京都瑠璃光院と紅葉がマッチ!
京都の瑠璃光院は、紅葉が綺麗に見えるとSNSで話題となり一気に注目を浴びた紅葉スポットです。幻想的な風景に飲み込まれるような感覚が、観光客を虜にするほど見ごたえ十分で見るために整理券が配られるほど人気スポットとなります。
今回は、そんなSNSで一気に話題になった京都の瑠璃光院の見どころや、いつから見られるのか、おすすめの期間などをご紹介していきます。「秋の風物詩を見に行きたいけどどこにしよう」と悩んでいる方は、ぜひこの機会に京都で秋を堪能しましょう。
京都瑠璃光院について
瑠璃光院は、京都市左京区上高野にある浄土真宗の寺院で、元々は別荘として造園されたものでした。明治時代に建設され、その敷地面積は1万2000坪と広大。数寄屋造りの建物と日本庭園を有する歴史ある寺院になります。
普段は一般公開されておらず、春(4月~6月)と秋(10月~12月)の時期限定公開とされているので、見に行ける方は非常に貴重な観光になります。ぜひ、この秋の思い出にしてください。
「やすらぎ」と「いこい」の郷
瑠璃光院のある「八瀬」という地は、壬申の乱で傷ついた後の天武天皇が、「八瀬のかま風呂」で傷を癒されたことから「やすらぎ」の場として兵士たちの間で長年愛されてきました。そして、現在の瑠璃光院へと大改築されています。
その後、文化財の保護と公益を目的に一般公開されるようになると、瑠璃光院は観光客の「やすらぎ」となり「いこい」の場として多くの方々に、知られるようになりました。ぜひ、皆さんも「やすらぎ」を感じてみてはいかがですか。
瑠璃光院の紅葉の見どころ3選
瑠璃光院の見どころを、まとめて紹介していきます。寺院のすべての場所から紅葉の景色が見られますが、それぞれの場所の景色などおすすめを山門から順に紹介するので、観光をイメージしながら見ていくと楽しめていいでしょう。
瑠璃光院の見どころとともに、敷地内から感じられる紅葉の魅力を想像しながら見るとより本番の紅葉が楽しみになること間違いなしです。瑠璃光院に行く前のイメージトレーニングと思って参考にしてください。
瑠璃光院の紅葉見どころ:①山門
まずは、寺院の顔となる「山門」です。山門の時点で、オレンジ色に染まった紅葉が山門を覆うように見えるのが特徴になります。山門をくぐると、優雅に泳ぐ錦鯉や橋の上から見る紅葉は非常に魅力的で、様々な景色を楽しめるのでおすすめです。
ゆっくりと登る参道には、100種類以上の紅葉が植えられており、左右からそれぞれの紅葉の色彩が合わさって幻想的な空間を醸し出し、魅力的なスポットとなります。瑠璃光院に到着からすぐに、紅葉を楽しめるのは魅力的ですね。
瑠璃光院の紅葉見どころ:➁2つの庭
瑠璃光院には、代表的な2つの庭があります。この2つの庭から見える紅葉の景色は非常に魅力的なので、それぞれ紹介していきます。それぞれの庭にも名前があり、特徴が違うので、理解してから紅葉を見に行くとより楽しめること間違いなしです。
庭のおすすめポイントなどを見て、唯一無二の紅葉を想像しながら読み進めていくと本番の観光がより楽しみになります。
瑠璃の庭
瑠璃色に輝く浄土の世界観を存分に表した瑠璃光院の主庭になります。10種類以上の緑色の苔が、絨毯のように広がり、紅葉のオレンジ色とマッチして綺麗な景色を創造します。インスタ映え間違いなしの美しい場所です。
緑の苔を縫うように以上のせせらぎが清らかに流れ、時の流れをゆっくりにしているかのような感覚になります。ここでは、時間の流れを忘れるかのような落ち着いた雰囲気が非常に人気で、普段の疲れを癒してくれます。
臥竜(がりょう)の庭
天に駆け上る竜を水と石で表現した庭で、眺める人の心を解放して、幸運をもたらすとされている池泉庭園と言われています。また、紅葉の時期になると、紅葉と池にいる鯉のオレンジ色が芸術的な景色を生み出し、絶景です。
11月頃に行われるライトアップでは、より竜が天をかけているような雰囲気になるので整理券をもらってでも見に行く価値のある空間になります。ぜひ、心を解き放ち、庭園の一部として幸運を手に入れてみてください。
瑠璃光院の紅葉見どころ:③書院2階
なんといっても、最大の見どころは書院2階から見える紅葉の景色です。ここからの景色は、SNSで広まり観光客の間で人気の紅葉スポットとなっています。周り一面紅葉に囲まれた景色が非常に綺麗で魅力的です。
一番の見どころは、机に反射した紅葉の景色です。SNS映えすることもあり女性人気が高く、机の先は立ち入り禁止ということもあり遮るものもないので、非常に綺麗に撮影できます。紅葉の時期は混雑するので、譲り合いながら自分の1枚を撮影しましょう。
紅葉のライトアップ
紅葉の見どころの一つとして挙げられるのがライトアップです。瑠璃光院の紅葉もライトアップが行われるので、非常に人気のスポットとなります。ライトアップは、臥竜の庭の紅葉で行われ、ライトアップとともに室内の照明が落ちて美しいです。
2017年から開催されている「瑠璃光院夜間特別拝観・八瀬もみじの小径ライトアップ」では、赤や青、紫など色とりどりの照明でライトアップされています。室内の暗さとライトアップの光で幻想的な雰囲気が醸し出され、見るものを魅了していきます。
いつからライトアップなのか
瑠璃光院のライトアップは、例年11月中旬から12月上旬に行われます。ライトアップは、この時期は土日限定で1日100人限定の整理券がないと入れないので注意しましょう。この時期の整理券の争奪戦は激しいので、事前に調べてから行くことをおすすめします。
時間は整理券を手に入れた人だけが分かるので朝一から整理券を獲得し、書かれた時間に限定の人数が集まります。人数が限定されているので、寺院内はそれほど混雑がないのでゆっくり堪能できるのが魅力的です。
いつから見られるのか
普段一般公開していない瑠璃光院なので、いつから紅葉が見られるのか気になりますね。瑠璃光院は、10月~12月中旬まで特別公開されます。この時期でしか見られない景色なので、多くの観光客が訪れることで有名です。
2021年の特別公開期間はまだ公表されていないので、もしいつから始まるのか知りたい方がいれば、直接お問い合わせください。例年は10月1日から一般公開されています。秋の風物詩ということもあり、公開期間も約3か月と長めになっているのが特徴です。
紅葉の見頃
紅葉にも地域で見頃が変化していきます。瑠璃光院の紅葉はいつからが見頃なのかを紹介していきます。しっかりとチェックしたうえで行くと、綺麗なオレンジ色に染まる瑠璃光院を楽しめるのでおすすめです。
見頃の時期に観光や秋の風物詩を楽しみたいと考える方も多いはずです。紅葉の見ごろの美しさは他では味わえないほど美しく、格別なのでライトアップとともに見に行って、ぜひ安らぎと感動を味わって楽しい秋をお過ごしください。
見頃はいつから
瑠璃光院の紅葉の見頃は、例年11月中旬から末頃とされています。その年によってばらつきがあり、一斉に色づくわけでもないので確実とは言えませんが、11月20以降に行くとオレンジ色に色づいた紅葉が多くみられるのでおすすめです。
10月ごろの色づき始めたころから、11月の一面のオレンジ色、12月のはかない雰囲気など、月ごとに楽しめるのも瑠璃光院の魅力です。見頃に行きたい方も、見頃前、見頃後と楽しめるところも瑠璃光院のいいところです。
混雑回避の穴場な時間帯
瑠璃光院の拝観可能時間は、10時~17時までとなっています。なので、平日は比較的午前中や拝観終了間近の時間帯が、人の流れも少なくゆっくりと自分のペースで拝観できます。落ち着いた雰囲気を楽しみたい方にはおすすめです。
休日になると、比較的観光客が多いので整理券が配布されます。整理券で30分ごとに案内されるので混雑の心配はありません。整理券に書かれた時間帯の10分前には行かないと入れなくなってしまうので、注意が必要です。
10月 | 平日・休日ともに見やすい |
11月 | 平日は多少混雑、休日は2時間ほどの待ち時間が発生するなどの大混雑 |
12月 | 落ち着いた雰囲気で平日・休日ともに見やすい |
整理券の配布
いつから整理券が配布されるのか気になる方も多いはずです。基本的には、見ごろである11月中旬から下旬の土日で整理券が配布され、2時間ほどの待ち時間が発生するくらい混雑します。早めに整理券を手に入れるのは必須になってきますね。
もし、ライトアップも整理券もなしで見に行きたいという方は、平日がおすすめです。ある程度の混雑はありますが、待ち時間もなく見れるのでゆっくりしたい方は平日に予定を開けていくといいです。
整理券の枚数
また、瑠璃光院の紅葉のライトアップは基本土日限定で毎年1日100人限定の公開になるので、毎回午前中には整理券の配布が終了してしまいます。観光の方でも、早起きして朝から整理券を手に入れるために並ぶのが良いでしょう。
その際には、交通機関の混雑も予想されるため、あらかじめ早めの時間に合わせて行くか切符などを買っておくと混雑でもスムーズに瑠璃光院に行けるのでおすすめです。瑠璃光院の整理券は激戦なので気を付けください。
瑠璃光院へのアクセス
瑠璃光院へのアクセス方法はいくつかあるので、おすすめの交通手段を紹介します。紅葉の時期は混雑も予想されるので、事前にチェックしてきましょう。また瑠璃光院には駐車場がないので、公共交通機関の利用をおすすめします。
アクセス方法を知ることで、いつから駅に向かってゆっくり瑠璃光院を拝観できるのかを考えて行動できるので詳しい時間まで調べることをおすすめします。
電車移動で脱渋滞!
こちらは、電車乗り換え2回の混雑なしで行ける便利な交通手段になります。JR「京都駅」からの電車なので、観光客にも嬉しく、スムーズに早く目的地まで行けるのが魅力的です。詳しい乗り継ぎは以下のようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
JR「京都駅」→JR奈良線「東福寺駅」で乗り換え、京都本線(鴨東線)「東福寺駅」→「出町柳駅」で乗り換え、叡山電車叡山本線「出町柳駅」→「八瀬比叡山口駅」下車→徒歩約5分で瑠璃光院に到着
地下鉄とバスの乗り換え1回!
2つ目の交通手段は、地下鉄とバスで乗り換え1回のらくらく移動です。渋滞のない地下鉄で混雑する道路を避け、バスで近くまで行けるので人気の交通手段です。地下鉄は涼しいので、秋でも暑さが苦手な方は地下鉄利用がおすすめです。
JR「京都駅」→地下鉄烏丸線「国際会館駅」で乗り換え、京都バス19系統「八瀬駅前」下車→徒歩約7分で瑠璃光院に到着
ゆっくり街並みを楽しむバス移動!
3つ目の交通手段は、バスのみで瑠璃光院に行くルートです。JRや地下鉄と違って時間はかかりますが、京都の街並みを見ながら優雅に瑠璃光院まで行けるので、時間のある観光客にはおすすめです。ゆっくりとした時間をお楽しみください。
また、バスで行くと街並みを見ながら気になった場所の近くで降りられるので、ゆっくり街並みも一緒に楽しみたい方は、バスが落ち着いていていいでしょう。
JR「京都駅」→京都バス17系統「八瀬駅前」下車→徒歩約7分で瑠璃光院に到着
瑠璃光院の紅葉まとめ
紅葉の見どころまとめ
瑠璃光院の紅葉は、10月頃から色づき始め、11月に見頃を迎えます。山門から始まり、庭での景色や書院2階からの景色は一生ものの価値があります。紅葉と神秘的な雰囲気を醸し出す空間が、秋の風物詩としての人気を誇っています。
また、見ごろの時期になると1日の拝観人数が制限されるためとても貴重な観光になります。見頃によってその風情も変わるので何度も期間中何度も楽しめるのが魅力です。最初から最後まで楽しめる瑠璃光院の紅葉を、ぜひご堪能ください。
瑠璃光院の基本情報
瑠璃光院(るりこういん)
- 住所〒京都市左京区上高野東山55
- 電話番号075-781-4001
- 定休日期間中は無休
拝観期間 | 10月1日~12月 |
拝観時間 | 10:00~17:00 |
拝観料 | 2000円 |
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紅葉は瑠璃光院だけでなく、それぞれの場所で違った特徴や見どころがあります。他の地域の紅葉もチェックすることで、紅葉という秋の風物詩を堪能して、その素晴らしさを感じてみてください。
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