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庭の作業が便利に、ガーデンシンクのDIY講座!工事不要で簡単な作り方を解説!

庭にシンクがあったら便利だなと思ったことはありませんか。庭でのバーベキューはもちろん、ガーデニングの水やりなど庭にいながらちょっとした洗い物ができるガーデンシンクをDIYで作ってみましょう。ここではガーデンシンクの簡単DIY法をご紹介します。
2021年10月13日
yimac2017
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ガーデンシンクDIYをおすすめする理由

ガーデンシンクは、庭に置く便利な流し台です。ここではいくつかのパターン別にガーデンシンクDIYのおすすめ理由をお伝えしていきます。DIYならガーデンシンクのないご家庭も、後からでもいつでも簡単に設置できるので安心ですよ。

①バーベキューをご家庭でする方

Photo bymoerschy

バーベキューをお庭で楽しむ方には、ガーデンシンクDIYの設置で更に有効な時間が増えますよ。ガーデンシンクで、洗い物を外で済ますことができるからです。わざわざ汚れたものを洗うのにキッチンに行き来する手間が省け、楽しく仲間と過ごせます。

②アウトドアーがお好きな方

Photo by nidate

アウトドアーが好きな方も、ガーデンシンクDIYに挑戦してください。特に釣りに行く方は、釣った魚を鮮度の高いうちに、ガーデンシンクで捌けますので大変便利です。また山登りや海遊びで汚れたものも、ガーデンシンクで洗えます。

③小さいお子さんがいるご家庭

Photo bysasint

ガーデンシンクの便利な点として、小さなお子さんが外で遊んで付けてきた汚れを洗い落せる場所としても利用できます。ガーデンシンクで外の汚れを落とすことで、雑菌やばい菌を家の中に持ち込むことを防ぎます。

土の中には強力な雑菌が含まれているので、汚れを外で落とす習慣が身に付けば子供を病気から守ってくれます。そこでガーデンシンクDIYに子供と一緒にぜひ挑戦してみてください。完成後は自分の作ったガーデンシンクに愛着を感じ、自ら積極的に使ってくれるはずです。

④庭づくりや家庭菜園がお好きな方

Photo byjf-gabnor

ガーデンシンクのDIYで、ガーデニングや家庭菜園はより楽しくなりますよ。家庭菜園でとれた野菜や果物の土汚れをガーデンシンクできれいにすれば、その場でみずみずしい採りたての野菜を楽しめます。

またガーデンシンクを庭の近くに設置すれば、水やりも簡単です。鉢植えの水やりや切り花のカットも、すぐ近くに水場があれば難なくできますので、さらにガーデニングが楽しいものになるでしょう。

ガーデンシンクDIYの前に

ガーデンシンクのDIYを始める前に、その用途をもう一度考えましょう。ガーデンシンクの機能が、自分の使い方に合っていないと、せっかく作ったのに使いにくいと感じてしまいます。より使いやすく便利性のあるガーデンシンクをDIYしましょう。

①排水、給水はどうするのか

最初にガーデンシンクの設置場所を考えましょう。現状の水場をそのまま使うか、それとも場所を移すかで、排水方法やホースを準備する必要性などが変わってきます。また持ち運びができるタイプか、固定するタイプかも決めましょう。次にガーデンシンクの給水方法も考えていきます。

使う水量によっては排水が溢れたり、水漏れしてしまうこともあります。せっかくのガーデンシンクDIYなので、使いやすいアレンジがあれば万全ですね。

②高さは身長に合っているか

主に使うのは誰か、どのような作業が多いかによって、ガーデンシンクのおおよその高さを決めます。大人が洗い物に使う場合は、あまり低いと腰を痛めてしまうので注意しましょう。

小さな子供や動物がガーデンシンクを使う場合は、水道口を低めに設定することをおすすめします。重さのあるものを洗う場合も同様です。また、高さ調節が可能なら更に便利ですが、強度の面で心配な部分がでてきたり、排水ホースの長さをその都度変えなければなりません。

③シンクの深さは適当か

シンク自体の深さは使用用途によって異なります。手を洗ったり、野菜や花などを洗うだけならいいですが、バーベキュー後の洗い物や、汚れた靴を洗いたい時などには深さのあるシンクがいいでしょう。

迷うときは深さのあるシンクを選んだ方が無難です。シンク台の大きさや高さにもよりますが、シンクは大きいほど使いやすく、水もこぼれにくくなります。

ガーデンシンクのタイプ


ガーデンシンクを取り付ける場所が決まったら、次はシンクのタイプです。自分の好みのものを選べるのがDIYの醍醐味でもあります。

また、デザインによって、庭のイメージががらりと変わります。事前に購入したいタイプのものをホームセンターなどで見ておくのもおすすめです。

①ステンレス

ステンレス製のシンクは、シルバーの光沢性が清潔感を感じさせます。シンプルなデザインで屋内外問わず人気があります。屋外使用でのメリットは、掃除がしやすく簡単なことや、他の素材に比べて軽くて持ち運びに便利なところです。

長年使っていると錆びなどの劣化が気になりますが、他のタイプよりもコスパもよく、利便性もあります。市販品を購入しやすいので、ガーデンシンクのタイプを決めかねている方にはステンレス製が無難です。

②陶器

陶器製のガーデンシンクはデザイン性の高さで人気です。ナチュラルなデザインの陶器なら、DIYで作った木製のシンク台に合います。そのままでもいいですが、模様をペイントしたり、タイルと組み合わせたりして更にオリジナルでおしゃれなシンク台が作れます。

陶器は土でできているので、自然との相性も抜群です。庭のどこに置いても馴染みやすいので、自然のあふれたナチュラルガーデン作りを目指している方には、陶器製のガーデンシンクなら失敗しないでしょう。

③プラスチック

プラスチック製のシンクも扱いやすく軽いので人気があります。FRPと呼ばれる繊維強化プラスチックが材料なので、通常のプラスチックよりも強度が強いのが特徴です。主に自動車のパーツや浴槽に使われています。

ガラス繊維などをプラスチックに混ぜて作るので、加工性が高く、デザインが豊富です。つるんとした滑らかな表面や石のようなごつごつとした表面を模倣したシンク台など、いろいろなタイプがあります。オリジナリティのあるガーデンシンクDIYに挑戦したい方にもおすすめです。

④コンクリート・タイル

コンクリート製やタイルを散りばめたシンクは、ガーデンシンクDIYでとても人気が高いです。重いので持ち運びには不向きですが、重量感とシンプルさで庭をおしゃれにしてくれます。

オリジナルデザインのタイルをDIYしたガーデンシンクなら、個性あふれた外観で庭を彩ってくれます。色の配置や形などで、色鮮やかなガーデンシンクができますよ。

ガーデンシンクDIY法2選~初心者編

①100均グッズを使ったガーデンシンク

DIYに挑戦してみたい方、コスパの良いガーデンシンクDIYを楽しみたい方に、100均のタライを使った作り方をご紹介しましょう。シンクに100均のタライを、灯油ポンプを排水ホースに使います。シンク台の脚には丈夫で軽いアルミフレームを使っていますが、DIYに慣れない方は木材でも代用可能です。

材料と道具

DIY材料は、ほとんどが100均で手に入ります。用意するものは、タライ、ペイント剤と刷毛、排水口と排水ホース代わりの灯油ポンプ、シンク台を作る際に使う釘やビスなどです。

ガーデンシンクのシンク台にはアルミフレームを使いますが、DIYに不慣れな方は木材でも代用できます。必要な道具は、鋸、やすり、電動ドライバー、また排水ホースの作成にカッターと接着剤です。

シンク台の作り方

まずシンク台のDIY法です。同じ長さの木材を繋げて板を作ります。ダボを使うやり方もありますが、DIY初心者には接着剤とタッカーを使った方法が簡単でおすすめです。板にタライが入る大きさの穴を開け、木材の断面をやすりがけしたら、ペイント剤で色を塗ります。

次にアルミフレームの脚をコの字にネジ止めし固定します。シンク台の裏面に、脚を立ててビス止めすれば完成です。木材でも代用できるので、好きな材料でDIYを楽しみましょう。

排水ホースの作り方

次に排水口と排水ホースのDIYです。排水口とホースはどちらも100均の灯油ポンプを使います。作り方は、まず灯油ポンプの頭部分と脇に出ているホースをカットし、更にポンプの付け根部分とポンプを切り分けてください。

切り分けた付け根部分と蛇腹になっているホースを接着剤でしっかりと固定し、水漏れのないようにします。穴を開けたタライに接着剤で固定したら、排水口の完成です。ホースを伝うので水も飛び散らず、水漏れの心配もありません。

②組み立て式ステンレス製シンク台+木材


ここでは市販のシンク台を使ったガーデンシンクのDIY法をご紹介します。市販のものはシンクとシンク台が一体になっているものが大半で、単純な組立作業のため、DIY初心者でも簡単に作れますよ。

材料と道具

DIYの材料はネット注文か、ホームセンターで購入できます。箱を開けて仕様書を開き、中身が全てあるかどうかを確認しましょう。確認できたらDIY作業に入っていきます。

組立作業にはドライバーを使用します。手動と電動のものを用意しておくと便利です。また、合わせて棚などを制作する場合は、木材とビスを用意しましょう。

作り方

市販品のステンレス製のシンクは、組み立てだけの簡単作業なのでDIY初心者でも簡単です。パーツを取り出して、脚から組み立てていきます。ネジ締めは、最初の取り付けは手動のドライバーで行い、確認のため電動ドライバーでしっかりと締めあげれば完成です。

組み立てだけで作れる最も簡単なガーデンシンクDIY法です。DIY初心者の方や、苦手な方、お忙しい方にもおすすめです。

ガーデンシンクDIY法2選~上級者編

①モルタル+ブロック

モルタルとコンクリートブロックを使ったガーデンシンクの作り方をご紹介します。モルタルのDIYは難しいイメージですが、昨今材料や道具もホームセンターで購入可能です。コンクリートブロックはレンガで代用もでき、こちらもホームセンターで売られています。

材料と道具

シンク台のDIYに使う材料はモルタルとコンクリートブロックです。他にモルタルを撹拌するためのバケツやスコップ、モルタルを掬う鏝、強度を上げるための鉄筋棒、ハンマーや水平器を用意します。

シンクのDIYには木枠が必要です。木枠用の木材と、シンクDIYに必要なモルタル、タイルシートを用意してください。DIYの材料はホームセンターで揃います。しかし中には100均で同じものもありますので、ホームセンターへ行く前に確認しておくといいでしょう。

シンク台の作り方

シンク台DIYは、まず材料のモルタル作りからです。バケツの中に入れて水とよく混ぜたら、並べたブロックの上にレールのように鏝でモルタルを置きます。モルタルを接着剤としてブロックを固定すれば、1段目が完成です。

コンクリートブロックを積むポイント

一見簡単そうに見えるブロック積みも、DIYの初心者や、作業慣れしていない方には難しい作業です。ここではコンクリートブロックを積む方法を2点のポイントでお伝えします。

1点目は、ゆっくりとブロックを置くことです。2点目はコンクリートブロックに置くモルタルの量を一定にして、幅と高さを均一にすることです。DIYの初心者でも練習すればできるようになるので、この2点を忘れずに、仕上がりがきれいになるよう心掛けましょう。

シンクの作り方

コンクリートブロックを積んでいき、シンク台が完成したら、今度はシンクのDIY作業です。まず電動ドリルで穴を開けて、鉄筋棒を縦横に通し、木材で作った木枠を固定し、その上にモルタルを埋めていきます。モルタルが固くなったら、全体に仕上げ材を塗って完成です。

②タイル+ツーバイフォー材

おしゃれなタイルを使って、デザイン性の高いおしゃれなガーデンシンクを作りましょう。タイルの貼り方はいろいろありますが、今回は木材の上に貼るだけなのでDIY初心者の方にも難しくありません。それでは作り方をご紹介します。

材料と道具


DIY材料には、必要数の木材、ビスと好みのタイル、専用の接着剤、目地材、へら、スポンジ、乾いた布、目地材を混ぜるためのタッパーです。シンクを最初から作る場合は、排水口や排水ホースも忘れないようにしましょう。

木箱のDIYには、のこぎりや電動ドライバーがあると便利です。木材のカットが苦手な方は、あらかじめ必要な木材のサイズを測っておき、ホームセンターで購入する際にカットもお願いするといいですよ。

木製シンク台の作り方

木製シンク台のDIY法です。まずカットした木材を全てカラーペイントし、乾燥後長いもの4本を並べて接着剤で固定し、天板を作ります。ハーフサイズの木材も同じようにしてミニ天板を2つ作りましょう。

脚は、木材をH型に固定したものを3つ作ります。上に天板を、下にミニ天板2枚を釘で固定すれば出来上がりです。

木箱の作り方

木箱はシンク台に乗せて使うので、同じ幅で木材をカットして作ります。こちらは排水口の穴をあらかじめ開けておきましょう。後からだと作業が難しくなってしまうので、事前に穴を開けておくのが便利です。

タイルの貼り方①

ガーデンシンクのDIYで人気のタイルですが、貼り方をご紹介します。まずタイルを貼りたい場所以外の部分に接着剤が付かないよう、マスキングテープで養生し、接着剤を塗りましょう。この時櫛目ゴテがあると、均一の厚さに塗ることができて便利です。

タイルの貼り方②

タイル専用の接着剤を塗布し、その上にタイルを貼り、終わったら約30分乾かします。その間にタッパーに目地材と必要な量の水を入れて、よく混ぜておきます。

混ざった目地材をゴムベラを使ってよくこねたら、タイルの目次目から全体的に目次材を塗り込みます。作業が終わったら、水で濡らして固く絞ったスポンジで余計な目地材をふき取り、表面を乾いた布で拭けば完成です。

ガーデンシンクDIYで庭をもっと楽しもう!

Photo byJillWellington

ガーデンシンクをDIYすれば、理想に近い庭づくりができますよ。シンクのタイプはさまざまですので、自分の好みのものを選びましょう。素敵なお庭づくりにも挑戦してみてくださいね。

もっと庭の活用法が気になる方はこちらをチェック!

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