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家庭菜園で失敗しない、パプリカのプランターでの育て方講座!追肥の仕方のコツも!

色鮮やかでみずみずしい味わいの「パプリカ」。店頭でよく見かけますが、実は自宅のプランターで育てられるのをご存じでしょうか?当記事では、家庭菜園で楽しめるパプリカのプランターでの育て方・コツについてご紹介します。育て方を覚えて失敗しない家庭菜園を目指しましょう。
2021年8月25日
さくらドッグ
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パプリカをプランターで育てよう!

意外と知らないプランターでの育て方!

フリー写真素材ぱくたそ

パプリカは、ピーマンと同様トウガラシの仲間の野菜です。大きく膨らんだ実はみずみずしく、品種によっては甘みが強いものもあります。

パプリカは基本的に購入するイメージが強いですが、実は家庭菜園として自宅のプランターで栽培が可能!パプリカは病気や害虫に比較的強く、初心者でも育て方を習得できます。

当記事では、パプリカのプランターでの育て方やコツ、おすすめ品種についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

育て方の前に知っておきたいこと

パプリカの特徴

Photo byHans

パプリカはナス科の野菜であり、ピーマンやトウガラシの仲間です。ただし、ピーマンの育て方と比べて栽培期間が長いという特徴があります。それは、パプリカは実の肥大と色づきに時間がかかるからです。

しかし、育て方は初心者でも難しくありません。ぜひプランター・家庭菜園でも失敗しない育て方・コツを実践しましょう。カラフルなパプリカは見た目も美しい!パプリカの育て方を理解すれば、ピーマン栽培にも役立ちますよ。

パプリカの栽培カレンダー

Photo bywebandi

パプリカは、4月〜5月頃に種まきを行います。そして、5月中旬~6月上旬に植え付けすると、7月初旬~9月下旬に収穫可能です。ただし生育の適温は23℃〜30℃なので、地域によって差が生じる場合があります。

前述した通り、パプリカの育て方は種まきから収穫まで、約4〜5ヶ月の栽培期間を要する野菜です。ゆえに難しいと思われがちですが、初心者でも大丈夫!「家庭菜園を長く楽しめる」と捉え、気長に育てましょう。

パプリカプランター育て方1:栽培環境

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パプリカは、日当たり・風通しのよい栽培環境を好みます。生育気温が23℃〜30℃と高温な野菜なので、特に花がつく頃までは重視しましょう。

また、風通しのよい場所は好みますが、室外機の前はNG。不自然かつ熱い風はパプリカを弱らせてしまうのです。下記ではパプリカに最適な育て方入門、栽培環境についてそれぞれ詳しく解説します。元気に育てるため、栽培環境は重要なポイントです。ぜひ参考にしてみてください。

日当たり・風通し

パプリカは、日当たり・風通しのよい環境を好みます。プランターでの育て方は、日当たりと風通しがよい置き場所を重視しましょう。また風通しが悪いと、病気や害虫がつきやすくなります。注意してください。

そしてパプリカの花が咲いたら、半日陰に移動させるのがコツです。特に真夏の直射日光が当たらないように気をつけましょう。また、ベランダや庭の日当たりが悪い場合は、プランターを高い場所に置くのがおすすめです。

室外機の前はNG

パプリカのプランターでの育て方において、室外機の場所には注意しましょう。室外機の強い・熱い風はパプリカを弱らせる原因になります。

プランター栽培は、地植えと比べて土が乾燥しやすいので、熱風があたる室外機の前は避けるのが無難。可能な限り、室外機から遠ざけた場所で育てましょう。ベランダで栽培する場合は、室外機の場所だけでなく、風の向きも考慮してあげるとよいですよ。

パプリカプランター育て方2:プランターのサイズ

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パプリカをプランターで栽培する際には、「プランターのサイズ」にも注目しましょう。プランターのサイズによって、育つ大きさに差が出るのです。

パプリカがのびのび育つサイズを選ぶよう、心がけましょう。下記ではパプリカの育て方において、プランターの適度なサイズに加えおすすめ商品もご紹介します。自宅のベランダや庭のスペースとも相談し、最適なプランターを選んでくださいね。

伸び伸び育つサイズ選びを

プランター栽培には、パプリカがのびのび育つサイズが最適です。パプリカは育てるプランターのサイズによって、木の伸び方や収穫できる実の量に影響が出ます。

ポイントは、パプリカが根を張れるように、用土が十分に入るプランターを選ぶこと。根の生育に必要な用土の容量は約20Lです。もちろん、これより大きなサイズでも問題ありません。ただし、パプリカの育て方は1つのプランターに対して1株の苗のみです。

野菜専用プランターがおすすめ

パプリカをプランター栽培するなら、「野菜専用プランター」がおすすめです。大きさは直径30cm×30cm、容量が20L以上のものを選ぶとよいでしょう。

また数ある野菜専用プランターの中でも、支柱ホルダーや排水用のスリットが入っているものなら初心者でも安心!丸い形状のプランターはベランダや庭でも邪魔になりにくく、空間を効率的に活用できます。使用する際は、一度綺麗に洗ってから使ってくださいね。

パプリカプランター育て方3:用土と肥料

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パプリカのプランター栽培時には、事前に用土と肥料を準備しておきましょう。パプリカのプランターでの育て方は、市販の培養土の利用が便利です。お手軽なので、参考にしてみてください。

またパプリカを立派な実にするため、育て方には肥料が必須です。店頭やネット通販でも簡単に購入できるので、必ず用意しておきましょう。パプリカ栽培において重要な、用土と肥料について詳しく解説します。

用土

パプリカを畑栽培する場合は、元肥や石灰を混ぜて耕すなど用土の調整が必要です。しかし、プランターでの育て方は市販の野菜用培養土だけで十分!お手軽に栽培できます。

また、パプリカを含むナス科の野菜は、連作障害に注意しましょう。連作障害とは、同じ科の植物を続けて栽培することで、生育が衰えたり枯れてしまうというもの。プランター栽培ではあまり心配ありませんが、ナス科を育てた同じ用土の使い回しはやめましょう。

肥料

パプリカの育て方において、肥料は欠かせません。パプリカは長い栽培期間に加えて、実を大きくするためにも肥料がとても重要です。ただし、使用した市販培養土に肥料が入っていれば、元肥の必要はありません。

そして、植え付けの2週間後から追肥をはじめるのがコツです。追肥は2週間ごとを目安に、定期的に施しましょう。追肥する際は、根本ではなく葉が広がった先の土に撒くとよいですよ。

パプリカプランター育て方4:支柱

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パプリカのプランター栽培では、支柱も必要です。パプリカ栽培には2本の支柱が必要なので、用意しておきましょう。長さはプランターのサイズに合わせ、60cm〜90cmの支柱がおすすめです。

支柱は、店頭やネット通販で購入できます。長さが調節できるスライドタイプもあるので、好みに合わせて選びましょう。加えて、株をしっかり支えられるように太めの支柱を選ぶのもポイントです。

初心者でも失敗しないパプリカの育て方

パプリカプランター育て方1:植え付け

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苗を植え付けることを、定植と呼びます。パプリカの苗の定植時期は、5月中旬〜6月上旬が最適。強い日差しを避けるため植え付ける時間は、午前中もしくは夕方に行いましょう。プランターは苗よりも1回り以上大きなものを用意してください。

鉢底石を敷き、用土はプランター上部約3cmを空けて敷き詰めます。土に苗より少し大きな穴を掘り、埋めましょう。このとき、苗の根は少しほぐしておくのがポイント。土を被せ、水をやれば完了です。

パプリカプランター育て方2:水やり


Photo byvikvarga

パプリカの育て方の中で、重要なのは水やりです。定植(植え付け)したら、水をたっぷりと与えましょう。鉢底から水が流れ出すくらいで問題ありません。パプリカの根が張るまでの1週間程度は、毎日水やりをしてください。水切れを起こさないよう、特に暑い時期は朝・夕2回水やりをしてください。

水やりの注意点としては、パプリカの葉は吸水しません。葉が濡れたままだと病気の原因になるため、水を与えるときは株元へ与えましょう。

パプリカプランター育て方3:支柱立て

パプリカのプランターでの育て方は、2回の支柱立てが必須。植え付けと水やりが完了したら、すぐに仮支柱を立てましょう。1本の支柱を、茎から少し離した位置に立てます。支柱と茎を、麻ひもで結んでおいてください。

苗が生育してきたら、仮支柱を抜き本支柱を立てます。このときの支柱は2本。クロスさせて土に差し、麻ひもで茎と結んでおきます。また、定植の時期は夜の気温が低いです。防寒に「寒冷紗」をかけておきましょう。

パプリカプランター育て方4:追肥

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パプリカの育て方は、収穫まで長期間必要なため追肥が必要です。植え付けから2週間ほど経ったら、追肥を施します。その後も、様子を見ながら定期的に追肥しましょう。

パプリカに施す肥料には、市販の油かすや化成肥料、液体肥料などがあります。追肥の際は、液体肥料や化成肥料がおすすめ。液体肥料の場合は2週間に1回、化成肥料なら1ヶ月に1回の頻度で与えましょう。追肥は、様子を観察しながら行ってくださいね。

パプリカプランター育て方:収穫

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パプリカの実の上部が緑から黃・赤に変色しはじめたら、収穫が近づいている合図です。色付きがはじまれば、その後数日で全体が変色し、見慣れたパプリカの姿になります。ツヤツヤの姿が印象的です。

収穫時期を迎えたら、早い時間に収穫しましょう。ヘタの少し上部分にハサミを入れて切り取ります。パプリカは採り忘れると腐ってしまいますので、育て方の最後に収穫時期を逃さないよう注意しましょう。

パプリカプランター育て方の日常管理

パプリカプランター育て方1:誘引とわき芽

パプリカの育て方では、誘引とわき芽かきも大切です。誘引とは、苗がまっすぐ育つように茎や葉を支柱に結びつけておく園芸手法の1つ。わき芽かきとは、実の成長を促すために余分なわき芽を摘んでおく手法を指します。

誘引時には麻ひもの使用がおすすめ。きつく結ばないようにしましょう。また植え付け後、伸びた茎に1番花が咲いたら、花の下部2つのわき芽を残して摘み取ります。残した実の生育のためなので、行いましょう。

パプリカプランター育て方2:害虫対策

Photo byjggrz

パプリカのプランターでの育て方は、害虫対策も施しておきます。食べても問題ない殺虫剤や、ネットを被せるなどの対策をすると安心です。

また、湿気があると害虫が発生しやすくなります。アブラムシやオオタバコガに注意し、風通しのよい環境を維持しましょう。害虫は葉の栄養を吸い取ってしまいます。見つけたらすぐに駆除してくださいね。

パプリカプランター育て方3:病気予防

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パプリカ栽培は、極端に寒い・暑い環境や多湿に気をつけた育て方をすれば、あまり病気の心配がいらない野菜です。ただし、多湿が原因でカビが発生すると「うどんこ病」にかかる危険性があります。

うどんこ病は、葉が白い粉をまぶしたような斑模様に。もし発見したら、被害が広がらないようにすぐ取り除いてください。育て方で普段から風通しよく、葉に水がかからないように注意して対処しましょう。

プランター栽培におすすめ品種3選!

パプリカおすすめ品種1:スイートカメレオン

スイートカメレオンはその名の通り、カメレオンのように色が変化して育つパプリカです。もちろん、どの色の段階でも収穫可能。生でも加熱調理をしても美味しい味わいです。

また、スイートカメレオンは「ロング」と「ミニ」の2種類あります。ロングは白からオレンジ、さらに赤色へと変色。13cmにもなる大きな実も特徴です。ミニは7cm程度。色は紫からオレンジ、最後に赤へ変色します。

パプリカおすすめ品種2:サラピーシリーズ

サラピーシリーズは、基本的なパプリカが100g前後なのに対し、実が約250gまで大きく育つ品種です。色は「レッド」と「イエロー」。実は厚くて甘く、生でも焼いても美味しく食べられます。

ビビットカラーが美しく、食卓を華やかにしてくれるでしょう。サラピーシリーズにはピーマンも展開しています。家庭菜園の1つに、ぜひ育て方をチャレンジしてみてください。

パプリカおすすめ品種3:オレンジキャンディ

オレンジキャンディは、鮮やかな橙色と手のひらに乗るほど小柄なサイズが特徴的な、ミニパプリカです。強い甘みが魅力。子どもでも食べられるでしょう。

草丈は60~80cmで、とてもコンパクト。ベランダや窓際でのプランターでの育て方におすすめです。また、オレンジキャンディは実が大量になるので、たくさん収穫できます。プランター栽培を楽しみ、子どもと一緒に収穫体験もできるでしょう。

パプリカを家庭菜園で楽しもう!

Photo by takamorry

パプリカは、自宅のプランター・家庭菜園で栽培できる野菜です。パプリカはビタミンCを含む栄養素が満載!育て方を知り、栽培にチャレンジしてみませんか?

元気に育つように、育て方や追肥のコツを参考にしてみてください。初心者でも育てられますよ。栽培期間は基本的に長いですが、収穫時期にはみずみずしい実をたくさん採れるでしょう。

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