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アイスプランツとは?
アイスプランツとは多肉植物の一種で、ぷちぷちした触感と程よい塩味が美味しい野菜です。小さいスーパーではごくまれにしか棚に並んでいないこともあり、存在を知らない方も多いでしょう。春先に大型スーパーや野菜の専門店に行けば店舗でアイスプランツを購入することができます。
もしも近くに大型スーパーがない方や、アイスプランツが大好きでもっと定期的に食べたい方は自家栽培してみましょう。育て方は簡単なので是非、チャレンジしてみてください。
アイスプランツのぷちぷちは何?
アイスプランツは美しい緑の葉野菜で、葉と茎の辺りに透明できらきらとした結晶のようなものが輝いています。この部分が口の中ではじけて、海ぶどうのようなぷちぷちとした触感を楽しませてくれるでしょう。
この輝く結晶はブラッダー細胞という葉の一部で土から吸い上げた栄養とミネラルが蓄えれており、食べることで体を元気にしてくれる効能がある野菜です。
何故塩の味がするの?
土の中にはわずかに塩分が含まれており、栄養を吸い上げる時に一緒に塩分も吸収するため塩味を感じます。アイスプランツは他の植物や野菜に比べて土の中の塩分を吸い上げる力が強く、塩分を多く含んでしまった土壌の修復にも役立つでしょう。
塩分を除去している畑では出荷前に塩水をかけてあげ、塩味をつけていくという育て方をされている所もあり土の種類によって育て方は変わります。味付けしなくても食べられる珍しい野菜です。
アイスプランツの簡単な育て方
アイスプランツは初心者でも簡単に育てることができる野菜です。育て方は難しくなく、水はけのよさと植え付けの間隔を適度に保ってあげることで簡単に育成できます。最初の植え付けが成功すれば後はすくすくと1か月半程で育つので、必要なアイテムをまずは準備していきましょう。
簡単な育て方で美味しく栄養豊富な野菜を栽培できることがアイスプランツの素晴らしい魅力です。
簡単な育て方①用土の準備
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アイスプランツの育て方で大切になるアイテムの1つが用土です。アイスプランツを生育する際に使用する用土は【野菜を育成する専門の用土】もしくは、【ハーブを育成する専門の用土】を選んでください。アイスプランツは土から栄養を大量に摂取する特性があり、栄養と塩分をぷちぷちに蓄えます。
観賞用ならそこまで土に拘った育て方をしなくても栽培できますが、美味しく野菜として食べたい場合は栄養価の高い用土を使用し元気に生育しましょう。
簡単な育て方②プランターの大きさ
アイスプランツは育ちだしてからのスピードがとても速く、育て方次第で1つの株から大量のわき芽を収穫できます。横に広がっていく特性があるので、育て方のポイントとして植え付け後は大きさに余裕のあるプランターに間隔を25~30cm程空けて栽培してください。
プランター以外に畑で栽培する育て方もありますが、塩水を使用するため土壌に塩分が残ってしまいます。アイスプランツ専用のプランターを用意したほうがよいでしょう。
簡単な育て方③種まきから生育する?
アイスプランツの育て方で一番苦労する栽培の工程は、種まきからの発芽です。種まき後の発芽率が悪く、芽がやっと出たと喜んでもその後の成長が遅く時間がかかるでしょう。苗が手に入るのであれば、苗からの育成をおすすめします。
種まきをするならポットかセルトレイを用意し、土を入れアイスプランツの種をセルトレイは2.3粒。ポットであれば5.6粒種まきし優しく土をかけてください。種まきの時期は3月か9月がアイスプランツの育て方として最も最適です。
種まきで注意すること
アイスプランツの種はとても小さく繊細です。種まきをしたら薄く土を上にかけるの育て方のポイントとなります。水やりも成長するまでは霧吹きで優しく水やりしましょう。種まき後に勢いよく水を与えてしまうと種が流れていってしまいますのでご注意ください。
アイスプランツの育て方の中でも、種まき後の水やりは失敗しやすいので気をつけておこないましょう。
アイスプランツ簡単な育て方のコツと注意点
アイスプランツの育て方に大切なポイントは土とプランター以外にもあり、温度や水はけのよさも育て方に大きく影響してきます。種まきや植え付け、収穫におすすめの時期を参考に、季節に沿って上手くアイスプランツを栽培していきましょう。
適した温度を守り、水はけをよくして美味しい栄養を与えてあげることで健康なアイスプランツが育ちます。アイスプランツの育て方のコツを参考にしてください。
アイスプランツの育て方のコツ①温度
アイスプランツを栽培するのに適した温度も育て方のコツの1つですが、成長度合いで適温が変わります。種まき後の発芽時期の適温は15~20度前後、生育の適温は5~25度です。成長後は最高温度30度までは元気でいてくれますが、それを超えると葉が溶けてしなびていくのでご注意ください。
冬の育て方ですが寒さには強いので、室内に置いておけば元気に育っていきます。日光が出ている時だけ外に出してあげてもよいでしょう。
アイスプランツの育て方のコツ②水はけ
アイスプランツは多肉植物の一種であり、育て方は多肉植物のように乾燥気味に育てます。他の野菜よりもサボテンやアロエをイメージして水やりをしていただくとよいでしょう。育て方のコツとしては水はけをよくしてあげないと根腐れしやすくなるので、プランターの底に鉢底ネットを敷いてから鉢底石を敷き詰めるか、水はけしやすく作られたプランターを選んでください。
水やりは土が乾いてプランターが軽くなったら葉に泥が飛ばないよう根元にたっぷりと水をあげましょう。
アイスプランツの育て方のコツ③苗選び
アイスプランツは種まきをしても上手く発芽しない場合があるので、苗から始める育て方を選ぶと簡単です。園芸店で苗を選ぶ際に気を付けて見て欲しいポイントが数点あります。育て方のコツは焦らずじっくりと苗を観察し、葉が枯れておらず、緑がしっかりとしたつやのある苗を見つけましょう。本葉が4.5枚付いているとばっちりです。
育て方の注意点
アイスプランツは簡単に栽培できますが、注意点もあります。難しいことではなく、場面で気にしてあげてほしい育て方のポイントを3つピックアップしたので育て方のヒントにしてください。天気や病気、害虫の被害を避けて元気に栽培しましょう。
アイスプランツの育て方の注意点①雨
アイスプランツは乾燥地帯で育つ多肉植物の為、雨が苦手です。プランターでの育て方を選択する場合は天気予報を気にしてあげましょう。日光を浴びることも大切なので、お住いの状況に合わせてプランターを移動してあげてください。
畑での育て方の注意点は雨が直接かからないようにカバーをかけてあげましょう。水分が含まれすぎると根腐れの危険があるので、あらかじめ雨カバーを準備しておくことをおすすめします。
アイスプランツの育て方の注意点②病気
病気ではありませんが夏の暑さに弱いので、気温が30度をこえると腐りやすい為その部分を注意してください。それ以外に育て方によって病気になることはない強い品種なので、病気に関しての心配はいりません。夏になると花が咲くのでその前に収穫してしまうとよいでしょう。
アイスプランツの育て方の注意点③害虫
アブラムシやネキリムシ、ヨトウムシなどの害虫が葉を食べる場合があります。虫にある程度の大きさがあれば害虫を手で駆除できますが、害虫の被害がたくさんでた場合は農薬をかけて対処しましょう。アイスプラントツ専用の科学農薬はないので、有機栽培で使用できるBT剤などの農薬を使用してください。
アイスプランツ間引きのタイミング
アイスプランツは育て方を間違えなければすくすく成長するので、適度に間引きをしないと成長途中で鉢が狭くなり茎が倒れてしまいます。特に種まきから発芽した場合、全部大事に育てたいという気持なりなりますがそのままにしておくと全滅するので、よい育て方としては元気に育った苗を選んで残りを間引きましょう。
選りすぐった苗を選定することも育て方のポイントの1つですが、どうしても捨てられない場合は別のプランターを用意して移動させてください。
間引きの時期
アイスプランツを間引きするのに最適な時期が3回あります。タイミングと簡単な注意点をお伝えするので、最適な時期に間引きをしてください。間引きをすることで均等に日も当たり、栄養がいきわたるようになるので栽培するうえで必要な工程です。
アイスプランツの育て方のポイントとして、間引きをした苗はサラダなどで美味しく食べてください。最終的には活きのよい苗を1本立ちにし、苗が10cmほどに成長したら植え付けのタイミングです。
発芽したら
発芽した葉が重なり始めたら間引きをするタイミングです。育て方のポイントとしては株の間隔を2~5cm程空け、間引きましょう。細かい作業を指で無理にすると、株を痛める可能性があるのでピンセットを使用し優しく根元を挟んでそーっと土から引き抜きます。
本葉が1~2枚になったら
アイスプランツの隣り合った葉同士が触れ合わないように間引きます。育て方のポイントは、育ちが悪いものを選んで根っこから抜きぬきましょう。色が綺麗でハッキリしたものや、茎がしっかりといたものを残し間引いてください。
ここまで育ったらもう一息です。苗も丈夫になってきているので、このまま育て方のポイントを押さえながら生育していきましょう。
本葉が3~4枚になり鉢が狭くなったら
他よりも成長が遅いもの、病気になったり害虫からの被害がでたものを選んで間引きましょう。株を引き抜いた後の土は手でぎゅっと押して固めてください。根が頑丈で引き抜けない場合ははさみで株元を切るか、土ごとスコップで周囲に注意して堀りあげましょう。
アイスプランツの植え付け
植え付け用に用意したプランターや畑に、育ったアイスプランツの苗の周囲の土よりも大きめの穴を掘っておきましょう。そこに苗の底が崩れないようにそっと優しく植え付けてください。アイスプランツの葉は柔らかく傷つきやすいので気をつけながら周りの土を集めて苗がぐらぐらしない程度に手で軽く押さえてあげましょう。
アイスプランツの植え付け後
植え付けをした後に2週間に1度くらいの頻度で肥料をあげましょう。市販で手に入る化成肥料を10g程をプランターや畑の全体にまいてあげてください。植え付け後苗に元気がない時は水の代わりに薄めた液体肥料を週に1度の頻度であげるのもおすすめです。植え付け後のアイスプランツが栄養を吸収しやすく元気になります。
アイスプランツの収穫
アイスプランツの育て方で大切なポイントの1つが日当たりです。苗を植え付けて1か月くらいで収穫可能なので、株の直径が50cmを超えたら収穫しましょう。アイスプランツを収穫する際は、てっぺんの葉っぱを4枚程はさみでまとめで切ってください。
その後にわき芽がぐんぐん伸びてきますので大きく育ったら収穫して食べちゃいましょう。その後は伸びては収穫してを繰り返していきます。
アイスプランツの花
夏が近づくと可愛い白い花が咲きだすでしょう。花が咲くと成長がゆっくりになり、枯れると中から種を収穫できます。種を収穫しない場合は、花を摘むことで葉を長く収穫できるのですぐに摘み取るようにしましょう。
アイスプランツの美味しい食べ方
アイスプランツは育て方次第で栄養豊富な美味しい野菜に育ちます。2.3株育てたら家庭で食べる分に十分な量のアイスプランツを収穫することができるでしょう。収穫したら美味しいうちに食べてしください。美味しく食べられる簡単レシピをご紹介いたしますので、美しく彩られたわくわくする食卓をお楽しみください。
美味しい食べ方①サラダ
ぷちぷちした触感と程よい塩味を活かしたサラダは絶品です。トマトや新玉ねぎ、生ハムやナッツなどお好みの具材を選んで彩り鮮やかなサラダを作ってみましょう。ドレッシングはシンプルにオリーブオイルとブラックペッパーやハーブソルトを使用し、美味しく食べてください。
季節によってはイチジクやリンゴなど果物を加えても美味しいサラダを料理できます。見た目の美しさも楽しみましょう。
美味しい食べ方②揚げる
アイスプランツは天ぷらにしても美味しいです。大葉とはまた違う爽やかな味わいがあり、かんだ時にじわっと染み出す塩味を楽しめるでしょう。氷水で引き締めてから衣をつけ、180度の高温で揚げることでカリっと仕上がります。食べたことがない方は是非お試しください。
美味しい食べ方③パスタ
アイスプランツはチーズとの相性も抜群です。サーモンや生ハムなど塩分のある材料にレモンと一緒にアイスプランツを添えてあげると、見た目も美しくて美味しいパスタが仕上がります。粉チーズをちらしてあげることで味のバランスもまとまりますので、苦手でなければ加えるとよいでしょう。
味が濃すぎるソースを使用するとアイスプランツのもつ塩味を感じにくくなるので、オリーブオイルをかけるなど素材の味を楽しむレシピの際にアイスプランツを足してみてください。
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スーパーで購入するのもよいですが、自宅で育てた野菜を食べるとさらに美味しく感じるでしょう。簡単にベランダで育てられる記事を選びましたので、参考にし楽しんで育ててください。日々成長する姿を見ていると愛情がわいてくるので、水やりが楽しくなりますよ。

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