ライダーはなぜ暑い夏にバイクに乗るのか?
車では味わえないバイクの魅力がある
ライダーが暑い夏にバイクに乗るには訳があります。確かに暑さは直接受けますし、車などと違いクーラーも効きません。バイクに乗らない方にとっては、何が良くてバイクに乗るのか理解できないと思います。
しかし、車では味わえない真夏のツーリングの魅力をライダーは知っています。暑い、暑いと言いながらもバイクに乗ってしまうライダーの方も多いハズです。好きだから夏でも冬でもバイクに乗る方も頼もしいですよね。
バイクは季節を体で感じられる
室内や車・電車などの移動は快適なクーラー生活です。しっかりと自分の身体で季節を感じている事は出来ていますか?バイクに乗るという事は、体全体で季節感や暑さ・自然の匂い・風など全てを受け止める事が出来るのです。
暑いけれど真夏にバイクに乗る方は、しっかり自分の身体で季節感などを受け止められる方だと思います。暑いけれど色々なルートを検索しながら避暑地に向かう事は、真夏のバイクツーリングの魅力と言えるでしょう。
夏は日中を避けバイクに乗るライダーも多い
暑い時間帯を避けてバイクを楽しむのも魅力
暑い夏でもバイクに乗るライダーはたくさんいますが、熱中症などになってしまっては楽しさも半減してしまいます。暑さに弱いライダーさんもいると思います。そんな方は、早起きをして暑い時間帯を避けてバイクを楽しむ方法も良いですよ。
朝が早いと交通量も少なく快適に走行出来ますよ。空気も澄んでいて気持ちが良いですね。朝練と題して近くのダムまで走ります。仲間と少しの時間話をして、暑くなる前に帰宅するだけでも満足感が得られます。
朝が苦手な方は涼しい夜走りもおすすめ
早起きが苦手で目が覚めると暑くなっているという方や、休みの日はゆっくり寝ていたい方も多いと思います。そんな方は、夕方から夜の涼しくなった時間帯に近くを走るのもおすすめです。夜も交通量が少なくて気持ちよく走る事ができます。
夏の夜走りは景色や夏空を見上げる事はできませんが、水の中を泳いでいるような感覚や星や月を眺めながらバイクで走る事が出来ます。とても神秘的でバイクでしか味わえない感覚だと思いますよ。
夏バイクの魅力をご紹介
夏バイクの魅力1:夏空
夏バイクの魅力として夏空を見る事ができます。家に居ても車でも夏空は見る事が出来るのでは?と思う方も居ると思いますが、バイクに乗りながら見る夏空は一味違いますよ。目の前に障害物もなくパノラマで見える青空は迫力満点です。
夏空の魅力は綺麗なだけではありません。標高が高くなればなるほど色が濃くなっていくのです。神秘的な空の色を楽しみながらバイクに乗る事も、夏バイクの魅力と言えるでしょう。夏空の好きな人は多いハズです。
空の景色は一瞬で変わる
素晴らしい夏空ですが、空の景色は一瞬で変わってしまう事をご存知でしょうか?綺麗だなと思って走っていても撮影ポイントに着くころには、景色が違って見えるのです。車だと停車出来る場所も限られてきますよね。
バイクなら走行車の邪魔にならない場所に停められます。空の景色を逃さず撮影出来るのはライダーの特権とも言えるでしょう。道路の道の状態ばかり見ていては勿体ないですよ。ゆっくり安全走行で夏空を眺めながら走ってみましょう。気持ちが良いですよ。
夏バイクの魅力2:夏の雲
夏の空といったら雲も夏の代名詞ですね。真っ青な青い空に白い雲は、まさに夏空でしか味わえない景色だと思います。ツーリングで山に登って休んだ時に見る白い雲は、本当に心地良くて大好きです。入道雲を見ると夏が来たなと感じる瞬間ですね。
ライダーにとってダイレクトに雲の動きや風の流れを肌で感じられる瞬間は、夏バイクの魅力といえるのではないでしょうか?山の上の避暑地を目指して、思い切り夏の空や雲の動きを観察してみてはいかがでしょうか?癒されますよ。
雲の種類
雲の種類をみなさんはご存じでしょうか?雲には10種類の種類があると言われています。上層雲ではすじ雲やうろこ雲・うす雲などが見られます。また、中層雲は羊雲やおぼろ雲があります。
また、ライダーにとってしっかりと確認しておきたい雨雲も中層雲で出来る雲ですね。下層雲は、曇り雲・きり雲・わた雲・入道雲ができます。夏に多く見られるわた雲や入道雲は迫力があり夏を感じますが、激しい雨を降らせたりする危険な雲として認識しておきましょう。
夏バイクの魅力3:海
夏バイクといったら海の近くを走りたくなるライダーの方も、多いのではないでしょうか?私も海は大好きで夏になると海を見に行きたくなります。車で行くと渋滞にはまったり、駐車場がなかったりして大変です。
しかしバイクで行くと快適なので、大好きなバイクで海を見に行きます。海の潮風にあたりながら走るツーリングは熱さも忘れ心地よい旅になりますね。海沿いを走りたくなるのも夏バイクの魅力と言えるでしょう。夏の海は最高ですね。
海沿いを走ったら必ず洗車を
夏の海沿いツーリングは楽しくて大好きですが、帰宅したら必ず洗車をおこなう事をおすすめします。海は潮風が強くバイクなどが錆びやすいのです。もし長時間そのまま放置してしまうと、塩害でサビが進行してしまいます。
帰宅したらすぐに洗車をするということを頭に入れておきましょう。大好きな愛車がサビサビの状態では悲しすぎますよね。夏の海沿いツーリングを楽しむのであれば、必ず洗車は必要となってきます。砂や海水などの塩気は念入りに洗いましょう。
夏バイクの魅力4:山の景色
真夏の海も好きですが、山の景色も最高ですね。特に夏のツーリング場所としてはとても気持ちが良いです。標高も高いため下界よりも涼しいのが魅力です。林道などでなくても、高原や草原などを走り抜けてみましょう。
山の上から見る夏の景色は最高ですよ。遠くに見える山の景色や、そっと吹き付ける優しい風などを浴びて一休みしてみましょう。夏にバイクに乗れて幸せを感じられる瞬間です。ソロで山に行くのが不安な方は仲間で行くと楽しいですよ。
夏が苦手な方も山なら快適
夏の暑さが苦手な方も山なら快適です。街中はアスファルトなどの照り返しが強く、より熱さを感じてしまいます。山のツーリングは街中よりも気温が低く快適なツーリングが行えますよ。途中にある小さな川で涼むとより快適ですね。
コンビニなどでおにぎりや飲み物を購入して、山の頂上で景色を見ながら食べてみるのも良いですよ。ゆっくりと山の景色や夏空を眺めながら食べるお弁当は格別です。余裕がある方はコンロ持参でコーヒーを沸かして飲んでも楽しいですよ。
夏バイクの魅力5:食べ物が美味しい
夏バイクの魅力として食べ物が美味しい事があげられます。ツーリングで食べるものは1年中美味しいでのですが、夏しか食べられないものがすごく美味しく感じるのです。暑い中走り続けて辿り着いた先に、かき氷屋さんがあると幸せを感じませんか?
暑い夏だからこそ、かき氷や冷たい飲み物が美味しく感じるのだと思います。また冷やしうどんやお蕎麦も美味しい季節です。美味しいと感じられるものが多いため、夏のバイクは好きなのです。
バイクだから美味しく感じる?
同じ夏でも車での移動だと、冷たいものを必要以上に求めないような気がします。車内はクーラーが効いていて快適空間なのであまり体も必要としないのではないでしょうか?バイクはクーラーも無く自然の風のみで涼を取ります。
走っている時は涼しいですが、信号待ちなどで止まった時には汗だくですよね。この違いがあるので、夏の冷たい食べ物がより美味しく感じるのだと思います。この感覚を感じられるのは夏バイクのライダーのみです。得した気分になりますね。
真夏のバイクはやはり魅力的
暑い夏は場所と時間を考えよう
真夏のバイクの魅力をご紹介してきましたが、やはり夏バイクは魅力的ですね。好きでバイクに乗るのであれば、夏の季節の良いところを見つけて楽しみましょう。バイクが好きなライダーの方ならもっとたくさん真夏のバイクの良いところが分かるはずです。
しかし熱中症は怖いので、真夏の日中を闇雲に走るのでは無く時間や場所を考えてツーリングを行いましょう。夏でも涼しい場所や渋滞していない時間帯であれば、夏が苦手な方でも快適に走行出来て好きになりますよ。
夏バイクで快適に走れる場所とは?
夏バイクで快適に走りたいけど、免許を取り立ての初心者の方は何処へ行ったら良いのか迷いますよね。夏でも快適に走れる場所はいくつかありますので、真夏を快適に走れるポイントをご紹介していきますね。
ポイントを絞ったら地図を広げてみましょう。まずは自宅近くにポイントの場所があるかを確認します。近くでも地図を見ると行ったことがない道があります。そのルートを探検してみるのも夏バイクの楽しみ方ですよ。ぜひ参考にしてみて下さいね。
夏バイクで魅力的なツーリングスポット
夏バイクで行きたい魅力的な場所1:山
夏バイクで行きたい魅力的な場所として山があります。山の山頂は涼しくて気持ちが良いです。夏バイクを楽しむには一番おすすめなポイント場所だと思います。日中少し暑い時もありますが、午前中や午後3時過ぎには気温も下がりとても快適です。
また山の中は、木陰が多いので涼しい場所が多いのも魅力的ですね。休憩をこまめに取りながら山の景色を眺めてみましょう。避暑地で心の洗濯にもなりますよ。夏の空も雲も近い山の上は魅力的でおすすめです。
初心者の林道は仲間同士で
初心者の方は1人で山の中にツーリングへ出かけるのは危険です。最近では土砂崩れ箇所も多く危険な場所がたくさんあります。運転に慣れていない方や林道初心者の方は、必ず仲間と一緒に出掛けるようにしてくださいね。
山道を甘く見ていると本当に危険です。バイクのトラブルや崖から落ちたりした場合など、発見が遅れたり帰宅困難になってしまう場合もあります。ベテランライダーの方も初心者の方と行く場合は、初心者の方でも楽しめるルートを考えてあげて下さいね。
夏バイクで行きたい魅力的な場所2:川
夏バイクで川にツーリングへ向かうのも魅力的ですね。川を眺めたり川で休憩をするだけでも最高に楽しいですが、小川などで魚釣りや水着を持って行って川に入ってみても楽しいですよ。水辺なのでとても涼しく過ごせますね。
大きな川は人も多く泳ぐのは恥ずかしいという方は、渓流で楽しんでみるもの良いですよ。岩場などに小魚が泳いでいる姿を見ているだけでも楽しめます。渓流はとても涼しい場所が多いので、とてもおすすめなポイントですよ。
河原でのデイキャンプも最高
バイクにテントやバーナークッカーなど、必要最低限の荷物を積んで河原でデイキャンプを行うのも楽しいですよね。夏場のキャンプ場では日陰もなく暑い場所が多いですが、河原なら涼しくて快適に過ごせますよ。人が少なめな河原もおすすめです。
しかし、最近ではキャンパーのごみ問題が深刻化されています。ライダーのみなさんは自然の中で楽しませていただいたら、しっかりとゴミは持ち帰りましょう。また焚き火台も持参して直火はおこなわないようにしましょう。
夏バイクで行きたい魅力的な場所3:海
夏バイクでの海は最高です。自宅の近くに海がある方は羨ましいですね。海沿いを走るだけでも楽しいですが、海の近くにある海鮮を頂くのも夏バイクの楽しみ方でもあります。新鮮な魚介類を美味しく頂けるのは海沿いならではの楽しみ方だと思いますよ。
また、海風にあたるだけでも夏を感じられます。渋滞してしまっているルートは避けたいですが、地元の人しか知らない海岸線をバイクで走ると本当に気持ちいいですよね。海水浴の方が少ない時間帯で走るのもおすすめです。
海水浴にバイクで向う場合は
海水浴にバイクで向かうのも楽しいですよね。しかし、海水浴場は一般の方が多く車の渋滞しやすい場所なのです。これを避けて海水浴場に向かうには、やはり時間帯ですね。早朝に自宅を出発すると快適に海までのツーリングが楽しめますよ。
また、帰宅時間も考えましょう。午後や夕方は帰宅時間で集中するため渋滞しやすくなります。この時間帯を避けて夜7時過ぎに出発するとスムーズに帰宅ができたりします。事前にルートの混む時間帯を調べておきましょう。
夏バイクで行きたい魅力的な場所4:高原
高原も夏バイクではおすすめなポイントです。関東近辺ではビーナスラインや嬬恋方面など、気持ちの良いルートがたくさんありますよ。走っていてちょっとした木陰でも休む事ができるので、最高のツーリングルートだと思います。
気持ち良い高原のルートは、空がひらけているルートが多いでしょう。夏空や雲がパノラマで見ることが出来て最高ですよね。ヘルメットの内側の顔がにやけっぱなしです。これぞ夏という感覚を体で感じられるバイクは最高ですね。
高原はワインディングルートが多い
高原を走るにはワインディングルートが多いでしょう。ベテランライダーの方は気持ち良いスピードで軽やかに走行できますが、バイクを左右に切り替えしながら走らなくてはならないので、初心者の方だと少々厳しいかもしれませんね。
初心者の方はゆっくり自分のペースで走行すれば安全ですが、中には飛ばしてくるライダーの方が見受けられます。初心者の人も気持ち良く走れるように、ベテランライダーの方は少しだけ心使いをしてみて下さいね。
夏バイクの魅力!まとめ
夏バイクの魅力を感じてツーリングを楽しもう
今回は、夏バイクの魅力をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?バイクに乗らない方も少しだけバイクの魅力に気が付いて頂けたら嬉しく思います。また暑い夏が苦手なライダーの方も、対策法はたくさんありますよ。
暑いからといって好きなバイクに乗らないのは勿体ないと思います。時間帯や場所などを確認して夏でも涼しく快適な場所へツーリングに出掛けてみてはいかがでしょうか?素晴らしい夏の思い出になると思いますよ。
夏バイクおすすめルートは共有してみましょう。
夏にツーリングに行って快適だと思った場所や、おすすめスポットなどをSNSや口コミなどで共有してみましょう。写真で撮影をしている場合は相手により伝えやすいです。共有された写真や口コミなどで調べる方も多いと思います。
大好きなバイクに乗っている仲間だからこそ、素敵な場所やイマイチだった場所などを共有してみんなでバイクを楽しみたいものです。暑い夏も楽しめるように快適な場所を探してツーリングを行ってみませんか?
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出典:ライター撮影