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業者と比べ、3分の1の費用で済む!壁紙をDIYで張り替える方法を解説!

壁紙の張り替えは業者に頼むのが一般的ですが、最近はDIYに挑戦する方も増えてきました。自分で行えば、業者と比べて3分の1程度の費用で済み、やり方が分かればDIY初心者の方でも壁紙の張り替えが可能です。ここでは初心者でもできる壁紙の張り替え方法をご紹介します。
2021年10月19日
yimac2017
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壁紙を張り替えたい!その理由

壁の汚れや傷が気になる

Photo byPexels

生活をしていれば、家も徐々に汚れたり傷んできます。部屋の壁紙は、汚れたり破れてしまったりすることもしばしばです。小さなお子さんや動物を飼っているご家庭では悩みの種でもあります。

カビ臭さを感じる

Photo bycoyot

カビ臭さやニオイが気になることはないですか。業者に頼むのは億劫だから、自分で壁紙の張り替え作業ができないかと一度は考えたこともあるでしょう。

カビや汚れ、ニオイなどは、あまり他人に知られたくないことですが、そのままにしておくと健康被害に関わってきます。また壁紙自体の汚れは見えなくても、下地自体へのカビの発生も考えられますので、定期的に確認することが大事です。

自分で壁紙の張り替えDIYを行うメリット

費用が抑えられる

Photo by free pictures of money

自分でDIYを行う1番のメリットは、業者に頼むよりも費用を安く抑えることが可能だということです。業者に頼めば、きれいな仕上がりになることはもちろんですが、それだけお金が掛かります。自分でやれば作業代は無料なので、材料費や道具類のみの出費で作業可能です。

クロス選びが自由にできる

Photo byFree-Photos

クロスの柄や種類にこだわりのある方、自分の部屋のことは自分で選びたいという方もDIYがおすすめです。他人に任せない分、全て自分で選び、決定することができます。興味のある方は、ぜひDIYに挑戦してみてください。

自分で壁紙の張り替えDIYを行うデメリット

慣れない作業に苦労する

Photo bywebandi

自分で行う壁紙の張り替えDIYはメリットばかりではなく、デメリットもあります。普段行わない慣れない作業に苦労する上、仕上がりプロのようはいきません。壁紙の張り替え作業は頻回にする作業ではないので、DIYに慣れている方も初めてのことが多いです。

しかし、自分で一度やってみて、やり方がわかれば難しいことでもありません。最初は大変ですが、徐々にDIYの手順や方法が頭に入ってくると、自分で自分の家のリフォームができるということが楽しくなってきますよ。

まとまった作業時間が必要

Photo byFree-Photos

自分で壁紙の張り替えDIYを行う時は、作業時間を考慮しなくてはなりません。壁紙の張り替えという慣れない作業をすることもそうですが、既存のものを剥がしたり、下地の処理などDIYではさまざまなことを全て自分でしなければなりません。

そのためDIY作業には、まとまった時間が取れる時に施工しましょう。DIY初心者も慣れている方も、事前に道具の扱い方や使い方などをよく頭に入れておきましょう。

壁紙張り替えDIYの前にやること

カビ取り作業

Photo byCreatureSH

もし壁紙にカビが生えていたら、壁紙だけではなく壁にも発生している可能性があります。そのため壁全面の張り替え作業が必要です。主な原因は湿気によるものなので、カビ取り作業後は、しっかりと壁を乾かしてから作業を始めましょう。

下地の処理

壁紙の張り替え作業には、下地処理も必要な場合があります。剥がし残ってしまった壁紙を削り取る際に、凹凸ができてしまった場合に施工する処理のことを下地処理と言います。逆に言えば、壁紙がきれいに剝がれれば、下地処理は不要です。

中途半端に残ってしまった壁紙をきれいにするのは大変な作業です。しかし剥がし残しがあるままだと、壁の凹凸部分によって、新しい壁紙にヨレたり破れやすくなったりします。もし、自分の手には負えないと感じた時は、費用はかかってしまいますが業者にお願いしましょう。

クロス選び

壁紙の張り替えDIYで、自分でクロス選びをしたいと考える方は多いです。DIYで張り替え作業を行う方は、クロスの柄やサイズ選びだけではなく、種類についても考える必要があります。

クロスのタイプ

クロスにもさまざまなタイプがあります。まず種類で分けると、紙、布、ビニールなどの素材だけで3つのタイプがあるので、それぞれメリットデメリットをふまえて選びましょう。一般的には紙タイプが主流ですが、布は防音性や劣化しにかったり、ビニールは安価に購入が可能です。

クロスの種類は、裏面に糊が付いているものとそうでないもの、シールタイプの3種類です。壁に直接貼り付ける場合は糊付きタイプを、シールタイプは既にある壁紙の上から貼りたい時に選びましょう。糊が付いていない壁紙は、糊のタイプで仕様が変わります。

壁紙張り替えDIYの時間と費用の目安

壁紙の張り替えDIYの作業時間

壁紙張り替えのDIY作業は、途中で止めることができません。裏面に付いている糊が乾くと貼り付けが難しくなるからです。そのためDIYに不慣れな方や、空いている時間のみ作業したいと考えている方は、糊が付いていないタイプのものをおすすめします。

糊が付いているものやシールタイプの壁紙を使う場合は、リフォームする場所と時間の計画を立てて、余裕をもって施工することが望ましいです。施工時間は、壁全面の張り替えで約半日、下地の処理が必要なら1日を目途にして考えましょう。

業者とDIYのリフォーム費用の比較

Photo by free pictures of money

自分で壁紙張り替えDIYに挑戦し、リフォーム費用を抑えましょう。例えば、業者に頼む場合、その中には工賃だけではなく、クロス代や出張費など諸料金がかかってきますので、おおよそ3~9万円程度の費用が必要です。

DIYなら、材料選びや発注など実費が掛かってくる部分は自分の予算内でやりくり可能です。工賃、出張費は要らないので、不要な出費を防げて1~3万円程度の費用で済みます。

DIY費用がかさむ原因

DIYで費用がかさまないように気を付けることは2点あります。1つ目は、作業手順の間違えや、施工ミスがないようにすること、もうひとつは、クロスを高価なものにしないことです。張り替え作業に入る前に、しっかりと作業の手順を頭に入れて、なるべくミスのないようにしましょう。

クロスの選び方も重要です。柄が入っているものはデザイン性が高くて人気ですが、無地のものより値段が高くなります。作業でもカット目の柄を合わせる必要があるので、作業に手間取りたくない方、コスパを重視する方は、無地のクロスがおすすめです。

壁紙張り替えDIYに必要な道具

下地処理に必要な道具

壁紙を張り替える前に下地処理のDIYを行います。用意するものは、壁紙を剥ぐためのカッターや下地になるパテ、パテを塗るヘラ、下地を作るパテ板、凹凸部分を削るサンドペーパーです。

カビ取り作業の後、壁をよく乾かしてから施工に入ります。カビが発生して削り取った部分にパテを埋めて、サンドペーパーで滑らかに仕上げることができれば、仕上がりもきれいになりますよ。

壁紙張り替えDIYに用意するもの


DIYに用意するものは、サイズ測定に必要なメジャー、壁紙の張り替え作業には欠かせない撫でバケ、ヘラ、地ベラ、ローラーと、仕上げ作業に便利なスポンジです。他に、糊付け作業が必要な場合は、糊、糊用バケット、糊を塗るローラー、糊用のはけ、養生テープやシート、新聞紙などが必要です。

DIYの場合、一度道具を用意すれば、次の作業から何度も使うことができます。道具代には費用を抑えずに、使いやすい、しっかりしたものを選びましょう。

場所別壁紙張り替えDIY法

基本の壁紙張り替えDIY法

それでは部屋のさまざまな場所の壁紙を張り替える際の基本のDIY法を紹介します。ここで使用する壁紙は、糊付きタイプですが、シールタイプの壁紙も同じDIY法でできますので参考にしてください。

手順①

Photo bytookapic

基本の壁紙の張り替え方法です。まず壁紙を張り替えたい壁面のサイズをメジャーで測り、クロスをカットします。この時測ったジャストサイズよりもプラス5~10cm大きくカットしましょう。

貼り付ける面の接着剤が乾いてしまう前に作業を終えなくてはいけないので、剥離紙を剥いだらすぐに貼り付けを行いましょう。貼り付ける際は、壁紙の上下左右に5~10cmの余裕があると、継ぎ目を後で処理する時に楽です。

手順②

Photo byjarmoluk

壁紙を貼ったら壁とクロスの間の空気を追い出すように、撫でバケを使います。次は壁紙の端処理です。床側の壁紙にヘラで筋目を付けて、地ベラで壁紙と壁を抑えながら余分をカッター切り落としていきます。これで1枚目の張り替えが終了です。

続けて2枚目を、1枚目に左右の端を重ねて貼ります。張り替え方法は同じです。端処理を終えたら、重なっている左右の端部分をカットし、継ぎ目部分にローラーをかけると壁紙と壁を圧着し、きれいに仕上がります。最後に水を濡らしたスポンジで余計な糊を取れば完成です。

糊が付いていない壁紙の準備

糊が付いていない壁紙は、張り替え方法は基本のものと同じですが、事前準備として糊を壁紙に付ける作業があります。壁紙の裏面に付ける専用の糊をバケツに入れて、必要なら水を足してよく混ぜ、ローラーに付けて固さを確認しましょう。持ち上げてみて、少し垂れてくる程度がちょうどいいです。

できあがった糊を貼り付け用のローラーで、壁紙に塗っていきます。壁紙の端々までまんべんなく塗りましょう。塗り終えたら、壁紙をジャバラのように交互に折り畳んでいき、最後は端を被せれば、壁紙の準備は終了です。

狭い場所の壁紙張り替えDIY法

エアコン周りの張り替えDIY法

エアコン周りはスペースも狭いため、細かなパーツを重ねて壁紙を貼っていきます。糊付きかシールタイプのクロスを選ぶと作業が楽です。糊の付いていないタイプの壁紙を使用する際は、エアコンを新聞紙と養生テープでしっかりとカバーし、糊がエアコンに付かないようにすることが必要です。

基本の施工方法の手順で行おうとしても、エアコン上部が狭くて手が入らない場合や作業が難しい場合は無理せず業者に頼むのもひとつの方法です。しかし見えにくい部分でもあるので、基本的な処理ができていれば問題ありません。

コンセント周りの張り替えDIY法

コンセント周りの作業には、カッターの他にハサミが必要です。また、コンセントは事前にカバーを外す必要があるため、ドライバーを用意します。コンセントカバーやネジは、張り替え作業が終わったらまた取り付けるので、失くさないようにしておきましょう。

壁紙の上からコンセントの位置を確認し、ハサミで適当な大きさを切り出して、四隅を斜め方向に切込みを入れます。後からカバーを付けるので、少し大き目に切り出しても問題ありません。ヘラで節目を付けたらカットして端処理を行います。

 

窓枠周りの張り替えDIY法

窓枠は部分的にカットした壁紙を数枚貼り合わせていくので、柄のないクロスを選びましょう。事前準備として壁紙は余分を多めにとり、カットしておく必要があります。

貼り付け方法は、基本のDIY法と同じです。窓枠の角部分はコンセントの時と同じように形を切り取り、余分な分をカットします。窓枠に向かって斜めに切込んだら、あとは角の処理を行うだけです。難しそうな場所ですが、ポイントをしっかり抑えればきれいな仕上がりになりますよ。


天井の壁紙張り替えDIY法

天井の壁紙を張り替え作業は、DIY初心者の方だけではなく慣れない作業で大変です。事前に張り替え方法やポイントを頭に入れておくと失敗を防げます。

手順通りの方法で行えるよう、道具の準備を怠らないようにしておきましょう。天井のクロス貼りは、プロでも貼り直しが多いので、糊付きのものかシールタイプをおすすめします。

手順①

まずシーリングカバーを外します。シーリングカバーは外したら最後まで使わないので、邪魔にならないところに片付けが必要です。天井は全面に一気に貼れないため、作業前に壁紙のカットを済ませておきましょう。また足場も準備しておきます。

準備が整ったら、早速DIYにとりかかります。まず事前に用意したクロスを1枚持ち、長い方の端から80cmほどを壁に固定します。短い方の端も貼り付けて位置決めができたら、一気に貼り付けていきましょう。壁紙の糊が乾かなければ、何度でもやり直すことができるので安心してください。

手順②

天井のDIY法は、最初の位置決めができれば、あとは基本の張り替え方法と一緒です。コンセントや端の処理は、それぞれのDIY法を参照してください。

2枚目を貼る場所に目印になるマスキングテープを貼ることで、簡単に位置決めができて便利です。クロスが重なった部分は、端から5cmの場所にカッターを入れて余分なところを取り除きます。継ぎ目はローラーで圧着し、きれいに仕上げましょう

DIY抑え棒で天井の張り替え作業を楽に

天井の壁紙張り替え作業は一人で行うのは大変です。できれば2人での作業をおすすめします。位置決めの際に、もうひとりが壁紙を持って支えてくれるだけでも、張り替え作業がとても楽になりますので、協力者を頼んでおきましょう。

ワイパーとダンボールで作るDIY抑え棒があると、天井にクロスを貼り付ける道具として便利です。背が低い方でも、ワイパーを伸ばせば天井まで届くので、ぜひ作ってみてください。張り替え作業が楽になりますよ。

壁紙を張り替えて部屋を自分好みの空間に!

Photo byPexels

ポイントを抑えて、壁紙の張り替えDIYをコスパ良く簡単に行いましょう。壁紙の劣化が気になる方だけではなく、おしゃれな部屋作りがしたい方にもおすすめです。壁紙を張り替えるだけで、リフォームと同じくらい部屋の印象が変わります。DIYにぜひ挑戦してみてくださいね。

壁紙の張り替えDIYがもっと気になる方はコチラをチェック!

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