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【連載】カヤック実釣&21グラップラーインプレ!ラッキーな真鯛で満足釣行!

連載第70回!今週は梅雨の合間のカヤックフィッシング、アジを外してラッキーで真鯛、という内容の釣行レポートをお届けします。シマノ新作の「21 グラップラー」、「21 グラップラーBB」の簡易インプレもご紹介!検討中の方はぜひチェックしてみてください!
2021年7月7日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g

梅雨の合間にカヤック釣行!

半端な天気が続いています

カヤック

出典:ライター撮影

連載第70回!今週は梅雨の合間のカヤック実釣、入門向けグレードのカヤック向けタックルインプレッションも合わせてお届けします。

昨年よく釣れたアジを狙いに近場を攻めたものの、アジのアの字もなく、というところから、何とかいい魚をキャッチという内容です。ジグサビキオンリーの実釣でアクションの解説なども挟みつつご紹介するので、今年からチャレンジというかたはぜひ参考にしてみてください!

今日は絶好のカヤック日和!

懸念材料のうねりはほとんどナシ!

カヤック

出典:ライター撮影

風向きはイマイチながら、久しぶりに風が無くカヤックを出せそうな予報。台風の進路、天気の予報とも大きく外れる日が続いていたので、海を見てダメそうなら帰ろうと考えながら当日を迎えました。

日の出はすでに夏の様相を見せ始めていて、4:30になると海には朝マズメという雰囲気が漂います。3時起きで浜に向かうと、波打ち際も沖側も問題なさそう!風の予報も最近は当てにならないような日が続いていたので、行き来に時間がかからない近場狙いに決めました。

スイスイ進むカヤックは気持ちがいい

海上でも風は1m程度で、台風の影響によるうねりもほとんど影響ナシ。カヤックがスイスイ進む日は本当に久しぶりです。カヤックのスピードは海面の状況、風に大きく影響を受けるので、穏やかな日は漕いでいて気持ちがいいです。

目指すポイントは去年アジを釣っていた砂地の中の小さな岩礁、カンパチにはまだ早いですが、岸から回遊と思われるサイズのアジが釣れているので、期待感は十分な状況!魚探の電源を付けて、反応を見ながら沖へ向かいます!

期待のツブ根は不発


反応の正体はカマス

カマス

出典:ライター撮影

途中海面をパクパク?しながら泳ぐ小サバの群れが居たりしてそれなりに魚っけはあったんですが、目当ての岩礁地帯は粒の小さな反応ばかり。一応仕掛けを入れてみて、着底前に小サバやカマスがくっつくという状況でした。

アジの反応はもっと大きいし、群れから離れているようなヤツの気配もナシということで朝イチは思いっきり外してしましました。一応、一帯を流せば群れに当たることもあるかも、ということで、砂地→ツブ根を繰り返しながらひたすら漕いでアジを探します。

ちょっといい引きはワカシ

ワカシ

出典:ライター撮影

反応がほとんど出ていないようなところでマシなアタリ、となるのは全てワカシで、これもカマスと同じくすさまじい数が接岸しているような気配があります。掛けた瞬間は尺アジかも!と思うんですが、上がってくると20cmぐらいのワカシ。ジグサビキを使うとフォールで食ってしまいます。

アジよりも緩急のついたアクションを好む傾向があるので、タダ巻きであれば巻きスピードを上げる、動かすならワンピッチジャークやそれに近いような動きを見せると反応します。ワカシを避けてアジを狙うなら、スローなタダ巻きがいいんじゃないでしょうか。この日はフォールの時点で食ってしまうケースが多かったですが、両方いるならアクションで釣り分けを狙ってみるのがおすすめです。

潮目狙いでラッキー真鯛!

カヤック初真鯛をゲット!

真鯛

出典:ライター撮影

朝マズメを過ぎるとツブ根周辺は魚っけが無くなり、お土産確保もちょっと怪しい状況。去年のことを思い出して、潮目でショゴを狙うことにしました。ワカシはなんというか味気ない味をしているんですが、ショゴはある程度小さくてもカンパチの風味がします。

ショゴ狙いの表層直下は反応がイマイチ、というところで5mタダ巻き、着底と繰り返していると大きなアタリ!これまでとは違う強い引きで、上がってきたのはカヤックフィッシング初となる真鯛でした。いないことは無いんだろうけど、という場所で釣っているので、上がってきてびっくりな魚です。再現性は怪しいところですが、幸運に恵まれていいお土産を確保できました。

使用ルアーはTGベイト


ダイワ TGベイト SLJ フック付き 30g

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

使用ルアーはTGベイトで、ジグサビキを付けてタダ巻きと着底を繰り返すパターンでのヒットでした。サビキを食ってもおかしくない魚ですが、今回はジグ側へのバイトです。

カヤックアングラーで使ったことない人はいないのではないか、というぐらい超定番のジグですが、人気だけでなく性能もやはり一級で、ジャーク系よりもタダ巻きに強いジグです。巻き速度は1秒1回転ぐらい、あまりスピードを落としすぎないというのがポイントと感じています。真鯛、アジイサキ、青物なんでもOKのジグなので、これからカヤックを始めるならまずはこのジグを覚えるところからスタートしてみてください!

シマノ「21 グラップラー」のインプレ!

コスパはバッチリ!

21グラップラー

出典:ライター撮影

ここからは新調したSLJタックルのインプレッションをお届けします!まずはシマノ「21 グラップラー」からです。

サイドプレートが両方メタルになってお値段ミドルクラス、というのがこのリールのセールスポイントで、実釣時も剛性感のある巻き味と、ロープロらしい軽さ、コンパクトな持ち感という印象でした。フォールレバーもちょっと触れば大体わかる、という扱いやすさなので、初心者の方にもおすすめしやすいリールです。

弱点はやっぱりドラグ

このタイプのリールは構造的にしょうがない部分があるんですが、ドラグ性能に物足りなさを感じます。弱いし出方もそれなりという印象。相手がそんなに大きくなかったり、タックル構成的に余裕があっても指ドラグが必要です。

軽くてコンパクトなので、アジイサキを楽しく釣る、緩めで真鯛を狙う、こんな釣りであれば価格以上の使い勝手がありますが、大鯛、青物、このあたりを期待するなら丸型の方がいいと思います。PE0.6号~1号程度までにおすすめ。とはいえデビュー戦には性能十分、お手頃価格です!

シマノ「21 グラップラーBB」のインプレ!

新設された「B66-0」を試してきました!

グラップラーBB

出典:ライター撮影

ロッドも21年新作の「グラップラー BB」、SLJ向けの「B66-0」を試してきました!

SLJ向けというだけあって非常にしなやかで、30gのジグを柔らかくシャクる、糸ふけを作る、こういうところは器用にこなしてくれます。グリップエンドが長くシャクリやすい、海上でグリップを外すとティップの糸絡み解決も楽々、カヤックでジグやジグサビキを遊ぶにはちょうどいい操作感です。

ジグウェイトが30g~100gとなっていますが、30g、40gで扱いやすいと感じたので、軽めが得意とイメージして検討してみてください。お手頃価格です!


弱点はやっぱりパワー

弱点はパワー、今回釣った真鯛は40弱というところだったんですが、大きく曲がって曲がりっぱなしという印象でした。走らせればいいんですが、使用感としても残って魚にプレッシャーを掛けるようなトルクが欲しいなという感じです。

スピニングタックルは強め、この間までパワフル&トルクフルなジャクソン「ジェスター JSS-610M-SP」でヒラスズキをガンガンやっていたということもあって、秋のカンパチがちょっと心配という感想になりました。ライトウェイトジグの操作性はバッチリなんですけどね。両立したいなら上位グレード、ということで、アジイサキメインでお手頃価格の1本をお探しという方にはおすすめです!

カヤックで釣りに出かけよう!

真鯛が釣れて今回は満足!

マダイ

出典:ライター撮影

目当てのアジが見つからず序盤はゲンナリしていましたが、カヤック初真鯛をゲットできて釣行内容には満足!たくさん釣れるワカシで引きを楽しんだり、ジグサビキのジグでヒラメも釣れたりして、楽しい釣りができました。

次こそアジ!なんですが、台風がきたり雨が降ったり、今年の梅雨は予報も全然当たらないしで次がいつになるのか分かりません。風の予報も大きく外すことがあるので、当日朝、海についてからの判断で、安全にカヤックフィッシングを楽しんでください!

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