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プランターを用いた、バジルの育て方講座!生育を助ける植え付け方法も解説!

プランターを使ったバジル栽培は、育て方の基本さえ覚えれば初心者でも簡単にできます。本記事では、プランターを使ったバジルの育て方をご紹介。植え付け方法や肥料の与え方、収穫時期など、基本の育て方を学んでプランターバジルを楽しみましょう。
2021年8月18日
kon_w
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プランターバジルの育て方は意外と簡単!

「家庭菜園を始めてみたいけど、初心者だから難しい植物の栽培はハードルが高い」と感じている場合におすすめなのがバジルです。プランターを活用すれば、初心者でも簡単な育て方で元気に成長してくれるのがバジルのよいところ。自宅でバジルの栽培を始めてみませんか?

プランターでバジル栽培を楽しもう

水で濡れたバジル
Photo bytookapic

ただ育てるだけでなく、料理に使えるのも嬉しいポイント。普段の料理に加えるだけで、ワンランク上の香りを楽しめるようになります。緑のある生活を楽しむために、プランターを使ったバジル栽培をしてみましょう。

本記事では、簡単なバジルの育て方をご紹介します。生育を助けるための植え付け方法や追肥のタイミングなど、育て方のポイントをチェックした上でプランター栽培にチャレンジしてみてくださいね。

プランターバジル栽培に必要なもの

育て方の前にチェックしておきたいのが、栽培に必要なものです。バジルに必要となるのは、ホームセンターや通販などで手に入れられるものばかり。必要なものさえ揃えておけば、家庭菜園をやったことがない方でも気軽にプランター栽培をスタートできます。

必要なもの①:苗

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プランター栽培は、種から育てる場合と苗から育てる場合の2種類がありますが、初心者には苗からスタートするのがおすすめです。種には発芽の作業が必要となるため、初心者にはハードルが高いと考えられます。

ある程度成長した苗であれば、プランターに植え付けるだけで育てれるため、家庭菜園を始めて行う方は苗を活用しましょう。ここで大切になるのが、苗の選び方です。選んだ苗によって、元気に育つか否かが大きく変わります。

元気な苗の選び方

元気に育つ苗を見つけるためには、葉の様子をよく確認してください。ツヤツヤとしてハリがあり、緑が濃いものを選ぶのがおすすめです。しなびていたり、色が薄かったりすると、植え付けた後に枯れてしまうリスクが高いので気を付けましょう。

また、虫がついていないかどうかも、しっかりとチェックすることが大切です。葉や茎の様子をよく見て、虫がついている苗は避けるようにします。虫がついたままの苗を植え付けると、虫に葉が食べられてしまうため、注意が必要です。

必要なもの②:プランター

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続いて、プランターを準備します。バジルを育てる場合は、底の深いプランターを準備する必要はありません。一度にたくさんのバジルを栽培したいなら、幅広のプランターを選んでください。なるべくスペースを取りたくない時は、小さめサイズのプランターでも問題はないので、設置場所に合わせて選ぶのがおすすめです。

必要なもの③:用土

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元気にバジルを育てるためには、ベースとなる土にこだわることが重要です。通常であれば複数の土を混ぜ合わせて植物を栽培するための用土を作りますが、初心者にはハードルが高いと考えられます。

気軽に家庭菜園を始めるなら、あらかじめブレンドされた専用の土を使用するのがおすすめです。成長に必要な栄養を含んだ土にブレンドされているため、あとはプランターに入れるだけで植え付けができます。ホームセンターや通販などで手に入れましょう。

必要なもの④:プランター底に敷くための石

プランターの底を見てみると、穴が開いていることがわかります。これは、水を通すための穴です。そのままプランターに土を入れると、穴から土がこぼれてしまうので、必ず石で蓋をするようにしてください。

穴の蓋をする石は、基本的に何でも大丈夫です。ホームセンターや通販で専用の石が販売されていることがありますが、庭などに適当な大きさの石があれば、それを利用してもかまいません。ただし、穴をぴったり閉めると水が通らなくなるので注意しましょう。

必要なもの⑤:肥料


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あらかじめブレンドされた専用の土には、生育に必要となる栄養が含まれていますが、バジルの成長とともに栄養分は少なくなります。そのため、成長途中に肥料を与えることも育て方の重要なポイント。必要なものを揃える際に、肥料も一緒に準備しておきましょう。

野菜用などいろいろな肥料があるので、ハーブ用にブレンドされた肥料を使うようにしてください。野菜用とハーブ用とではブレンドの内容が異なる場合があるため、注意が必要です。

必要なもの⑥:園芸用品

この他には、プランター栽培に必要となる基本的な園芸用品を揃えていきましょう。植え付けを行う時に役立つスコップや軍手、水やりの際に使うジョウロ、収穫用のハサミは必ず準備するようにしてください。

正しい育て方で元気に生育させることができればたくさんのバジルが収穫できるので、必要なものを揃えて家庭菜園にチャレンジしましょう。

プランターバジルの基本的な育て方

必要なものが揃ったら、続いては基本的な育て方についてチェックしていきましょう。プランター栽培の育て方さえ覚えておけば、初心者でも簡単にバジルを作れるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

育て方①:生育を助ける植え付け方法

青く茂ったバジル
Photo bymonicore

生育をよくするための育て方のポイントとなるのが、植え付け方法です。植え付けがうまくいかないと苗を傷つける原因になるため、注意してください。

プランターに石を敷き詰めたら、土を入れます。プランターの高さの2〜3cm下まで入れましょう。高さギリギリまで土を入れると、水を与えた時に溢れてしまう可能性があります。余裕を持って、土を入れるのがコツです。

穴を掘って水を与える

続いて苗が入っている容器と同じくらいの穴を掘り、水を与えておきます。苗を入れる場所に水を与えておくことで、土の馴染みがよくなるのがポイントです。

土の中に水が染み込んだのを確認したら、苗を穴の中に入れます。上から優しく土をかぶせて全体にたっぷりの水を与えたら、植え付けの完了です。

育て方②:太陽の光や風が届く場所に置く

ベランダに置かれたバジル
Photo by duck75

植え付けが終わったら、太陽の光があたり、風が通る場所にプランターを置きます。しっかり太陽の光を当てるのが育て方のポイントです。光が当たらないと、光合成ができなくなるので要注意。また、風通しが悪いと蒸れる原因になるため、風が通る場所を選ぶことも意識します。

土に触れた時に乾いた質感になったら、水を与えましょう。水の与えすぎる育て方は腐る原因になるため、水やりの管理には注意が必要です。適切な頻度で水を与える育て方で、成長を管理してください。

育て方③:14日後に選別する

摘み取られたバジル
Photo bySecurity

14日過ぎたあたりで、元気のよい茎を選別しましょう。選別をしない育て方だと栄養が全体に分散されて、元気なバジルが育たなくなる原因になります。

まずは、太い茎を2本残します。細くて葉が小さな茎を中心に取り除くのが育て方のポイントです。さらに14日後に、最も太く元気のよい茎を1本残してください。このように選別をする育て方によって、生育をサポートできます。

選別したバジルは料理に活用

選別した後のバジルは、料理に活用することが可能です。トマトソースの中に入れたり、バジルソースを作ったり、いろいろな料理に使って、楽しんでみてください。とれたてのバジルは、市販品よりも豊かな香りを感じられるでしょう。

育て方④:8〜10枚くらいで追肥

カゴに入ったバジル
Photo byJillWellington

葉が8〜10枚くらいになったら、追肥をするタイミングです。追肥をする育て方でさらに苗が元気になり、プランターでもたくさんのバジルの葉が茂るようになります。準備しておいた肥料を与えて、プランター栽培を続けましょう。

ただし、肥料を与えすぎる育て方は、逆に植物を弱らせます。パッケージに記載されている適量を守ることが育て方のポイントです。その後は、2ヶ月くらいの頻度で肥料を与える育て方にしてください。

育て方⑤:虫がついたら葉ごと取る

ザルの中に入ったバジル
Photo by kanonn

どんなに適切な育て方をしていても、プランターを設置している環境によっては虫がついてしまうことがあります。虫を見つけたら、葉ごと取り除いてください。

虫が気になる時は、プランターに防虫ネットを被せる育て方もよいでしょう。後で料理に使うことを考えて、なるべく殺虫剤を使わない管理方法を取り入れるのがおすすめです。

育て方⑥:30〜35cmほどで収穫

収穫後のバジル
Photo bycongerdesign

プランターの中で30〜35cmほどの高さまで成長したら、収穫の時期です。茎の先端にある葉を中心にカットしましょう。カットしたところから枝分かれして、さらにバジルの葉が増えていきます。収穫しないでいると、生育が悪くなることがあるので、定期的に収穫するのが育て方のコツです。

育て方⑦:花は取り除く

生育のよいバジルからは、花が咲くことがあります。花はそのままにせず、早めにとるのが育て方のポイント。放置していると、葉が硬くなる原因になります。とった花は鑑賞用としてだけでなく料理にも使えるので、ぜひ活用してみてください。

育て方⑧:温度が低くなる前に全て収穫

温度が低くなると、バジルは枯れやすくなります。温度が低くなる前に、元気な葉は全て収穫しておきましょう。これがバジルの基本的な育て方です。植え付けから管理まで正しい育て方を覚えておけば、初心者でも簡単にプランター栽培ができるので、ぜひ挑戦してみてください。

プランターバジルを増やす育て方

プランターの中で元気に育ったバジルは、増やすことも可能です。続いては、バジルを増やすための育て方をチェックしていきましょう。たくさんのバジルを収穫できるようにして、日々の料理に役立ててみてはいかがでしょうか。

増やす育て方①:収穫した茎を水につける

水が注がれるコップ
Photo bycocoparisienne

プランターから収穫した後、水を入れたコップの中に茎を浸しましょう。数日後に、茎の先端から根が出てきます。コップの水は、毎日取り替えるのがおすすめです。取り替えないと腐る原因になるため、注意してください。

増やす育て方②:根が出てきたら植え付け

元気に育ったバジル
Photo byjackmac34

しっかりと根が出てきたら、植え付けを行います。プランターに土を入れて穴を掘り、そこに根が生えたバジルを植え付けましょう。水やりをしたら、後は基本の育て方で生育を促していきます。増やすための育て方もとても簡単なので、プランター栽培で挑戦してみてください。

初心者におすすめのバジルの品種

バジルと一口に言っても、その品種はバリエーション豊か。最後に、初心者のプランター栽培におすすめしたい品種をご紹介します。どの品種も簡単な育て方で元気に成長してくれるものばかりなので、プランター栽培に役立ててみてください。


初心者におすすめの品種①:スイートバジル

日本でもお馴染みの品種の1つです。スイートバジルという名前の通り、甘みのある香りを漂わせるのが特徴。風味にも甘味があります。初心者でも育てやすいのに加え、料理にも使いやすいので、スイートバジルからプランター栽培を始めるとよいでしょう。

初心者におすすめの品種②:ブッシュバジル

全体的に小さめの葉がつく品種です。小さなプランターでも問題なく育てられるバジルを求めている場合におすすめ。小さいながらもしっかりとした香りを感じられるため、イタリアンなどの洋風料理に役立ちます。

初心者におすすめの品種③:ホーリーバジル

イタリアンのイメージがあるバジルですが、こちらはアジア料理に使われることの多い品種です。果実を思わせる香りがあり、ナンプラーなどのアジア系の調味料と相性ぴったり。バジル料理の幅を広げたい時にプランターで育ててみましょう。

初心者におすすめの品種④:シナモンバジル

ほんのりとピンクを感じられる色味が魅力的な品種です。見た目が可愛らしく、料理に使うだけでなく鑑賞用としても楽しめるのが嬉しいポイント。また、ケーキやクッキーに練り込むのもおすすめです。甘い香りが広がり、本格的な風味になります。

正しい育て方でプランターバジルを楽しもう

バスケットに入ったバジル
Photo byJillWellington

庭がなくても、プランターがあれば気軽に家庭菜園を始められます。特にバジルは野菜と比べても育てやすいので、プランター栽培をスタートしたい初心者にぴったり。プランターや土など、基本的なものが揃っていれば、気軽に挑戦できます。

プランター栽培を成功させるためには、水やりや追肥のタイミングを間違えないことが大切です。また、元気な茎の選別も行って、栄養が行き渡るようにしましょう。ぜひ、プランターを使ってバジルを育ててみませんか?

バジルの育て方が気になる方はこちらもチェック!

初心者がバジルを育てるためには、育て方の基本を把握しておくことが大切です。関連記事にも元気なバジルにするための育て方を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。