スノーピーク コットハイテンション
スノーピーク コットハイテンション床面保護カバー
スノーピークの傑作コットとは
常にユーザーに寄り添いながら高品質のキャンプ製品を生み出し続けるアウトドア総合メーカーsnow peak(スノーピーク)。そんなスノーピークが満を持して送り出してきたのが「スノーピークコット ハイテンション」です。
ハイスペックなテントや革新的な焚き火台を販売してきたスノーピークによって開発されたアウトドア用コットは、どのメーカーのアイテムとも違う贅沢な眠りを提供してくれる傑作コットとなりました。
snow peak(スノーピーク)コットハイテンション BD030
スノーピーク コットハイテンション
スノーピークのコット「ハイテンション」の注目すべき点はローコットとハイコットの中間に位置する地上高、高品質な眠りを保障してくれる独自の構造、ほかに類を見ない組み立て方法などたくさん存在します。
ほかにも高い耐久性やオプションアイテムなど見るべきところは尽きません。次からスノーピークの傑作コット「ハイテンション」を細部にわたり詳しくレビューしていくのでしっかりついてきてくださいね。
スノーピークの傑作コットをレビュー
身長が高くても大丈夫
まずは本体サイズについてです。スノーピークのコットは横幅65cm×長さ2mmのサイズ、高身長の人でも余裕をもって横になれます。この大きさのおかげでキャンプのときの荷物置き場としても大活躍です。
ほかにベンチとして使うときも大きいに越したことはないので、ユーザーにとってうれしいサイズだと言えます。横幅についても日本人の平均肩幅で判断すると寝返りを打つのに十分な広さです。
理想的な地上高
スノーピークのコットはハイコットというには少し低い32cmの高さとなります。一般的にローコットの弱点は腰に負担がかかり、地面からの冷気を受けやすいと言われています。
一方ハイコットでは絶対的な安定感のなさ、寝返りを打ったときの落下の可能性などの懸念がありました。これらの不安材料を解決するためにスノーピークが出した答えが32cmという高さだったのです。
使い勝手もよくなっている
この32cmという高さは弱点をカバーすると同時にローコット、ハイコットのよい点も内包しています。この高さでもテント内の圧迫感は軽減され、地面に近い視点で解放感を味わうことが可能です。またコット下に荷物を置くこともできるし、ベンチとしての使いやすさも向上しています。
快適な寝心地
スノーピークのコットもほかの高品質コットに引けを取らない快適な寝心地を持っています。適度なクッション性を実現しているのは丈夫なベッドシートとX状のフレームによるもので、どちらが欠けても気持ちよい寝心地を得ることはできません。
スノーピークのコットのさらに驚きな点は横になる人の体重に合わせて最適な沈み込みを実現する仕組みになっていることです。
寝心地の秘密は自重を利用する構造
スノーピークのコットに体重がかかるとX脚の真ん中を支点としてフレームが徐々に開いていく形になります。フレームとつながっているベッドシートの両サイドも徐々に引っ張られていくことになり、最終的に体重に合わしたテンションがかかる構造です。
この構造がすごいのは荷重によってベッドシートにかかるテンションが変わるという点で、どんな人でも同じような寝心地が得られることになります。
設営が簡単
スノーピークのコットはほかのコットと違ってサイドフレームやベースフレームを取り付ける必要がありません。組み立てには力もほとんど必要なく簡単に完成するのが大きな特徴です。必要な手順はわずか3つ、主要メーカーと一線を画すお手軽さとなります。
手順1:それぞれの脚を開く
スノーピークのコットは組み立てというよりも展開するという感覚です。そのため各部は分かれておらず部品の向きなども気を付ける必要がありません。
まずは収納袋から本体を取り出し両方の脚のたたんだ状態を覚えていてください。両方の脚がクロスするようにたたんであるはずです。
状態を覚えてから両方の脚をベッドシートのフレームに対して垂直方向に止まるまで開きます。
手順2:ベッドシートを開く
次にスノーピークのコットの脚を地面に置いて、X脚の交差する部分を支点にガバッと開きます。当たり前ですがなるべく平坦で安定した場所で行ってください。次にベッドシートの生地がたたんで収納してあるのでその部分を広げます。収納するときのためにたたみ方も覚えておきましょう。ここの手順は特に難しくなくポイントもありません。
手順3:パイプを伸ばしてスリーブに通す
最後はベッドシートのスリーブにパイプを伸ばしながら通すだけで完成です。2本のサイドフレームの両端は伸縮する仕組みで、初めてやるときは戸惑う人もいるでしょうが慣れてしまえば大丈夫。
サイドフレーム全体を通すわけではないので難度的にはたいしたことありません。
あえてポイントを言うならX脚、つまりベッドシート部分を完全に開いてしまわないこと、開いてしまうとテンションがかかってスリーブに通しにくくなります。
収納も簡単
スノーピークのコット収納時は組み立てたときの逆の手順で元の状態に戻します。あとは専用の収納袋に入れるだけです。収納の手順自体はとても簡単ですが、サイズは(約)125×16.5×14.5(高さ)cmと比較的大きい部類に入ります。
運搬が楽な点もアウトドア用品選択時の重要項目となりますが、スノーピークのコットは持ち運びが簡単にできるようショルダーストラップがついています。
収納のポイント
サイドフレームを縮める際、コットが最大限開いたままだとベッドシートに張りが発生してやりにくくなるので、若干閉じた状態で元に戻してください。
また口コミで収納袋にうまく入らないという意見が見受けられますが、これは収納の仕方が間違っていると思われます。最後に脚を閉じる際、両脚がクロスするようにたたむのが正解です。
紹介している動画を参考にするとよりわかりやすくなります。
安心の耐久性
スノーピークのコットを支えるX脚はすっきりと2本だけ、ほかのコットと比べると頼りない印象も受けます。荷重をかける位置が悪いとバランスを崩してコットが倒れることもありますが、このX脚、横から見ると外側に傾斜するように接合してあるため見た目以上の安定性なのです。
フレームの素材
安定性の要となるフレームの素材はアルミニウム合金を使用しています。軽量かつ高い耐久性、耐食性のあるアルミニウム合金はアウトドア用品御用達の素材。そのためスノーピークのコットも長い使用期間に耐えることが可能です。
錆びにも強い
アルミニウムはそれ自体でも腐食に強い性質を持っていますが、環境によっては錆が発生することも。さらにアルミニウムは表面が柔らかく傷つきやすい金属でもあります。
アルマイト加工を行うとアルミニウムが作る通常の被膜の上にさらに強固な被膜を作ることになり、耐食、耐摩耗性能が上昇するのです。
スノーピークのコットに使われているアルミニウム合金はすべてアルマイト加工済み。錆びやキズに強く、安心して長期に使用できます。
生地も抜かりなし
ベッドシートの生地はポリエステル600Dを使用しています。ポリエステルは速乾性が高いのも特徴ですが、スノーピークのコットは加えて撥水加工済みです。そのためより濡れにくく乾きやすい、キャンプ向け仕様となります。
600Dとは
単位であるD(デニール)とは使われている糸のサイズ(太さ)を表すものです。数値が大きいほど生地の耐久性も増加しますが、その分重くなってしまいます。600Dがどのくらいかというと登山用ザックの底などをイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。
スノーピーク保証による張り替え
どんなに丈夫に作られていても、予想だにしない事態で道具が破損してしまうことも考えられます。しかしスノーピークには通常使用の範囲内であれば使用期間に関係なく修理を受け付けてくれるシステムがあります。
スノーピークのコットだとベッドシートの張り替えもやってくれるのでずっと使い続けることが可能です。張り替えの金額は破損時の状況や時期により変化するのでお問い合わせで確認してください。
接地面を保護したいなら
snow peak(スノーピーク)コットハイテンション床面保護カバー BD030C
スノーピーク コットハイテンション床面保護カバー
ここで紹介しているのはスノーピークのコット専用床面保護カバーとなります。スノーピークのコットをインナーテント内に置くとき、または室内に置くときなど、床面を傷つけないために使用するアイテムです。
直接当たる床面がテント生地や柔らかい材質だとデリケートに扱う必要が出てきます。そういうときに傷つけるリスクを低減してくれる保護カバーがあると安心できておすすめです。
重さは安定感の裏返し
スノーピークのコットは誰にでも使いやすい大きさと高い耐久性を求めた結果、ほかのコットと比べて重いという事実があります。重さはキャンプ用品において重要なファクターとなりますが、コットに限っては重さ=安定性と言っても過言ではないです。
高性能ゆえの価格
これだけ高性能で耐久性のあるスノーピークのコット、やはりそれなりのお値段となります。特にスノーピークのコットは永久修理保証もある分、ほかのコットと比較してもお求めやすい価格とは言えません。ただし長い目でみればお得だということは明らかですので、機能とデザインに納得できるなら金額相応の価値があるはずです。
スノーピークの傑作コット【口コミ】
ここではスノーピークのコットについての口コミの一部を紹介します。総じて寝心地のよさを絶賛する口コミが多く、屋内でよく使われている印象です。価格や重さを気にする口コミも多いですが、納得しているという感想が大半を占めています。
地面からの高さが絶妙で、何ともいえない心地よさ。自重でテンションがかかるコットは寝心地も最高。
スノーピークのコットの特徴である高さについての口コミです。実際に使ったことのある人にしかわからない感覚でしょうが、「絶妙」「何ともいえない心地よさ」といったキーワードからほかにない特別感は伝わってきます。寝心地に関してもこの方にとっては100点満点のようです。
あまりに屋内で快適なので、アウトドアで使うのはやめて自宅専用になってしまいました。
スノーピークのコットはアウトドア用なのですが保護カバーと合わせることで完全屋内仕様になります。家の中で使うと移動、収納する必要がほとんどありませんからスノーピークのコットのよいところを最大限発揮できますね。この方のように屋内で使用しているパターンは相当数あるようです。
こんな方にぜひ試してほしい
ここまでスノーピークのコットをレビューしてきましたが、数ある高機能コットと比べると、なかなか決められないことも。そこでスノーピークのコットの特徴を踏まえつつ、ぜひ試してほしい方のパターンを3つ挙げてみました。
今までのコットの寝心地に満足できなかった方
丈夫な生地と特殊な構造から生み出される、ベッドシートの張りや適度な沈み込みはスノーピークのコット独自のものとなります。なので今までコット寝を経験したことがあるけど寝心地に満足できなかったという方、ぜひスノーピークのコットを試していただきたいです。
とにかく簡単に設営したい方
スノーピークのコットにおける設営方法の楽さはトップクラス。各部分を組み立てるといった工程もなく3アクションで完了するコットは希少だと言えます。一般に見るサイドフレーム、ベースフレームを組み立てる方法に少しでも不安のある方にはスノーピークのコットがぴったりではないでしょうか。
家使いのコットを探している方
家使いのコットの場合ほとんど常設になるでしょうから、スノーピークのコットの気になる点である収納サイズと重さをあまり気にする必要がなくなります。
下には荷物を置けるのでスペースを阻害することなく、気持ちよい寝心地だけを得られます。保護カバーも用意すれば床面を傷つける心配もありません。
シンプルなデザインで、インテリアの一部として溶け込めそうなスノーピークのコット、おすすめです。
スノーピークの傑作コット【まとめ】
アウトドア用傑作コットと言えるスノーピークのコット。テントや室内、ベンチや荷物置き場と、ところかまわずマルチに大活躍です。収納サイズや重さという点を補って余りある魅力がスノーピークのコット「ハイテンション」にはあります。
積載の問題を解消できるなら自信を持っておすすめできるアイテムとなりますので、コット購入を検討中の方はぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
コット以外のスノーピーク商品が気になる方はこちらをチェック!
当サイトでは「スノーピークの傑作コット、ハイテンションをレビュー!耐久性抜群でキャンプで活躍!」以外にもスノーピークのアイテムを紹介した記事をたくさん掲載しています。
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出典:amazon.co.jp