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【連載】梅雨明けの海でカヤックフィッシング!アジ不発もワカシは入れ食い!

連載第72回!今回は梅雨明けの海のカヤック実釣、小型青物は入れ食いながら、お目当ての魚は超小型ばかりだった釣りの釣行レポートです。これからは風が弱いカヤックフィッシング日和が増えてきます、デビューを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
2021年7月17日
sim0223
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初夏のカヤックフィッシングに出かけよう!

梅雨明け?一発目のカヤック実釣レポート!

カヤック

出典:ライター撮影

連載第72回!今週は梅雨明け?の一発目となる、夏のカヤック実釣レポートです。

急に風が弱い予報が出て天候的にも問題ナシ、最近はとにかく風が強かったこともあって釣りに行きたかったので、急いで支度をしてカヤックで海に出てきました。お目当ては去年の秋頃よく釣れた中大アジ、岸からはときどき釣れているので、沖での釣果にも期待しての出航です!

道中の反応はムツカマス

朝イチ魚の気配はあるものの…

ムツ

出典:ライター撮影

まずは昨年よく釣れていたアジのポイントへ向かいます。このポイントは砂底、フラットな岩礁地帯の中で、唯一起伏に富んだ形状をしているエリア。今回は海水浴場でない場所かつカヤックを出しやすい場所、という条件で釣り場を選んだので、他にアテがありません。岸から釣れているみたいだし、何とかなるでしょう!

行きがけの反応もチェック

道中なんどか魚探にドチャっと出るような反応があったので、ジグサビキでチェック。正体はほとんどがムツとカマスで、仕掛けを入れた瞬間にくっついてきます。狙っているアジはジグよりもサビキが好きなのでジグサビキを使っているんですが、ジグサビキの弱点が思いっきり出てしまいました。

アジもいるんじゃないかと何度か落としてみましたが、アジの反応はナシ。アジの群れの中に入れて他の魚がついたという記憶があまりないので、混泳に期待せずさっさと見切ってしまった方がよかったかもしれません。

どこでやってもムツカマス!

魚探に映る反応の規模は非常に大きく、出会う頻度も半端じゃありません。映り方がどれも似たような感じだったので、2回目以降はスルーしてお目当てのポイントを目指すことにしました。釣れる魚はやっぱりムツとカマスで、いろいろなサイズが混ざって釣れます。どっちも歯が凄いから逃がす時に指が…


お目当てのツブ根でアジが釣れるも

ときどき釣れるもサイズが極小

アジ

出典:ライター撮影

ムツカマスゾーンを抜けてお目当てのエリアに到着。周辺をゆっくり流しつつ、アジの反応を探すことにしました。このポイントでは先ほどのような画面全体に映る反応はないものの、ときどき何かが映ります。

それでも掛かるムツカマスを釣りつつ、やっと釣れたアジは夏らしい極小豆サイズ。アジが居るところまでは当たっていたんですが、この日は回遊の大型を見つけることができませんでした。

混ざって釣れることもあるから見切りにくい

昨年を思い出すと、このサイズのアジも混ざって釣れていたような記憶があって、なかなか見切りに踏ん切りがつきません。2時間ほどやって、結局ムツカマス豆アジオンリーとなったところで違う釣りに切り替えることにしました。

初夏がダメなのか、この日はたまたま回遊状況が悪かったのか、ノーヒントなのが残念ですが、いい魚を目指して今日はこの釣りは終わりにします!

前回真鯛を釣ったポイントへ移動!

潮目でベイト探し

真鯛

出典:ライター撮影

ジグサビキでのアジ狙いを諦めて、次は前回真鯛を釣った潮目周辺での釣りにチャレンジしてみます。今の時期限定?水面でパクパクしている小鯖の群れを見つけて、ベイトに付いているいいサイズの魚を狙う作戦です。

潮目は毎回同じような場所にでるので小鯖はすぐに見つけられますが、魚探が小鯖で埋め尽くされるので他の魚が居るのかよく分からないのが難点。釣り方は「TGベイト」のタダ巻き、底からの巻き上げで魚を探します!

 

真鯛も極小!

小鯖が食べている何かを狙っているのか、小鯖を食べているのかは分かりませんが、潮目周辺にもムツが沢山います。ジグを動かすとムツ、という傾向があったので、ジグをタダ巻きでストレートに泳がせて真鯛!も極小サイズ。よくジグを食ったなというサイズが釣れてしまいました。もっと沖で真鯛をやるとこのサイズが釣れることはほぼ無いので、今のエリアで狙うのは効率が悪すぎるかもしれません。


ヒラメも極小!

ヒラメ

出典:ライター撮影

気分転換にジグをタイラバに変えてヒラメがヒット!もやっぱりこのサイズ。前回は真鯛もヒラメもそれなりのサイズが釣れたんですが、今回はとことんサイズが小さい。15cmぐらいしかありません。

それでもムツカマスオンリーという展開からはちょっと感じが変わったかな?と感じたので、もう少しこの釣りを続行です!

ワカシの入れ食いがスタート!

水面近くまで複数匹がチェイス!

ワカシ


出典:ライター撮影

魚探の反応は出たりでなかったりという状態で潮目を流して、小型青物の入れ食い状態に遭遇。一匹釣ると水面近くまで複数匹が追いかけてきます。ジグを落とした瞬間にどこかから飛んできて、奪い合いながらヒットする超高活性状態です。1つのジグに2匹掛かるダブルヒットもありました。

釣る分には楽しい魚だし、前回真鯛を釣った時もこんな雰囲気だったしということでワカシをたくさん釣って、小型ながら青物の引きを楽しめて満足!小さなシイラが追ってきたのも見えたので、海の中はもう夏本番の気配です。大きなシイラが入ってくるエリアで遊んでいる方は、ぜひトップを持っていってみてください!

イルカ?が来て潮目ゲーム終了

小型青物と遊んでいると、後方で「ブシュッ」という大きな音が聞こえました。イルカでしょうか、上がってきて呼吸するヤツがいるようです。イルカがくると釣りはあんまり、というのはこの日にも当てはまってしまって、ワカシのアタリがパタリと途絶えました。

小鯖の移動に合わせて潮目を移動すると「ブシュッ」、小鯖のパチャパチャを見つけて移動すると「ブシュッ」、同じくベイトの群れを追いかけているようで、良さそうなところでは必ず呼吸音と水しぶきが見える状態です。あんまり釣れないし、なんか怖いしということで、今日はこの釣りもおしまいです!

キス釣り調査もイマイチ

夏と言えばキス!

キス


出典:ライター撮影


暑くなる前に終わろうかと考えていたんですが、この日はお土産がなくもう少し何か釣りたい気分。調査も兼ねてキス釣りをやってみることにしました。タックルはスーパーライトジギングそのまま、エサは「パワーイソメ」を使います。

せっかくだから調査を兼ねて普段やらないポイントを探ることにして、やや深めのところをチェックするとすぐにブルブル!キス特有の小気味よいアタリにサイズを期待したんですが、上がってきたのはピンギスサイズ。アタリの頻度も少なくサイズもピンギスばかりで、日が高くなったところで浜に戻る時間になりました。なんでもいいからもう少しサイズが欲しかった、次回釣行に期待です!

キス釣りは結局投げたくなる

この日はバーチカル、カヤックで少し引っ張るような形でキスを狙いましたが、魚探に映らないのもあって、ずっとキャスティングで探りたいなと感じていました。バーチカルで釣れればその方が効率的ですが、場所のアテがない時に探るなら、スピニングタックルで狙った方が数が出せそうです。

カヤックでやる時はエサやら仕掛けやら面倒な釣りですが、釣り味も食味も抜群だし、何より夏らしい魚です。青物はまだちょっと、という方は、ぜひカヤックでのキス釣りも検討してみてください!

夏のカヤックフィッシングに出かけよう!

風が穏やかな日が増えてきます!

ワカシ

出典:ライター撮影

風が吹く春、雨が降る梅雨と過ぎて、これから風が弱い日が増えてきます。カヤックを出しやすい日が増えるので、これから始める初心者の方にもおすすめ。今回よく釣れた小型青物であれば、難しいことをしなくても沢山釣れて練習になります。

気温、日差しももう真夏という感じなので、日焼け対策と熱中症対策は万全に!余裕を持てる数の飲み物を用意して、夏のカヤックフィッシングに出かけましょう!

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今回と同じような釣りで真鯛、ヒラメをゲットした釣りと、好調だったヒラスズキキャスティングの釣行レポートをご紹介します。今回もいいサイズの真鯛にヒラメと釣る予定だったんですが、サイズの方がサッパリでした。前回はいいサイズが釣れたので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!