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京都嵐山を観光するなら外せない名所!厳かな絶景の常寂光寺の紅葉情報まとめ!

秋になると紅葉狩りや紅葉で有名な京都に観光に出かける人もいるでしょう。中でも右京区にある嵐山の常寂光寺は外せない名所で、常寂光寺の展望台からは嵐山の紅葉を一望できるんです。嵐山の常寂光寺の見所や最寄り駅、駐車場や駐輪場、見学時間、拝観料などを詳しく紹介します。
2021年8月28日
naodesu0118
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目次

京都・嵐山で紅葉の見物を

秋の紅葉シーズンになると京都市内は観光客で大混雑します。清水寺や大原などがありますが、最も人気なのが嵐山です。嵐山には多くの寺院や神社が集まり、渡月橋や花灯路など観光スポットも多く存在。渡月橋周辺は飲食店やお土産屋が並び、日々観光客で賑わっています

(2021年8月現在、新型コロナウィルスの影響で休業などをしている所もあります。最新の情報の確認や予約して行くようにしてください。)

嵐山までは行く方法を紹介

嵐山の電車の最寄り駅は、JRだと嵯峨嵐山駅、阪急や嵐山電鉄、通称「嵐電」などでもアクセス可能で、京都市中心部や大阪から簡単に行けるでしょう。観光タクシーなどを使う観光客も多いです。事前に予約などをしておくのもいいですね。

嵐山にある右京区とは?

嵐山は京都市右京区にあります。右京区は京都市内の西側に広がっており、京都市の中では最大の面積を誇る区です。妙心寺や太秦、龍安寺、仁和寺、保津峡など嵐山以外にもたくさんの観光スポットがあります。嵐山を含めて観光して回るのもいいでしょう。

嵐山までのアクセス方法

嵐山まで最寄り駅を利用していくのもいいですが、レンタカーやレンタサイクルを使うのもいいでしょう。京都駅からは車で30分くらい、自転車では1時間くらいです。自転車だとやや時間はかかりますが、秋の風が気持ちよく感じられます。ただ、秋の京都はかなり混雑しますので、時間にはゆとりを持って、事前に予約が必須となるでしょう。

駐車場や駐輪場は?

嵐山には市営の駐車場が多くあるので、車で行っても駐める所には困らないでしょう。紅葉シーズンの土日は一方通行などの通行規制、駐車場も混雑するので注意しましょう。駐輪場も有料ですが、ありますので、自転車で回っても問題ありません。

寺院などによっては駐輪場がない所もあるので、嵐山を見て回る時は、徒歩行うのがおすすめです。事前予約はしていない所も多いので、時間に余裕を持って動きましょう。

常寂光寺とは?

Photo by casek

常寂光寺について詳しく紹介します。常寂光寺は右京区の嵯峨小倉山にある日蓮宗の寺院です。平安時代から伝わる土地で、日蓮宗が開かれたのは安土桃山時代と言われています。多宝塔は重要文化財にもなっており、歴史の深い場所です。常寂光寺からみる紅葉がなんと言っても絶景と言われています。

小倉山は昔から有名で歌で詠まれるほど

常寂光寺のある嵯峨小倉山は、平安時代から嵯峨野の地で、皇族や貴族の離宮など景勝地として有名でした。百人一首でも詠まれるほど有名な山で、桂川の北側に位置しています。小倉山の周辺には小倉山の百人一首に関する歌碑も設置されているほどです。

小倉山はハイキングコースとしても人気です。常寂光寺見学とハイキングを一緒に行うのがいいでしょう。

常寂光寺の庭園と展望台が人気


Photo by Mr.Sai

常寂光寺には、仁王門や山門といったさまざまな門から本堂に繋がっているのです。常寂光寺に入って一番手前にあるのが受付のある山門です。常寂光寺の山門は太い角材を格子に組んで造られ、江戸後期に作り変えられたものが今も現存します。門を閉めていても角柱の格子の間から参道が見えるような造りです。

メインは仁王門と本堂

常寂光寺の山門をさらに登ると、仁王門があります。常寂光寺の仁王門は1300年代に建立され、1616年に現在の位置に移築しています。常寂光寺の境内では最も古い建築物です。一方、常寂光寺の本堂は二層の葺きの屋根で、1932年に大修理が行われ、今の本堂の形となりました。

常寂光寺の展望台から四季折々の景観が

常寂光寺は四季でさまざまな景色を楽しめます。秋の紅葉は嵐山や嵯峨野の中でも一番を誇る絶景です。紅葉のシーズンは11月中頃で、モミジやカエデを中心に紅や黄色に染まる木々を楽しめます。平安時代からの紅葉の名所だったんです。

秋以外の季節でも景色を楽しめる

常寂光寺の春はツツジやヤマザクラ、ツバキなどの花々があり、3月下旬から五月上旬は特に春の草花が咲き誇ります。新鮮な空気の吸うなら春がおすすめです。夏は青葉やコケなどの新緑を、冬には歴史的景観に雪が舞い、常寂光寺をはじめ、小倉山や嵯峨にうっすら積もる雪を楽しめます。

年中行事も

常寂光寺では、花灯路の期間中にライトアップされています。常寂光寺の紅葉がより美しく見られることでしょう。年明けのタイミングでは除夜の鐘も実施していますが、新型コロナウィルスの影響で非公開です。コロナウィルス拡大前は一般にも公開されていたので、見に行きたい方はコロナウィルスが終息した後に出かけるといいでしょう。

常寂光寺について詳しく紹介

Photo by marki1983

常寂光寺の景観を楽しめるために、常寂光寺の拝観料やアクセス方法を詳しく紹介します。嵐山からはアクセスはいいですが、さまざまな名所などを回って向かうのがいいでしょう。途中には飲み屋神社や竹林などがありますよ。

常寂光寺の見学時間と拝観料

常寂光寺の見学時間は午前9時から午後5時までで、午後4時30分には受付終了となります。夏はまだ明るい時間に閉門となるので、見学時間に気をつけて、行く順番やルートなどには注意するといいでしょう。

拝観料は500円となります。嵐山には無料で楽しめる紅葉スポットが多い中、常寂光寺は拝観料がかかりますが、お金を払ってでも入りたい寺院です。

常寂光寺までのアクセス方法

常寂光寺へのアクセスは、JR嵯峨嵐山駅からは徒歩15分、嵐電の嵐山駅からは徒歩20分です。最寄り駅から歩いて時間がかかるので、他の名所を見て回るといいでしょう。

駅前には食べ歩きできるお店や竹林、他にも神社や寺院があるので、嵐山の観光地を見て回るのがおすすめです。拝観料もかからず、見学時間もあまりかからないスポットも多くありますよ。

常寂光寺には駐車場が完備

常寂光寺には駐車場があるので、車でも向かえます。ただ、道が狭く、紅葉シーズンはかなり混雑するので、常寂光寺に着いても車が停められない場合もあるんです。常寂光寺のみにいくときは車で直接行くのがいいですが、その他も見て回りたい場合は、嵐山にある大きめの駐車場に停めてから徒歩で向かうのがおすすめでしょう。


常寂光寺の施設情報はこちら

嵐山の観光名所を詳しく紹介

Photo byMichelleraponi

常寂光寺の紅葉についてお伝えしてきましたが、その他にも嵐山には多くの紅葉の名所があります。常寂光寺とあわせて行きたい秋のおすすめスポットを紹介します。ゆっくりと見て回れば、半日くらいはあっという間に過ぎてしまうでしょう。

嵐山を代表する渡月橋

Photo by Marufish

渡月橋は桂川にかかる橋で、観光パンフレットになるような嵐山では最も有名なスポットと言っても過言ではないでしょう。歩道は観光シーズンになると、なかなか進めないほど混雑し、土日や祝日には一方通行など、交通整理が入るほどです。

渡月橋と紅葉が美しい

渡月橋から見る紅葉、渡月橋と一緒に見る紅葉は京都を代表する風情があります。桂川の少し下流から渡月橋と後ろに広がる紅葉を見るのがおすすめです。ただ、紅葉シーズンはかなり混雑するので、橋の上で立ち止まることはせず、撮影や移動の制限には従うようにしましょう。

渡月橋の施設情報がこちら

天龍寺と曹源池庭園

Photo by Albert929

天龍寺は世界遺産にも選ばれているスポットで1300年代に開かれた歴史の古い寺院です。境内に入るだけなら拝観料はかからずに見られます。天龍寺の中にある曹源池庭園は、日本で最初に「史跡・特別名勝指定」に選ばれた場所です。

拝観料は500円で、寺院も参拝する場合は800円かかります。見学時間は9時から17時までとなります。嵐山駅のすぐ近くなので、アクセスも抜群です。常寂光寺に向かう前に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

さまざまな行事も実施

天龍寺では座禅会を毎月1度実施しています。コロナウィルスの影響で休止中ですが、無料で座禅を体験できる場所です。気になる方は参加してみるのもいいでしょう。写経も実施しています。随時開催しており、受付や見学時間は9時半から16時半までです。志納金は1000円別途かかりますが、体験する価値はあるでしょう。

天龍寺は紅葉の名所でもある場所

天龍寺は嵐山の中でも紅葉のスポットでもあります。拝観料がかかるエリアは庭園を含めて美しい紅葉が広がるスポットです。無料のエリアでも紅葉を満喫できて、11月に入るころには木々が色づき始めます。

紅葉シーズン後半になるとモミジが見頃を迎え、長い時間紅葉の時期が続くんです。同じ秋にはサザンカも開花するので、紅葉と白い花との紅白の共演も楽しめますよ。

天龍寺の施設情報はこちら

野宮神社


Photo by lightstars

天龍寺に続いて紹介するのが野宮神社です。嵐山で有名な竹林を抜けてた所にある神社で、境内は無料で公開されています。多くの韓国客が集まる神社で、秋は鳥居の周りに美しい紅葉が広がるので、写真を撮るなどして楽しめるでしょう。場所によっては12月くらいまで葉が色づいているので、遅い時期でも紅葉を見られますよ。

野宮神社の施設情報はこちら

松尾大社

Photo by Mixtribe Photo

七五三の時期に京都で最も賑わうのが松尾大社です。11月ごろには紅葉をバックに記念撮影をする人が多く集まります。松風苑という庭園や神像館には拝観料がかかりますが、それ以外は無料なので、誰でも楽しめます。

紅葉は無料エリアで楽しめる

紅葉を楽しめるのは無料の場所で、境内のさまざまな場所で紅葉が見られます。松尾大社は京都で最古の神社の一つとも言われ、大社に湧く水は「延命長寿」、「よみがえりの水」としても有名です。春はヤマブキが美しく、四季折々の景観が楽しめます。

見学時間は朝5時から18時。見学は自由にできますが、庭園神像館などの拝観料は500円かかります。

松尾大社の施設情報はこちら

常寂光寺に行って秋の京都を楽しむ

Photo by bethom33

常寂光寺は嵐山や嵯峨野の中でも少し奥の方にあり、徒歩で行くとやや遠いです。拝観料もかかり、見学時間も夕方までと注意が必要な点が多いですが、展望台から見る紅葉は一度は行く価値があるでしょう。

小倉山自体も歴史が古く、常寂光寺も門は平安時代からの歴史があります。紅葉シーズン以外にも常寂光寺は見所がたくさんなので、一度行ってみることがおすすめです。

嵐山の紅葉スポットが気になる方はこちら

常寂光寺以外にも嵐山や嵯峨野には多くの紅葉スポットがあります。秋に京都に出かけようとしている方は嵐山の紅葉スポットを確認してから予定を立てるといいでしょう。常寂光寺も美しいですが、渡月橋や竹林、桂川などを見て、嵐山を楽しんでくださいね。