HARIMITSU 小悪魔ジグヘッド
がまかつ 鬼爪 ケイムラスペシャル
HARIMITSU ブーティー シェイク 1.4インチ
デュオ メガロパ
よつあみ チェルム アンバーコード SG S-PET
ダイワ レブロス LT2000S
がまかつ ラグゼ 宵姫 爽 S53FL-solid
メジャークラフト ナノアジメタル1.0g
メジャークラフト ナノアジサビキ
豆アジングで夏を楽しもう!
夏のライトゲームデビューにおすすめ
夏は小さなアジが釣りやすい季節!ライトゲームデビューにもおすすめできる、豆アジを狙ったアジングをご紹介します。豆アジは数が多く、港内、常夜灯と見つけやすい場所にいるのが大きな魅力。アジングを始めたばかりの方でも、チャンスがあるポイントを見つけやすいターゲットです。
アタリが小さく、口も小さいためビシっとアワセるにはコツが必要!タックルセッティングにも専門性が求められるので、検討中の方はぜひチェックしてみてください!
豆アジングとは
初心者でもアジを見つけやすい!
豆アジングは、小型のアジ「豆アジ」を狙ったアジングです。
冒頭でもご紹介したように、豆アジは初心者の方でも居場所を特定しやすい、というのが最大の魅力。アジングが成立しにくい地域、中大アジの生活が沖側だけで完結していたり、そもそもアジが少ないような地域でも夏~秋なら楽しく遊べます。アタリも多いので、アジングをやってみたいなという方におすすめです!
小型のアジを楽しく釣るために
豆アジは口が小さく、中型までフォローしたスタンダードなサイズのジグヘッド、ワームは口の中に納まりきらないケースがあります。アタリがあるのに乗らない、というときはハリやワームの大きすぎ、ロッドティップが硬すぎて弾いている、こんな部分が原因になりやすいです。
できればロッドはジグ単向けでティップが柔らかいもの、ジグヘッドとワームは専用に用意するのがおすすめ!小さなサバやムツもフッキングできて、どんな場所にどんな魚がいるのかを知るというところから始められます!
豆アジングは常夜灯狙いが定番!
港内の常夜灯を狙ってみよう!
続いては豆アジングの釣り場についてです。
初心者の方のスタートにピッタリのポイントは港内常夜灯付近で、サビキ釣りなどで豆アジが釣れていると分かっている港を狙うとバッチリ。夜は光に集まるプランクトンを狙って、明かりのある場所に豆アジが集まります。釣り場について知識が無くても目で見てポイントが判断できるので、まずは夕方~夜の常夜灯を探してみましょう!
沖向きの堤防もチャンスあり!
早朝~夕方豆アジを狙うなら、流れがある沖向きの堤防がおすすめ。テトラが入っているようなポイントや船の出入り口付近、最も沖側に位置しているような堤防が有力です。これらのポイントは港内よりも深く、流れがある場合が多いので、ジグヘッドは少し重めが欲しくなります。
いろいろなポイントに対応できるように、ジグヘッドをたくさん用意できればベスト!いきなりたくさん買うのはちょっと、という場合は、釣り場の目途を立ててから仕掛けの購入に進みましょう。港内なら0.8gや0.6g、沖向きの堤防は1.2gや1.5gが活躍しやすいです!
豆アジングはジグヘッド選びがポイント!
ハリが小さいジグヘッドを選ぼう
HARIMITSU 小悪魔ジグヘッド
口が小さい豆アジに対して、中大アジ向けの大きめフックを使うと、そもそもハリが口の中に入っていないということが起きます。アタっていい感じに合わせたのに乗らない、という場合は、ワームだけが口の中に入っていることも少なくありません。
フックサイズは#14~#10程度、細軸な豆アジング向けのものを準備しておきましょう。ご紹介しているマグバイト「小悪魔ジグヘッド」だけでなく、さまざまなメーカーから豆アジ向けのジグヘッドが展開されています!
サポートフックもアリ
がまかつ 鬼爪 ケイムラスペシャル
ショートバイトや豆アジの対策向けに「サポートフック」も展開中です。ワームのテール付近までフォローできて、ジグヘッドよりもハリ自体が小さいので、どうしても掛からないという状況でも頼りになります。まずは一匹釣ってみたい、釣り初心者の方にもおすすめです。
結び目が付いたハリという構造なので、後からジグヘッドにプラスするのは簡単!まずはジグヘッド単体でやってみて、うまくいかないときに追加するという使い方がおすすめです!
豆アジングのワームについて
小さいワームを選ぼう!
HARIMITSU ブーティー シェイク 1.4インチ
ジグヘッドと同じく、ワームも細いものや短いものが豆アジに適しています。ストレート系のワームなら1.5インチ前後、太さのあるものは1インチ程度のイメージで、豆アジの口にしっかり入るワームを選びましょう。
小さなワームは小針とのバランス感もバッチリ!食い渋り時の中アジ対策としても使えるので、持っておいて損はナシです!
マイクロパターン向けでもOK!
デュオ メガロパ
ストレート系以外も用意しておきたい場合は、冬季に活躍するマイクロベイトパターン向けのワームをチェック。プランクトン、アミ、こんなキーワードが含まれている製品は、コンパクトで豆アジとの相性もいいです。
豆アジング向けとして展開されているワームもあるので、気に入っているメーカーのものをチェックしてみましょう。まだお気に入りメーカーが無い方には、デュオの「メガロパ」や34の「ジュニア」がおすすめです!
豆アジングタックルを揃えよう!
豆アジングのタックルを3つに分けてご紹介!
豆アジ向けのタックルをライン、リール、ロッドの3つに分けて解説!
ジグ単向けの構成で軽いジグヘッド向け、という内容であれば、スタンダードなアジングタックルを流用してもバッチリ楽しめますが、ロッドは柔らかめが選べるとバッチリです。ラインとリールは中アジにも使える内容なので、ガッツリやり込みたい方はロッドを1本プラスするイメージで検討してみてください。近年は柔らかめのロッドも人気、初心者の方がご紹介するような内容のタックルから始めてもバッチリ遊べます!
①ラインはエステルラインがおすすめ
よつあみ チェルム アンバーコード SG S-PET
アジングのラインは複数の選択肢がありますが、豆アジングはアタリが小さく使うジグヘッドが軽いという特徴があるので、感度が高く沈みも十分のエステルラインがベストマッチです。
豆アジ相手ならラインの強度を心配する必要はほとんどナシ、0.25号のエステルラインで初心者の方でも十分楽しめます。この号数でも中アジ相手に十分な強度があるので、混ざる釣り場もこのセッティングでOKです。リーダーはスタンダードなフロロ3lbクラスでOKですが、もっと細いところを使っても問題ありません!
②リールはアジングのスタンダードサイズでOK!
ダイワ レブロス LT2000S
リールはアジング定番の2000SサイズでOK。1000番を使っても全く問題ありません。他の用途も検討しながら、いろいろ遊べるサイズを検討してみましょう。
ラインの項目でご紹介した0.25号のエステルラインは非常に細いです。エステルラインだけでスプールを埋めようとするとかなりの量を巻かなければならないので、下巻きして巻き量を調整しましょう。エステルラインはトラブルもあるラインですが、軽量ジグヘッドの釣りはそもそも飛距離が出ないので、たくさん巻いておく必要はナシ!何度か切ることを考えても75mあれば十分です!
③ロッドはジグ単向けを選ぼう
がまかつ ラグゼ 宵姫 爽 S53FL-solid
ロッドは、ジグ単向けのモデルの中から軽いジグヘッドを得意としている1本を選ぶのがおすすめ。アンダーが0.3g程度のものを検討してみましょう。豆アジ狙いで出番の多い超軽量ジグヘッドを気持ちよく扱えます。
こだわって選ぶ場合は、豆アジを弾かないソフトなティップ、フィネスなモデルと選ぶのがおすすめの選び方!新作であればラグゼ「宵姫 爽:S53FL-solid」やメジャークラフト「鯵道:AD5-S502L/AJI」をチェックです!このクラスは豆アジを楽しく釣れて、中アジまでなら十分なファイトができます!
豆アジングにメタルジグ!
デイゲームにはメタルジグもおすすめ
メジャークラフト ナノアジメタル1.0g
アジの食い気がイマイチな日中や、ワームをしっかり見せる釣り方に反応がイマイチな時は、1gクラスのマイクロメタルジグを試してみましょう!
日中の釣りや常夜灯周りの釣りにはキラキラと輝きがあるカラー、影を狙うときや夜釣りでは、グロー系のカラーが活躍します。5g程度までラインナップがある製品が多いですが、このクラスのウェイトをエステルラインで投げると投げ切れのリスクがあります。ジグヘッドと同じく1g、1.5g程度のウェイトから試してみましょう!
飛距離が必要な時はジグサビキで攻略!
メジャークラフト ナノアジサビキ
アジの群れが遠いと分かっている場合は、重めのメタルジグをしっかりキャストできるタックル+ジグサビキがおすすめ!ジグサビキも小針のものが複数のメーカーから展開されるようになって、豆アジ狙いに適した製品を見つけやすいです。
ジグサビキはメタルジグのシルエットが大きすぎる、という場合にも有効で、ハリの輝きやサビキの飾りに好反応というシチュエーションは多々あります。真下に落とす使い方でも効果があるので、とにかく1匹釣ってみたいという初心者の方はぜひ検討してみてください。飛距離が気にならない場合は、1.5g程度のメタルジグを組み合わせればOKです!
豆アジングの釣り方!
豆アジングの釣り方を3つに分けてご紹介!
最後は豆アジングの釣り方についてです。
大きなポイントになるのは豆アジの口のサイズに合うジグヘッド、ワームを使うことで、道具の準備をしっかりしておけば、釣り方は普通のアジングとそれほど大きな違いはありません。1g以下のジグヘッドは沈みがかなりスローなので、初心者の方はゆっくり動かすことを意識して遊んでみてください!
①豆アジングの釣り方:基本はいつものアジング!
釣り方の基本はいつものアジング!アジが居そうな場所を探して、表層、中層、底付近とアジが居るレンジを探しながら釣るのが釣り方の基本です。
豆アジはほとんどのケースでプランクトンを捕食しているので、表層、もしくは表層直下を軸にレンジを探すのがおすすめ。アクションはプランクトンパターン定番のリフト&フォールがメインになります。食いが悪ければワームを変えたりジグヘッドのウェイト変えたり、アジング定番のローテーションで豆アジを反応させましょう!
②豆アジングの釣り方:軽量ジグヘッドのフォールイメージをつかもう!
ご紹介してきた軽いジグヘッド+小さなワームという組み合わせは、テンションを掛けたときの抵抗感が少なく、沈むスピードも非常にスローです。思ったよりも浮き上がっていたり、沈んでいなかったりということが起きやすいので、初心者の方は焦らずゆっくりを心がけましょう。
0.6g、0.4gなど特に軽いウェイトを使うのが苦手という方には、リールで糸フケだけを回収するイメージの操作方法がおすすめです。軽いジグヘッドは糸の表面張力に負けて手前方向にスライドするような沈み方をするので、表層を狙うときはラインテンションを掛けて10秒待つ、竿を立てて軽くトゥイッチ、この繰り返しだけでも十分な誘いになります。
常夜灯の明かりがある場所でホワイト系のワームを付けると、目で動きを追って確認しやすいです!
③豆アジングの釣り方:アワセと寄せは豆サイズに合わせて!
アワセと掛けてからの寄せは、豆アジの重さを考慮して行うのがポイント。強くアワセたり早巻きで素早く寄せようとすると、浮き上がって水面から飛び出したり、回転してハリが外れたりします。意識して小さくゆっくり動作を行えば解決するので、うまくいかないときは動作をスローダウンしてみてください。
ドラグを緩めにしておくのもおすすめです!
豆アジングで夏を満喫!
夏の夜は豆アジングに出かけよう!
繊細さと手軽さが魅力の豆アジング。アジングがうまくいかない地域でも、豆アジなら簡単に見つけられることがあるので、釣り初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。
朝夕のマズメが暑い夏でも、夜なら気持ちよく釣りが楽しめる!夏の夜の風物詩、豆アジングに出かけましょう!
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出典:ライター撮影