検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

太宰府天満宮の「隠れ」パワースポット。天開稲荷社の参拝方法&ご利益をご紹介!

神様からのご加護とご利益を得るため、パワースポット巡りをしている方もいるでしょう。今回おすすめするのは、福岡にある太宰府天満宮の隠れパワースポットである天開稲荷社です。今回は九州最古のお稲荷さんとも言われる天開稲荷社について、参拝方法やご利益をご紹介します。
2021年8月26日
syuka
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

天開稲荷社について

出典:https://unsplash.com

はじめに、天開稲荷社はどんなところなのか、どんな神様をお祀りしているのかなど基本的なことについてお話します。まずは天開稲荷社の基本について押さえておきましょう。基本的なことを押さえておくことで、より深くまで天開稲荷社を楽しむことができます。

天開稲荷社とは

天開稲荷社は福岡県の太宰府天満宮の境内にあり、鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から勧請され、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)がお祀りされている神社です。九州最古のお稲荷さんとしても親しまれています。

天開稲荷社という名称の示す通り、天に道が開け運気がぐんぐん上昇する神様とも。本殿の裏にある奥の院には多くの参拝者が訪れています。紅葉の中に赤い鳥居が溶け込んで見える参道は、自然に映える情景です。

天開稲荷社の基本情報

天開稲荷社

  • 住所
    〒818-0117
    福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
  • 電話番号
    092-922-8225
  • 営業時間
    開門時間 6:30~19:00
  • アクセス
    西鉄太宰府駅から徒歩約15分

天開稲荷社に参拝する際は、まず太宰府天満宮の本殿を目指してください。太宰府天満宮の本殿から裏側に回ると大楠や夫婦楠があります。その先に天開稲荷社を示す矢印が。矢印の方へ進んでお茶屋さんを過ぎると連なる鳥居が見えてきます。

天開という名前の通り小高い山の上にあるのでここからは上り坂になりますが、連なった鳥居をどんどんくぐっていきましょう。最後に少し急な石段を登ると天開稲荷社の本殿が見えてきます。

天開稲荷社参拝の注意

  • 開門時間は時期による変動あり
  • 毎週金曜日と土曜日は20:00まで開門
天開稲荷社 |太宰府天満宮

POINT

  • 当記事は2021年8月時点の情報をもとに記載しているため、実際の情報とは異なる場合があります

天開稲荷社ゆかりの神社

出典:https://unsplash.com

ここまでお話してきたように、天開稲荷社には福岡の太宰府天満宮や京都の伏見稲荷大社と浅からぬご縁があります。天開稲荷社について知るなら、その天開稲荷社とご縁がある太宰府天満宮や伏見稲荷大社について知ることもまた大事なことです。

そのため、ここでは天開稲荷社とゆかりがある太宰府天満宮と伏見稲荷大社について軽くお話します。天開稲荷社についてより知識を深めるためにも、ぜひこちらもチェックしてみてください。

太宰府天満宮について

天開稲荷社がある太宰府天満宮は福岡県太宰府市にあり、学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りする神社です。太宰府天満宮は、菅原道真公のご墓所の上に本殿を造営し、菅原道真公の御神霊を永久にお祀りしています。

太宰府天満宮に訪れる参拝者数は年間約1000万人です。全国約12000社の天満宮・天神社の総本宮ともたたえられ、学問・至誠・厄除けの神様として、日本だけでなく広く世界からも崇敬されています。

太宰府天満宮

  • 住所
    〒818-0117
    福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
  • 電話番号
    092-922-8225(太宰府天満宮社務所、受付は9:00~17:00)
太宰府天満宮

伏見稲荷大社について

伏見稲荷大社は全国に30000社あると言われる稲荷神社の総本宮です。稲荷神社は全国各地にあり老若男女を問わずに親しまれています。その稲荷信仰の原点が伏見稲荷大社がある稲荷山です。

伏見稲荷大社のご祭神である稲荷大神様が稲荷山に鎮座されたことから、神様をお守りするお社が奈良時代に建立されたという言い伝えも。魔力に対抗すると言われる朱色に染められた鳥居は、願いごとが通るようにとの言葉遊びになっています。

伏見稲荷大社

  • 住所
    〒612-0882
    京都府京都市伏見区深草薮之内町68番地
  • 電話番号
    075-641-7331

伏見稲荷大社

天開稲荷社の参拝方法

出典:https://unsplash.com

天開稲荷社の参拝方法は、他の神社とは少し違うところがあります。基本は他の神社と同じですが、天開稲荷社でしかできない参拝方法です。ここからは天開稲荷社独自の参拝方法をご紹介します。天開稲荷社へのお参りを予定されている方はあらかじめ確認しておきましょう。

天開稲荷社の参拝方法①お清め

天開稲荷社に参拝するときは、まず天海水の手水舎で両手と口を清めましょう。どの神社でも参拝するときにはまず初めに行うべきことです。口を漱ぐときには柄杓に直接口をつけてはいけません。柄杓から手のひらに水を流し、その水で口を漱ぐのがマナーです。

お清めが終わったら本殿に向かいましょう。太宰府天満宮と比べると大きさがかなり違う本殿ですが、天に運が開ける開運のご利益がある伏見稲荷大社の神様がいらっしゃいます。

天開稲荷社の参拝方法②十二支鈴参り

本殿には12の鈴があり、それぞれの紐に十二支の動物たちが描かれています。まず自分の干支の紐が付いた鈴を鳴らし、最後に中央の大鈴を鳴らしましょう。これを十二支鈴参りといいます。天開稲荷社ならではの参拝方法です。

鈴は大きく鳴らした方が神様に願いが届くといいます。鈴を鳴らしたら2回お辞儀、2回拍手、1回お辞儀をして願い事を祈りましょう。これは「二礼二拍手一礼」といってどの神社でもやるべき参拝の作法です。

天開稲荷社の参拝方法③奥の院

本殿の参拝を終えたら奥の院への参拝も忘れずにしましょう。天開稲荷社の境内を見渡すと奥の院への道を示す矢印があります。矢印の先には石段があり、石段を登って鳥居を潜ると本殿のちょうど裏にある祠が奥の院です。

中には祠があります。腰かがめての姿勢になりますが、こちらにも参拝しましょう。1人ずつしかお参りできないほどの小さな空間ですが、その分神様が1人1人の話をきちんと聞いてくださっているようでもあります。

天開稲荷社でできること

出典:https://unsplash.com

神社にはお守りや御朱印など、その神社ならではのものがあります。天開稲荷社も例外ではありません。ここからは天開稲荷社でしかできないことについてご紹介します。太宰府天満宮の境内にあるからといって侮ってはいけません。

天開稲荷社のお守り

天開稲荷社には複数種類のお守りがあります。なかでもひときわ目を引くのが、満福守(まんぷくまもり)という開運のお守りです。黄色くて丸いかわいらしいデザインの満福守は、福が満ちると書くのでどんな願いでも叶いそうなお守りとなっています。

願い事がたくさんあるとそれに合わせて数種類のお守りを集めたくなりますが、満福守ならひとつ持っているだけでどんな願いもかなえてくれるでしょう。ご利益あること間違いなしです。

天開稲荷社の御朱印

天開稲荷社の御朱印は、太宰府天満宮の授与所でいただくことができます。御朱印には天の印が3つあり、まさに開運のご利益ありという感じです。

ここで注意してほしいのが、授与所に行ったら必ず「天開稲荷社の御朱印を」と申し出てください。天開稲荷社も太宰府天満宮も同じ授与所のため、ただ「御朱印を」だけでは天開稲荷社の御朱印ではなく太宰府天満宮の御朱印になってしまいます。天開稲荷社の文字と天の印が入りません。

天開稲荷社の御狐様


神社の入り口には神様の使いとして狛犬が鎮座していますが、天開稲荷社には御狐様がいます。昔からお稲荷様の使いは狐の姿をしていると言われており、天開稲荷社の御狐様は白い毛並みで人々に幸福をもたらすと言われる白狐です。

天開稲荷社に限らず全国の稲荷神社には、古くからいなり寿司やお揚げをお供えする風習があります。これは、お稲荷様の使いである御狐様の好物がいなり寿司やお揚げであると言われていることが由来です。

天開稲荷社のパワースポット

出典:https://unsplash.com

天開稲荷社は、太宰府天満宮の裏手の奥まったところにあるため、境内全体がパワースポットといっても過言ではありません。また、それに加えてここは特にパワーがあるという場所もあります。

ここからは天開稲荷社にあるパワースポットについてご紹介します。パワースポットにも足を運べば、より開運のご利益があるかもしれません。天開稲荷社へのお参りを予定されている方は、ぜひこれらのパワースポットにも訪れてみてください。

天開稲荷社のパワースポット①奥の院

冒頭で触れた奥の院ですが、実は天開稲荷社の一番のパワースポットです。天開稲荷社の本殿の裏手にあり、古墳を思わせる作りの奥の院の中は、外にいると聞こえる風や近隣の音も聞こえなくなります。

小さく静かな空間の奥の院では、まるで神様と一対一でお話しているようでとても神秘的。神様と自分だけの秘密のお話のようでおもしろくもあります。神様と2人きりになれる空間は他にはないでしょう。ご利益あること間違いなしです。

天開稲荷社のパワースポット②梅の種納め所

太宰府天満宮の裏手に回って天開稲荷社に向かう道沿いにあるのが2つ目のパワースポットの梅の種納め所です。菅原道真公が好んでいたと言われる梅の種が納められています。その菅原道真公が好んでいた梅の種には神様が宿ると信じられていたのだとか。

神様が宿る梅の種は粗末に扱えないということから設けられたそうです。いかに神様が庶民の生活に溶け込み慕われていたかがわかります。梅の種を納めてご利益を祈願してみましょう。

天開稲荷社のパワースポット③大楠・夫婦楠

こちらも冒頭で少し触れましたが、太宰府天満宮の裏手にある大楠と夫婦楠が3つ目のパワースポットです。楠は福岡を含む九州ではよく見かける木で、山々や公園で人々に寄り添い心を穏やかにしてくれます。

太宰府天満宮の裏手から天開稲荷社までにも何本もの大楠がありますが、その中でもひと際仲睦まじく立っているのが夫婦楠です。この夫婦楠は国の天然記念物にもなっており、開運や良縁のご利益があると言われています。

天開稲荷社周辺のおすすめポイント

出典:https://unsplash.com

天開稲荷社には本殿やパワースポットのほかにもおすすめのポイントがあります。せっかく天開稲荷社に行くならこちらにも足を運んで、よりご利益にあやかってみてもいいかもしれません。ここからは天開稲荷社のおすすめポイントをご紹介します。

天開稲荷社周辺のおすすめポイント①お茶屋

天開稲荷社に向かう道すがらにはお石茶屋というお茶屋さんがあります。店名の由来は、明治から大正にかけて筑前(九州の福岡)三美人に数えられたお石さんという方が始めたお茶屋さんだからだそうです。

お石茶屋では四季折々の季節を眺めながら福岡名物の梅ヶ枝餅などを楽しむことができます。梅ヶ枝餅は福岡で食べられている焼餅です。小豆餡を包んだ餅の記事に梅の刻印が刻まれています。梅の味や香りがするわけではありません。

お石茶屋

  • 住所
    〒818-0117
    福岡県太宰府市宰府4-7-43
  • 電話番号
    092-922-4045
  • アクセス
    西鉄太宰府駅から徒歩約10分太宰府天満宮大駐車場から徒歩約12分
  • 駐車場
    なし
    太宰府天満宮の駐車場にお停めください
  • 営業時間
    10:30~16:30
  • 定休日
    不定休

お石茶屋のご利用について

  • ラストオーダーは16:00

天開稲荷社周辺のおすすめポイント②太宰府天満宮


太宰府天満宮の境内にある天開稲荷社にお参りするなら、太宰府天満宮を素通りしてはいけません。こちらにもきちんとお参りしましょう。太宰府天満宮を素通りして天開稲荷社のみにお参りするなんてもってのほか、せっかくのご利益も半減してしまうかもしれません。

太宰府天満宮は福岡の歴史ある神社です。太宰府天満宮にきちんとお参りをしてから、天開稲荷社で十二支鈴参りをすることで、よりご利益を得ることができるでしょう。

天開稲荷社周辺のおすすめポイント③竈門神社

太宰府天満宮の裏手にある天開稲荷社の案内板の下には、竈門神社の案内板もあります。竈門神社は玉依姫命を主祭神にお祀りする神社で縁結びや厄除けの神様をお祀りしています。天開稲荷社からは徒歩で30分ほど。

また、昨今ブームになっている『鬼滅の刃』のファンからは聖地として注目を集めているそうです。主人公の苗字と同じ「竈門」であること、大宰府政庁の鬼門除けとしてお祀りされていることが理由だと言われています。

宝満宮 竈門神社

  • 住所
    〒818-0115
    福岡県太宰府市内山883
  • 電話番号
    092-922-4106
宝満宮竈門神社

天開稲荷社でご利益を

天開稲荷社はパワースポット

出典:https://unsplash.com

今回は、福岡にあり九州最古のお稲荷さんと慕われる天開稲荷社の参拝方法やパワースポットについてお話してきました。天開稲荷社は菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮の境内にあります。

天開稲荷社の参拝方法は十二支鈴参りというオリジナルのもの。普通の神社と同じ参拝方法ではご利益が足りないかもしれません。また、天開稲荷社には奥の院などのパワースポットもあります。開運を願って神様と秘密のお話をしてみてください。

おすすめスポットが気になる方はこちらもチェック!

今回は、福岡にある太宰府天満宮の隠れパワースポットで、九州最古のお稲荷さんとして親しまれている天開稲荷社についてお話してきました。福岡周辺には他にもおすすめのパワースポットがたくさんあります。福岡周辺のパワースポットが気になる方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。