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【連載】夏本番のカヤック実釣レポート!目当てのアジは不調継続も珍しいゲストが登場!

連載第73回!今週もカヤックでアジを狙うカヤックジギングサビキゲーム、なんとか中アジが出始めたという内容の釣行レポートをご紹介します。ワカシやカマスは先週に引き続き凄い数、自分の地域では珍しい南方系のゲストも登場します!
2021年7月22日
sim0223
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目次

この記事で紹介しているアイテム

ダイワ ソルティガ FKジグ SLJ

今週もカヤック釣行!

台風前にカヤックフィッシング!

カヤック

出典:ライター撮影

各地で続々と梅雨が明けが発表されましたが、今度は台風シーズンに入りそう!沖縄に向かう台風が発生したところで、急いでカヤックフィッシングの予定を立てました。今週もカヤックフィッシング実釣レポート、夏の海のジグ&ジグサビキゲームをお届けします。

当日は心配していた波やうねりはなく、穏やかな海で釣りを楽しめました。今週はイルカもナシ!今回の釣りの内容はカヤックフィッシング初心者の方にもおすすめしやすい釣り方なので、デビューを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

豆アジが増えてきました

朝イチは魚探の反応を細かくチェック!

アジ

出典:ライター撮影

朝4:30に浜を出て、朝イチいい時間の海をチェック!魚探の反応を見ながら、マークしてあるツブ根に向かいます。何度も出航しているポイントなので経験値が溜まってきたのか、朝どんなルートでポイントを目指せば道中反応が見つかるかが何となくわかってきました。

先週はどの反応に落としてもカマスとムツ、ときどきワカシという内容でしたが、今週は豆アジからのスタート。去年いいサイズのアジを釣っていた時も豆アジは混ざっていたので、釣れないよりは全然いいスタートです!

豆アジ超高活性状態

この日は豆アジの活性が非常に高く、落とせばコンコンとアタックしてくる状態。針が大きいので乗りは悪めですが、ジグと同じサイズのアジがフック側に反応してきます。最初数匹はリリースしていましたが、あまりにも簡単に釣れるので少しお土産に持って帰ることに。夏と言えばキスのてんぷらと豆アジの南蛮漬けです!

群れを探して移動→豆アジ、移動→豆アジと繰り返して、いつものポイントに到着。周辺ではワカシがバチャバチャ、先週はあまり見かけなかった小さな塊の反応、ベイトのイワシ?シラス的な反応もあって状況は悪くは無さそうです。


ソルティガFKジグSLJがお気に入り

ダイワ ソルティガ FKジグ SLJ

出典:Amazon
出典:Amazon

最近はジグサビキのジグにダイワの「ソルティガFKジグ SLJ」を付けるのがお気に入りのセッティング。特に「アカキングローヘッド」の反応がいいと感じています。カンパチの時期になったら使おうと考えていたんですが、バーチカルにアジを狙う時にもよさそうです。

「TGベイト」的なタダ巻き系とフォール系がローテーションのセオリー、安くはないですがフック付きで遊びやすいので、ジグに迷う方はぜひチェックしてみてください。「ソルティガ CVジグ SLJ」とのローテーションが分かりやすくておすすめです!

中アジが混ざるもまだまだ不調

ようやくまともなサイズのアジをゲット

アジ

出典:ライター撮影

反応を見つけてジグサビキを落として、ようやく狙っていた中アジをゲット。25cm無いぐらいでしょうか、本当は尺アジを狙っているんですが、ひとまず中アジサイズが釣れて一安心です。

この後も連続ヒットに期待したんですが、釣れてくるのはカマスばかりでアジからの反応はイマイチ。群れの規模が小さいのか、中アジはまだ数が少ないようです。これから季節が進んで数、サイズとも状況の好転に期待です!

アクションはほとんど落とすだけ!

アジ

出典:ライター撮影

アジ狙いのジグサビキはどんな動かし方をするのがいいのか、カヤックフィッシング初心者の方向けにご紹介しておきます!

基本となるのはショットガン釣法、反応を見つけて上から落とすという釣り方です。アジは一発目の落としに対して非常に反応がいい魚なので、カヤックが群れを通過する前に仕掛けを落とせれば、落下の動きだけでヒットに至るケースがほとんど!群れを真上から直撃するイメージで、投入が遅れないようにするというのが一番大事なポイントです。

 

誘い続けるときはタダ巻きorスローなシャクリ


フォールから続けて誘いを入れたい時は、タダ巻きで3mほど持ち上げてフォール、と繰り返すのがおすすめ。ジグサビキは仕掛けが長いので、ジグの位置から上に1m程度有効範囲があることをイメージしながら操作するのがポイントです。フォール~着底の瞬間もジグサビキがイレギュラーな動きをする食わせのポイント!ヒットタイミングになるのでティップを注視しておきましょう。

動きを出したい時は、柔らかくロッドが曲がるようにスローなシャクリを使うと、仕掛けが絡みにくくジグサビキもしっかり動きます!

意外なゲストが登場!

南方系のクロホシフエダイがヒット!

クロホシフエダイ

出典:ライター撮影

アジを求めてエリアを流していると、岩礁でガツっとしたアタリから一際強い引き込み。やり取りの間はどんな魚か想像ができなかったんですが、上がってきたのも見慣れない魚でした。この魚はクロホシフエダイという南方系の魚で、自分が住んでいる地域では釣ったという話を聞いたことがある、ぐらいの魚です。

自分はライトゲームで小さなヤツを釣ったことがあるんですが、その時はもっとグレーっぽくて縞があったような、成長すると魚体の色が変わるようです。珍しい魚が釣れてラッキー!しっぽと背びれが黄色い奴は違う魚でシガテラ毒を持っている確率が高い、というのも覚えていたので、キープしてみます!

ジグサビキ側にヒット

根魚のような、シーバスのような顔つきのクロホシフエダイ。なんだかこういう魚はミノーとかワームの巻きが好き、というイメージがありますが、自分が住んでいる地域では狙って釣れる魚ではないので、ルアーやアクションの好みが分かりません。ヒットしてきたのはジグではなくサビキ側、ベイトは小さいというヒントになるでしょうか。

次に釣れるのはいつになるか分かりませんが、いろいろ釣れるのがメタルジグ、そしてジグサビキの面白いところ!本命以外も釣ってみてヒントになることがあるので、初心者の方はぜひいろいろ狙える仕掛けからスタートしてみてください!

帰りはプチナブラをチェック!

表層のプチナブラにメタルマルをキャスト

カマス

出典:ライター撮影

日が昇ってきて、反応が魚探に映る頻度が下がってきました。もっと深いところへ行くんでしょうか、浅場で回遊魚を狙っていると、陸っぱりと同じように日中は魚が薄くなります。ワカシ、カマスはマズメだけでなく少し時間が経ってから、7時を過ぎても比較的元気で、表層でバチャバチャ何かを追いかけていました。浜へ戻りがてら、キャスティングでプチナブラをチェックします!

ナブラは小規模ながら、浮いていればどこかで出るという程度の頻度で発生していて、狙うのはそれほど難しく無さそう。メタルマルの表層巻きで魚種を確認です!


ワカシとカマスでシオは不在?

釣れてくるのはワカシ、少しサイズアップしたカマスと想像通りの内容で、シーバスやシオは釣れませんでした。表層直下ならワカシ、少し沈めるとカマスがすぐにヒットしてきます。釣れる魚がもう少し大きかったら、とは思いつつも、バチャバチャやっているとなかなかスルーできません。

どこかで区切りをつけないとなと考えていたら、8時を過ぎたあたりで強烈に暑くなってきました。この暑さは釣りにならないレベル!ということで、切り上げて今回の釣りは終了です。カヤックは体力温存や体調管理も重要なポイント、夏は早朝短時間、気温がマシな時間に絞っての釣行をおすすめします!

夏のカヤックフィッシングに出かけよう!

熱中症対策を整えて出かけよう!

魚

出典:ライター撮影

釣果的にはもう少し、という感じでしたが、魚は沢山釣れた夏のカヤックフィッシング。大アジのいい群れが入ってくれば、と考えて懲りずに何度も続けています。ベイトの気配はバッチリなんですが、ついてる魚がもう少しという感じです。

季節は真夏、4:20分頃から明るくなって、8時を過ぎると強烈に暑いシーズンです。帽子や飲み物といった熱中症対策を万全にしつつ、台風のうねりを考慮しながら遊びましょう!

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今回と同じポイントでアジを狙った、カヤックフィッシングの釣行レポート記事をご紹介します。去年はアジカンパチと調子よく釣れていたんですが、季節がまだ早いのか今のところアジはイマイチ、ラッキーなヒットに助けられています。ポイントによってはアジイサキ本番、というシーズンなので、お出かけになる方はスーパーライトジギングやジグサビキを用意して出かけてみてください!