテントよりも、雨や風雪などの悪天候に強いところが人気です。ナイロン製で骨組みがなくコンパクトで、登山には必要不可欠なおすすめのアイテムで、環境が悪いところでも、室内で快適に過ごせるよう設計されています。
おすすめのポンチョ式ツエルト
登山をしていると、突然の天候悪化や計画通りに予定がこなせないことも考えられます。そんなときにツエルトがあれば、無理な行動をせず、雨風などから体を保護し、緊急避難が可能です。
ツエルトは色々なメーカーから発売されていますが、中でもアウトドアや登山で快適性をアップしてくれるおすすめのツエルトを紹介します。まずはポンチョ式のおすすめアイテムを見てみましょう。
①アライテント ビバークツェルト ソロ
アライテント ビバークツェルト ソロ
サイズ | 間口80×奥行70×高さ90cm |
---|---|
重量 | 105g |
素材 | ナイロン |
アライテントは人気のツエルトを数多く手掛けるメーカーです。おすすめのツエルトがたくさんありますが、こちらは体に羽織ることができるポンチョタイプ。
緊急時に体を守ることだけを考えて作られたもので、収納時は9×7×4cmと非常にコンパクトにまとまります。重量も105gと軽く、荷物になりません。
素材には15dnリップストップナイロンPUコーティングが使われていて強度も申し分なし。軽量化を図るためファスナーがなく、上部から頭を出すことができます。
おすすめのポイント・収納性がいい
アライテントのビバークツェルト・ソロは一人用に作られたツエルトで、展開すると大きなザックまですっぽり保護できるサイズになります。
しかし、収納時はマグカップに収まる程度の大きさで軽く、登山の荷物を減らしたいときにぴったり。ポンチョのように羽織るだけなので、設営も必要なく、簡単に使えます。
テントのように居住空間を作ることよりも、一人で登山をする人や小さくまとめて荷物を減らしたいという人におすすめです。
おすすめの非自立式ツエルト4選
次に、非自立式のおすすめのツエルトを紹介します。非自立式はモンベルやキャプテンスタッグなど人気ブランドの製品も多いです。人気のツエルトを参考に、自分にぴったりのツエルトを探してアウトドアに役立てましょう。
①キャプテンスタッグ ソロツェルト
キャプテンスタッグ ソロツェルト
サイズ | (約)80×210×h90cm |
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重量 | 620g |
素材 | ナイロン |
キャプテンスタッグはアウトドアの人気のおすすめブランドで、ツエルト以外にも数多くのアイテムを手掛けています。デザインがおしゃれなものが多く人気がありますが、使い勝手がよいところも魅力です。
前後に作られた出口にはベンチレーションがあるため、居住空間も快適で、非常時でもしっかり身体を休められます。収納バッグ付きで荷物をまとめやすくおすすめですが、軽量さはほかの製品にやや劣ります。
おすすめポイント・機能性が高い
キャプテンスタッグのソロツエルトは機能性が高いところがおすすめです。素材はUV加工が施されているので紫外線の心配いりません。別売りのポールやステッキを使えば、いろいろな形の設営ができます。
一般的なテントのように設営するほか、タープにして日よけに使うなど、さまざまな用途に利用可能です。ナイロン素材で3000mm防水加工あり、悪天候時でも快適な居住空間が守れるでしょう。
フラップがあり、状況が悪い場所でもしっかり設営できるところもおすすめ。
②モンベル ライトツェルト
モンベル ライトツェルト
サイズ | - |
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重量 | 430g |
素材 | ナイロン |
モンベルは人気のアウトドアブランドで、機能性が高い登山グッズで知られています。ライトツェルトも、モンベルの独自のくさび形を採用したおすすめのアイテムで、余分なスペースを省き、軽量化を実現しています。
重量がたった430gですが、大人二人が入れるスペースを作ることが可能です。入口にあるジッパーをすべて開けばタープとしても使用できます。
酸欠を防ぐため、ベンチレーターは完全に閉まらないようになっていて、入り口のジッパーは出入りしやすい設計です。
おすすめポイント・軽量性と充実したシリーズ
モンベルのライトツエルトは、いわゆるスタンダードタイプと呼ばれる製品で、同じシリーズのツエルトの中でも軽量化を重視しています。
さらに軽量なものを探している人は、一人用の超軽量タイプであるウルトラライトツエルトがおすすめ。こちらは350ml間程度の収納サイズで、重量も230gしかありません。
また、居住スペースをより快適にしたい人はゴアテックスを取り入れたライトツエルトがおすすめです。重量は730gありますが、結露も付きにくく快適。
③ファイントラック ピコシェルター
ファイントラック ピコシェルター
サイズ | 75(天長部90cm)×120×95cm |
---|---|
重量 | 120g |
素材 | ナイロン |
ファイントラックは高品質なツエルトを作る人気のメーカーで、軽量な特殊ナイロン生地に湿気をよく通すコーティングをしているので一般的なツエルトよりも結露が起きにくくおすすめです。
ピコシェルターは大人二人が座って退避できるサイズなので、ややコンパクト。非常時でも素早く設置して体を保護できます。
雨の日にはベンチレーター部分から頭を出して、ポンチョ代わりにも使える設計です。四隅をペグダウンすればやや広い居住スペースも作れます。
おすすめのポイント・コンパクトで使いやすい
ファイントラックのピコシェルターはとにかくコンパクトで使い勝手がよいところがおすすめのポイントです。重量はたった120gで荷物の負担もありません。ポンチョになるので、防寒着をプラスする感覚で荷物に入れられるでしょう。
また、連結用のアジャスターが販売されているので、横にピコシェルターを連結すれば大人が横になれる広さも作れるので、家族で持つのもおすすめです。
登山には危険がつきものですが、これを持っているだけで非常事態から身を守れるでしょう。
④オクトス UL透湿防水タフツェルト
オクトス UL透湿防水タフツェルト
サイズ | 100×200×100cm |
---|---|
重量 | 355g |
素材 | ナイロン |
オクトスのUL透湿防水タフツェルトは耐水圧が1000mmの素材でも、透湿性を高めることで結露が生まれにくくなっているところが特おすすめです。355gと軽量のアイテムですが、設置の仕方によっては大人二人が横になれるスペースも作れます。
入口の換気口があるので、通気性も申し分なし。横幅が少し広く作られているワイドタイプで、中の居住空間を広々活用できます。ベンチレーター部分から頭を出して使用することも可能です。
おすすめのポイント・高い強度
UL透湿防水タフツェルトは名前の通り、強度があり丈夫なところがおすすめのポイントです。引裂強度が高い素材を採用しているほか、破れやすいコーナーの固定箇所はテープ縫い付け部分の生地を二重にして補強しています。
石川県羽咋市のふるさと納税の返礼品にもなっているので、興味がある人はチェックしてみましょう。ポールやストック、ロープは別売りの付属品なので、合わせてそろえる必要があります。
おすすめの自立式ツエルト5選
最後に自立式のおすすめのツエルトを紹介します。居住性が高く、快適な空間を作りやすい、人気のツエルトです。簡易テントとして使えるものも多く、充実したアウトドアが楽しめます。
①ヘリテイジ クロスオーバードーム 2G
ヘリテイジ クロスオーバードーム 2G
サイズ | 210×100×105cm |
---|---|
重量 | 630g |
素材 | ナイロン |
ヘリテイジのクロスオーバードーム2Gは大人二人が十分横になれるほど広く、快適に使えるおすすめのツエルトです。10dnナイロン高強度ミニリップストップが使われていて、耐水圧1230mmなので、緊急時の悪天候でも安心して使えるでしょう。
収納時のサイズも20×直径9cmと小さく、非常にコンパクト。二人で使えるサイズでも、630gと軽量なところも魅力です。
一人で休憩に使うには、十分すぎるほどく、大きめサイズを探している人にも向いています。
おすすめポイント・付属品の充実
ヘリテイジのクロスオーバードーム2Gは、オプション品も充実しているところがおおすすめです。いくつかの付属品をそろえると、さらに快適性もアップします。
特に女性に人気があるのはモスキートネットで、蚊の対策ができ虫が苦手な人でも居住空間を守れます。入口に登山靴を置くことができるフロントフライも人気のオプション品です。
また、こちらのツエルトは軽量化を図るため、強度はあまりありませんが、ガイドラインで四隅を固定すると強い風にも耐えられます。
②アライテント|スーパーライト・ツェルト 1
アライテント|スーパーライト・ツェルト 1
サイズ | 90×200×90cm |
---|---|
重量 | 280g |
素材 | ナイロン |
人気のアライテントはいろいろなツエルトがありますが、スーパーライトツエルト1は一人用、ないし二人用のややコンパクトなサイズです。収納時はたったの10cm四方に収まるほどコンパクトで、重量も280gしかないので荷物の負担が軽減できます。
ウレタンコーティング加工が施されているので、雨にも強く、快適なスペースの実現が可能。奥行きを10cmほど伸ばしたスーパーライトツエルト1ロングタイプも人気があり、よりゆったりした休憩スペースが確保できます。
おすすめのポイント・オプション品も充実
アライテントのスーパーライトツエルト1はシンプルなおすすめツエルトですが、別売りのポールセットを使えば簡易テントとしても活用できます。
さらに、別売りのツエルト用フライシートを使えば、小屋かけの屋根や地面に敷くシートができるので便利でおすすめです。テントよりも簡単に設営できるので、少しの休憩や、雨宿りなどに役立ちます。
防水性はありますが、結露には注意も必要です。
③アライテント スーパーライト・ツェルト2ロング
アライテント スーパーライト・ツェルト2ロング
サイズ | 130×210×110cm |
---|---|
重量 | 395g |
素材 | ナイロン |
アライテントのライトツエルト1よりも大きいサイズのスーパーライト・ツェルト2ロングは広々したスペースを作りたい人におすすめです。収納サイズはコンパクトで、15×10cmのサイズにまとめられます。重量も395gと軽量で、荷物の負担も少ないです。
別売りのポールセットを使えばテントになるところもおすすめで、ツエルト1と同じく、いろんな用途に使えるでしょう。ベンチレーターを備えているので通気性もよく、居住空間は快適です。
おすすめのポイント・余裕のあるスペース
スーパーライト・ツェルト2ロングは、余裕のある広さがおすすめのポイントで、大人2~3人で使うことができます。収納時はコンパクトなのに、広げると十分なスペースを作れるところが魅力的。
ウレタンコーティング加工をしているので、雨に強く防水性があります。生地が厚めに作られているので、少しの風邪ではあおられにくいおすすめのツエルトです。
④モンベル U.Lツェルト
モンベル U.Lツェルト (1人用)
サイズ | 80×200×高さ90cm |
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重量 | 230g |
素材 | ナイロン |
人気のアウトドアメーカー、モンベルから発売されている小型のツエルトです。1~2人用で、収納バッグに入れたときのサイズは13×φ8cmもコンパクト。350mlの缶ジュース程度なので、気軽に持ち運べます。
重量もバッグを入れても240gと軽量で、荷物の邪魔にならず、ソロキャンプでも使いやすいです。設営する余裕がないときは、レインウエアのようにも使えます。
おすすめのポイント・結露に強い
モンベルのU.L.ツェルトはバリスティックエアライトナイロンと呼ばれる、撥水効果の高いナイロン素材を使用しているところが特徴です。ベンチレーターも付属し、換気口も備えられています。
通気性と撥水性に優れているので、結露がつきにくく、使いやすいツエルトです。しかし、防水効果はそれほど高くないので、激しい雨の際は防水のフライシートなども用意しましょう。
⑤ライト&イージーシェルター
ライト&イージーシェルター デラックス
サイズ | 210×100×95 cm |
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重量 | 335g |
素材 | ナイロン |
ジュウザ・フィールドギアのライト&イージーシェルターは高さが低く作られているツエルトで、床面が広く作られています。収納サイズも小さく、15×15×8cm以下までコンパクトにすることが可能。床面が長く、210cmサイズで作られているので、体が大きい人もしっかり横になれます。
おすすめのポイント・虫除け機能
ライト&イージーシェルターは虫が苦手な人におすすめのツエルトで、全面虫除け用のメッシュがつけられています。床面はひび割れのない一枚の布でできていて、虫が入り込む隙間がありません。換気をしっかり確保しつつ、虫除けができるところが魅力です。
ツエルトの種類とは
登山やアウトドアには、緊急時に役立つツエルトがおすすめですが、ツエルトにはどんな種類があるのでしょうか。ここでは、代表的なツエルトの種類を設営方法別に紹介します。
非自立式
代表的なツエルトはトレッキングポールやロープで支える非自立式です。非自立式は種類が多く、色々なアイテムから選べます。展開時もコンパクトで、ポールが付属していない分、軽くて持ち運びしやすいでしょう。軽量性を重視したい人におすすめです。
自立式
ポールが付属していて、自分で立つことができる自立式ツエルトは設置が簡単なところがおすすめの特徴です。ポールが付属している分、やや重くなりますが、広々した居住空間が作れます。また、非自立式よりも風に強く、居住性を重視したい人におすすめです。
ポンチョ式
また、頭からかぶるようにして使うポンチョタイプは一人用のおすすめツエルトとして人気です。居住空間が作れるわけではないので、防寒着感覚で使うことが多いですが、設営の必要がありません。
居住性は低いアイテムですが、軽量で手軽さを重視したい人におすすめです。
おすすめのツエルトの選び方
ツエルトないくつかの種類があり、いろいろなアウトドアメーカーから発売されているので、どれを選べばよいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。ここでは、使い勝手がよいおすすめのツエルトを選ぶポイントを紹介します。
①収容人数で選ぶ
ツエルトには、最適な収容人数があるので、それを比較すれば使いやすいツエルトが選べます。ソロにおすすめのツエルトと3人で使うツエルトでは、求められるサイズも変わるでしょう。
基本的に、収容人数は登山人数と同じなので、普段の登山スタイルをイメージして人数を比較します。
②軽量性で選ぶ
登山では限られた荷物しか持てないので、軽量性や収納しやすさを比較することもおすすめです。素材や設計の工夫で、使いやすく快適なのに、軽量なアイテムがあるので、スペックと重さを比較すれば一番よいツエルトが見つかります。
一般的に、一番軽い日自立式ツエルトは約250g程度だといわれています。ポンチョ式はさらに軽量のアイテムも多いです。この、250gを基準に、それぞれの重さと機能性を比較するとよいでしょう。
③防水性で選ぶ
ツエルトは主に悪天候時の休憩に使われることが多いので、防水性に着目するのもおすすめです。防水性が高い素材であれば、悪天候時でも安心して使えるでしょう。
ツエルトの大半はナイロンで作られていて、防水性能は耐水圧(mm)で比較します。耐水圧が1,500mm以上の物は強い雨でも使えるでしょう。
ただし、防水性が高いだけでは内部が群れやすく結露が起こりやすいので注意が必要です。そこで、透湿性も高いアイテムを選ぶと、結露も起こりにくく快適に使えます。
ツエルトを設営してみよう
ツエルトの設営は、アイテムによって異なりますが、基本の設営方法を知っておくといざというときに便利です。ここでは、基本的な非自立式のツエルトの設営方法を紹介するので、ツエルトを使ってみようと思っている人は参考にしてください。
ツエルトの張り方
ツエルトを張るときは張り網をフレームに固定し、使う用途に合わせたサイズになるよう四隅をペグで固定します。そのあと、トレッキングポールで両側を立てて自立させます。
最後に張り網のテンションのバランスを調整すれば、設営の完了です。基本的に、非自立式のツエルトはトレッキングポールやロープ、ペグなどは別売りなので。設営前に準備しましょう。
ツエルト設営時の注意点
非自立式のツエルトは、内部に支柱がないので、設営した後で場所を移動できません。そのため、設営前の場所の選定が重要になります。
防水性が高いツエルトでも、風の影響を受けやすいので、できるだけ風が当たらない場所を確保するのがおすすめです。ほかにも落石や落雷などの危険性も視野に入れて選びましょう。森林部分は、比較的風の影響を受けにくいです。
ツエルトがあれば悪天候でも心配なし!
ツエルトはアウトドアや登山の際の非常時に役立つアイテムで、テントよりもすぐに使えるところがおすすめです。使う人数や用途によって種類がありますが、準備しておくと非常時でもあわてず対処できるでしょう。
軽量で収納性が高いものから、タープなどの用途で、休憩スペースとしても使えるものもあります。いざというとき対処できるよう、公園でツエルトの設営の練習をしておくと安心です。
ツエルトに興味がある人はこちらの記事もチェック!
ツエルトに興味がある人は、こちらの記事もおすすめです。コンパクトで使いやすいツエルトの紹介や、厳選したメーカー比較や詳しい張り方を紹介している記事など、よりツエルトのことを深く掘り下げられます。
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