話題！デイリークイーンのソフトクリーム
最近SNSなどで話題になっている、丸いフォルムがかわいいと話題のデイリークイーンのソフトクリーム。どんなお店なのか知っていますか。
世界各地に店舗を展開していて、日本でも話題になりつつあるデイリークイーンのソフトクリームやお店について詳しく解説していきましょう。
デイリークイーンって？
デイリークイーンの歴史は80年ほど前に遡ります。1940年にアメリカイリノイ州発祥のソフトクリーム店として始まりました。
今では世界各国にお店を展開しているデイリークイーン。店名の「Dairy Queen」の"Dairy"は酪農や乳業を意味しています。
現在店舗は創業のアメリカをはじめ、タイやカンボジア、カナダなど28カ国と幅広く展開しています。
デイリークイーンはソフトクリーム以外も
ソフトクリーム店として出店したデイリークイーン。開業時より人気のソフトクリーム店ですが、展開している国や地域などよって、ソフトクリーム以外の商品も販売しています。
今では大人気の定番となっているブリザードをはじめ、フードメニューも豊富に展開してきました。デイリークイーン発祥のアメリカではハンバーガーやポテトなどファストフードの定番から、タコスなども販売しています。
デイリークイーンソフトクリームの特徴
看板商品の「DQソフト」は通常のソフトクリームと違い、巻いて作るソフトクリームではなく雪だるまのように丸くアイスを絞っています。
丸みを帯びたソフトクリームの形はなんとも愛らしく、思わずかぶりつきたくなってしまいます。この雪だるまのようなデイリークイーンの形もSNSで人気の秘密でしょう。
アメリカンサイズかと思えばそうでもなく、誰でも食べやすいサイズも魅力的です。
デイリークイーンのコーティングソフトクリーム
看板商品のソフトクリーム「DQソフト」に、熱したチョコレートやキャラメルを逆さにしてコーティングしたソフトクリームがあります。
これは「チョコソフト」「キャラメルソフト」と呼ばれていて、熱いチョコレートやキャラメルをソフトクリームにつけてコーティングすることによって、パリッとした食感がたまらないソフトクリームです。
こちらもデイリークイーンの人気ソフトクリームで、他にはないソフトクリームのメニューでサイズも選べます。
カラフルさが魅力のソフトクリーム
ソフトクリームは丸いフォルムが特徴的なデイリークイーン。このソフトクリームにカラースプレーをまぶしたコーンもカラフルで人気の一品です。
カラフルなソフトクリームはこどもにも人気です。ソフトクリームはサイズが選べ、1段〜3段で選べるのも嬉しいですね。
落ちないソフトクリームのブリザード
"落ちない"で有名な「ブリザード」は、デイリークイーンの看板メニュー。こちらはシェイクのような商品ですが、逆さにしても落ちないソフトクリームとして、デイリークイーンの中でも世界的に有名な商品です。
ブリザード専用カップは、逆さにした状態でも、カップの『Blizzard』の表記が読めるようにユニークな作りをしていて、おもしろさも◎。ブリザードを注文すると落ちないことを証明するため、店員さんが逆さにして渡してくれます。
ブリザードは種類も豊富
デイリークイーンの看板であり、定番商品でもあるブリザードは発売した1985年には1億個も売り上げたともいわれています。
ブリザードはソフトクリームにクッキーやチョコ・キャンディーやブラウニーなどのお菓子が混ぜてあって、まさに食べるソフトクリームといった感じのスイーツ商品。
デイリークイーンのどのお店でもほぼ取り扱いしている商品で、チョコレートチップは定番でハズレなしの味でしょう。
限定メニューは楽しいに尽きる
ブリザードは定番のチョコレートクッキーや季節限定のフレーバー商品、M&MsやSNICKERSなどの有名お菓子とのコラボメニューなども発売していて、迷ってしまうようなラインナップです。
訪れた国で各国違うメニューの展開もしているので、それを楽しむのもおもしろいかもしれません。
サイズ展開は国にもよりますが。ミニ・スモール・ミディアム・ラージなどがあるよう。シェアしても一人分でもサイズを選べるのは嬉しいですね。
デイリークイーンが食べたい！
おいしそうなデイリークイーンのソフトクリームやスイーツを見て今すぐ食べたい！と思った方も多いのではないでしょうか。
デイリークイーンのお店はどこにあるのでしょうか。また、日本にデイリークイーンの店舗はあるのでしょうか。デイリークイーンのソフトクリームを味わえる所を調べていきましょう。
日本のデイリークイーンソフトクリーム
デイリークイーンのソフトクリームを日本で求めても、実は食べることができません。非常に残念ですね。知っている人には思い出深いソフトクリーム店で、以前日本国内にはデイリークイーンのお店はいくつか存在していました。
日本に1号店がオープンしたのは、デイリークイーンがアメリカで誕生してから36年後の1976年。1号店は松屋銀座にオープンしました。その５年前にはマクドナルド銀座三越に1号店をオープンしていて、まさに銀座は海外外食産業の出発点です。
銀座での買い物の帰りにデイリークイーンを食べた思い出のある方もいるかもしれません。他にも新宿や渋谷、仙台などの繁華街にも店舗を構えていました。
2004年の3月まで営業していた日本で最後の店舗となったのは、三重県鳥羽市。デイリークイーンの味は2004年まで食べることができました。そして、デイリークイーンのソフトクリームは2004年に撤退した後も知る人ぞ知るソフトクリームとして根強い人気を誇っています。
撤退後も伝統の味を引き継ぐお店があった
デイリークイーンが撤退したあと、 最後まで営業していた三重県鳥羽市のデイリークイーンのフランチャイズ店が「デイリーキング」と名前を変えて、デイリークイーンの味を2004年以降も引き継いで営業していました。
思い出の味を食べに県外から訪れる人も多かったのですが、こちらも令和2年1月に惜しまれつつ閉店してしまいます。撤退後に国内でデイリークイーンを味わえるお店はとうとうなくなってしまいました。
デイリークリーンのソフトクリームを食べるなら
残念ながら日本では味わえなくなってしまったデイリークイーンのソフトクリーム。世界各地で展開しているところもまだまだ多く、旅行で訪れた際に思い出の味を求めに探してみてもいいかもしれません。
それでは日本から世界へ旅行に行く際に訪れやすい、海外展開しているデイリークイーンのお店を紹介していきます。
※店舗や住所、営業時間は2020年7月22日時点での情報を元にした"通常時"の情報です。訪れる前には公式HPなどで確認をしてください。
1.韓国
日本のお隣の国、韓国金浦空港の最寄り駅「金浦空港駅」の地下1階にデイリークイーンの店舗があります。
金浦空港は住所的にも韓国ソウルの中心地まで20分とアクセスのいい空港なので、観光で訪れたことのある方は多いでしょう。空港のすぐそばなので、営業時間内であれば待ち時間などにも利用できて便利です。思い出の味を旅行の発着地で楽しんでください。
デイリークイーン韓国金浦空港店
- 住所ソウル特別市 江西区 傍花洞 886, 駅構内 B1F
(서울특별시 강서구 방화동 886, 역구내 B1F) - 電話番号02-2665-8841
- 営業時間8：00～22：00
- 定休日年中無休
2.ハワイ
日本人の大好きな旅行先ナンバーワンといえばハワイではないでしょうか。そんな常夏ハワイにはアメリカということもあり、日本にも馴染みのあるハワイのヒルトンハワイアンビレッジリゾートにあります。
デイリークイーンはハワイでも人気のソフトクリーム店。そのためハワイには他にも6店舗ほどデイリークイーンが存在しています。
常夏のハワイは美味しいスイーツやアイスなども多いと思いますが、ハワイに訪れた際にはぜひデイリークイーンも食べてみたいですね。
ヒルトン･ハワイアン･ビレッジ･ワイキキ･ビーチ･リゾートDairy Queen / Orange Julius Treat Ctr
- 住所4725 BOUGAINVILLE DR BLDG 631
Honolulu, HI 96818-3179
ヒルトン･ハワイアン･ビレッジ･ワイキキ･ビーチ･リゾート
レインボー･タワー 1階 ... - 電話番号808-422-0200
- 営業時間10:00AM-8:00PM
- 定休日年中無休
コナ・コモンズ/ハワイ島
ハワイ島は通なハワイ好きが訪れる観光地として知られ、島内ショッピングセンターにもデイリークイーンの店舗はあります。
ハワイのデイリークイーンで見かける「Orange Julius」の表記。こちは全ての店舗にあるわけではありません。これはハワイのオレンジスムージーで有名なお店がデイリークイーンと同じ系列の経営のため、展開しているメニューです。
こちらもハワイでは定番のスイーツとして有名です。フルーツのミルクセーキのような味わいのシェイクと言ったら分かりすいでしょうか。
コナ・コモンズはハワイ島玄関口のコナ国際空港に一番近いまちで、玄関口でもある街カイルアコナにあるので、観光でお訪れやすいショッピングモールです。
大型スーパーやレストランなどいろいろなお店がある大型のショッピングセンターです。お土産探しやショッピングに疲れたらぜひ、デイリークイーンで少し休憩してみてください。
KONA COMMONS Dairy Queen Orange Julius
- 住所Kailua Kona, HI 96740-2725
- 電話番号808-731-5929
- 営業時間10:30AM-8:30PM
3.タイ
最後に紹介するのはタイ・バンコクにあるデイリークイーンのお店。実はタイではデイリークイーンは大変人気で、メジャーなお店。そのため、デイリークイーンのお店を見かけることも多く、ショッピングモールなどにテナントで展開している店舗を多く見かけます。
ターミナル21は有名なショッピングモールなので観光でも訪れやすい場所。懐かしい味をタイでも楽しみましょう。
なぜタイで人気なのか
タイで大人気のデイリークイーンのソフトクリーム。なぜタイで人気なのでしょうか。
それは価格の安さにありそうです。タイでデイリークイーンのソフトクリームはシンプルなバニラでひとつ12バーツ程。日本円で1バーツ3円と換算すると、約70円と気軽に買える安さ。
一年中暑い気候のタイで、リーズナブルに食べられるソフトクリームとしてデイリークインは人気のようです。
ターミナル21
- 住所2,88 Sukhumvit Soi 19(Wattana) Sukhumvit Rd. North Klongtoei, Wattana, Bangkok
- 電話番号02-108-0888
- アクセスBTSアソーク駅よりすぐ
- 営業時間10:00～22:00 無休
- 公式サイトURLhttps://www.terminal21.co.th/asok/
ソフトクリーム以外のラインナップ
落ちないソフトクリームで有名なブリザードや丸いフォルムがかわいいソフトクリームコーンなどの定番商品の他にどのようなメニューがあるのでしょうか。
展開している国によっても違うメニューなど、見ていて面白いものも紹介していきます。
1.FoodMenu
デイリークイーンではソフトクリームなどのスイーツの他にファストフードの提供をしている店舗もあります。
店舗や国にもよりますが、ハンバーガーやポテトやナゲットなどのファストフードの定番商品やタコス・ホットドッグなどが揃っているお店も。
食事もスイーツとしてソフトクリームも楽しめるので休日のランチなどにも良さそうです。
2.アイスケーキ
誕生日に嬉しいアイスケーキ。カラフルな色合いでこちらもデイリークイーンで人気のメニューのひとつです。
海外ならではのカラフルなアイスケーキは子供も喜びそうなスイーツです。海外でアイスケーキなどを食べる機械はなかなかないかもしれませんが、一度食べてみたいですね。
デイリークイーンはタイではとてもポピュラーで人気なのですが、アイスケーキもディズニーキャラクターなどが書いたケーキなど種類もとても豊富なんだそう。
子供にも喜ばれるアイスケーキのラインナップで、カラフルで写真映えもするアイスケーキ。一度見てみたいですね。
3.シェイク
シェイクもデイリークイーンでは定番ラインナップです。中でも一年を通して気温の高いタイでは、ソフトクリームの乗ったシェイクも人気のメニューのひとつなんだそう。
こちらも国によってラインナップも豊富なようなので、訪れたお店で選ぶ楽しみもあります。ご当地スイーツを見つけてみるのもいいかもしれません。
デイリークイーン各国限定メニューをピックアップ
世界28カ国で展開しているソフトクリームのお店デイリークイーン。調べてみると展開しているお店でおいしそうなスイーツがたくさんありました。
行く機会はなかなかないかもしれませんが、おいしいスイーツを目で楽しみましょう。
1.タイのシェイク
こちらはデイリークイーンが国内でも人気のタイの季節メニュー。マンゴー味のスイーツにハズレはなかなかありませんよね。ぜひ食べてみたいです。
2.カナダのポップなブリザード
各国のブリーザードの季節限定などもポップでカラフルなものも多く、見ていて飽きない写真映えのするものもたくさんあります。
カナダのデイリークイーンでは、ブリザードの中に星の形をしたチョコが入っている可愛らしいメニューなども期間限定で販売されたいたようです。
3.カナダで発見！お馴染みの味のブリザード
こちらもカナダのデイリークイーンのブリザード。日本でも有名なあのキットカットが入った商品です。
味がなんとなく想像できてしまうのですが、余計に食べて見たくなりますよね。
4.メキシコのスラッシュ
かき氷をそのままシェイクにしたようなスラッシュ。メキシコのデイリークイーンにはどうやらチリパウダーのようなものがスラッシュにのっているようです。
メキシコ料理はチリ系のものも多く、頼むとほぼ辛いものがでてくることもあり、スイーツにもチリパウダーとはちょっと勇気が入りますが、挑戦してみたい方は試してみてください。
5.東南アジア・ブルネイのワッフルコーン
ブルネイのデイリークイーンには、日本で輸入菓子専門店などでよく見る、ロータスビスケットがトッピングされているソフトクリームがありました。
季節限定のようですが、ロータスのビスケットは日本でも人気のビスケットなので食べてみたくなりますね。
6：フィリピンの缶ケーキ
こちらはフィリピンのデイリークイーンから。缶入りのケーキが販売されているようです。
見た目からもとっても甘そうなスイーツですが、こちらはお持ち帰り専用のケーキ。缶入りがなんとも新しく、ホールは一度に食べ切るのも大変なので、保存にもとっても便利なケーキかもしれません。
フィリピンに行く機会のある方はぜひ試してみてください。
7：インドネシアからはアイスドッグ
最後はインドネシアのデイリークイーンから。こちらでは、ホットドッグ風の特製のパンにアイスやお菓子がトッピングされています。
日本にも元祖アイスドッグなどが大阪・心斎橋での名物として話題になったこともありました。こちらは揚げパンを使用していましたが、インドネシアはどうなんでしょうか。
インドネシアのデイリークイーンでソフトクリームたっぷりのアイスドッグに遭遇したらぜひ食べてみてください。
デイリークイーンのソフトクリームを食べよう！
デイリークイーンのソフトクリーム、懐かしい気持ちのある方も多いのではないでしょうか。残念ながら日本で営業しているお店はなくなってしまいましたが、海外に訪れた際には思い出の味を探してみるのもいいかも知れません。
日本では味わえないソフトクリーム、ぜひ参考にしてみてください。
※各国の営業時間や住所は訪問前に公式サイトなどで確認してください。
その他の美味しいソフトクリームが気になる方はこちらもチェック！
暑い夏に食べたくなるソフトクリーム。他のソフトクリームについて気になる方はこちらもチェックしてみてください。
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