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【連載】釣りライターはいつもどんな釣りしてる?夏の釣り編!

連載第78回!今週は普段遊んでいる釣りモノ紹介、自分の好きな夏の釣りを6月、7月、8月とお届けします。カヤックを手に入れてからできる釣りが広がって、晩夏は特に面白いシーズン!夏の釣りをお探しの方はぜひチェックしてみてください!
2021年8月26日
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目次

夏はこんな釣りしてるよ!

季節の釣り紹介:夏の釣り編!

夏

出典:ライター撮影

連載第78回!台風ラッシュが終わって、気温は上がらないけど釣りをするにはいい気候といった一週間でしたが、地元は緊急事態宣言で釣り場の閉鎖が進んでいます。ひとまず一時釣りはお休みということで、今週は自分が遊んでいる季節の釣り紹介夏編をお届けしたいと思います。

春夏秋冬と紹介していくので、どんな釣りが遊びやすいのか、年間を通して一通り見てみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。季節の進行や魚の釣れ始めるタイミングには地域差がありますが、今回は自分の地元のパターンで細かくご紹介します!

緊急事態宣言で釣り場が閉鎖中

港もサーフも入れないところが増えました

ストップ
Photo bykpuljek

天候が回復してさぁこれから、というタイミングでしたが、今週から静岡県でも緊急事態宣言に伴う釣り場の閉鎖が始まりました。港だけでなく、サーフに隣接した駐車場や施設系の場所もしばらくお休みです。

あそこの港は開いている、あのサーフなら入れるというのはいくつか頭に浮かぶんですが、釣りはしないでねということですから、自粛期間が開けるまでは、釣りはお休みしようと考えています。約三週間、いい時期なんですが仕方なしです!

6月の釣りはコレ!

6月中旬まではカヤックが面白い!


ヒラスズキ

出典:ライター撮影

まずは6月の釣りからご紹介します!5月中頃~6月中頃はカヤックでのヒラスズキキャスティングが一番いい時期で、自分の中では6月も積極的に狙いたい釣りモノです。沖のテトラ帯に入った魚を狙う釣りで、この時期のみ、どこを撃ってもボコボコに釣れる日があります。

岸からでも堤防沿いのテトラや岩礁混じりのサーフを狙うことでチャンスがありますが、カヤックでの釣果はサイズ、数とも圧倒的!自分の住んでいるエリアには磯らしい磯がほとんどありませんが、カヤックを手に入れてからかなり身近な魚になりました!

 

堤防からもチャンスあり

横引きになってルアーロストのリスクが高いのであまりやらないんですが、カヤックで釣っている場所から見える岸の堤防、際のテトラでもこの時期はヒラスズキが狙えます。足場から前方に2mほどテトラがつきだしていて、ガクンと落ち込む手前3mほどのまでのコース限定。釣れるのはマズメというよりも深夜、というかなり難しいシチュエーション。アジを釣って落ち込む場所に置いておく方が経済的かなと思います。

小型は岩礁混じり、砂利混じりのサーフで釣れたりするので、ヒラスズキを釣ってみたいけど磯はちょっと、という方は5月~6月にハード系のストラクチャーを狙ってみてください。デイで狙うなら動きが強いミノーがおすすめ、すごく美味しい魚です!

カヤックが難しい日はキス釣り

夏は風が吹く日が少ない季節ですが、カヤックは風に弱く毎日出せるわけではありません。初夏はキスが釣りやすいタイミングなので、ルアーロッドのちょい投げでキス釣りを遊んだりします。大型のみが釣れる秘密のポイントがあったんですが、残念ながら岸側からは釣りができなくなってしまいました。

カヤックなら秘密のポイントで釣りができそうな、カヤックを出せるならヒラスズキをやりたいような、という風に迷いながら、6月はいつもサイズに期待ができるヒラスズキの方を選んでいます。

7月の釣りはコレ!

回遊アジ狙いがスタート!

アジ

出典:ライター撮影

ヒラスズキの調子が落ちてくると、各地で回遊のアジが釣れるようになってきます。豆アジも多い時期ですが、狙えるならやはりサイズを狙いたいところ。カヤックはもちろん、堤防、サーフと狙いどころが多いのも面白いです。

サイズは25~30cmまで期待ができますが、群れの移動が素早く、数を伸ばせない日が多いのがこの釣りの難しさで、粘ればポツポツ釣れるという感じでもありません。とにかく時合に集中、ジグサビキで一気に釣るスタイルで遊んでいます。


朝と夕方で回遊エリアが変化

朝はサーフ、夕方は堤防と釣るのが自分の中のセオリー!不思議なもので、逆をやると釣果が大きく落ちます。カヤックでも早朝のみ、遅い時間に釣るなら沖まで漕がないとという感じで、回遊パターンにハッキリと傾向があるのが面白いです。

今年は強風と台風でそもそも釣りができる日が少なかったというのはありますが、なんだか寄りが悪くてイマイチ釣り切れなかったので、秋のカヤックでガッツリ狙おうと考えています!

回遊中はやる気満点

アジは沢山いるのにエサを食わないことがあって、気難しい部分を持っている魚ですが、回遊中はやる気満点!シラス~イワシを追っているアジは非常にアグレッシブで、シルエットが合っていれば落とした瞬間に食います。ジグサビキのハリだったら大体OK。これはサーフだとわかりにくいんですが、カヤックで魚探を見ながら釣ると凄く分かりやすいです。

朝夕の回遊中はとにかく目の前に落とすこと!この時期は岸から届く範囲にいる=回遊中でやる気があるというケースが多いので、積極的に移動して、アジが居る場所に仕掛けを届けるイメージで釣るのがおすすめです。移動も非常に速いので、投げる向きも変えながら対応しましょう!
 

8月の釣りはコレ!

ライトワインドで回遊魚狙い!

青物

出典:ライター撮影

自分が住んでいる地域の青物は、夏に小型、秋に中型、冬に大型で春はいないという回遊パターンです。例外的に釣れたり、ブリ系とカンパチ系でちょっと違ったりしますが、概ねこんな感じ。8月の青物は、港からライトゲーム的に遊ぶのが面白いです。

ライトワインドで狙うスタイルは地元でも非常に実績の高い狙い方で、ワカシの反応は非常に良好。アジングタックルやメバリングタックルで釣れば、ワカシゲームも面白いです。意外と釣るものに困る時期なので、手軽に遊びたいときはこの釣りがおすすめです!

シオは結構おいしい

ワカシは何というか味気なくてイナダの味はしないんですが、シオは小さくてもカンパチに近い味がします。脂の乗りは比較になりませんが、ちょっとだけお土産にしたいというときはシオだけ選んで持って帰るのがおすすめです。逃がせばいいサイズになって帰ってきますから、ちょっとだけにしましょう。

カンパチと言えばボトム、シオは小さくても底付近にいることが多くて、ワカシは表層付近にいることが多いので、状況がよければ釣り分けにもチャレンジしてみてください!

カヤックはアジ狙いで!


8月もカヤックはアジい狙い!岸からの釣りは6月~7月がメインですが、沖側は秋に近づくほど簡単に釣れる日が増えてくる印象です。8月後半はいいサイズのカンパチも狙えるようになる時期で、ジグサビキで両方を狙う釣りがお気に入り!

カヤックは準備が岸釣りよりも大変なので、何か固く釣れるものをやっておきたいという気持ちが強いです。アジは朝イチ限定ながら、魚探にうつるし美味しいしで絶好のターゲット!カヤック検討中の方には特におすすめのターゲットです!

夏の釣りに迷ったらこんな釣り!

キスとアジ、小型の青物がおすすめ!

夏

出典:ライター撮影

夏はキスとアジが狙えて、アジは豆アジで数を狙うか、回遊で一発大物狙いをするか選べるシーズン!小型の青物狙いはこの2魚種と並行して遊べます。初心者の方でも遊びやすいシーズンなので、岸釣り、カヤックともデビューのシーズンにおすすめです。

今年は残念ながらしばらく釣りができそうにありませんが、またいつも通りに戻ったら、ジグサビキのアジカンパチ狙いから始めたいと思います。次回は9月~11月、一番釣れる秋の釣り特集です!

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今回ご紹介した釣りの中から、ヒラスズキキャスティングとジグサビキを使ったカヤック実釣レポートをご紹介します。ヒラスズキはエンジン音の無いロープレッシャーなアプローチ、ジグサビキは群れを直撃できる小回りとカヤックのイイところを存分に発揮できる釣りモノです。カヤックファンの方もぜひチェックしてみてください!