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高原や琵琶湖と調和の取れた景色が見どころ!メタセコイア並木の紅葉情報まとめ!

琵琶湖のそばのマキノ高原には、紅葉の景色が讃えられるメタセコイア並木があります。迫力たっぷりな紅葉は、訪れる旅行者を惹きつける存在です。いつまで紅葉が見られるかや周辺の観光情報も含め、メタセコイア並木の魅力をお伝えします。
2021年11月1日
はぐれ猫
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マキノ高原にあるメタセコイア並木とは

滋賀県高島市にある紅葉の名所

今回紹介するメタセコイア並木は、滋賀県高島市のマキノ高原にある名所です。マキノ高原は琵琶湖の北西側に広がる標高200〜350mほどの高原地帯で、野坂山地の山々に取り囲まれています。

そんな高原に通る県道287号のメタセコイア並木は、日本紅葉の名所100選にも入るほどの絶景として全国的にも有名。調和の取れた紅葉の景色が見逃せません。(当記事は2021年8月18日時点の情報を元に掲載しています。)

メタセコイア並木周辺は観光も充実

注目のマキノ高原は、秋のシーズンの見どころに恵まれています。ちょうどメタセコイア並木に隣接する観光施設やカフェもあり、高原ならではのグルメを楽しむ上でもおすすめです。

さらに高原にはキャンプ場も複数ある上に、近隣にはコテージなどの施設も充実しています。温泉でゆっくりする楽しみも出てきたりと、マキノ高原は秋の休日を過ごすには最高なところです。

基本情報

マキノ高原のメタセコイア並木

  • 住所
    〒520-1836
    滋賀県高島市マキノ町牧野
  • アクセス
    JRマキノ駅からバスで約6分

メタセコイア並木のアクセス

車でメタセコイア並木にアクセス

高速道路を経由して行くなら、琵琶湖の東方に通る北陸自動車道を走るとよいです。最寄りの木之本ICを出たら、国道303号などを走って、西方のメタセコイア並木の紅葉スポットへ向かいます。

京都方面からは国道367号を北上するか、大津方面からは琵琶湖西岸の国道161号を北上するのが近道です。メタセコイア並木のあたりには幾つかの駐車場があるので、理想的な場所を選び出してください。

メタセコイア並木の駐車場

メタセコイア並木の紅葉の近くでは、高島市農業公園マキノピックランドの駐車場が一番のおすすめです。こちらの駐車場には普通車 230台と大型車10 台の規模があり、二輪車専用駐車場も完備しています。

北部ではマキノビジターセンターの駐車場や、赤坂山駐車場を選ぶことも可能ですが、メタセコイア並木の入口まで600〜700mを歩くことになります。並木道のレストランのお食事と駐車場を利用して、鑑賞することも可能です。

電車とバスでメタセコイア並木にアクセス

JR湖西線のマキノ駅が、目的のメタセコイア並木の最寄り駅です。マキノ駅前からは高島市コミュニティバスが出ています。紅葉の中心部まで行くなら、マキノ高原線に乗り込みマキノピックランドのバス停で降りるのがよいです。

あるいは南方のマキノ支所や、北方のマキノ高原民宿村、マキノ高原温泉さらさのバス停なども使えます。マキノ駅からマキノ北西部線の乗り合いタクシーに乗り込み、福祉センター前で下車するルートも利用可能です。

メタセコイア並木の紅葉の見どころ

①とても大きなメタセコイア


評判なメタセコイアとは、ヒノキ科の落葉樹です。日本を含む世界では太古に絶滅したと考えられていましたが、戦後に中国四川省で再発見されました。そのため、生きている化石とも呼ばれている貴重な樹木です。

紅葉するメタセコイア並木の木々は巨大で、成長すると25〜30m、直径1.5mにもなります。高さ115mに達するセコイアに似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名付けられたとのことです。日本ではアケボノスギとも呼ばれます。

植えられた経緯とは

このメタセコイア並木がマキノ町に初登場したのは、今から40年も前の1981年のことでした。日本政府が外国から譲り受けたものを、マキノ町果樹生産組合が増やし、国道沿いに植え始めたものです。

年月の経過と共にメタセコイアを植える人々が増えたことで、並木の規模がどんどん拡大しました。紅葉を見せるメタセコイアの最高樹齢は、すでに40年ほどになっているわけです。

②2.4kmに500本が連なるメタセコイア

マキノ高原にはそんな30mに達する巨大樹が、ずらりと並んでいることが大きな魅力になっています。植えられている総延長は2.4kmにもなり、数は実に500本にも達するほどの規模です。

500本もの紅葉するメタセコイア並木があるのは、琵琶湖のある滋賀県でもここだけ。日本全国に目を配ってみても、こんなにすごいメタセコイアの並木道は珍しいとのことです。

大きいものはビル10階建ての高さがあるので、遠くの方から見ても存在感はたっぷりです。遠くからメタセコイア並木の紅葉を鑑賞するのもおすすめします。

そしてメタセコイア並木に近づくほどに、その迫力は増していくものです。実際に目の前に立ってみれば、その高さと数と距離には、誰もが圧倒されてしまいます。

 

③真っ直ぐに伸びた紅葉の並木道

長大なメタセコイア並木はどこまでも真っ直ぐなことも、注目すべき見どころの1つです。全長2.4kmのうち、1.9kmに渡って曲がらずに直線の道路が続き、その両側に瀬の高い並木が続いています。

その直線上で調和の取れた姿が、メタセコイア並木が綺麗に見える魅力です。メタセコイアの並木を紅葉シーズンに鑑賞するなら、現地を少しでも歩いて真っ直ぐな様子を実感してみてください。

④メタセコイアの紅葉

季節によって表情が違うメタセコイア並木は、春の新緑、夏の深緑、冬の雪化粧も魅力的です。そして秋のシーズンになると巨大な樹木がいっせいに色づき始めて、いつまでも見ていたいほど人々の心を奪います。

背の高いメタセコイアは、その全体の葉っぱが黄色に染まり、やがて燃えるようなオレンジ色や煉瓦色に見せるのが特徴です。そんな紅葉の木が500本も連なっているので、周囲の紅葉よりも見応えがあります。

メタセコイアの紅葉トンネル

秋のシーズンに道路に立てば、大きな見どころとなるのが紅葉のトンネルです。メタセコイア並木は、場所によっては両側の樹木の枝葉がくっついている場所があり、そこは紅葉のトンネルとなって見事な調和した風景を作っています。

真っ直ぐに伸びる紅葉のトンネルは、道路の中央がきれいに見えるポイントです。いつまでも見入ってしまう紅葉トンネルは、写真撮影をする人々が絶えません。しかし車には注意して、撮影に挑んでみてください。

⑤周囲の風景との調和

このメタセコイア並木の紅葉は、周囲の風景との調和も見事であると言われています。両側には広大な田畑が広がり、秋には刈り取られた金色の稲と調和した姿も、おすすめできる風景の見どころです。

周囲に遮るものがないので、並木道からは野坂山地の山の稜線もはっきり見えます。野坂山地は秋に樹木が紅葉しているので、これまたメタセコイアとの調和が綺麗です。

メタセコイア並木の紅葉の見頃


紅葉はいつからいつまで見られるか

毎年メタセコイア並木が色づきはじめるのは、マキノ高原が秋に入った11月からです。紅葉の見ごろの時期は、11月の下旬のシーズンからスタートし、当初は黄色い葉っぱが楽しめます。

いつまで紅葉の見頃が続くかですが、冬のシーズンの12月下旬までメタセコイアの紅葉のは楽しめます。12月にはオレンジ色から徐々に色を変えていくので、週ごとに訪ねてみるのもよいでしょう。

紅葉の見頃の時期の混雑

マキノ高原で紅葉が始まる頃、紅葉狩りの観光客が徐々に増え始めます。特に秋から冬にかけての休日は、観光客で混雑するスポットです。きれいな見頃になれば、平日でも混雑する可能性があります。

いつまで混雑するかですが、紅葉が終わりを迎える12月の下旬頃までは、多い人出が予想されます。特にメタセコイア並木に近い観光スポットは、混雑率が高くなるところです。人がいない早朝を狙ってみるのもよいでしょう。

メタセコイア並木周辺の観光地

高島市農業公園マキノピックランド

メタセコイア並木がとても鑑賞しやすい、マキノ高原のピックランドは人気スポットです。紅葉するメタセコイア並木に寄り添った場所にあり、この施設が巨大な並木道の発祥の地となりました。

ピックランドはりんご狩りやぶどう狩りができる果樹園が見どころの1つで、名物を提供するレストランも併設しています。グラウンドゴルフを楽しんだり、地域の特産のお土産を購入するにも欠かせないところです。

イベントやグルメも楽しめる

ピックランドでは毎月第1日曜日、フリーマーケットのイベントが開催されます。メタセコイア並木の紅葉を眺めつつ、ハンドメイド品やグルメなど多彩なアイテムを入手できるので注目です。

秋の暑い日なら、名物のジェラートを頼んでみてください。マキノ茶や白ぶどうなどの珍しいジェラートがおすすめです。レストランでは高島市の郷土料理である、高島とんちゃん焼きや鯖の九重味噌煮などの定食も人気があります。

基本情報

高島市農業公園マキノピックランド

  • 住所
    〒520-1834
    滋賀県高島市マキノ町寺久保835−1
  • 電話番号
    0740−27−1811
  • 公式サイトURL
    https://pic-land.com/

②琵琶湖里山オートキャンプ場

マキノ高原の秋のシーズンは、琵琶湖里山オートキャンプ場の人気が高まります。高原のキャンプ場は、オープンサイトや林間サイトなどがあり、ソロキャンプなら1泊3,000円と格安です。

キャンプ場内にはミニサッカー場、フットサル、ドッグラン、水遊び池など娯楽の要素が充実しています。メタセコイア並木が近くにあるので、紅葉を見に行く散策を楽しんでみてください。

基本情報

琵琶湖里山オートキャンプ場

  • 住所
    〒520-1826
    滋賀県高島市マキノ町辻27
  • 電話番号
    0740-27-0301

③葉山珈琲メタセコイアGARDEN店

人気の葉山珈琲メタセコイアGARDEN店は、メタセコイア並木の観光にもぴったりです。まだオープンしたばかりの真新しい建物はおしゃれな印象。屋外の紅葉の景色を眺めながらお食事ができます。

名物のメタセコイアガーデンカレーは、葉山珈琲のオリジナルのイチオシグルメです。本日の焼きサンドやMGバーガーもお昼には食べたい一品。高島名物とんちゃんサンドという、珍しいグルメも待っています。


基本情報

葉山珈琲メタセコイアGARDEN店

  • 住所
    〒520-1836
    滋賀県高島市マキノ町牧野505−2
  • 電話番号
    0740−20−9021
  • 公式サイトURL
    https://website--8237125500116393863230-cafe.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral

①マキノ高原温泉さらさ

メタセコイアの並木道の北に行くと、マキノ高原温泉さらさがあります。高島市を代表するさらさはマキノ高原スキー場(春〜秋はキャンプ場)や山岳に接するロケーション。広い駐車場があり、お食事も楽しめる観光拠点です。

館内のレストランでは、とんちゃん定食や、味付けかしわなどの名物をいただけます。休憩施設も完備しているので、メタセコイア並木の紅葉に見入ったあとは、ぜひ訪れてみたいものです。

温泉とバーデゾーンが楽しめる

さらさには満天星(どうだん)と風鈴(ふうりん)と名付けられた、50人規模の男女別浴場があります。どちらも広い内湯に加え、四季の自然や星空が見える露天風呂、そしてサウナまでも併設するところです。

そして200名が入れる水着着用のバーデゾーンも、温泉さらさにいつまでも滞在したい魅力になっています。屋外ジャグジーやウォーキングゾーンがあるので、メタセコイア並木の紅葉を眺めたあとの疲労回復の目的にもおすすめです。

基本情報

マキノ高原温泉さらさ

  • 住所
    〒 520-1836
    滋賀県高島市マキノ町牧野931-3
  • 電話番号
    0740-27-8126
  • 公式サイトURL
    http://makinokougen.co.jp/publics/index/224/

メタセコイア並木の紅葉を見に行こう

迫力の紅葉と観光を楽しみたい

マキノ高原の立派なメタセコイア並木は、秋が楽しみになる特大級の見どころでした。日本でも指折りな紅葉の並木道は、観光にお出かけして損はない魅力に満たされています。

しかも周辺にはグルメの観光名所もあり、いつまでも堪能したい温泉やキャンプ場までも揃うので、観光プランは充実です。秋のシーズンを迎えたら、高島のメタセコイア並木を見に行ってみたいですね。

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