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実は都内随一の隠れパワースポット!明治神宮の歴史や見どころを徹底紹介!

日本一の参拝者数を誇る明治神宮は、東京都内随一の隠れパワースポットでもあります。自然豊かな庭園もあり、参拝だけでなく観光を楽しむことも可能です。そこで今回は明治神宮の歴史や観光地としての見どころ、パワースポットについてご紹介していきます。
2021年8月20日
syuka
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目次

明治神宮について

明治神宮とは

出典:https://unsplash.com

東京都渋谷区にある明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社です。初詣の参拝者数が日本一の神社としても有名で、明治天皇と昭憲皇太后が崩御された際に御霊を永久に敬い、お慕いしたいとの国民の思いから建立されました。

約70万平方メートルの自然豊かな敷地には、明治神宮建立にあたって全国から献木された約10万本の木が植えられています。この森は「永遠の杜」を目指して造成されました。パワースポットとしても知られています。

明治神宮の基本情報

明治神宮

  • 住所
    〒151-8557
    東京都渋谷区代々木神園町1-1
  • 電話番号
    03-3379-5511
  • 営業時間
    開門時間は日の出、日の入りに合わせて毎月変動
  • 駐車場
    あり
    120台、6時から17時まで解放、駐車無料

周辺の駅から明治神宮へのルート
JR山手線 原宿駅
東京メトロ千代田線、東京メトロ副都心線 明治神宮前駅
徒歩1分
JR山手線、JR総武線、都営大江戸線 代々木駅 徒歩5分
小田急小田原線 参宮橋駅  徒歩3分
東京メトロ副都心線 北参道駅 徒歩5分

明治神宮

POINT

  • 当記事は2021年8月時点の情報をもとに記載しているため実際の情報とは異なる場合があります

明治神宮でできること

明治神宮のお守り・おふだ

明治神宮には健康、学業、縁結び、厄除け、交通安全などさまざまな種類のお守りがあります。また、家内安全や商売繁盛などのおふだも。おふだは紙製のものと木製のものがあり、明治神宮のみしるしとしてご家庭の神棚にお祀りするものです。

また、大御心という明治神宮独自のおみくじもあります。大御心は吉凶を占うものではなく、明治天皇や昭憲皇太后が詠まれた人倫道徳の指針となる教訓的な和歌に解説文英訳を付けたものです。

明治神宮のご祈祷

明治神宮では、神楽舞を奉納してご家族の幸せを願う家内安全、厄除け合格祈願、お宮参りや七五三詣などを随時執り行っています。また、会社の繁栄を願う社運隆昌や商売繁盛の祈願など、法人のご祈祷も可能です。

ご祈祷をご希望される場合は、本殿の右側にある神楽殿正面受付で申込用紙に記入のうえ申し込んでください。法人など団体での申し込みを希望される場合は事前に予約をしておくとスムーズにご祈祷できます。

明治神宮の神前結婚式

出典:https://unsplash.com

明治神宮では、日本の神様に2人の愛を誓う神前結婚式を行うこともできます。厳正な空気に包まれた神殿で神様に愛を誓う時間は息を吞むように美しく、清らかなものです。

自然豊かな庭園で行われる神前式は都会の喧騒が届かないため、東京都内にもかかわらずまるで別世界にいるかのような雰囲気。神前式は明治天皇と昭建皇太后がご結婚の儀式を行われたことに由来しており、これを機に民間でも執り行われるようになりました。

明治神宮の歴史

明治神宮は大正9年に建立されてから100年余りと、他の神社と比べるとその歴史は浅い方です。ですが、建立から今日に至るまでにはさまざまな歴史がありました。一体どんな歴史があったのか、詳しく見ていきましょう。


歴史①明治神宮は大正9年に建立

明治45年に明治天皇が、大正3年に昭建皇太后が崩御され、お2人は京都の伏見桃山陵、伏見桃山東陵に埋葬されました。これを受けて国民の間から東京都内に「お2人のご神霊をお祀りした神社」の建立を求める声が沸き上がります。

それにこたえる形で、御料地(皇室の土地)としてお2人と縁が深く、思い出の場所でもある都内の代々木の地にお祀りすることに。そうして大正9年11月に明治神宮が建立されました。

歴史②東京大空襲で被災するも再建

1945年の太平洋戦争の際、都内はアメリカ軍の空襲に見舞われ、明治神宮は本殿などの主要な建物が焼失してしまいました。ですが庭園は植栽された広葉樹が延焼を食い止めたため、戦火を逃れた人々がつかの間の安寧を求めて避難してきたといいます。

戦後「明治神宮の復興なくして日本の復興はない」という機運が高まり、国内外を問わず多くの浄財が寄せられました。それにより復興造営が行われ、昭和33年に現在の姿となります。

歴史③大鳥居の再建

南参道と北参道の出会い口にあり明治神宮の顔ともいえる大鳥居は、昭和41年の落雷によって一度右側の柱が破損しています。そのため、昭和50年に新しい鳥居が再建されました。

初代の鳥居にも、二代目の鳥居にも樹齢1200年を超える大檜が使われています。また、落雷で破損した鳥居は埼玉県にある大宮氷川神社の二の鳥居として昭和51年に移設されました。第二のお役に立っています。

歴史④神楽殿の建立

神楽をという舞を奏するための神楽殿が平成5年に建立しました。以来明治神宮の神楽殿では舞の奉納のほか家内安全や厄払い、お宮参りや七五三詣などのご祈願を毎日行っています。お守りや御朱印の授受も神楽殿です。

また、平成14年には明治天皇ご誕生150年記念の境内施設整備事業の一環として社務所が新築されました。明治神宮に関する各種お問い合わせは社務所までお願いいたします。

明治神宮はパワースポット

出典:https://unsplash.com

境内全体がパワースポットとも言われる明治神宮には、さまざまなパワースポットがあります。これらのパワースポットにはさまざなご利益があり、パワースポットを巡ることで悪い気が浄化され清らかな心地になるでしょう。

明治神宮でパワースポット巡り

明治神宮の広い境内にはさまざまなパワースポットがあります。すべてのパワースポットを巡ろうとすると1時間半程度時間はかかりますが、自然の中景色を見ながらのパワースポット巡りも楽しいものです。

明治神宮には南参道・北参道・西参道の3つの参道がありますが、パワースポット巡りをする場合は大鳥居がある南参道がおすすめ。パワースポットを巡る際は歩きやすい服装と靴をご用意のうえ時間に余裕を持ってお出かけください。

パワースポット①清正の井戸

ひとつ目のパワースポットは清正の井戸です。清正の井戸はその名の通り戦国武将の加藤清正が掘ったと伝えられています。神聖な雰囲気漂う清正の井戸は東京都内では珍しい自然の湧水が染み出す井戸です。

清正の井戸は長年明治神宮御苑の奥にひっそりとたたずんでいましたが、テレビで悪い気が浄化されるパワースポットとして紹介されると一躍有名になりました。以来多くの人々が清正の井戸を観光するために明治神宮を訪れています。

パワースポット②夫婦楠

ふたつ目のパワースポットは夫婦楠です。夫婦楠とは明治神宮の本殿前にある御神木のことで、2本とも幹周りが3メートル以上あり樹齢100年ほどと推定されています。生い茂る葉が重なり合うさまは、離れてみると大きな1本の木のようです。

夫婦楠は明治神宮屈指の縁結びパワースポットとして人気となっています。夫婦楠は御神木、つまり神聖な存在です。パワースポットだからといって触れるようなことは決してしないでください。

パワースポット③亀石


3つ目のパワースポットは亀石です。亀の形に見えることからその名がついた亀石はかなり大きく、囲いなどは特にないので触ったり、乗ったりすることもできます。写真撮影も可能です。

公園のような雰囲気が漂う亀石は浄化のご利益があるパワースポット。亀は「鶴は千年亀は万年」という言葉があるように縁起がいいものとされています。また、古代中国の四神・玄武のように明治神宮を守護している存在と考えることも可能です。

パワースポット④さざれ石

4つ目のパワースポットはさざれ石です。さざれ石は石灰質の小石がくっついて大きくなったものの総称で、全国の石灰質の山で見つかります。さざれ石には浄化の作用があるとされ、パワーストーンとしても人気です。

また、日本国歌の歌詞に登場するさざれ石のことでもあります。さざれ石は国歌発祥の地と言われる岐阜県で採取され、明治神宮に奉納されました。国歌の歌詞になるほどの石ですから、パワースポットになるのも納得です。

パワースポット⑤本殿・拝殿

神社に参拝することで神様のご加護を受けようとしているので、本殿や拝殿も当然パワースポットです。神社の参拝のおいてご祭神を祀る本殿や拝殿を拝礼することが何よりも大切。なので他のパワースポットを巡る前にまず本殿と拝殿に拝礼しましょう。

本殿・拝殿は境内全体がパワースポットだと言われている明治神宮全体のパワーが集中する場所です。そのため、お参りすることでパワースポット巡りをより完全なものにできるでしょう。

パワースポット巡りのおすすめルート

パワースポット巡りということは広い境内を散策するということですから、あらかじめどのルートで行くか計画を立てておくのがベストです。おすすめのルートは南参道から入って本殿にお参りし、夫婦楠、さざれ石、清正の井戸、亀石と巡るルート。

小道に入らなくても回れるルートなので、比較的迷わずにパワースポット巡りができます。自然を楽しみながら観光感覚でパワースポット巡りしたい方は、亀石から先に回るのもおすすめです。

明治神宮の見どころ

境内全体がパワースポットともいわれる明治神宮には、パワースポットのほかにも観光地としての見どころがあります。参拝やパワースポット巡りだけでなく、都内では少ない自然豊かな庭園などの見どころをゆっくり観光することも可能です。観光地としても楽しみたい方はぜひこちらもチェックしてみてください。

見どころ①自然豊かな庭園

見どころのひとつ目は自然豊かな庭園です。明治神宮の庭園はかつては畑が広がり荒れ地のような景観でしたが、人々が静かに祈りを捧げる「永遠の杜」を作るため全国から約10万本の木が植樹され自然あふれる姿に。

庭園にはランやユリなどさまざまな草花があり、四季折々の彩りを見ることが可能です。また、ナナフシやシオカラトンボなどの昆虫やニホントカゲなど、自然の少ない東京都内では見かけることの少ない生き物もいます。

見どころ②明治神宮御苑

見どころのふたつ目は明治神宮御苑です。本殿の南側に広がる明治神宮御苑は、江戸時代は加藤家や伊井家の屋敷の庭園でした。明治時代に宮内省の所轄となり、南豊島御料地と呼ばれるようになります。その後明治天皇が昭建皇太后のために遊歩庭園として整備されました。ご祭神縁の花菖蒲などが楽しめます。

明治神宮御苑
期間 開苑時間 閉苑時間
3月~10月 9:00 16:30
11月~2月 9:00 16:00
6月中 8:00 17:00

明治神宮御苑のご利用について

  • 年中無休
  • 御苑維持協力金(入苑料)500円
  • 6月の土日は18:00閉苑

見どころ③明治神宮ミュージアム

見どころの3つ目は明治神宮ミュージアムです。令和元年に開館した明治神宮ミュージアムは、目地神宮のご祭神である明治天皇と昭建皇太后に縁のある品々を末永く保存・展示するために建てられた施設です。鎮座百年祭記念事業の一環として開館しました。

明治神宮ミュージアム
開館時間 10:00~16:30
休館日 毎週木曜日、展示替期間
入館料 一般1,000円/高校生以下900円/小学生未満無料/団体(20名以上)900円

明治神宮ミュージアムの利用について

  • 最終入館は閉館時間の30分前まで
  • 木曜日が祝日の場合は開館
  • 小学生以下の入館は保護者同伴で
  • 障がい者手帳をお持ちの方はご本人のみ無料

見どころ④杜のテラス

杜のテラスは再生と循環をテーマにしたカフェで、本殿の北側にあります。豊かな自然に囲まれた杜のテラスは、まるで森のリゾートを訪れたような雰囲気で、東京都内にいるのを忘れそうです。

全体的にウッド調で優しい雰囲気の杜のテラスではコーヒーや紅茶、ケーキなどが楽しめ、9時から閉門時間まで営業しています。パワースポット巡りや観光の途中で休憩するのにもいいでしょう。

杜のテラスのご利用について

  • 閉門時間は月によって異なる
  • ラストオーダーは閉店の30分前

見どころ⑤南参道

先ほども少し触れましたが、明治神宮には北・南・西に3つの参道があります。本殿の南に延び、一番大きな南参道には酒樽が立ち並ぶエリアが。参道の右手に酒樽、左手にワイン樽が並んでおり、これらは全国の蔵元から奉納されました。

ワイン樽があるのは明治天皇がワイン好きだったからだそう。100以上の酒樽やワイン樽が立ち並びちょっと変わった雰囲気の南参道のこのエリアは、パワースポットとして紹介されることもあります。

明治神宮のパワースポットでご利益を

パワースポットの明治神宮

出典:https://unsplash.com

今回は明治神宮の歴史や見どころ、パワースポットについてお話してきました。明治神宮は建立から100年ほどと歴史は浅いですが、明治天皇をお祀りしていることから皇室とも縁が深くパワースポットしても広く知られています。

自然豊かな庭園などの見どころもあり、庭園を散策しながらのパワースポット巡りは心が落ち着く癒しのひとときです。みなさんもぜひ一度明治神宮に足を運んでパワースポット巡りや観光をしてみてください。

周辺のパワースポットが気になる方はこちらもチェック!

今回は明治神宮の歴史やパワースポットについてお話してきました。パワースポット巡りと観光を同時に楽しめる明治神宮ですが、東京都内には他にもおすすめのパワースポットや観光地がたくさんあります。都内でおすすめのパワースポットや観光地が気になる方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。